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pengmaさんのクチコミ全25件

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  • 以前の訪問時は叶わなかった飛騨蕎麦を堪能する旅

    投稿日 2013年10月16日

    蕎麦正 なかや 飛騨高山・古川

    総合評価:4.0

    正午前、飛騨古川駅に降り立つ。
    乗車時には気付かなかったが、欧米系旅行客がドシドシ列車から降りてきた!
    最近じゃ、高山は中国・韓国系旅行者、古川はバッグパッカー系旅行者が多いそうだ
    欧米系の日本好きは侘び寂び文化に興味がおありのご様子♪
    さて、必要のない三脚やバッグ類はコインロッカーに収め、カメラ(RX1)一つで古都散策に参りましょう♪
    瀬戸川沿いの散策と酒蔵巡りを堪能し、時計を見れば一時半を回り
    コノ時間ならば蕎麦屋もユックリできるだろうと向かった先はコチラの「蕎麦正 なかや」
    暖簾を潜れば案の定、客は居ない、お昼の客が引けた後だろう。
    「いらっしゃい、お好きな席へ」
    と女将に誘われ、店奥の大テーブルに・・・そして生ビールを一杯
    蕎麦前に
    よせ豆腐(冷奴)¥300-と、本日解禁のヤマメの甘露煮¥500-を注文
    蕎麦は飛騨ざるそば(並)を一枚
    「蕎麦が欲しくなったら言ってくださいネ♪」と女将の笑顔
    生ビールは直ぐに底を付き、女将推奨の冷や酒、古川は白真澄の春吟醸を戴く
    最後の一杯は約1.5杯分の大サービス♪
    「お豆腐、最初の一口はアンデス塩で大豆の甘さをお楽しみ下さい」との事だ
    詳しくは聞かなかったが、ネットリと大豆の風味豊かな美味い豆腐だった
    脇付けの胡瓜の辛味噌和えがイイ箸休め
    炊き上がったばかりのヤマメの甘露煮は春吟醸に初夏の旬、季節感のある美味い肴
    「そろそろ、御蕎麦にしましょうか?」
    うん、ベストタイムですよ、女将さん
    「最初の一口はアンデス塩で、二口目は飛騨数河産本山葵でお召し上がりください」
    新蕎麦から半年、いくら保存に気を付けようとも香りが薄くなるのは仕方ないか・・・
    十割りではないが二八とも違うか???
    上品な細打ちは十分な食感と甘味を感ずる美味い蕎麦
    蕎麦湯も若干トロミのある濃いタイプ、少し濃い目の蕎麦汁を割り完食。
    御馳走様でした、女将さんとの世間話も楽しかったです♪

    旅行時期
    2013年07月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    4,000円未満 
    利用形態
    ランチ
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    サービス:
    3.5
    雰囲気:
    4.0
    料理・味:
    3.5
    観光客向け度:
    3.0

