都心に残る緑の穴場スポット
- 4.5
- 旅行時期:2013/06(約13年前)
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by 与一さん(男性)
大塚・巣鴨・駒込 クチコミ:15件
小石川植物園の入園料330円は向かい側の商店で券を買って入口で出すと園内の案内地図を渡されます。先ほど下った御殿坂の隣の坂を上っていくと本館があり、アジサイが咲いている道を進むとシダ園の先に柴田記念館が建っています。中に入ると改装されていますが板張り床の古い建物で、研究室の中といった雰囲気で、土産物の絵葉書などを売っています。
柴田記念館の先には、メンデルの葡萄とニュートンのリンゴがあり、その先に古い温室があり、時間限定で公開されています。中には小笠原の植物などがありますが、新宿御苑の温室は新しくなりましたが、ここの施設は老朽化していて建てかえが計画されているようです。温室を出た先には、イロハモミジやソメイヨシノ、ツツジ園があり季節毎に人出がありそうですが、梅雨時は空いていて、広い園内を進むと精子発見のイチョウがありました。イチョウの先には、旧養生所の井戸があり関東大震災の時には、飲料水として役立ったとのことで、徳川幕府の薬園だったことから、薬園保存園が広がっています。さらに進むと巨木並木や針葉樹林の森があり都心に残る緑として今でも貴重です。
薬園保存園から台地を下ると池があり大きな鯉が泳いでいて、近くの薄暗い林の中に太郎稲荷があります。さらに進むと梅園で梅の実が地面に落ちていて、池にはショウブが咲いていて、日本庭園の池が広がっています。奥の林の中の崖下に次郎稲荷があり、すぐ下には水量は少ないですが湧水があります。
小石川分館の古い建物がありますが、閉館していて出口から出られないので、池に沿って進みメタセコイアの巨木の下を通って入口に戻りました。
1時間ほどの散策でしたが、都心にこれだけの緑が残っているのは意外で、穴場スポットでした。
- 施設の満足度
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4.5
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2013/07/09
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