しそまきりんごさんのクチコミ(31ページ)全849件

札幌市の中央図書館に埋蔵文化財展示室や事務室などがあります。
展示室は図書館の入口ホール脇にあり、平日の日中の時間なら開いています。
土日休日は閉まっているので、中央図書館を利用する人でもあまり訪れたことのない人は多いと思います。
札幌市内で発掘された遺跡の解説や出土品の展示をしています。
アイヌ時代よりも古いもので、土偶や土器などがありました。
最近発掘した市内の遺跡の出土品を展示、解説するコーナーもありました。
市内に住んでいる人は、身近な場所での遺跡の発掘の様子が分かり、興味深く鑑賞できるのではないでしょうか。
図書館を訪れた人が、展示室内にもときどきぱらぱらと入っていました。

自然を学ぶ体験学習の施設のようです。
幼稚園、学校やその職員、親子連れなどが主な対象のようです。
そのため、普段訪れても場所柄もあり、一般の人は少ないようで、訪れた時はがらんとして誰もいませんでした。
施設には畑や森、標本の展示室などがありました。
付近は果樹園や畑作を行っている農家が多い場所で、道沿いを行くと夏などは農産物の露店がよく出ています。
自然教育園でも同様の作物が栽培され、サクランボやトウモロコシなどの畑作、収穫体験ができるそうです。

公園内に駐車場がありません。
札幌の中心部からは15ｋｍほど離れていて、バスなどを使って遠くから訪れるほどの公園ではないので、近所の人が利用するくらいでしょうか。
なお、入り口のところに路上駐車している車が何台かありました。
公園自体は狭い公園ではありません。
無料で使え、利用する人も少なそうなテニスコート（１面）や遊具の広場、そして庭園の池がありました。
また、付近の森を残したような散策路がありました。
藤野公園だけに、入口と公園の中ほどに藤棚がありました。
これも目的にして訪れるほどではないと思います。
規模や整備度で、札幌市の藤の名所、前田森林公園には及びません。

すすきのの街中にあるお寺です。
札幌にまだ屯田兵も入植していない明治の初年、未開の地に建立された札幌の古刹です。
北海道の開拓にも一役かったお寺です。
街中にしては広い敷地を有し、幼稚園があるほか、ちょっとした庭園もあります。
木陰、それにベンチが備えられた憩いの空間です。
毎年5月下旬～6月上旬はツツジやボタンが咲いてきれいです。

道庁前庭にある彫像で、庭園にほどよいアクセントとなっています。
辺りにはイチョウや桜の木が植わっていたので、花や黄葉の時期は彫刻も更に映えると思います。
また、前庭は池や木陰があり、オフィス街に囲まれた周辺の環境のよいオアシスとなっています。
像は札幌出身の彫刻家、本郷新氏が制作したもので、その作品は大通公園の泉の像や北海道内各地にあります。
稚内の氷雪の門や函館の大森浜の石川啄木の像は有名です。
札幌の宮の森に本郷新記念・札幌彫刻美術館があります。

赤レンガの北海道庁の正門脇に小さく立っています。
北海道庁を観光に訪れた際に見ていくとよいです。
背後のプレートに、昭和3年（1928年）に設置され、更に昭和57年（1982年）に再建したものと書かれていました。
道庁前を横切る道路を挟んで、札幌舗装道路発祥の地の解説板も立っています。
そこから続く北3条広場は、最近（2014年）整備され、樹齢100年を越えるイチョウ並木もあります。
毎年秋（例年11月初旬）には黄金色の葉をいつも輝かせて、奥に見える道庁に彩りを添えています。
この場所は当時、東京～札幌の国道4号線の終点とされたそうです。
この時、青函トンネルがあった訳でもなく、ましてやトンネルが道路である訳でもありません。
その後、函館～札幌の国道5号線となり、現在では終点も北1条東1丁目となっています。
なお、それ以前の元標として、南1条東1丁目に北海道里程標というのがあります。
明治の開拓期の札幌の基点とされた場所で、創成橋のたもとに幾つかのモニュメントがあります。

大通公園西3丁目北側にある像です。
ちょうど喫煙コーナーのある辺りです。
大通公園には、各所に美術的な像が配置され、こちらもその一つです。
隣に解説板があり、大通公園で終戦後初めて1956年に設置された彫刻とのことです。
大通公園には緑も多く植えられ、春から秋にかけては茂った葉で像も日陰になり、目立たなくなってしまいます。
大通公園はライラックの名所ですが、像の近くのライラックなど若木や低木のものは、他の高い木の日陰になってしまい、花付きの悪いものもあります。

