与一さんのクチコミ(46ページ)全1,520件

　癒し湯めぐりの宿夢みさきの温泉に入った後、すぐ前の瀬戸浜海岸に出ると内房に比べて波が高く、海岸沿いに小さな岬になっているところを進むと、夕日が海岸沿いの松林の先の山に沈むところで、夏は海水浴で賑わうところですが、この季節の海岸にいるのは磯釣りをする人だけです。
　千倉駅に向かう道に出るため松林の踏み跡を抜けると、小さな家の裏庭に出てしまい、柵を越えて自動車道に出て、千倉駅に向かって坂を上った先の駅前の店は扉を閉じていて、一軒だけ酒屋を兼ねたスーパーが開いていました。

　北細野駅から駅前の道を西に進み、国道１４７線を北上するとコンビニがあり、さらに進むと有明神社の参道の灯篭がある交差点を左折してそのまま道なりに進み橋を渡った先の徒歩３０分ぐらいですずむし荘がありました。
　営業開始の１０時前に着いたので周囲を見ると、隣はレストランと宿泊施設があり、開業２０周年の垂れ幕があります。１０時に近づくと近所の人が車でやってきて、５分前に扉が開いて、受付で温泉博士１月号を見せると料金500円が無料になり、階段を降りてコンクリート打ちっぱなしの内装の先の浴室に向かいます。脱衣場には、貴重品ボックスと100円返却式ロッカーがあり、浴室に入ると広い湯船に循環式のようですが無色透明の温泉で、奥の壁はジェットとシャワーのように湯が流れています。隣は、２０度ぐらいの源泉水風呂で、ラドンを含む放射能泉です。
　露天風呂は、広い岩風呂で雪を眺めながら温泉に浸かります。露天と源泉水風呂を往復して、地元の人の話を聞いていると、近くの有明温泉から温泉を引く計画もありましたが、配管が成分で腐食するので７年毎に温泉の権利を更新する必要があり、遠くの山から源泉を引くことになったとのことです。
　次の電車に合わせて、３０分ほど入って元来た道を北細野駅に戻りました。

　市役所前からメイン通りに行ってみると、普段は車道から蔵造りの町並みを見ることは出来ませんが、川越まつりの間は、通りの真ん中から両側に広がる町並みが見られます。夕日に照らされて黒光りする蔵の前を山車が通っていきました。

　市役所前に戻ってみると、２台の山車が舞台を向け合って、狐とお多福が鐘と太鼓に合わせて踊る「曳っかわせ」をやっています。近くで見ると、どちらも相手に負けずにお囃子のリズムを変えずに叩き合って、大音量で白熱しています。
　曳っかわせが終わると、舞台の方向を変えて別方向に向かいますが、山車の車輪の方向を９０度変えるのに、一度ジャッキアップして、大勢で方向転換しています。以前、高山祭りに行ったときは、梶付の山車で、飛騨の匠の技だと聞いたことがあります。

　上牧駅で下車して、山の中にある奈女川温泉釈迦の霊泉に向かいます。駅前の県道を水上方面に進むと、釈迦の霊泉・奇跡の御神水と書かれた看板があり、私道を３キロと書いてあり、少し進むと釈迦の霊泉・仏神教教会とかかれた門があり、急な林道をひたすら登ると少し平地があり着いたと思ったら、鉄の柵で囲まれた仏舎利塔で、宗教施設で怪しい雰囲気です。わざわざ登ってここまで来て引返すと後で後悔しそうで温泉が気になるので、さらに急坂を上ると、山奥の温泉宿のような奈女川温泉があり、宗教団体が買い取って拡張したようです。温泉の建物はさらに上で、標高差200メートルを徒歩５０分で着きました。
　玄関を入ると窓口があり、温泉博士９月号を見せると料金1,000円が無料になり、入湯税50円を払い、宿泊のパンフレットを見ていって下さい言われて普通の対応です。廊下の先の食堂を通って霊泉湯と書かれた先が浴室で、脱衣場は籠だけなので、貴重品は帳場に預けます。浴室は、手前に区切られた小さな湯船と、奥に湯船があり、ぬるい無色透明の湯が張られていて、湯治の人が長湯をしています、中央に釈迦の霊泉の飲泉用の蛇口があり、飲んでみると美味しい沢水です。カランの数は少なく、４０分ほど入って上がって脱衣場の成分分析表を見ると、メタ珪酸に該当の温泉で、温泉博士にはラジウム石膏泉と書かれていましたが、温泉としてとりたてた特徴がありません。
　湯上りの食堂にある蛇口で、釈迦の霊泉を２リットルまで汲める飲泉用の蛇口があり、お茶のペットボトルに詰めて家でコーヒーを入れて飲みましたが、山奥の沢のミネラルウォーターで特別のことはありません。温泉の建物には、万病の効能が書かれていて、信じるものは救われるということでしょうか。途中にある仏舎利塔は、月に一度公開されるようです。
　帰りは下りで楽ですが、のんびり元きた道を通って４５分ほどで駅に戻りました。

