与一さんのクチコミ(64ページ)全1,520件

　山手線の巣鴨駅の北側の染井霊園の近くにある東京染井温泉 SAKURAに向かいます。このあたりは桜の品種のソメイヨシノの生れた地なので、SAKURAの名前がついています。
　施設は、東京スイミングセンターの裏側にあり、入口を入ると温泉の匂いが漂ってきます。受付でリストバンドをもらって、料金(1,260円)は後払いです。
　浴室は、全体に黒色の落ち着いた雰囲気で、内風呂は普通の湯で、隣にジェット風呂が６人分ぐらいあります。温泉は、露天風呂に使われていて、地下深くから汲み上げた強食塩泉で、成分総計 36.33g、蒸発残留物 38.20gという高張圧性で、黄色がかっていて、塩味がします。広い露天風呂は、４１度ぐらいで、底から温泉が循環されていて、１時間に１回ぐらい奥の３つの穴の岩がら、温泉が注がれているようです。露天エリアには、他に薬湯があっても赤いみじの湯で、有料の岩盤浴もあります。
　反対側のエリアには、６段の階段状になったサウナと、１９度の深い水風呂があり、露天風呂とサウナ、水風呂を交互に楽しみました。
　２階には、休憩室がありますが別料金とのことなので、料金(1,260円)は少し高い気がしますが、会員(200円)になると割引があります。そんなに来ることはないので、会員になるのは見合わせます。施設マップを見ると、女性の区画の方が少し大きいようです。
　帰りは、スイミングクラブと兼用の無料バスが、１０分おきぐらいに出ているのを利用して巣鴨駅で降りました。

　遊園地の豊島園に併設された温泉施設で、豊島園駅から徒歩３分ぐらいの便利なところにあります。料金は2250円（消費税100円、入湯税150円）と高めですが、設備が充実しているので、色々と楽しめます。休日は混んでいると聞いたので、平日の営業開始１０時に行くと、近所の人でしょうか何人も開館を待っています。
　ここの温泉は、ナトリウム-塩化物強塩泉で、かなり濃い塩分で、臭素の色でしょうか琥珀色をしていて、日光があたると湯煙のなかゆらゆらと輝きます。臭素、ヨウ素？の臭いがします。地下1,445mから汲み上げた湯は、世田谷の山河の湯と似ている気がします。
　温泉は屋内の広い浴槽と露天風呂に使われています。露天風呂からは、としまえんに向かって森の斜面が広がっていて、青空と太陽に照らされています。露天風呂の隣には、壺湯が３つあって、こちらは白湯で熱めです。
　サウナは８角形の部屋にミントの香りのスチームサウナと、広い乾式サウナがあります。サウナにはテレビがなく静かに瞑想？にひたれるのが良いです。１５度と冷たい水風呂の横には、周囲からシャワーが出る装置と、罰ゲームみたいな綱を引くと桶の水がかかる装置があります。
　屋内の温泉の一角は、白い入浴剤が出ているようで、隣の温泉に拡散しています。もうひつの虎目石の湯は、タイガーアイのことと思いますが、Ｂ級アイテムの麦飯石、トルマリン系の怪しさです。あといたるところに水晶が飾られいますが、女性を意識したものでしょうか。アメシスト（紫水晶）の大きな結晶は一見の価値があります。
　ここも山河の湯のように、水着着用のプールとジャグジーがあり、水着は300円でレンタルできます。大きな円形のプールは歩行浴用で遊泳禁止ですが、空いていると泳ぎたくなるような広さです。隣に死海と同じ塩分濃度のプールがあり、濃い塩分で皮膚がピリピリしますが、良く浮きます。空いていたので手を伸ばして浮くと擬似無重量状態を体験できます。あまり長く入っているとナメクジみたいに水分を失ってしまうので、１０分以内と注意書きがあります。
　プールの外には、温泉を使った少し熱めのジャグジーと、白湯のぬるめのジャグジーがあって、ここからも庭園風の雑木林が良く見えます。隣にログハウス風のサウナで、アウフグースという無料プログラムがあり、サウナの石にオレンジの香料の水をかけて、インストラクターがタオルで扇ぐと、天井のあたりの熱風がサウナ内に広がるという１０分のイベントでした。上の段にいたらすっかり上せて、外に出たら氷のサービスで、デッキチェアで涼をとります。体温より高い気温の場合、体感温度は上がるということで、一瞬ですが砂漠の熱波みたいな感じです。
　二階にはリクライニングシートの休憩室があった半日遊んで十分に元をとった気分で駅に向かいました。

