テロ警戒中のベルギー アントワープから帰途へ【クリスマス鉄道旅7、8日目】

2015/11/21 - 2015/11/28

鉄道でユーレイルパス(1等・4日間)を片手にベネルクス＋ドイツ旅行も終盤。
8日間の旅行の終わりは、日本国内ではフランダースの犬で有名となったノートルダム大聖堂のあるアントワープで半日観光後、ブリュッセルから帰国の途につきます。
旅の序盤の南ドイツはかなり寒かったのですが、ベルギーの気候は意外と快適でした。

　０日目　22:20 成田空港
　１日目　(乗継)12:45　ミュンヘン国際空港　ミュンヘン観光
　２日目　リンダーホフ城、ノイシュヴァンシュタイン城
　３日目　ヴェルツブルク観光～ケルン観光～オランダ・アムステルダム泊
　４日目　アムステルダム観光・泊
　５日目　アムステルダム～ベルギー・ゲント～ベルギー・ブリュージュ観光～ベルギー・アントワープ泊
　６日目　アントワープ～ルクセンブルク観光～アントワープ泊

★７日目 アントワープ観光
　　　　12:17　アントワープ中央駅発
　　　　12:49　ブリュッセル空港駅

　　　　15:15　ブリュッセル国際空港発--<カタール航空/QR0194 (6時間)>
　　　　23:20 ドーハ国際空港着

★８日目 （乗継待ち8時間）ドーハのホテルで仮眠
　　　　07:25 ドーハ国際空港発--<カタール航空/QR0812(9時間半)>
　　　　22:45 羽田空港着

エリア アントワープ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

アントワープ中央駅でトラムと地下鉄の一日乗車券を買おうと右往左往していたのですが、地下鉄のホームにある券売機で買えました。
一日乗車券　５ユーロ

アントワープ中央駅 駅

この一日乗車券で大聖堂の近くまで向かいます。

地下鉄はちょっと暗くて、警備兵も何人もいて、物騒な雰囲気。

地下鉄グルーンプラッツ駅が大聖堂の最寄で、すぐ目の前です。

アントワープ中央駅から1.5kmほどなので、歩く人もいるのかもしれません。。

9:00
地下鉄駅の近くにあった、スーパーマーケットのカルフールで、ベルギーのチョコレートやビールのお土産購入。
テロの影響で、地下街の入口にいた警備兵に夫はがっつり荷物検査されていました。

10時が大聖堂の開館時間
それまで時間があったので、街並みの写真を撮りながら時間潰し

アントワープもクリスマスマーケットの準備中で
設置のための車両等が停まっていました。

アントワープはダイヤモンドの街でもあり、駅前にはダイヤモンドのお店がいくつか並んでいました。
レース編みも有名で、アントワープは、ファッションの街でもあるようです。

余談ですが、婚約指輪を買う前にアントワープに行くことが分かっていたら、こっちで買ったのになぁ…と行く直前に話していました。
日本で買ったのが結構直近だったのですが、ベルギーがダイヤモンドが有名なことをお恥ずかしながら知らなかったのです^^；

夫は母親にお土産で買っていました。
色々なレースがあって見ているだけでも面白いです。

これは・・・
フランダースのネロとパトラッシュのレース！

こちらが世界名作劇場のお陰で日本で有名な
アントワープのノートルダム大聖堂

高さ123mの鐘楼は街の象徴です。
ちなみに、実は複数の塔を建てるつもりが、資金不足で１本だけになってしまったとか。
それでも、十分立派ですね。

聖母大聖堂 寺院・教会

2003年にトヨタが寄贈した記念碑が異彩を放っておりました。

10時の開館と同時に入館。
入館料は6ユーロ。
ルーベンスの秀作4点が見られるだけあり、教会としては強気な入館料の設定です。

日本人の団体ツアー客が2団体ほどと欧米人の個人旅行客がちらほら。

大聖堂の中にはネロが夢見たあの絵だけでは無くて
沢山の傑作が並んでいます。
時間があったので、じっくり堪能できました。

大聖堂の主役
ネロが夢見たルーベンスの名画「聖母マリア被昇天」

DESIRE DE LILLE〈デジレ・ド・リール〉
ベルギーといったら…ワッフル！

大聖堂からほ近い場所にある、念願のワッフルが有名なカフェへ。
こちらは、ティールームとは別に、テイクアウト専用のお店も近くにあります。

デジレ ド リール カフェ

ワッフルと一緒にベルギーで良く食べられるお料理のオムレツも一緒にいただきました。
サクサクしたワッフルがとっても美味！
日本ではもっちりしたワッフルが多くて、このお店のようなサクサクした軽いワッフルはあまり食べたことがないような。。
日本でも美味しいワッフルが食べられるお店が見つけられるといいなぁ。。

内装はクラッシックで可愛らしい店内でした。
とても居心地が良かったです。

お会計は２人で4,000円ほど。

12:17　アントワープ中央駅発の空港行列車（IC9228）に乗るために、駅前のホテルで荷物をピックアップして、駅へ。
飛行機マークがついているのが空港に行く列車です。
空港まではだいたい40分ほど。

12:49　ブリュッセル空港駅
どうやら一部区間ユーレイルパスが使えないらしく、そのまま改札から出られませんでした。
追加で５ユーロ支払って空港へ。


15:15　ブリュッセル国際空港発のカタール航空便に乗ります。

ブリュッセル空港 (BRU) 空港

乗車時間は6時間。
ドーハに着くまでに機内食が１食出ました。

23:20 ドーハ国際空港着

乗継が8時間5分ということで、8時間を超えるとカタール航空がホテルを無料で用意してくれます。
事前に航空券を予約したJTBに依頼して、手配の予約をしておきましたので、その予約票を空港の航空会社カウンターで見せるとバウチャーをくれます。

で、出国カウンターがかなり手間取りました^^；
同じような方がたくさんいるですよね。
出国後すぐにホテルに案内してもらえましたが、空港からは送迎車で10分ほどで到着し、時計を見るとバウチャーを貰ってから１時間半経っていました。

２人旅行でも部屋は別々に手配されましたが、１つはセミダブル、もう１つは広めのダブルでした。
時間はあまりなかったのですが、少しでもベッドで仮眠できたのは良かったです。

モーニングコールは便が出発する３時間前、ホテルからの出発は便が出る２間半前くらいでした。

プラザ イン ドーハ ホテル

ドーハ～成田間は機内食が２食出ました。

今回の旅行の主なお土産

この時はまだ夫と同居前なので、私の分だけです。
夫はもっとビールとか買っていたかと。

私はほとんどチョコレートです^^；
寒い時期だったので、気兼ねなくチョコレートを持って帰れるのが嬉しくてついつい。

とはいえども、今回は鉄道旅行だったため、冬の欧州にもかかわらず機内持ち込みサイズのスーツケースで行ったので、あまり持って帰れなかったのですよね。

ちなみに、職場の自席の近くの方には３カ国のチョコレートを入れて小分けにして渡しました。


海外で個人手配で長距離列車に乗ったのは初めてでしたが、日本と同様やはり楽しかったです。
路線図をにらめっこしながら、今度はここに行きたいなーと頭の中をめぐらせるのでした。