1973年に設置されたモニュメントです。
隣に解説碑があり、北海道での電話回線が100万に達したのを機に、1900年に、この場所にあった札幌電話交換局で北海道最初の電話交換がなされたのを記念して設置したとあります。
場所は大通公園の2丁目北側。
“ベンソンの水飲み”というモニュメントの隣にありますが、電話交換創始の地の碑は、ただの台座のような形をしていて、更に隅の方にあるため、あまり目立ちません。
なお、1898年に建てられたという電話交換局の建物が現在もあるのですが、何と愛知県の明治村…
同じように札幌の古い建物を集めている開拓の村が、ここから10kmほど東に離れた野幌森林公園にあるのに、そこではないのですね。
ちなみに現在のNTT関連のオフィスの建物は、同じ大通沿いの北1条西14丁目にあります。

大通公園には各所に銅像などが配置されていますが、こちらもその中の一つ。1963年に農協婦人部の寄贈により設置されたそうです。
大通公園の2丁目にあります。近辺にある銅像には公園周辺の企業が寄贈したものが多く、同じ2丁目の壁泉を挟んである“花の母子像”は丸井今井が、3丁目の”湖風の像“は北洋銀行の前身の銀行が寄贈したそうです。また泉の像は”マッサン”ことニッカウヰスキーの竹鶴政孝氏が製作を依頼したとのことです。
5月（例年中・下旬）は大通公園のライラックが見頃になる頃。各銅像の周辺にはよい香りを漂わせるライラックの花が咲いていて、銅像がよいアクセントとなっています。5月下旬には公園を会場としてさっぽろライラック祭りも開催されます。

大通公園に隣接した札幌市役所の建物の前にあります（北1条西2丁目）。
札幌オリンピックは、札幌の歴史の一大イベントということで、広い敷地がとられています。
国旗が掲揚されていますが、１枚だけで、後は交通安全の旗とは…
ここだけでは聖火台だけなので、当時、会場となった真駒内競技場や大倉山シャンツェなどを巡ってみてもよいと思います。
大倉山は展望台があり、札幌の市街地が見下ろせる観光地としても人気です。
また、札幌市役所の屋上は平日に無料で入れる展望台（展望回廊）になっていて、近くのテレビ塔の展望台のようにとはいきませんが、主に南側と北側の市街地を眺めることができます。
そのほか、市役所の18階と19階で禁煙・喫煙に分かれた食堂、そして地下1階にも目の前のちょっとした庭園が眺められる食堂が入っています。
市役所なのでどこか福利厚生施設的な雰囲気のする食堂です。
市役所の1階には、札幌の開拓にあたって円山から眺める島判官の像があります。

大通公園の2丁目北側にある像です。
大通公園には各所に銅像が配置され、中には公園の周囲にある企業が寄贈したものもあります。
このブロンズ像も南側にあるデパート、丸井今井が1971年に創業100周年を記念して寄贈した像であると隣の解説板に書かれていました。
“花の母子像”とのタイトルですが、像には“愛”と書いてあります。元は”愛の母子像”だったらしいです。
また、折角、”花”の像なのに、周囲の木々は花が少ないです。目立たない花のハルニレや、ライラックも花付きの悪い若木が植わっていました。辛うじてドウダンツツジの花が背の低い位置に咲いていました。

平成28年度（2016年度）から改修工事が行われるようです。平成30年度（2018年度）にリニューアルオープンするそうです。
大きな商業施設のサッポロファクトリーの隣で、アトリウムに隣接しています。永山邸の前庭とその横の永山記念公園と合わせて、緑が多く、暖かい時期は平日の昼休みなど、木陰のベンチで休むサラリーマンなどもいる憩いの場となっています。
建物は永山武四郎邸と三菱鉱業セメントが増築した寮から成ります。永山邸部分は開拓初期の建築ですが、内部は和室と洋室があります。寮の方は、外観は洋風なのに中は和風で、まるで古い民宿を訪れたようです。無料で見学できるので、サッポロファクトリーを訪れた際にでも一緒に見学すると駐車場も利用できて良いです。
庭園にはツツジや藤、公園の方にはライラックなどの花木があります。建物は寮側から入りますが、入口のところのツツジが建物とよく似合い、花の時期はきれいです。5月下旬辺りが良いと思います。また、秋の紅葉も期待です。
もうすぐ工事に入ってしまいますが、永山邸の部分は札幌駅の西側500ｍほどのところにある清華亭に似ています。雰囲気を味わいたいなら、工事期間中は清華亭を訪れてみるとよいかもしれません。清華亭も無料で見学できます。
なお、入れ替わりに今まで工事中だった中島公園にある豊平館が平成28年度（2016年度）にリニューアルオープンする予定です。清華亭は永山邸のように落ち着いた雰囲気ですが、豊平館はそれよりも豪華で見応えがあるかもしれません。
永山邸（三菱鉱業寮）はリニューアル後はカフェもできるようです。現在は豊平館の調度品の倉庫みたいになっている部分もあるので、工事後が楽しみです。

