与一さんのクチコミ(61ページ)全1,520件

谷塚駅から東に進み、徒歩１５分ぐらいで左にカーブした先に大型の中古品の販売店の先にやまとの湯草加店の大きな看板があり、広い駐車場の先に建物があります。玄関を入ると100円返却式の靴ロッカーがあり、１階はオープンの休憩スペース食事処で、受付で温泉博士１月号を見せると料金750円が無料になり、ロッカーキーをもらって２階の浴室に向かいます。
　ロッカーが並ぶ脱衣場から浴室に入ると、内湯は広い白湯でジェットや電気風呂、座風呂が並んでいます。暖まってから階段を上った屋上に出ると露天に岩風呂があり、やや熱めの黒湯の温泉が使われいます。屋上は風があり外気は寒いですが、日が当たって黒湯につかっていると丁度よい加減で、隣にデッキチェアの休憩場所があります。
　内湯に戻る途中の中２階に薬湯の湯船があり、この日はワイン色の湯で、広いサウナと水風呂に入って、再び露天の黒湯に入って上がりました。
　天然温泉をうたっていますが、ここの黒湯はやまとの湯わらび店からタンクローリーで運んでいるとのことですが、店内にはどこにも書いてありません。成分分析表をよく見ると、湧出地が蕨になっていますが、近所の人が結構入っていましたが、ここで湧いていると思っている人も多そうです。
　浴室を出ると再入浴できない方式で、休憩室もありませんが、平日は温泉三昧券980円を買うと複数回は入れるようです。露天風呂で地元の人の話を聞いていると、春日部の極楽湯や、松原団地のスーパー銭湯が話題になっていました。

西新井駅で下車して、駅から徒歩２分のTHE SPA 西新井に向かいます。この温泉は、THE SPA成城と同じようにセントラルウェルネスプラザ西新井に併設されていて、入館料平日1,000円、休日1,200円で、セントラルスポーツの会員は半額です。
　３階の受付でリストバンドをもらって、同じフロアの温泉に向かいます。男女別に少し設備が異なるようで、この日はたまたま、10日、20日、30日は、男女の施設が入れ替わる日でした。
　浴室は、内湯に40度ぐらいの薄い黄色の温泉で、塩味がします。成分表を見ると、地下1,500mから汲み上げた源泉は、溶存物質総量34.45g、成分総計31.02gで、ほとんどがナトリウムイオンと塩素イオンで、かなりの濃度の塩水です。加水していますが、高張性温泉なので、長く入っているとナメクジのように水分を失います。露天エリアには、３つの壺湯があり、底から湯が湧くようになっています。広い露天風呂は、循環式ですが、42度と熱めで、ジェットが出ているあたりは少し茶色に変色しています。
　内湯には、３９度の白く白濁したシルキーバスがあり、何かの成分が入っているかと思ったら、マイクロバブルで散乱により白く見えているということです。他にドライサウナとミストサウナ、塩サウナ（ただし塩は別売り）があり、１８度のやや狭い水風呂もあります。露天風呂からは、１階上のエアロビ教室のインストラクターの掛け声が聞こえてきて騒々しいですが、水風呂と交互に入ったら、喉が渇きました。
　湯上りに、４階にある休憩室に行ってみると、別料金のマッサージと、無料のオンドルがありますが、館内着がないと長くいられません。一番奥が、液晶テレビ付きのリクライニングチェアと、マッサージチェアのある部屋と、隣が畳の休憩室になっていました。
　健康ランドより安くて温泉に入れるので、近くあると通いそうな施設です。