子母口バス停から千年交差点方面に向かった中原街道沿いにある温泉銭湯で、ビルの中ですが、浴室の屋根が高く、正面の壁にはなんとマッターホルンのタイル絵があります。３人ぐらい入れる４０度の黒湯と、２人が入れる黒湯の水風呂があり、どちらもすべすべ感があります。隣には、中央が泡だっている大きな白湯と、３人分の座風呂と、デンキ風呂があり、サウナは追加130円で入れます。
　帰りは、子母口バス停から武蔵新城駅行きのバスに乗りましたが千年バス停の方が近い気がします。千年温泉の前を通って武蔵新城駅に戻りました。
　子母口は古い地名で、鬼子母神が近くにあるのでついた地名のようです。たちばなは、川崎市に編入される前は橘村だったことによるようで、南武線の平間駅のあたりにも温泉銭湯橘湯があります。

武蔵新城駅からアーケードの商店街の終わりを西に進み、新城マイロードゆうゆうと書かれたアーチの先で武蔵新城駅からのバス通りに出て、左斜に分かれる駅に向かうバス道路に沿っていくと千年温泉（ちとせおんせん）の看板が見えてきます。駅から歩いて５分ぐらいでしょうか。
　この温泉銭湯は、建物の２階がカラオケのステージがあり、平日でも１時３０分から営業しています。ビルの中ですが、浴室の天井は高く湯気抜きがあり、正面は岩場の渓流の流れるタイル絵です。黒湯の温泉は、四角の深い浴槽と、円形の浅い浴槽に使われいて、かなり濃い色をしていて、温度は４５度と熱めです。隣には、ジェットバス、一人用の円形の１０点ジェットがあり、こちらも薄い色があり、井戸水でしょうか。別料金(追加150円)のサウナがあるので、一人用の黒湯ではない水風呂があります。さらに、扉を開けるとかなり広い露天風呂があり、こちらは温めの黒湯が岩から流れています。
　黒湯特有のすべすべ感があり、内湯の熱い湯と、露天の温い湯と、水風呂を往復して大いに満足しました。

　蒲田駅の東口は、再開発されて風景が変わっていて、高砂香料の工場が、アロマスクエア、大田区役所のあたりは貨物駅でした。
　環八通りに出て、蒲田郵便局の横の蒲田本町商店街を六郷の方に向かって、二つ目の信号を、左に曲がって京浜急行の線路に向かう途中に鎌田温泉がありました。
　ここも、改築されて、１階が銭湯、２階が休憩室になっていて、あまり広くはありませんが、黒湯を使ったぬるい湯と熱い湯があり、蛇口からは黒湯の源泉で埋めることができるが、熱い湯は埋めないように注意書きがあります。
　サウナと水風呂が併設されていて、銭湯料金で利用できるのがありがたく、水道水の水風呂と熱い黒湯を往復して、温泉を堪能しました。
　隣の電気風呂の奥には、ガマの置物があって、温泉の番人のようで、湯上り後は、二階に無料の休憩室があり食事ができるが、カラオケの大音量が響いているので、１階のソファーでしばし休みました。
　午前１０時から開店していて、銭湯料金で、ちょっと狭いが健康ランド並に楽しめるので、地元の人が大勢集まっていました。

矢口渡駅から線路沿いに蒲田駅方面に進み、住宅地の中を適当に進むと六郷土手行きのバスの通りに出て、南下すると宮元通り商店街に出て、さらに南下すると秀の湯の煙突が見えてきました。４時から営業開始ですが、表にまわると４時の少し前から開いていて、暖簾には天然鉱泉と書いてあります。
　中は昔ながらの銭湯のつくりで天井が高く、浴室の正面には、波しぶきが上がる海岸と、富士山で、中央のカランが二列あるほど広く、湯抜きの天井がなだらかに高まっています。白湯の浴槽、ジェットバスの隣に濃い黒湯の浴槽があり、すべすべする感じが気持ち良い肌触りです。シャワーが２つあり、水をかぶって何度も黒湯の温泉につかりました。

