船橋駅近くの黒湯の温泉銭湯

4.0
旅行時期：2010/09（約15年前）

by 与一さん（男性）

船橋・習志野クチコミ：12件

船橋駅から国道１４号線（千葉街道）を西に進み船橋郵便局の先にある紅梅湯に向かいます。３時の営業開始まで３０分ほど時間があるので、もう一軒の温泉銭湯の第ニ一の湯に行ってみると３時になっても開かないので、紅梅湯に戻ると煙突から煙が出て開いていました。
　玄関を入るとフロント式で、料金は東京より安い420円で、脱衣場に入ると元は番台だったようです。浴室は高い天井で、正面に灯台のある岬と、波に洗われる小島が連なる構図で、潮岬あたりの風景といった感じです。中央にカランが一列で、湯船は広い方が中温のジェットと、二人分の仕切りのある打たせ湯で、麦茶ぐらいの濃さの黒湯の鉱泉で、打たせ湯の泡が覆っていて、すべすべする感じがします。隣の深い方は熱めでこちらも黒湯です。カランの湯も黒湯をそのまま使っていて、軟水のような石鹸が泡だって、流してもすべすべする感じが残ります。女湯との境は、すべて立ちシャワーになっていて、ここも黒湯が使われていて申し分ない温泉銭湯です。シャワーを浴びて、何度か黒湯に浸かりました。
　敬老の日に行ったので、６５歳以上は割引になるため、近所のお年寄りが来ていましたが、玄関に貼ってある船橋市の銭湯地図を見ると、廃業したところに黒線が引いてあり、銭湯が少なくなったのが分かります。こんなに良い黒湯がある銭湯をいつまでも続けてほしいと思います。