　西白井駅から白井の湯に行くバスがすぐに来ないので、距離で４キロぐらいなので歩いていくことにします。新興住宅地の中の道を北に進み、国道１６号線を越えていくと、昔からの集落があり、雑木林が残っていて、手軽なハイキングです。工場団地に入った先の交差点の角に白井の湯が見つかり、西白井駅からは１時間ほどかかりました。
　建物に入るとテルマエロマエの看板があり、食事処の隣にフロントがあり、料金は休日600円ですが温泉博士６月号を見せると無料になりました。脱衣場は、100円返却式ロッカーがあり、浴室に入ると中はスーパー銭湯の造りです。
　温泉は露天の岩風呂に使われいますが、無色透明で温泉らしくありません。内湯には、広い湯船とジェットバスの隣に「高濃度人工炭酸天然温泉」と書かれた人工炭酸泉の湯船があり、奥から勢い良く泡が出ています。他にドライサウナと、塩サウナ、水風呂もあり、料金が安く設備は充実しています。工場街にあるので、仕事帰りにひと風呂浴びる銭湯替わりになっているよです。

　八千代台駅から南東に延びる商店街を進み、広い道路との交差点を右折するとすぐにやまとの湯八千代店がありました。広い駐車場の先に玄関があり、靴箱に靴を入れてフロントで温泉博士７月号を見せると料金700円が無料になり、ロッカーキーは靴のキーと交換と思ったら、脱衣場のロッカーに鍵がついていました。
　浴室に入ると広い湯船にジェットや座風呂が並ぶスーパー銭湯の造りで、温泉は露天の岩風呂で使われていて黒湯の重曹成分でスベスベする感じがします。露天にあるデッキテアーで休憩しているとそのまま１時間ほど寝入ってしまい、目覚めて黒湯と広いドライサウナと冷たい水風呂を往復しました。料金も安いので近くの人が車でやってくているようです。

　京成本線の京成津田沼駅から南に続く古くからの商店街を進み、国道１４号線の鷺沼１丁目交差点に向かう道に入って、交差点の先の鷺沼温泉の看板のあるところ入ると昔ながらの銭湯の鷺沼温泉があります。男女別の入り口を入ると番台で東京より安い430円の料金で、脱衣場を見渡すとロッカーはなく籠が置いてあり、ひと昔前の銭湯がそのまま残っている感じです。番台に財布を預けると、御上さんが戸惑っていたので、近所の人しか来ないようです。
　浴室に入ると正面は富士山のペンキ絵ですが、かなり年季が入っていていて、天井の湯気抜きが三角形になっています。湯船は二つありどちらも黒湯の温泉で、広い方はやや熱く、深い方はもっと熱く１分ぐらいが限界です。湯船の上と男女の境には、タイル絵もあり、中央のカランにシャワーがついているのが、唯一改造したところで、その他は昭和３０年代から時間が止まった感じで、２１世紀も１０年が過ぎたのに、こんな銭湯が残っているのに不思議な感覚を覚えます。ロッカーのない銭湯といえば、戦前からある文京区の月の湯を思い出しました。

　薬園台駅から南に進み国道２９６号線を越えて住宅地を進むと墓地があり、そのまま進むと谷に下りてから再び台地の上に出ると２０分ぐらいで広い駐車場と足湯のある二宮温泉みどりの湯に着きました。玄関を入ると券売機があり休日850円でフロントに券を出して中に入ると食事処で、階段を上った２階に脱衣場と浴室があり、浴室に入ると温泉特有の臭いが漂ってきます。
　内湯は、茶褐色の温泉と高濃度炭酸泉、白湯のジェットがありますが、まずは露天に出ると濃い源泉が流れる３つの壷湯があり適温で、隣の一段高いところに源泉掛け流しの熱めの湯船があり、かない濃い塩味がして、一番人気があり、そのまま下の広い湯船に源泉が溢れだしています。内湯には、広いタワーサウナと冷たい水風呂もあり、内湯の循環式の温泉のほうが塩分が濃縮されている感じで、西日が差し込み黄金色に輝いていました。
　成分表を見ると成分総計31,260mg/kgとかなりの濃さで、冷水機で水分補給しながら１時間半ほど色々な温泉に入り、脱衣場から出たところにある休憩所で休んでいると、岩盤浴用の休憩所とのことで、１階の食事処の奥で休憩できるようです。
　帰りは２時間おきに出ている送迎バスで新津田沼駅に出ました。

