toshibaa45さんのクチコミ(43ページ)全6,289件

金刀比羅宮御本宮向かって右手には山肌にせり出した展望スペースがあります。讃岐富士(飯野山)、讃岐平野が見渡せます。なかなか気持ちのよい眺めです。もちろん、この景色を眺めるためには785段の階段を登らねばなりません。十分元は取れますので安心して行って下さい。

琴平山。言わずもがな、“こんぴらさん”のある山です。標高524m。こんぴらさんをお参りするということは、とどのつまり琴平山登山となります。金刀比羅宮奥社の標高は421m、1368段を有する参道が整備されており1時間と少々で登ることができます。もちろんその先も登山道は続いています。
讃岐平野も眺められますが奥社より本宮からの方が視界が開けていて眺めがいいです。手付かずの原生林が残されており、神秘的な登山が楽しめます。

表参道から本宮を経て計1368段、金刀比羅宮奥社である厳魂神社(いづたまじんじゃ)にたどり着きました。海抜421m。所要時間は本宮までが35分ほど、奥社までは計1時間10分ほど。意外と来てる方が少なくてびっくり。来ないともったいないと思うのですが…。やはり本宮とは空気感が違いますね。まさに霊験あらたかといった感じ。
疲れはしましたが清々しさの方が勝りました。

金刀比羅宮奥社に続く参道にある最後の境内社。山深く木立に囲まれ、ひっそりと静まり返り、厳か。なんとも落ち着いた気分になります。由緒書きをみると御祭神は菅原道真命。ん？なんとあの学問の神様、天満宮に祀られているお方でした。菅原神社の菅原って、あの菅原だったんですね。急に身近に感じられました。

金刀比羅宮本宮と奥社である嚴魂神社の間にある3つの境内社の中で一番立派な神社です。御祭神の一柱は本宮にも祀られている崇徳天皇。納得です。朱塗りの拝殿は高貴な雰囲気が漂います。
本宮と奥社のほぼ中間に位置していますが、階段の数ではまだ1/3。これから勾配がきつくなるということです。十分休んでから出発することをお勧めします。

金刀比羅宮本宮から約200m、奥社へ向かう最初にある境内社です。御祭神は武雷尊(タケイカヅチノミコト)、誉田和気尊(ホンダワケノミコト)。
本宮までの参道と比べると参拝者はめっきり減り、辺りはひっそり。これぞ、こんぴら参りの真髄だと思います。奥社までは無理という方もこの常磐神社まで来れば、また別のこんぴらさんの姿に出会えると思います。

「いちきしまじんじゃ」と読みます。
三穂津姫社の向かい、御本宮からの下り階段の側にあります。御祭神は市寸嶋姫尊(いちきしまひめのみこと)。スサノオノミコトの娘で福徳の神様です。広島県の宮島、厳島神社に祀られている神様と同じだそうです。

「みほつひめやしろ」と読みます。
金刀比羅御本宮と約40mの回廊で繋がっています。御祭神は三穂津姫神。御本宮の祭神、大物主神の后。五穀豊穣の神様です。
明治9年(1876)年に改築。檜皮葦きで質素な感じですが立派な社だと思います。

金刀比羅宮御本宮の裏手にひっそりと鎮座する境内社です。おそらくその存在に気づかない方も多いのではないでしょうか。御祭神は大国魂神ほか二柱。国土の神様です。社殿は木の茂る斜面に建てられており、下から見上げるとなんとも霊験あらたかな雰囲気。ご利益ありそうです。

丸亀から自転車で行きました。表参道入口の金倉川までは約13km。道も平坦で楽々なのですが、その後には785段の階段が待っています。さらに奥社まで行ったので計1368段。いい運動になりました。それほど疲れなかったのは気持ちよい山道であったし、景色もよかったし、途中見所もいっぱいあったからだと思います。
ただ…帰りも自転車となるとさすがに疲れます。普通には行きたくない方、自転車どうですか。

「みとしじんじゃ」と読みます。
金刀比羅宮、御本宮最後の階段、御前四段坂の途中にある境内社。御祭神は大年神、御年神、若年神の三柱。農作物を司る神様です。一見見過ごしてしまうような小さな社殿ですが、しっかりと由緒板が立てられているので足を止めるきっかけになります。

参道の階段を登っていくと最初に現れる見応えのある社殿(628段目)。しかし姿は見えど近づけず…。ここから参道は上りと下りに分かれており、旭社があるのは下り部分。つまりは本殿まで登り、帰る時に通る言わば最後の社殿です。
天保美術の粋を集めたという華麗な装飾が素晴らしく、まさに圧巻の姿。間近で見るより少し離れて眺めた方が迫力を感じられると思います。

「ますがじんじゃ」。
金刀比羅宮、御本宮手前最後の階段下にある境内社です。御祭神は「建速須佐之男尊(タケハヤ スサノオ)」と「奇稲田姫尊(クシナダヒメ)」の夫婦神。そう、ヤマタノオロチを退治した、あのスサノオノミコトです。

金刀比羅宮の参道途中にある美術館。高橋由一とは江戸末期から明治にかけて活躍した日本近代洋画の祖と言われる人物。現栃木県の佐野藩の生まれで琴平とは特に所縁はないようですが、金刀比羅宮で開かれた博覧会で資金援助してもらうために作品を奉納したようです。この美術館にはそれらの作品27点が展示されています。
入館するには大人800円必要ですが拝観料となっています。

表参道の大門をくぐり、その先右手に入口があります。しかーし無情にも臨時休館中の立て看板が…。試しに進んでみました。どうも改装工事中のようです。もちろん館内には入れませんでしたが、外観を鑑賞。花崗岩造りの2階建て、屋根は瓦葺、玄関は唐破風造りの和洋折衷の重厚な建物。明治38年(1905年)に建てられたもののようです。なかなか見応えがあります。建物だけでも見られてよかったです。

金毘羅表参道70段目にある不思議な店。土産物屋なのか、雑貨屋なのか…。今風に言えばドンキ？いや、ビレッジヴァンガードと言うべきか。おそらく真面目に売る気のあるものはほんの一部だと思います。知らんけど。意外とレアなお宝が眠っているかもしれません。

なぜ金毘羅表参道脇に海洋博物館？と思う方もいると思いますが、金毘羅さんは航海の安全を守る海の神様なので一応は関係しています。しかし立ち寄る方は少ないと思います。昭和チックな外観も大いに影響しているかなと思います。確かに一昔前の洗練されていない展示内容、展示方法ですがマニア向け、玄人向けの展示もあります。入館料大人450円も少し高いと思います。

こんぴら表参道、海の科学館へ通じる3差路にある昔ながらの土産物屋です。うどんやタルト、おまんじゅう、地酒などもありますが、大半は誰が買うんだ？的などこの観光地にでもあるようなおもちゃや雑貨などが並んでいます。これも地方の観光地の醍醐味と言えなくもありませんが…。

こんぴら表参道、中野うどん学校A館の向いにあります。観光案内所は手前のソフトクリームや土産物を売っている店の奥にあります。残念ながらこの日は臨時休業でスタッフはいませんでしたがパンフ類は並べられており、もらうことができました。

金刀比羅宮参道へ繋がる商店街です。金倉川かかる一之橋の東側。旧高松街道の一部でもあります。金刀比羅宮と言えば四国でも有数の観光地ですが、それに隣接する商店街とはいえ時代の流れには逆らえずシャッター街化しています。その中で気を吐くのが「平岡精肉店」。コロッケやメンチカツが評判になり、飛ぶように売れているようです。値段はやや高めですが、観光地の食べ歩きにマッチしたんだと思います。