ろたみこさんのクチコミ(265ページ)全6,792件

狐の足あとの向かい辺りですが湯の町街道側からも入れました。
中也の生家跡に建てられており現代アートっぽいというか凝った建物だなと思ったら全国でコンペを行って479点の応募から選ばれたデザインだそうです。
このようなデザインが想起される作風ということでしょうか機会があれば詩を読んでみたいと思いました。

湯田温泉の目抜き通りである湯の町街道(県道204号線)沿いにあります。
観光案内に加えてグッズの販売もしていて湯田温泉ではあちこちで見かける白狐はゆう太くん・ゆう子ちゃんという名前だということをここで知りました。
外には足湯と、お湯を飲める飲泉場もありました。

井上公園の西側の角にちょっとした高台があって公園を見下ろすように建っています。
1863年の政変で7人の公家が京都から追放された七卿落ちで7人が滞在したことから顕彰碑ができたものです。
井上公園なのに井上馨像よりも高いところにあるのはやはり公家だからでしょうかね。

井上公園の中程に芝生の広場を向いて立っています。
両隣にも何かの碑があるのでこの付近は賑やかです。
伊藤博文らと共にヨーロッパに留学したとのことで欧米っぽい衣装なのでしょうか。
よく見ると右手の傍にシルクハットもあっておしゃれですね。

井上公園内にあるほうですね。
凝った形の大きな石碑の湾曲した面に書かれているのは｢山羊の歌｣の｢帰郷｣の一部だそうで傍らには｢帰郷｣の説明板も立っています。
石碑の平らな面にはこの碑を作った経緯が細かく書かれていました。

井上公園内の一角にあります。
何遠亭とは幕末の半年間、三条実美が滞在した建物で井上馨の実家を増築したものだそうです。
現在は近年に復元されて木の匂いがしそうなほど新しくきれいな亭が建っていますが、すぐ近くに何遠亭跡の碑も立っていました。
そんなに大きな建物でもないので、増築したほうの建物、ということのようです。

井上馨の生家跡に作られた公園で井上馨の像や何遠亭に瓢箪池、中原中也の詩句、山頭火の句碑、七卿の碑など見所がたくさんあります。
暗くなってから訪れましたがちゃんと照明があるので説明板も含めてほぼ全てを見て回ることができました。
公園の遊具まで白狐のデザインで湯田温泉の白狐推しがひしひしと感じられました。
隅に足湯がありますが地元の高校生が本を読みながら浸かってました。

中原中也記念館の向かいにある外観が少し凝った建物です。
観光情報を得られるかなと思って入るとすぐカフェのレジがありますが注文しなければいけないわけでもありませんでした。
カフェの端に足湯があってさらに屋外にある足湯を見ならがゆっくりしてる人もいました。

バスで湯田に入ったので県道204号線に降り立ちましたがその一本北側の通りです。
種田山頭火句碑や中原中也詩碑がありさらに少し西に歩くとちょろちょろとお湯が流れる道端のミニ庭園みたいなところに白狐のモニュメントがいくつかあって湯田の白狐の洗礼をここで受けました。

錦川どおりのほうですね。種田山頭火句碑の近くにありました。
おにぎりのようにも見えるデザインが中々珍しい句碑だと思います。
小学校の国語の本にも採用されている詩だそうですが詠んだ日付でしょうか斜めに彫られているのも印象的でした。

錦川通りを歩いていると石碑に彫られた句がありました。
旅と酒を愛した俳人種田山頭火は温泉好きでもあり、石碑に彫られている字は山頭火の日記からとった自筆だそうです。
句碑というと奥の細道のような風流なものを思い浮かべますがこちらは庶民的というかユーモラスでした。。

山口線の仁保津駅からすぐです。
肉天うどんにトッピングでえびかき揚げを注文。
ネギは無料サービスとして茶碗いっぱいに出てきました。
うどんは柔らかめでしたが山口あたりの特徴なのでしょうか。
丼やおにぎりなどのご飯ものもありました。

平日でしたが夜７時を過ぎた辺りで晩飯どころを探してうろついてみたのですが居酒屋みたいのしか見つからなかったのでホテルのレストランに入りました。
フレンチをお箸でという気取らない雰囲気なのと、ランチとディナーで同じメニュー・値段っぽかったのは好感が持てました。コスト削減の一環かもしれませんが。

パークロードの東側に流れる川です。
大内氏が京都の加茂川に見立てたとのことですが川幅はだいぶ狭いですね。
夕方に訪れると街灯がオレンジに灯りはじめて雰囲気がありました。
上品な飲食店やカフェが点々とあったので橋を渡って右岸と左岸を行ったりきたりしながら物色してました。
両岸に沿って桜が植えられていて開花の時期は華やかでしょうね。

かつて大内氏が居館とした地で今は龍福寺が建っている他、枯山水庭園や裏手には池泉公園がきれいに整備されていて大内氏反映当時の雰囲気が伝わってきます。
中国地方から九州まで治めて山口が「西の京」と言われた時代があったと思うと胸が熱くなりますね。

元々は大内義隆の菩提寺として建立されたものが焼失し、他所の釈迦堂を移築改造したものの古くなったため平成に入って修繕をして元の室町時代の桧皮葺屋根にリニューアルされた、という難しい経歴ですが、大内氏館跡の敷地内の全般がきれいめに整備されているので違和感無く溶け込んでいると思います。

豊栄神社・野田神社を観た後に北側から接近したので裏手から側面を通ることになりましたが、本殿、拝殿と連なって配置されている独特な様式を目の当たりにしました。
南側に進むに従いやがて堂々とした楼門に至りましたが神社の正面である鳥居がある側は長い階段の上でいつの間にか小高い丘の上にいたことに気づきました。

豊栄神社と並んで建てられていますが豊栄神社が1762年創建なのに対してこちらは明治時代の1873年とだいぶ後にできたようです。
こちらは毛利敬親を祀っています。
周りに多くの神社関連の建物があるのですが手入れがされていないことはないと思いますがなんというか殺風景な感じでした。

菜香亭の近くに鳥居が見えたので行ってみました。
野田神社と共に２つの神社が並んで建てられていて道路に面した入口にも両神社の名前が彫られた一つの大きな石柱がありました。
山門に特徴のあるマークが並んでいましたが一文字三星紋といって豊栄神社が祀っている毛利元就の家紋でした。

五重塔から国道９号まで戻ってきて東に歩くとありました。
井上馨や伊藤博文が利用した料亭を移築したもので明治期の文人の毛筆の書などと共に見学できます。
外観からもかなりの敷地の広さが分かりますが128畳もあるという大広間など内部も贅沢な空間でした。