船橋駅から国道１４号線（千葉街道）を西に進み船橋郵便局の先にある紅梅湯に向かいます。３時の営業開始まで３０分ほど時間があるので、もう一軒の温泉銭湯の第ニ一の湯に行ってみると３時になっても開かないので、紅梅湯に戻ると煙突から煙が出て開いていました。
　玄関を入るとフロント式で、料金は東京より安い420円で、脱衣場に入ると元は番台だったようです。浴室は高い天井で、正面に灯台のある岬と、波に洗われる小島が連なる構図で、潮岬あたりの風景といった感じです。中央にカランが一列で、湯船は広い方が中温のジェットと、二人分の仕切りのある打たせ湯で、麦茶ぐらいの濃さの黒湯の鉱泉で、打たせ湯の泡が覆っていて、すべすべする感じがします。隣の深い方は熱めでこちらも黒湯です。カランの湯も黒湯をそのまま使っていて、軟水のような石鹸が泡だって、流してもすべすべする感じが残ります。女湯との境は、すべて立ちシャワーになっていて、ここも黒湯が使われていて申し分ない温泉銭湯です。シャワーを浴びて、何度か黒湯に浸かりました。
　敬老の日に行ったので、６５歳以上は割引になるため、近所のお年寄りが来ていましたが、玄関に貼ってある船橋市の銭湯地図を見ると、廃業したところに黒線が引いてあり、銭湯が少なくなったのが分かります。こんなに良い黒湯がある銭湯をいつまでも続けてほしいと思います。

　船橋駅で下車して、総武本線と京成本線の高架の下を通って、船橋駅から続く通りを南下し、千葉街道を歩道橋で渡ってさらに進み京葉道路の下を通って、住宅地を西側に１本入った通りの先に煙突がある湊湯がありました。
　コインランドリーが併設された正面は、レンガの外装で新しくなっていて、休憩所とフロントになっていますが、脱衣場に入ると昔ながらの銭湯の造りで、浴室の正面には富士山のペンキ絵です。
　湯船は広い方が檻から湯が流れていているバイブラで、地下水を利用していて、蛇口の水をなめてみると海に近いので苦味のある塩味がします。隣の深い湯船も集めで同じ地下水を使っていて、温泉ではありませんが、成分分析をすればマグネシウム（苦土）、ナトリウム、塩化物泉になりそうです。
　利用しているのは、近所のお年寄りで、女湯からは世間話が聞こえてきました。湯上りに銭湯の建物の先に行ってみると船溜まりがあり、海のすぐそばにある銭湯でした。

　東京ソラマチから南に進むとライトアップされたスカイツリーが良く見えて、住宅地の中に大黒湯がありました。玄関横に天然温泉の幟が出ていて、祝温泉認定と貼ってあり成分を分析して温泉に該当するようになったようです。フロントにあるロッカー取って脱衣場に入ると中は昔ながらの銭湯ですが、浴室に入ると湯船がＬ字型に並んでいます。
　奥から熱い湯が流れていて、無色透明で温泉らしくなく、成分表はありませんがメタ珪酸に該当でしょうか。隣には丸型ジェット、ハイパワージェット、座風呂が並んでいて、窓側に日替りの薬湯と、広い歩行浴の湯船、別料金のサウナと狭いながら水風呂もあり設備が充実していて地元の人で賑わっています。
　薬湯と水風呂を往復して長湯をして帰りは、押上駅に戻りました。

