安宿探求所さんのクチコミ(40ページ)全2,618件

黒塀が連なる情緒ある街並みで重要伝統的建物群保存地区に指定されています。
訪れたのは快晴の8月。内陸部の角館は厳しい残暑で、本来訪れる時期としては不向きかもしれませんが、しだれ桜の並木の下は涼やかな風が通り抜け心地よく感じられます。
通りの長さの割に公開されている武家屋敷の数は多くなく、雑貨店や飲食店として利用されている建物も目立ちました。
道幅は広く歩道も十分に確保されているので安心して散策できますが、一般車両が普通に進入するのはやや興ざめの感も。

角館の武家屋敷通りにある資料館。上級武士の3000坪の邸内に母屋や薬医門など歴史的建造物が見られるほか、6つの資料館が設けられ内部が公開されています。
武家屋敷だけに武具や骨董品などの展示がメインと思っていましたが、解体新書の人体解剖図を描いたのが小野田直武に関する展示、江戸期の庶民の暮らしぶりや幕末後の世相を表した写真の紹介、明治期以降の蓄音機や舶来のカメラなどの収集品の展示など、内容は多種多様。各資料館の規模も適度で、いずれも興味を持って見学できました。
貴重な資料に接し500円の入村料というのは良心的かと思います。

国道46号線沿いの道の駅。
芝生公園とグラウンドゴルフ場が隣接、周囲は緑に囲まれのんびりできます。
訪れたのは平日の午前中でしたが、駐車場には地元の方が車で次々にやって来ては、グラウンドゴルフのクラブを握りプレイに向っていました。1回200円でラウンドできるようで、当地の社交場にもなっているようです。
建物内には農産物直売所、土産店、レストランと一通りの施設あり。
秋田空港から角館や田沢湖に向かう途中に位置し、休憩場所としても活用できます。

国道282号線沿いの道の駅。
盛岡市から八幡平市へ入りすぐの場所にあり、交通量も多くドライブインのような雰囲気です。
旧西根町はほうれん草の生産がさかんで、直売コーナーで販売されているほか食堂ではほうれん草を使ったカレーやラーメンを食べることができます。
直売所はほうれん草以外にも野菜の種類が多く、あまり見慣れない農産物もあって店内を回るだけでも結構楽しめます。
付近に家畜が飼育されているのか駐車場ではにおいが少し気になりましたが、建物内で感じることはありませんでした。

国道46号線沿いの道の駅。
国道46号線は盛岡市と秋田市を結ぶ幹線道路。岩手県側では唯一の道の駅とあって施設の充実度は高めです。
日帰り温泉が併設され、温泉内のレストランのほか、そば店や軽食コーナーなど飲食店は4か店あります。土産店や地元野菜などが並ぶ産直コーナーの品揃えも豊富で、平日ながら賑わっていました。
道の駅から西側、秋田方面へは仙岩峠の山間部を進み、商店等が少なくなることから休憩場所としても貴重です。

道の駅雫石あねっこ内にある軽食コーナー。
うどん・そばなどの麺類、カレーライスやフランクフルトなどメニューの種類は豊富です。
中でもイチ押しメニューは「あねっこバーガー」。雫石牛のメンチカツを挟んだバーガーです。ボリュームあるメンチカツと冷たくてシャキシャキのキャベツの相性が良く、なかなかの食べ応え。
利用したのは昼の時間帯でしたが、テイクアウトする人も多く客席には余裕がありました。

2021年6月にグランドオープンした府中駅南口のテナントビル。
こちらの建物のキーテナントは伊勢丹府中店でしたが、2019年秋の閉店後は建物ごと閉鎖状態に。2年弱の空白期間を経て家電のノジマを中核に開業しました。
駅前の一等地にある商業ビルにテナントが埋まるのは、来店客を呼び、周囲の店舗との競合も促され街自体が活性化されます。この点は喜ばしいこと。
一方、入居したのがノジマのほか、コーナンやダイソー、ユニクロなど周辺の駅前や郊外にも出店している店が多く、どの場所に行っても同じような店舗があるなど商業地の個性がなくなっているようにも思われます。

能越自動車道（七尾氷見道路）の灘浦ICと七尾ICとの間にあるPA。
七尾氷見道路は通行無料のため移動手段としての利用価値は高く、また前後のSA・PAとは距離があるので、貴重な休憩スポットです。
駐車場は大型車含め20台ほどですが、沿線の通行量から特に混雑していることはありませんでした。
高台にあり海にも近く富山湾など眺望は抜群。能登特有の民家の黒い屋根瓦が陽の光で輝いていたのも印象に残りました。

富山市の郊外で合掌造りの店舗を構え、会席料理などを供する「千里山荘」。テイクアウトメニュー専門のショップが富山駅ビル「とやマルシェ」1階にあります。
わっぱめしとお弁当がメニューの中心で、その多くの販売価格は1,000円前後。本店で提供するメニューに比べれば随分とお値打ちですが、食材は多く、丁寧に作られ、もちろん味も満足できました。
18時頃訪れたところお弁当の残り点数が少なかったことから、タイムセールで200円ほど割り引かれ、さらにお買い得感あり。
新幹線での駅弁用や、富山駅周辺宿泊時の夕食として利用価値が高いように思われます。