　蒲田から東急の多摩川線（元の目蒲線）に乗って、ふたつ目の武蔵新田（にった）駅で下車、駅前の商店街を南下し「む」の旗が並んでいる細い商店街を進むと新田神社があり、さらに進むと派手な外観の新田浴場がありました。
　この銭湯、黒湯の温泉を使っていて、小さいながら泡風呂、電気風呂、薬湯、黒湯の温泉、水風呂とあって、色々と楽しめます。銭湯料金でサウナも入れて、十分堪能しました。
　黒湯は、海草や海藻が堆積したと看板には書いてありましたが、一寸違うような気がしますが、熱めの黒湯は、濃い色をしていて温泉らしさが感じられます。
　１４時か開店ですが、日曜日は、朝湯もやっています。

多摩川園駅で多摩川線に乗換えて、武蔵新田駅で下車して、南口の商店街徒歩３０秒の森の湯に向かいます。フロントに改装され、脱衣所や浴室は亜新しくなっています。浴室の正面は、ペンキ絵でなくナイアガラの滝のようなタイル絵で、照明が蛍光灯の代わりに、洋風の街灯になっていますが、脱衣所の天井や、浴室の湯抜きの二重の屋根に昔ながらの銭湯であることが分かります。
　浴槽は、温泉として登録されていませんが、黒湯を使っていて、さほど濃くはありませんが、重曹成分でスベスベする感触があり、隣の白湯は、ジェトバスや電気風呂になっていまます。さらに入口の近くには、無料のサウナがあり、４人ぐらいは入れそうです。無料のサウナは、大田区あたりに結構ありますが、無料と表示されているのではなく、サウナは有料ですと書いていなければ無料ということで、新宿区でサウナ1000円というのが普通だと気がつかないかも知れません。
　サウナがあるので、シャワーブースがあり、珍しい６点式のシャワーと、熱い湯と水のシャワーがあります。これで、黒湯の水風呂があれば、最高ですが、無料サウナ、水シャワー、黒湯と往復して楽しみました。

蒲田駅から池上線の乗って池上駅で下車して、近くにある温泉銭湯の桜館に向かいます。駅から南に続くバス通りから右折して住宅地に入った先にありますが、手前で曲がったため少し迷って桜館のビルが見つかりました。
　玄関を入ったフロントで、温泉博士７月号を見せると銭湯料金450円が無料になり、綺麗なロッカーが並んでいる脱衣場から浴室に入り、半露天の黒湯の温泉につかってから、細長い水風呂との間を往復して１時間ほど温泉に入りました。

　本門寺の裏手にまわって次は、久ヶ原湯に向かう。第二京浜と呑川が交差する地点から上流に向かって進むと久ヶ原湯の名前が書いてある煙突が見えました。３つ目の橋を左折すると、赤外線サウナ、スチームサウナ、水風呂、岩風呂、超音波風呂と書いた銭湯に着きました。
　久が原というと、池上線の沿線では高級住宅地もありますが、このあたりは工場や住宅が並んでいます。ここの銭湯は、料金(450円)でドライサウナとミストサウナに入れるので、１５時半の開店（休日だから早いのだろうか？）と同時に近所の人が、三々五々やってきます。
　黒湯の温泉は、熱い湯船と、ぬるめの岩風呂と、水風呂に使われている。水風呂は、蛇口から麦茶色の源泉を入れられ、１５０メートルから汲み上げた井戸水で、１８度というのは、夏は冷たくて気持ちよく、全体に色々な設備があって手狭だが、銭湯料金で、サウナから温泉まで楽しめてお得です。
　帰りは、第二京浜にある地下鉄の車庫の先にある都営浅草線の西馬込駅まで歩きましたが、池上線の久が原駅よりは、いくらか近くに着きました。

　池上線の久が原駅の出口から３０メートルほど離れたビルに天然温泉銭湯の益の湯があります。駅からの近さでは、南新宿駅近くの奥の湯といい勝負ですが、温泉銭湯としては一番近いでしょう。入り口を入るとフロントで、ビルの中ですが天井を高くとっています。浴室に入ると正面に富士山のタイル絵で、ぬる湯と熱い湯に黒湯の温泉が使われています。濃さは中ぐらいで、入るとスベスベする感じがします。残りの半分は、白湯の二人分の座風呂とバイブラです。土日には別室のサウナをやっているようですが、水風呂はありません。
　風呂上りに、成分表を見ると、成分総量で１グラム/ｌぐらいですが、マイナスイオンの９０％が重曹で、肌ざわりが良くなっています。昭和３２年と昭和５１年の東京都の温泉利用許可証が掲示してあり、昭和５１年は美濃部都知事でした。近所の顔なじみが多く利用する温泉銭湯でした。