新小岩駅前に戻って三井住友銀行の前で日中は５分毎に出ている東京天然温泉行きの無料の送迎バスに乗り10分ほどで着きました。施設は、自動車教習所、ゴルフ練習場やボーリング場などがある複合施設で、通常料金2,565円と高いですが、曜日によって男女別の平日割引があり半額の1,260円で入れます。１階のフロントで料金を払ってロッカーキーを受取り、２階でタオルと館内着を受け取り、奥にながいロッカールームがあります。
　浴室は、やや暗く中央に大きな温泉浴槽があり、黄色の塩分の濃い温泉が使われていて、露天には上下３段になった岩風呂があり、一番高いところから循環式の熱い温泉が流され、下にいくほどぬるくなっていて、２箇所の打たせ湯もあります。暗いドライサウナと、ミストサウナ、中温のサウナがありますが、設備は少しくたびれている感じで、隣はハリボテの洞窟風呂風の２０度の水風呂です。他に一段高くなった白湯と、檜風呂や寝風呂、玉石を敷いた歩行浴が並んでいますが、一番奥のジャグジーと、ジェット風呂は停まっています。
　いったん上がって３階に行くと、広い食堂で奥にゲームコーナーがあるのは、健康ランドと同じで、レストルームは男女別で小型テレビ付きのリクライニングチェアが並んでいて、結構埋まっています。しばらく昼寝をして、再び濃い温泉に入りました。
　設備自体は健康ランドで、温泉を使っていますが、料金2,565円は今どき高すぎです。半額でちょうど良い気がします。帰りもの送迎バスに乗って新小岩駅に出ました。

　篠ノ井駅から駅の東に続く道を進み、徒歩住宅地の中の道を通って徒歩２５分ぐらいで国道１８号線沿いにあるスパリゾート健康村に着きました。玄関を入るとフロントがあり、２時間コースで料金500円ですが、温泉博士２月号を見せると無料になり、ロッカーキーをもらって廊下を通って脱衣場に向かうと、健康ランドによくあるブリキのロッカーが並んでいます。
　浴室は細長く奥が広くなっていて、無色透明の温泉は広い湯船に使われていて、ジェット、超音波流水バスが並んでいて、低温サウナ、ドライサウナ、水風呂もあります。健康ランドにある食堂や劇場がありますが、広い施設のわりに利用している人が少なく静かです。２４時間営業で、深夜料金込みで2,500円なので、安宿代わりになりそうです。

　河辺駅はもう青梅市内で、北口の駅前には東急と青梅市図書館の立派なビルがあり、温泉は図書館がある右手の建物の４階と５階で、駅から続く歩道橋で２階からエレベータで上がれます。フロントで料金840円を払うと、靴のロッカーの鍵と交換で、ロッカーキーをくれます。受付の階は、休憩室や食事処があり、脱衣所と浴室は、１階エレベータで上がった５階にあります。
　浴室はビル内のせいか狭いところに沢山浴槽を並べた感じで、温泉は屋上の露天エリアで使われていて、加温して４０度ぐらいのぬるめの源泉掛け流しの檜風呂に入ると無色透明ですが、少しヌルヌルした感じのアルカリ性単純泉です。ただ難点は、浴槽が狭く足を延ばすと２人がやっと入れる広さです。露天には、広い浴槽や寝湯もありますが、こちらは循環式であまり温泉らしくありません。.
　内湯のエリアにある大きな浴槽の温泉も循環式で、足がつかえる幅しかなく、スチームが少ないミストサウナ、入り口が上にあり、扉を開けると熱気が出て温度が上がらないドライサウナ、ジェットが出ないマイクロバブルの寝湯、ジェットが弱い座風呂や、一人用丸型ジェットなど全体に設計がまずい気がします。それでも、１９度と冷たい水風呂と、露天の檜風呂を往復して、１時間３０分ほど長湯をしました。
　帰りがけに９時を越えたので、５２５円の割引き料金で入場する人たちが結構いて、会員になると４２０円なので銭湯感覚で利用できます。この料金なら文句はないでしょう。

