安宿探求所さんのクチコミ(43ページ)全2,618件

表磐梯と裏磐梯を結ぶ福島県道64号線の一部。
元は有料の観光道路だっただけに所々眺めの良いパーキングが設置されています（現在は無料）。
今回は表磐梯側の滑滝展望台の駐車場に立寄り。樹が生い茂り滑滝はよく見えなかったものの、磐梯山と猪苗代湖が眺められるなど景色を楽しめました。
最高地点の八方台の両側ともカーブと勾配が連続しますが、道幅は十分確保されています。

東北自動車道の那須ICと白川ICとの間にあるサービスエリア。
下り線では一つ手前の上河内SAに比べ、「那須」というブランドが集客面で優位にはたらいているように思われます。
施設は中央にトイレを挟んで、片側に売店、もう一方にフードコートを置き、サービスエリアの規模としては中程度。
比較的最近改装されたようで施設全体はきれい。ただし駐車場からわざわざ階段を上る必要があるののは利便性を欠いています（スロープはあるようですが）。
売店に置かれた佐野市のキャラクター「さのまる」グッズにはやや違和感が。同じ栃木県内とは言え南北100キロ以上離れていますし。まあ茨城県のSAで小田原かまぼこが売られているのに比べれば真っ当かもしれませんが。

関越自動車道上り線の本庄児玉ICと花園ICとの間にあるパーキングエリア。
今回初めて休憩のため立ち寄ったところ、トイレ以外の建物は工事中のため内部に入れず。物販はわずかに自販機があるのみで、交通量の少ない地方のPAのようでした。
以前は「星の王子さま」をモチーフとしたパーキングエリアでしたが、2021年3月末をもって王子さまは寄居の地を後にしたようです。
ということでグルメやショッピング目的であれば次の嵐山PAにに向かいましょう。

信濃川水系裾神川にある長野県管理の多目的ダム。
全国有数の少雨地帯である上田・小県のかんがい用水を確保する目的などのため建設されたとのこと
夏はラグビーなどの合宿、冬はスキーで名高い菅平高原の近くに位置しますが、周辺はダム以外の建造物は視界に入らず、堤体から静かな景色を楽しむことができます（菅平発電所はダムから4キロのトンネルで導水し発電しているため堤体からは見えない）。
天端の幅は広くはないものの車で渡ることが可能。駐車場は堤体を渡った管理所脇にあり、管理所ではダムカードを配布しています。

国道117号線沿いの道の駅。
野沢温泉と名前が付いていますが、温泉街とは少し距離があります。
2019年8月の開駅と比較的新しく、施設は全体としてこざっぱりした雰囲気。特にトイレは清潔感に溢れています。
土産店や農産物直売所、農家レストランと一通りの設備はあるものの、いずれも規模は小さく商品の数も多くはありません。
飯山市にある道の駅「花の駅千曲川」からはわずか12キロほど。「花の駅千曲川」は多くの人で賑わっていましたが、「野沢温泉」は駐車場にも余裕あり。静かに休憩するのであればお薦めです。

信濃川水系裾花川にある長野県管理の多目的ダム。
23キロ下流側にある裾花ダムと連携して治水を行っているほか、水道・発電の役割を担っています。
数々の地層や奇岩が見られる奥裾花渓谷や水芭蕉が有名な奥裾花自然園の入口にあり周囲は自然豊か。
堤高59メートルと中規模なダムのため下流側の眺めにそれほど迫力は感じられませんが、ダム湖側の眺望は、川に架かる奥裾花大橋がアクセントにもなってきれいです。特に秋は紅葉のスポットになるとのこと。
駐車場は管理事務所側と大橋側の2か所あり。双方を行き来するには坂を上って下る必要があるので、ダム見学の場合は事務所側の利用が便利です。

奥裾花ダムから裾花川の上流方面へと続く渓谷。
山深いこの辺りも太古は海底だったことを示す地層が川の両側にくっきりと見られます。また川の流れが堆積岩の地層を切って作られた奇岩が所々にあるのも特徴。
奇岩や化石のある場所には解説板が設けられているのは自然の博物館さながら。
奥裾花ダムの駐車場を利用し歩いて行く手もありますが、そのまま車で進み道幅の広い場所に車を停めて廻ることも可能です。