　新宿東口のアルタ前から伊勢丹本店前の新宿通りでやっています。威勢のよい太鼓に合わせて練り歩いていくエイサーは、この季節の新宿の風物詩になりました。
合わせて伊勢丹新宿本店では「めんそ～れ～大沖縄展」もやっています。

　東京メトロの本駒込駅で下車して白山神社のあじさい祭りに行く途中に、駅の近くに目赤不動があるので寄っていきます。山手線の駅名になっている目白不動と目黒不動は有名ですが、目青、目黄、目赤不動があり、本堂の横の目赤不動があり、江戸の町を五方面で守っていて由緒あるお寺です。今では不動明王を祭ったお堂があるだけの普通のお寺になっています。

　目赤不動から白山神社に向かう商店街は、真っ直ぐの道で途中に綿引地蔵尊があり、庭にアジサイが咲いています。隣には綿引地蔵尊の前には苔むした古木と地蔵があり、由緒など分かりませんが、古くからある地蔵尊の感じがします。

　秋川駅で下車して、秋留の湯に向かいます。駅前の通りを進むと東急ストアがあり、向かい側のＪＡの裏に徒歩１０分ぐらいで阿伎留の四季に着きました。玄関を入ると受付があり、料金は時間制限なし平日850円、２時間コース550円で、ひとまず２時間コースにします。靴ロッカーの鍵と交換でロッカーの鍵を渡され、２階にある浴室に向かいます。脱衣場は、横長のロッカーが並んでいて、浴室に入ると一段高いところにジェットと座風呂、奥に広い檜風呂があり、露天エリアに出ると、白色の人工温泉の岩風呂があります。内風呂には、広いドライサウナと水風呂、ミストサウナとひととおり揃っています。
　１時間半ほど岩風呂とドライサウナ、水風呂に入って上がると、隣に液晶テレビ付のリクライニングシートが並んでいて、畳の枕が並んだ休憩室もあり、２時間コースを延長して、リクライングシートで２時間ほど昼寝して、もう一度人工温泉の岩風呂に入りました。

　向ヶ丘遊園が閉園して向ヶ丘遊園駅から遊園地を結んでいたモノレールが廃止され、ホームや橋脚は撤去されて跡形もありません。駅前から二ヶ領用水に沿ってモノレールが走っていたところは五ヶ村堀緑地になっていて、遊園地の入り口の近くに藤子・F・不二雄 ミュージアムが出来たので、ところどころにアニメのキャラクター設置されていました。

　藤子・Ｆ・不二雄ミュージアムの先の長尾橋から台地の上向かう長い切通しの坂を上り、さらに住宅地の中の坂を上ると展望が開けて、梅雨の晴れ間で大山から丹沢山、蛭ヶ岳がよく見えています。坂を上りきったところに緑に覆われた長尾神社がありました。
　小さな拝殿があり、１月７日に射的祭りが行われると看板に書いてあります。神社の横から境内に入ったようで、正面からは石段を上った上にあります。

　長尾神社から住宅地に出て、少し下っていくと妙楽寺があり、参道と裏庭のアジサイが見頃です。参道を進むと山門の先に本堂があり、横にまわると椅子が並んでいてアジサイの山を見ながら休憩できます。
　本堂から戻って鐘楼の裏の階段を上ると一面のアジサイを見下ろすことができ、色とりどりのアジサイが並んでいて、鎌倉のアジサイ寺などに比べて、あまり知られていませんが、静かにアジサイを見られる穴場でした。

　妙楽寺のアジサイを見た後、起伏の大きい住宅地の中を進むとふじやま遺跡公園があり、縄文・弥生・古墳時代の住居跡の長尾台遺跡があり、台地の上からは近くを通る東名高速道の先に世田谷から渋谷、新宿の方向がよく見えます。新宿の高層ビルの手前にあるのは、大蔵病院を建て替えた国立成育医療研究センターのようです。