京王相模原線稲城駅から近い天台宗の寺院。
境内は線路沿いの斜面に設けられていることから、立派な山門は一段高く位置し、少し離れた場所からも目を惹きます。
山門の上部は竜の彫刻に囲まれ、また手水舎にも竜の彫塑が見られるなど境内を子細に見て行くと色々楽しめる要素あり。
周辺は稲城特産の梨畑や三沢川の流れに沿った桜並木などがあり、散策の途中に立ち寄るのもお薦めです。

盛岡周辺で宿を探した際、部屋タイプを選べないお値打ちのプランを見付け予約。
建物は古いものの部屋は清潔、客室内のほか廊下などに生花がたくさん飾ってあります。
温泉は本館・新館の浴場がそれぞれ利用可能。朝夕と男女入れ替えのため、両方入れば多くの種類の風呂を楽しめます。
朝食はバイキング形式ながらご飯とみそ汁はスタッフの方がよそってくれました。何を食べても味付けには満足。
コンビニは徒歩圏内にはなく、飲み物などは前もって買っておくのがお薦め。

地元の様々な職人の技を紹介する施設。
製作体験が売りとのことですが、訪れた時間が閉館前だったため地場産品の展示即売室のみ見学。施設内は広く名産品のほか、お菓子など普通の土産物も多く並んでいました。
繋温泉周辺には規模の大きな土産店が見当たらなかかったので、こちらで土産選びをするのも良いかと思います。
また雨の場合、ここから近い小岩井農場の代わりに時間を過ごすのもありかと。

牧歌的な風景を期待して訪れましたが、暑さなのか平日だからか施設内の動物は少なめ。
特に入場口から最も遠い「羊エリア」に放牧されていた羊は皆無。この辺りの情報はHPなり入口で明示してほしいところです。
唯一楽しめたのは「羊飼いのゴルフ」くらいでしたが、これは別料金なので...
緑が多い割に陽を遮るものは少なく、真夏の暑さ対策は必要です。

北上川水系雫石川にある国土交通省東北地方整備局管理の多目的ダム。
ダムの形式は右岸部が重力式コンクリート、左岸部がロックフィルの複合。コンバインダムと言われるもので、外観上は一粒で二度おいしい感を楽しめます。
体験型観光施設の盛岡手づくり村から坂を下ると管理事務所側に駐車場あり。ダムの天端は徒歩でのみ通行可能。
コンクリート部の落差を見るには、右岸側の駐車場を利用した方が近くて便利です。

諏訪湖の北西側にある総合公園。
広場や遊具、ジョギングロードやスポーツ施設などが湖畔に沿って点在する大きな公園です。
天竜川の源となる釜口水門や一定時間ごとに吹き上げる諏訪湖上噴水など見どころも多く、湖を見ながらゆったりと過ごすことができます。
車でのアクセスの場合、駐車場が複数設置されているので、目的の場所に応じて利用できるのは便利。

岡谷市にある釜口水門や水に関連する展示施設。
釜口水門は諏訪湖から天竜川に注ぐ水量や諏訪湖の湖水位を調節する役割を担い、水門横の管理事務所2階が展示室として無料開放されています。
水門見学の後に立寄れば、パネルや模型などのパネル展示を通じ水門建設の歴史や水とのかかわりについてよく理解できるでしょう。
館内は無人で運営され、釜口水門の水門カードは「ご自由にどうぞ」方式で配布されていました。

天竜川水系三峰川にある国土交通省管理の重力式コンクリートダム。
1959年に完成した歴史あるダムで、治水、かんがい、発電の役割を担っています。
高遠の街から近くダムとしては比較的訪れやすいのが特徴。ダムサイトにある管理支所内には学習センターとして開放され、また美和湖の風景も楽しめるなど見どころは相応にあり。
放流している場合、オリフィスと言われるラジアルゲートが前に突き出て視界を塞ぐため天端の上からはよく見えません。アクセスルートとなる国道152号線には坂道の途中に駐車帯があり、その場所に車を停めると堤体を正面から眺めることができます。

木曽川水系木曽川にある水資源機構管理のロックフィルダム。
ダムの天端の標高1,130ｍは日本の多目的ダムでは第2位とのことで、国道19号線の薮原の交差点から山坂道をひたすら上ります。
堤高は140メートルもありますが、堤体の傾斜が緩やかなロックフィルダムのためか険しさはあまり感じません。ただし木曽川の最上流に位置することから雄大な眺めが楽しめます。
ダムに関連する展示はダムサイトにある「木曽川源流ふれあい館」にて。またダムカードは反対側にある水資源機構の管理事務所で配布。天端は車で通行可能です。

味噌川ダムのダムサイトにある展示施設。
パネルや模型、映像を使用した味噌川ダム関連の紹介、奥木曽湖周辺の環境や植生のことなどの展示が中心。イベントも頻繁に行われているようで、訪れた日は地元のカメラマンの写真展が開催中、木曽の美しい四季の風景を作品を通じて楽しむことができました。
入館は無料のためトイレ休憩や暑い季節に涼むのにも適しています。

天竜川水系横川川にある長野県管理の重力式コンクリートダム。
管理事務所の脇に駐車スペースがあり、天端は徒歩で通行できます。
堤高は40メートルほどのため下流側の眺めは迫力という点で物足りなさを感じます。見どころはむしろ上流側のダム湖。訪れた日は風も弱く、湖面に雲が映り込み、山並みを背景とするよこかわ湖は神秘的に見えました。
カードの配布場所は下流側3キロほどの場所にある「グリーンビレッジ かやぶきの館」。
大きなかやぶき屋根は堂々として圧巻。土産店やそば処もあり、周辺に商店などがない中、貴重な休憩場所です。