　平塚の七夕祭りを見て、すっかり汗をかいたので、平塚駅の西口から線路沿いに進んで徒歩３分ぐらいのところにある太古の湯で、温泉で汗を流していきます。入り口を入ると、靴のロッカーがあり、鍵を交換で料金を払いロッカーキーをもらいます。土日祝祭日はタオル・ガウン付で1,785円と高めですが、立寄り湯コース（60分）タオル付1,000円にします。
　廊下を通ってロッカー室は狭く、天井は配管がむき出しですが、浴室に入ると明るい室内で、温泉は、一段高くなった檜風呂と、源泉ジャグジーという４人分の35度ぐらいの源泉掛け流しの湯船に使われ、無色透明ですが、塩分が濃くなめると苦味もあるカルシウムイオン、ヨウ素イオンが含まれ源泉の湧き口は、少し鍾乳石のようになっていて、アブラ臭もして、なかなかの成分です。
　隣の大きな白湯は普通ですが、広いサウナに時々天井から水が落ちて、熱い蒸気でむせかえります。定期的にロウリュウがあり、タオルで香りと熱気が送られてきます。外に出ると茶色の水風呂があり、薄めの黒湯でこれも温泉でしょう。
　露天は、洋風でライオンの口から湯が出る人工高濃度炭酸泉で、隣に寝風呂もあり、デッキチェアで日光浴もできます。料金が高いので空いていて、６０分でひとおり入りましたが、ゆるめの源泉にゆっくり入ると良さそうです。
　帰る前に二階に上がってみると食事処と仮眠室があり、料金は高いですが一日ノンビリできそうです。

　温泉まんじゅうや野沢菜の土産物を売っている店が連なる温泉街の中心に、立派な建物の共同浴場の大湯があります。中に入ると天井が高く、広い湯船に大勢が入っています。湯は単純硫黄泉で透明で、他と比べるとクセがない感じです。温泉街の中心にあるので、一番有名な共同浴場ですが、混んでいるときは少し離れたところにある共同浴場の方が良さそうです。時間がないときは、近くに足湯もあります。

　麻釜の湯に入った後は、雪が強くなった中を裏の山を上っていくと、旅館街の高いところにある真湯に着きました。最近建て替えた新しい建物で、天井に明かり採りがり明るい雰囲気です。浴室に入ると、湯船が一つで大量に源泉が投入されており、先客が水で埋めていますが、熱くて入れない温度です。もう一箇所の水を入れて、なんとか水の周りだけ入れるようになりました。温泉は緑色で、黒い湯の花も舞っています。
　別府温泉でもありましたが、人がいないと激熱になってしばらく入れないほど湯量が豊富です。

　通草亭でお好み焼きを食べて暖まった後は、さらに先の旅館街の中にある熊の手洗湯がありました。入り口には賽銭箱があり「この浴場は村内にお泊りの皆様に開放していますが年間多額の維持費が必要です。日帰り入浴のみ目的の皆様維持費の御協力をお願いします」とあるので、寸志(100円)を入れて中に入ります。
　浴室の片面は箱ロッカーで、二つの湯船があり、無色の温泉が掛け流されています。先客が上がると広い湯船を貸切で堪能しました。湯上りに前にある蛇口を見ると「組員と湯仲間以外の汲湯を禁ず」と書いてあり、「湯仲間」が外湯を維持しているようです。

　柏駅の北口から国道１６号線沿いにある極楽湯柏店に向かいます。バスも出ていますが、２キロぐらいなので旧道のバス通りに沿って歩いていくと、いったん下って川を渡り、国道１６号線に出るとチェーン店が並んでいる広い駐車場の一角に極楽湯柏店がありました。
　玄関を入るとフロントがあり、温泉博士７月号を見せると休日料金750円が無料になり、脱衣場は２階にあります。浴室に入ると正面に広い窓があり明るい雰囲気で、内湯は水素風呂とドライサウナ、水風呂があり、温泉は露天エリアにあり、広いぬるめの岩風呂と、ややあつめの檜風呂に使われていて、黄緑色の綺麗な湯で、スベスベする感じがします。
　温泉と水風呂を往復して長湯をした後、１階にある休憩室に行ってみると、マンガの本棚が並んでいて、リクライニングシートは埋まっていましたが、奥に横になって休めるエリアがあり、１時間ほど仮眠してからまた温泉に入りました。休憩室も充実していて、料金750円は安いです。