大通公園のテレビ塔のある1丁目の北側は、今では札幌市民ホールやNHKがありますが、昔はそこに大きな洋館の豊平館が建っていたそうです。
豊平館は今でも南に1.5kｍほど離れた中島公園にあります。
昔は大通公園のテレビ塔の前に張り出すほどの敷地を誇ったようですが、今では市民ホールの前の広場に小さな石碑と解説板がある程度です。
解説板に当時の絵図が載っています。
中島公園にある豊平館ですが、平成24年度より改修工事のため、中に入ることはおろか、外観すら見えませんでした。
平成28年度にリニューアルオープンする予定です。

大通公園のテレビ塔のある1丁目の北側に札幌市民ホールやNHKがあります。
花時計はそれらの建物の前の広場にあります。
きれいな花が植えられていて、その上を大きな時計の針が回っています。
秒針まで回っていますが、時刻を確認するなら間近の高い位置にあるテレビ塔の時計を見た方が早いです。
ただ、テレビ塔の展望台に上ってしまったら、こちらを見るとよいかもしれません。
周囲の広場では座って休んでいる人もいます。
のんびり、きれいなお花を観賞する時計です。
なお、大通公園の6丁目にも周囲にお花が植わった日時計があります。
こちらはあまり正確な時計ではありません。

札幌のライラックの名所、大通公園（+川下公園）で毎年5月下旬ころに行われるイベントです。すぐその後の6月上旬に控えるよさこいソーラン祭りや7・8月の大通ビアガーデン、同会場で行われる札幌雪まつりと比べたらはるかに規模は小さいですが、春、過ごしやすい気候になった頃、大通公園で最初に行われるまとまった規模のイベントとして注目されます。
祭りはどちらかというと地元向けです。会場も観光客が多めのテレビ塔に近い1～3丁目ではなく、西側の5～7丁目で行われます。2015年は会期が5月20日～31日（大通会場）で、平日も行われます。ミニイベントも行われるようですが、日中のみで、サラリーマンなどが通勤帰りに立寄ると、各国料理の露店が並ぶインターナショナルフードコートと、札幌周辺のワイナリーが一同に会すワインガーデンに参加することができます。ワインガーデンでは道内の牧場のチーズの販売や料理の露店も合わせてたち、テーブル席なども用意されているので、優雅な通勤帰りの時間を過ごすことができます。
なお、2015年は8丁目で札幌ラーメンショー2015が期間中の5月19日～24日に開かれ、こちらは更に人でごった返していました。夕方でも1時間待ちのような列が出来ている店がありましたが、一方でほとんど並んでいない店もありました。札幌のみならず道外からの出店もありました。
祭りの頃は、リラ冷えの気候でなければ、日も伸びて、明るく賑やかです。会場の縁にライラックも咲いていて、近くでは良い香りを漂わせていますが、会場ではなんと言っても美味しい料理の臭いが充満していました。

大小のホール、会議室を備え、大ホールだけでも2500人を収容する大きなイベントホールです。
さまざまなビジネスイベントや学会、国際会議などが開かれます。
2007年には国連軍縮会議も開かれたそうです。
なお、大きなイベント以外でも中小の団体による会議やイベント、セミナーなどに使われています。
ただ、それらのイベントに参加するのでなければ、訪れてもただのホールがあるだけです。
ましてやイベントのない時は人もほとんどおらず、がらんとしています。
しかし、休憩椅子などが通路やロビーに配され、大きな空間でゆっくり休むことができます。
周辺はごみごみした街中なので、結構癒されます。
ましてや天気の悪い時はなおさらです。
レストランも併設していて、食事もできます。
約100席もあって、ここもイベントのない時は貸切状態です。
駐車場は最初の2時間は￥200円で、その後30分ごとに￥100円です。
なお、近くに大型商業施設、イーアス札幌があり、こちらは最初の3時間無料です。
ただし、ぜひお買い物してあげてくださいね。