国道406号線の白沢洞門の白馬側にある展望スポット。
国道を走行中、この展望台のことは何も知らずにトンネルを通過。車内のルームミラーに雪を抱いた北アルプスの山並みが現れ、トンネルを抜けたところでＵターンし戻って来ました。周辺には展望台の案内板や解説板など何もなく数台分の駐車スペースがあるのみ。後で調べると北アルプスを望む撮影スポットとのことで、4トラにも施設登録されていました。
展望台からは迫力あるパノラマが楽しめることはもちろん、透明感の高い野鳥たちの鳴き声が響き渡り心が洗われるようでした。
峠の前後にはきつめのカーブが連続しますが、道幅はそれなりに確保されていて酷道レベルには至らず。山歩きしなくても眺望が楽しめるという意味でははるばるやって来る価値は大です。

信濃川水系裾花川にある多目的ダム。
1970年完成の長野県営のダムとしては最初の多目的ダム（治水対策、水道、電力）で、長野市街を洪水から守る役割も担っています。
アーチ式コンクリートダムはそれほど多く見られる型式ではなく、今回楽しみにしていたのですが、堤体の一部が工事中のため天端は立入禁止、下流側を眺めることはかないませんでした。
長野市街から近く、国道406号線沿いに立地し比較的訪れやすいものの、入口がトンネルの途中にあるのでアプローチがやや分かりづらい。また帰路は暗いトンネルの中にカーブで進入、車の切れ目を十分見極める必要があります。

国道362号線沿いの道の駅。
川根本町は川根茶の産地、道の駅の周囲にも茶畑が広がっています。
売店はお茶に関連する商品がメイン。また大きな屋根の建物には郷土資料館と茶室が入り、中では茶を試飲することもできるなどお茶尽くしです。
ドライブインのような道の駅とは一線を画しますが、「奥大井音戯の郷」と「川根温泉」の中間に位置するだけに、これはこれで良いのかもしれません。
施設内は芝が広がり、日本庭園があったり、大井川が裏手を流れたりとのんびりできる道の駅です。

飯山市のマンホールカードを頂くために立寄り
北陸新幹線も乗り入れる飯山駅構内の1階にあります。
観光案内所としては内部は広く、また木目調の落ち着いた雰囲気。冬場は雪深い地となるので温かみを感じる色調としたのでしょうか。
北信地域の鉄道での拠点として周辺市町村のパンフレットが並ぶほか、土産類も置かれていました。
飯山駅は国道117号線からも近く、駅の駐車場も短時間であれば無料で利用できるので車でのアクセスも便利です。

静岡県道77号線沿いの道の駅。
駅名にもなっている「音戯の郷」は音を楽しむ体験型のミュージアム（大人500円）。この建物の中に道の駅のスタンプが置かれているほか、ミュージアムショップのような売店や軽めの飲食ができるラウンジがあり、これらのエリアはミュージアムに入館しなくても利用可能。
また屋外には音を奏でる遊具が幾つか設置され無料で楽しめます。
入口付近の特産品直売所は申し訳程度の品揃え。買い物やグルメを期待するとがっかりしてしまうかもしれませんが、大鉄の千頭駅に近いので道の駅のパーキングに車を停めて、駅近くの飲食店などを利用する手はあります。

大井川上流に位置する発電用ダム。
型式の中空重力式コンクリートダムは、内部に空洞を造りコンクリートなどの材料費を節約するのが目的。人件費より材料費の方が高かった昭和中期に採用され、井川ダムも1957年の完成と中空重力式としては我が国最初に建設されています。（実際に空洞かは外観からは分かりませんが）
堤高が103メートルもあり上部からは迫力ある眺めが楽しめます。
一方ダム湖側は山々に囲まれ穏やかな風景と堤体を境に対照的です。訪れたのはよく晴れた5月初旬、深まる新緑を見ながらダムサイトを気持ちよく散策できました。