　北綾瀬駅からは、環七通りを東に向かい、交通量の多い道路同士の六差路の大谷田陸橋交差点を水元方面に進むと、大谷田温泉明神の湯の看板と櫓が見えてきて、駐車場の奥の階段を上り、２階に施設があります。
　料金は平日900円(休日1,200円)で、食事処の横を通り、脱衣所は１００円返却式のロッカーでここまでは普通のスーパー銭湯のようですが、浴室に入るとやや暗い浴室内に、暖系色の照明の落ち着いた雰囲気で、突然遠くの湯治場に紛れ込んだ感じです。温泉は、手前の細長い浴槽に加温して４２度ぐらいの「あつい湯」で、隣に広い湯に溢れ出して、４０度の「ぬるい湯」になります。温泉の色は薄い黄色でかなり塩辛く、独特の臭素の臭いもします。成分表を見ると、成分総量30,030mg/kgと、トップクラスの濃さで、ほとんどがナトリウムと、塩化物イオンで、マグネシウム、カルシウムイオンも普通の温泉並みにありますが、食塩の影で目立ちません。日によって源泉が書け流されているようで、ホームページに源泉の日が載っています。
　隣には１８度の冷たい石組の水風呂と、一段高いところに白湯の高みの湯、源泉をかぶって塩サウナのようになるスチームサウナ、広いドライサウナもあります。
　露天エリアもあり、こちらは白湯ですが、手前から熱い湯が奥にいくとぬるくなり、一段高いところが一番ぬるくていつまでも入っていられます。他にも一人用の檜風呂が二箇所あり、雨よけの菅笠をかぶって入ると、湯気が霧のように流れて山の中にいるように錯覚します。ひしゃくですくう明神の水で水分を補給しながら、温泉と水風呂、サウナ、露天風呂を往復して、２時間ほど長湯をしたら湯疲れしたので、食事処の奥のうたた寝コーナーで１時間ほど休みました。
　駅からは遠いですが、温泉と浴室の雰囲気は良くお勧めの施設です。帰りは、雨足が強くなったので、近くのバス停から亀有駅に出ました。

　豊野駅から線路沿いに集落の中の道を長野方面に進み、１５分ほどで豊野温泉りんごの湯に着きました。正面の階段を上がった２階に入り口があり、玄関の横に靴ロッカーがあり、料金400円ですが温泉博士２月号を見せると無料になり、土産物が並ぶ広場を通って浴室に向かいます。
　脱衣場は、横長のロッカーが並び、浴室に入ると南側に面した広い湯船があり、手前から熱めの源泉が掛け流されて、奥の方はぬるくなっています。広いドライサウナがありますが、水風呂はなく、サウナには童謡が流れています。源泉からの湯量が少なくなって露天風呂は閉鎖されていますが、源泉からのパイプの更新して湯量を増やす工事をしていて、将来復活するかもしれません。３０分ほど温泉に浸かってよく温まってから、豊野駅に戻りました。

　甲府駅で降りて、駅前のバスターミナルで草津温泉のある美術館通りを走るバスを探しましたが、夜は１時間に１本ほどで、歩いていくことにします。甲府駅の南口を真っ直ぐに進み、国道５２号線に沿って右折して進むと、荒川橋東詰交差点に着き、荒川橋で川を二本渡った先に、徒歩２５分ほどで草津温泉の看板が見えました。
　玄関を入るとフロントがあり、銭湯料金400円を払うと靴ロッカーの鍵と交換でロッカーの鍵を渡されて、廊下と通って脱衣場に入ると建物は新しい造りで、四角のロッカーが並んでいます。浴室に入ると中央に馬蹄形の湯船があり、薄い黄緑色の温泉が掛け流されています。利用しているのは地元の人で、熱めの源泉をそのまま使った湯船と水風呂、露天風呂もあり、銭湯料金でこれだけの温泉に入れるのは、県庁所在地では甲府ならではです。