　池上線の御嶽山駅から線路の東側に沿って１分ぐらいで調布弁天湯に着きます。線路のすぐ側で、フロントから池上線が良く見えます。浴室内はそれほど広くなく、ビル内のため天井も低いですが、普通の浴槽の他、薄い黒湯の温泉の浴槽があり、少しスベスベ感があります。
　プラス100円でサウナがあり、水風呂はありませんが、シャワーブースに２つのシャワーがあり、黒い方は黒湯の源泉を使っています。黒湯の浴槽には、おかん（温度調整管）があるので、近づかないようにと注意書きがあり、３つに分かれたジェットバスの一つに「湯とん」なる装置があり、ボタンを押すと、４箇所の突起で背中をトントンしてくれて、面白い感覚です。黒湯の分布は、池上あたりが一番濃くて、離れるほど薄くなっていくような気がします。

　呑川に沿って石川台駅方面に進むと、希望ヶ岡商店街のアーチがあり、石川台駅に向かってだんだんと賑やかになっています。次のアーチを呑川方面に曲がるとマンションの１階にある温泉銭湯の稲荷湯に着きました。
　この銭湯ビルの中ですが、天井が高く圧迫感はありません。浴室の中央のカランが一人づつ間仕切りしてあり、浴槽は、中央から奥にＬ字型に並び、奥の二人ぐらい入れる台形型の浴槽にやや薄めの黒湯が使われていて、すこしすべすべする感じがします。隣は、ジェットバスと一人用の丸型ジェットで、白湯の浴槽と、別料金のサウナのために二人ぐらい入れる水風呂があります。黒湯の温泉と、水風呂を往復しました。

　池上線の洗足池駅の出口からガードをくぐって南に続く商店街の坂を一度上ってから下った先の商店街の十字路を右折してすぐに小松湯があります。正面はフロント式で普通の銭湯ですが、戦災を免れた戦前から建物を改装していて、内部は新しくなっています。浴室は、奥にL字型に湯船を配置し、ぬるい湯と、二人分の座風呂、あつい湯があり、薄っすらと茶色の色がついていて、少しすべすべする感じでで、カランの湯も薄い黒湯が使われています。近くの久が原湯や、稲荷湯は、もっと濃い黒湯ですが、このあたりが大田区の黒湯の北限のようです。
　温泉ではありませんが、あつい湯の奥には、ガマの置物から湯が流れていて、脱衣所にガリウム石によるラジユウム鉱石温浴の説明がありました。

　中延駅から商店街を西側にすすみ、西中延３丁目の信号を左折してすぐのところにある温泉銭湯、入口を入ると半地下にフロントと浴場があります。健康ランドとなっているが、特別な施設があるわけではないが、細長い奥に、ジェット風呂、電気風呂が並んでいて、その一角に周囲をガラスで囲まれた二人用の黒湯の温泉浴槽があり、黒湯は、それほど濃くはないが、小鳥のさえずりを聞きながら、温泉気分になれます。反対側には、水風呂があり、黒湯との間を何回か往復しました。

　桜新町駅前から続く商店街は、サザエさんの原作者の長谷川町子美術館があるので、サザエさん通りの名前がついています。電線が地中化されていて、等間隔に配電盤があり、側面にサザエさんが描かれていて、初期のサザエさんで、今のキャラクタと違うなあと思いながら進むと、首都高速が上を通る国道２４６号線の交差点を渡って、左折して渋谷方面に向かうと温泉銭湯栗の湯がありました。
　この温泉銭湯も黒湯だが、ごく薄い茶色で残留成分が少なくあまりすべすべ感はない、メタ珪酸の項目で温泉に該当するという泉質名がない「温泉法上の温泉」である。湯船は３つあって、１つは円形の熱めのジャグジー、中央が中温の座湯、端が４５度と熱めの温泉になっています。
　中央の湯の出口が電灯で照らされていて、ガリウム石が使ってあると書いてあり、説明によれば、帝大採鉱冶金科の石和田教授により、ラジウム温泉と同様の効果があり、地質調査所の分析成績書の番号まで書いてあります。どうやら、戦前にラジウム温泉のブームがあって、それが現在まで伝わっているようです。麦飯石と並んで銭湯のＢ級アイテムで、別料金150円のサウナがあるが水風呂がないので、あまり長湯ができませんでした。