　県立東高根森林公園から台地の上に出て久地駅に向かうと住宅地の先が川崎市緑ヶ丘霊園で、夜中は電灯もなく、周囲は市街地に囲まれいますが、ここだけ別空間です。霊園の一角に松寿弁財天があり、鳥居の先に白い蛇が祭られています。
台地の上から参道の階段を下ると、途中に御霊泉と書かれた石碑があり、崖からの湧水があり、階段をさらに下ると住宅地の裏に出て、少し離れてみると台地の崖はかなりの高度差があります。

　鳥越神社に向かう途中で、各町内の御神輿が練り歩いています。揃いの半被で決めた町内の後に子供神輿が続き、小さい頃から祭り好きが育っているようです。鳥越神社に続くおかず横丁の商店街に屋台が並んでいます。お好み焼き、タコ焼きに混じって、喜多方発祥ラーメンバーガーもありました。

　長壽院の木造阿弥陀如来立像を参拝した後は、近くの鳥越神社に向かうと、鳥越祭の千貫神輿が境内に出されています。各町会で交代で担ぐのは夜祭ですが、昼間みると煌びやかな飾りが圧巻でした。この日は各町内の御神輿が練り歩いています。

　大乗院から日光街道を歩道橋で渡ると松乃湯があり、さらに住宅地を進むと花畑団地の一角にお城のような石垣があり、花畑公園の入口かから入ると桜花亭があり、その先は池の周囲の巡る回遊式の庭園になっています。庭園の芝生を通ると広い公園に出ました。

　三田線の白山駅から白山神社に向かうと文京あじさいまつりの提灯が並んでいます。境内には、色とりどりアジサイが咲いていて、地元の商店街の店も出ています。生憎の雨模様で紫陽花コンサートは中止ですが、水滴でアジサイ色合いが鮮やかに見えています。
白山神社の拝殿の裏にまわるとあじさいまつりに合わせて富士塚が公開されています。鳥居をくぐってアジサイに囲まれた階段を登ると山頂で祠があり、高さが５メートル以上あり、反対側な低くなっていて高く感じます。江戸時代の切絵図には、白山神社に富士山が描かれていますが、一度廃棄され戦後に公園整備に合わせてアジサイのある富士塚になったようです。

　小石川植物園の入園料330円は向かい側の商店で券を買って入口で出すと園内の案内地図を渡されます。先ほど下った御殿坂の隣の坂を上っていくと本館があり、アジサイが咲いている道を進むとシダ園の先に柴田記念館が建っています。中に入ると改装されていますが板張り床の古い建物で、研究室の中といった雰囲気で、土産物の絵葉書などを売っています。
　柴田記念館の先には、メンデルの葡萄とニュートンのリンゴがあり、その先に古い温室があり、時間限定で公開されています。中には小笠原の植物などがありますが、新宿御苑の温室は新しくなりましたが、ここの施設は老朽化していて建てかえが計画されているようです。温室を出た先には、イロハモミジやソメイヨシノ、ツツジ園があり季節毎に人出がありそうですが、梅雨時は空いていて、広い園内を進むと精子発見のイチョウがありました。イチョウの先には、旧養生所の井戸があり関東大震災の時には、飲料水として役立ったとのことで、徳川幕府の薬園だったことから、薬園保存園が広がっています。さらに進むと巨木並木や針葉樹林の森があり都心に残る緑として今でも貴重です。
　薬園保存園から台地を下ると池があり大きな鯉が泳いでいて、近くの薄暗い林の中に太郎稲荷があります。さらに進むと梅園で梅の実が地面に落ちていて、池にはショウブが咲いていて、日本庭園の池が広がっています。奥の林の中の崖下に次郎稲荷があり、すぐ下には水量は少ないですが湧水があります。
　小石川分館の古い建物がありますが、閉館していて出口から出られないので、池に沿って進みメタセコイアの巨木の下を通って入口に戻りました。
　１時間ほどの散策でしたが、都心にこれだけの緑が残っているのは意外で、穴場スポットでした。

バス通りを東高根森林公園に向かって進むと、緑に囲まれた等覚院が見えるので寄っていきます。古びた山門には仁王像があり、本堂に続く階段の両側にはつつじが植えられていて、シーズン中は混雑するようですが、この季節は静かで、本堂に上がってお参りすると、新しい不動明王と、おびんずる様があり、ぜんそくの平癒の祈願の張り紙がありました。住宅地から少し入っただけですが、緑に囲まれた静かな寺院で近所の猫が境内で遊んでいました。