京成本線の京成津田沼駅から南に続く古くからの商店街を進み、国道14号線の鷺沼1丁目交差点に向かう道に入って、交差点の先の...
続きを読む鷺沼温泉の看板のあるところ入ると昔ながらの銭湯の鷺沼温泉があります。男女別の入り口を入ると番台で東京より安い430円の料金で、脱衣場を見渡すとロッカーはなく籠が置いてあり、ひと昔前の銭湯がそのまま残っている感じです。番台に財布を預けると、御上さんが戸惑っていたので、近所の人しか来ないようです。
浴室に入ると正面は富士山のペンキ絵ですが、かなり年季が入っていていて、天井の湯気抜きが三角形になっています。湯船は二つありどちらも黒湯の温泉で、広い方はやや熱く、深い方はもっと熱く1分ぐらいが限界です。湯船の上と男女の境には、タイル絵もあり、中央のカランにシャワーがついているのが、唯一改造したところで、その他は昭和30年代から時間が止まった感じで、21世紀も10年が過ぎたのに、こんな銭湯が残っているのに不思議な感覚を覚えます。ロッカーのない銭湯といえば、戦前からある文京区の月の湯を思い出しました。
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投稿日:2013/04/09