　砧公園から環八を陸橋で渡り用賀駅方面に向かい、住宅地から駅から続く商店街の先に立派な瓦屋根の栄湯がありました。玄関を入るとフロントですが、脱衣所に入ると天井の高い昔ながらの造りです。浴室の正面は、椰子の木が茂る南国の海岸線で変わった雰囲気で、中央にカランが二列あり窓側は片面のカランだけですが、広々としています。
　湯船は３つあり、端が４０度ぐらいの薬湯、真ん中はやや熱い４３度ぐらいで中央の噴水のようなところから湯が出て、両側にジェットが出ていて、深い方はさらに熱い４４度ぐらいです。井戸水を使っているようで少し不透明な感じがします。カランの湯を黄色の桶にためると微かに茶色で、ごく薄い黒湯のようです。
　別料金のサウナがありますが、井戸水を使った水風呂があると最高ですが、あるのはシャワーだけです。肌触りが良いので鉱泉銭湯に入れてもいいと思います。帰りは、用賀駅から渋谷駅に出ました。

　淡島という地名は、バス停の名前になっていますが、世田谷区の住居表示にないので、あまり知られていません。井の頭線の池ノ上駅と、新多摩川線の池尻大橋駅の中間あたりで、渋谷から若林行きのバスが出ています。池ノ上駅からだと南口の商店街から、坂を下って、代沢通りにある交番の渋谷寄りの信号を渡って、南に入った住宅地の中に淡島湯温泉がありました。
　ここの温泉銭湯も黒湯であるが、色は薄めで二つある湯船に使われていて、建物全体は昔ながらの銭湯といった感じです。端に二つのシャワーコーナーがあるが、そのうち１つにシャワーが二つあって、源泉の黒湯が出てきて気持ちよく、入口の横にある看板には、重炭酸そうだ(NaHCO3)・メタけい酸（H2SiO3）で温泉法の温泉に適用すると書いてありました。

　京王線の桜上水駅と下高井戸駅の中間にある銭湯で、住宅街の真ん中にあるので場所は一寸わかりにくく、外見は普通の銭湯だが、浴室の中央に大きな浴槽があって、周囲にカランが並んでいて、中央は４０度ぐらいの中温で、座風呂、ジェットバス、デンキ風呂に区切られいます。
　温泉は、一番奥の３人ぐらい入れる浴槽と、別料金のサウナの前の水風呂に使われていて、メタケイ酸、フェロ（鉄）イオンで該当すると書いてあり、わずかに色がついています。水風呂は源泉が掛け流されていて、すぐ前に高温の浴槽があるので、往復すると気持ちよく、デンキ風呂、冷たい枕がついた座風呂、ジェットバスとひととおり楽しんで、銭湯料金(450円)、しかも天然温泉ということで申し分ありません。脱衣所にある自動販売機は１００円で、マッサージチェア１０分１００円まで堪能しました。
　駅から少し離れているが、営業開始から少しして行ったら、カランがほとんど埋まる盛況で、人気の高さがわかる。行きは桜上水駅からでしたが、帰りは日大通りという商店街を下高井戸駅に向かったが、ラーメン屋、中華料理、焼肉、インド料理など食べ物屋が充実していて、商店を色々見ながら下高井戸駅に着きました。

　台風が接近していて雨脚が強くなる中、跨線橋を渡って西蒲田の町内に入り、茶色に濁った呑川を渡って、住宅地の中を進むと煙突が見えてきました。
　ここの銭湯もマンションの中ですが、中に入ると高い天井の銭湯になっていて、３つある湯船の一つがかなり濃い黒湯です。黒湯の湯船の一部が、一人用の寝湯になっていて、いい具合に寝そべって湯に浸かれます。
　面白いのは、湯船の壁面が水槽で、大きな緋鯉がゆうゆうと泳いでいるのが間近に見えます。湯船には、大きな蛇口がついていて、蛇口をひねると黒湯が勢い良く出てきました。別料金のサウナがあるのに、黒湯の水風呂がないのがちょっと残念です。
　帰りは、商店街に沿って駅の方向に進むと５分ぐらいで、西蒲田の交差点に出て、駅から行く場合、西口のりそな銀行を目印にすると良いでしょう。