ハンカチツリーの木があります。
場所は公園の真ん中付近の花木園のやや北寄り。
時期は2015年は5月の中旬～下旬でした。
緑のセンターの掲示板などに場所と道順の書かれたポスターが貼ってありました。
木は1本ですが、木のところどころで葉と見まごう白い苞がふらふらと風に揺れていました。
他では北大植物園や百合が原公園で見られるようです。
なお、ハンカチツリーの木の近くには藤棚もあり、ちょうど見ごろを迎え、甘い香りを漂わせていました。
ほか、同時期にはライラック、ツツジ、スズラン、チューリップ（遅咲き品種のようです）、そしてなんとニッコウキスゲが咲きだしていました（2015年）。
花木園ではバラも多く植わっていました。見ごろは6月下旬あたりだと思います。
豊平公園は平坦な公園で高い木が多く、森を散歩しているようですが、その割に花木も多かったです。
緑のセンターは、それほど大きくはありませんが、園芸店のように草花の販売もしていました。
野菜苗のほか、アジサイやクレマチス、トケイソウの鉢植えなどもありました。
更に小さいスペースですが、ストレリチア（極楽鳥花）やレモン、ブーゲンビリアなど暖かいところの植物の鉢植えもありました（一部非売品）。
駐車場は温水プールとの間の通り沿いにあります。
50台ほどが停められるようです。
ただ、訪れた時はゲートが一つで入口と出口が同じだったため、分かりにくかったです。
無料で停められますが、4時間までで緑のセンターまたは温水プールで駐車券のスタンプを押してもらう必要があるようです。

5月20日に例祭（春の大祭）があります。19日と20日には境内の舞台で演芸なども行われました。19日は宵宮祭とのことで、舞の奉奏があるとのことですが、本殿の中で関係者のみで行われていました。
境内の駐車場スペースでは屋台が並び、夕方は地元の小中高生でいっぱいでした。境内の駐車場は10台ほどしか止められるスペースがありませんでしたが、駐輪場が設けられ、たくさん自転車が止まっていました。
ＪＲ学園都市線の新琴似駅から近く、比較的アクセスが良い神社です。境内には屯田兵の中隊本部の建物やその他、開拓にまつわる石碑などが多くあります。授与所ではお札やお守りが販売され、仕事御守や必勝御守などがありました。
5月20日の例祭のほか、9月20日にも秋の大祭が行われます。

中島公園の北側、日本庭園の敷地内にある茶室です。中は入れないようですが、周囲を巡るだけでも風情を楽しめます。冬は日本庭園自体が入れず、4月下旬～10月まで楽しめます。
小堀遠州の作とのことです。小堀遠州が札幌に建てた？訳ではなく、大正時代に滋賀県から移築されたそうです。1936年に当時の国宝に指定されたそうですが、今でも国の重要文化財となっています。
建物の周囲にカエデの木が多く植わっていたので、紅葉のころはきれいだと思います。札幌市内の紅葉の時期は、年にもよりますが、だいたい10月中旬～11月上旬ではないかと思います。訪れた時は新緑の緑がきれいでした。目の前の日本庭園と合わせて楽しむことができます。ツツジや藤の花もきれいでした。

大通公園4丁目の南側にあります。周囲の木々に葉がある時期は日陰になり、碑の高さもそれほどでないため、目立ちません。裏手にある北海道銀行が創立30周年を記念して1981年に寄贈したと解説板に書かれています。
ライラックの見頃は例年5月中・下旬です。碑のある大通公園は札幌市のライラックの名所の一つで、あちらこちらで美しい花が見られ、良い香りが漂います。ただ、碑の隣のライラックは若木のせいか、日陰のせいか、今ひとつ花付きが悪かったです。
5月下旬には5丁目～7丁目でさっぽろライラックまつり、8丁目では期間が短いですが、札幌ラーメンショーが開かれます（2015年）。観光シーズンの夏休み期間中にはビアガーデンでごみごみした感じになりますが、ライラックのシーズンは少し冷涼な爽やかな季節です。ライラックまつりも観光客が訪れやすい西1～4丁目エリアというよりは、地元向けのやや西側のエリアで行われ、ビアガーデンや雪まつり、Yosakoiソーランなどに比べたら小規模でシンプルなイベントです。