静岡県道63号線沿いの道の駅。
名前の通り温泉が中心施設。訪れたのが週末の午後とあって温泉目当てにやって来る人が多くいました。
駐車台数も多く相応の規模かと思っていましたが、道の駅の売店は温泉施設に取って付けたような小ささで申し訳程度の品揃え。
道の駅のスタンプも温泉の受付カウンターに設置。混み合っている中、入口で靴を脱いでスタッフの方に声をかけてスタンプを出してもらう必要があり不便な仕組みです。
温泉を利用しない場合はあえて立ち寄る必要がないように思われます。

2002年に完成した国土交通省管理の重力式コンクリートダム。
大井川の少し上流には井川ダムがありますが、井川ダムの完成は1957年。半世紀前の大型ダムと比較すると長島ダムはいかにも21世紀の建造物といった様相。
また堤高105メートルは井川ダムとほぼ変わりませんが、堤長が300メートル超あるためか巨大に見えます。
周囲は公園として整備され、ダムの下部まで歩いて近づくことが可能。2門の放流が重なり合っている部分には虹が架かり、ゴーと水の流れる音に迫力を感じるなど見ごたえがあります。

大井川上流に位置する中部電力管理の発電用ダム。
下流側にある井川ダムと同様、内部に空洞を造りコンクリートなどの材料費を節約するのが目的の中空重力式コンクリートダムです。
堤高125メートルはこの形式では世界一とのことで、天端から見下ろすと足がすくみます。また南アルプスの玄関口にあることから、ダム湖の向こうには雪を被った山並みを見ることができ景色は抜群。
井川ダムからの距離は26キロほど。ただしこの間の県道60号線はカーブが多く、途中の落石も目立ち50分ほど要しました。そんな場所だけに他に来る人も少なく、静かに雄大な景色を楽しめるという点では、はるばるやって来る価値は大です。

井川ダムに併設される中部電力の展示・ＰＲ施設。（入館無料）
井川ダム・井川発電所はもちろん、水力発電の仕組みや大井川水系のダムのことなどが展示されているほか、周辺の観光スポットも紹介されています。
館内は基本無人で、見学者が自由に展示施設を廻る方式。井川ダムのダムカードを希望する場合は、受付のインターホンで声をかけるとスタッフの方がカードを持参して頂けます。
ダムよりさらに高所に位置しているため、2階の展望室からの眺めは良好です。ダムから入口まで階段を上りますが、建物の裏側にも駐車場があり、階段を使わずに車で直接アクセスすることもできます。

大井川鐡道の千頭駅からすぐの場所にあるカフェ。
フードメニューはカレーやピザなどのほか定食もあります。またテイクアウト用に弁当も何種類か販売されていました。
そしてこちらの売りは「長島ダムカレー」。大井川の上流にある長島ダムを再現したメニューです。結局私たち一行は誰もトライしませんでしたが、周囲には大きなエビフライを乗せたカレーをオーダーする方が目立ちました。
駅の近くには道の駅「奥大井音戯の郷」があり、車でのアクセスも便利です。

大井川沿いの井川の集落近くにある井川大仏。
「ここから5分」と表示されている入口からはひたすら上りの階段が連続。上り終わって視界が開けると白亜の大仏像が正面に現れ、その優美な姿に癒されます。解説板には地元の歯科医の方が６０年間の健康に感謝をこめ４年の歳月をかけて建立したと書かれていました。
周囲は広場になっていて、奥には毘沙門天の像があるほか、東屋で休むことも可能。
県道60号線から少し離れた場所に入口がありますが、県道には案内板がありすぐ特定できると思います。

国土交通省が管理する長島ダムの紹介施設。
駐車場がある2階から入館、1階の展示室には階段またはエレベータを下ります。
計画から完成まで30年間の歴史をパネルで振り返るコーナー、ダムの仕組みや役割を紹介するコーナーやダムの全景の模型なが間隔を取って設置され、全体として展示には余裕あり。
また映像やクイズ、キャラクターを使った解説など親しみやすさがあるのも特徴。
ふれあい館とダムとの間は大規模な公園として整備、緑豊かで散策も楽しめるスポットです。
なお長島ダムのダムカードはふれあい館1階の入口で配布されています。