  • 古都長浜の名酒場

    投稿日 2013年06月06日

    割烹 能登 長浜

    総合評価:4.5

    長浜で選んだ店は、敬愛する太田和彦氏が日本百名居酒屋に選んだ[割烹能登]
    長浜にあって、なんで「能登」?
    先代はかつて、富山の氷見で板長をしており、この長浜に帰ってきてから店を開いた。
    北陸、能登のよりすぐりの海の幸を汽車に乗せ長浜まで運んでもらっていた。
    (割烹能登H/Pより引用)
    との事だそうで、しかし、湖北の旬の幸も存分に堪能できるとの事、楽しみではある♪
    午後五時、口開けにて訪問
    こんにちは~
    「いらっしゃい、●様でいらっしゃいますか、どうぞ其方へ」
    カウンター左端、太田氏の百名盃の前の前の席へ通される、カウンターは五席、程よい広さだ。昼に地ビールは十分に堪能したし、今夜は料理を味わいたい、端から酒でいきますか♪
    和紙に書かれた酒の品書きに目を通す、さてと・・・ココはやはり地酒「七本槍」の吟醸を冷で頂こう。
    七本槍 吟醸:スッキリと喉越しのイイ、しかし、米の香残す美味い酒
    お通しにもろこの山椒煮が出された。
    もろこの山椒煮:甘く炊かれたほろ苦さの残るもろこに山椒がピリリ
    お通しの品から面食らう、美味い!こりゃ期待できますぞ♪
    大将と話しつつ決めたお造りは琵琶マス
    琵琶マスのお造り:上品な脂が乗り、鮭とは全く違った味わい、酒が進む
    次の酒は七本槍純米の御燗
    七本槍 純米:コチラ吟醸とは打って変わって辛口、燗でもキリッとした味が残る
    お次は焼き物二種、子鮎の塩焼きとよこわのカマ焼き
    子鮎の塩焼き:正面水槽で泳ぐ子鮎を掬い塩焼きに、写真を撮るのももどかしいほど鮎のイイ香りが
    よこわのカマ焼き:よこわとはメジの事、脂が乗り辛口の七本槍に合う
    次の酒も七本槍純米の御燗、料理は稚鮎の天ぷらといきましょう
    稚鮎の天ぷら:流石に活稚鮎ではないが、子鮎とは違った若鮎の味が楽しめる
    次の酒は能登オリジナル、その名も「能登 純米」を御燗で、お腹もイイ具合なのいで自家製からすみを頂く
    能登 純米:コチラすっきりした飲み口、40℃前後の温感か冷がよろしかろう
    自家製からすみ:うう~ん、こりゃ上品なチーズですな。能登を一気に飲み干し「七本槍 純米」をもう一本♪
    その間も大将や女将と話題は尽きない、大将が厨房へ入れば女将と、女将が調理を運べば大将と
    「お使いのカメラ知ってます!ご贔屓に写真屋がみえるんですが、
         その方が此間お持ちになり自慢されてました、凄く高いんですってねぇ」
    少し前から話題に混ざってた隣の初老のご夫婦、ご主人も食い付いた
    「私もカメラが趣味でして、さっきから気になってたんですよ、ちょっとイイですか?」
    と手に持ち、構え
    「無粋な質問ですが、お幾らですか???」
    値段をお教えすれば、隣で奥さんがすぐさま頭の上に腕を交差させ大きなバツ(爆)
    いやはや、地の肴に地の酒、地元の方との語らいは最高ですね、楽しい長浜の夜をありがとう♪
    背の高い可愛い女将さん、言葉少ないが色男な大将、小柄で美人な女性スタッフ、ココは間違いなく長浜の名酒場。

    旅行時期
    2013年06月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    10,000円以上
    利用形態
    ディナー
    アクセス:
    4.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    サービス:
    4.5
    雰囲気:
    4.0
    料理・味:
    4.5
    琵琶湖の旬の幸が喰える
    観光客向け度:
    3.0

  • 福井の「日本百名居酒屋」

    投稿日 2013年06月26日

    料理茶屋 魚志楼 東尋坊・越前松島・三国

    総合評価:5.0

    コノ店も敬愛する太田和彦氏が「日本百名居酒屋」に選んだ一軒「料理茶屋・魚志楼」(松崎家:登録有形文化財)
    福井市内からは少し離れるが、福井出張の折一度は訪れたいと思い続けた店だった・・・
    福井駅から「えちぜん鉄道」にて「三国駅」下車徒歩十分、古い街並みに溶け込む様に店はある。
    三国湊は北前船が寄港する港町として栄えた。中でも出村地区は江戸寛政年間には遊女100人を擁した遊郭街として栄え、昭和初期までその賑わいは続いた。魚志楼の先に残る「思案橋」は、福井藩三国湊と川下の丸岡藩滝谷出村の境界で、丸岡藩領には遊郭街が連なり、行こか戻ろか思案したところだとか・・・思案橋で迷い、見返り橋で思いを残す。魚志楼(旧松崎家)は150余年前に建てられた置屋跡か遊郭跡を利用したと聞く。大正時代の三国の面影がそのまま息づく店内で、北陸・福井の魅力がたっぷりと味わえる♪
    「越の磯」を後にしえちぜん鉄道で向うは「三国港駅」、そして路線バスで「東尋坊」へ遊覧船を楽しみお土産物通りへ戻れば???、コノ辺りの店って午後四時で店終いしちゃうんだ!残念、越の磯店主にお聞きした地ビールの飲めるレストランも閉まってた(涙)
    三国へ戻る路線バスは一時間に一本、バス停で只ボンヤリバスを待つハメに・・・バス停で知り合った地元のオッチャン、魚志楼への下車バス停、降りてからの道筋を親切にお教え下さった。お蔭で時間に余裕が出来、雨降る三国湊の古い街並みを散策し、午後六時、口開け客として暖簾を潜る。
    「ようこそお出でくださいました♪」
    器量良しの女将が笑顔で出迎えてくれた♪
    料亭だった店を平成に入り寄り付きのカウンターを設けたそうだ、塗りのカウンターがイイ具合にヤレて味わい深い
    写真が趣味である事を伝えれば、客入り前の時間総ての客間の撮影を許可戴けた♪
    客間へ続く廊下から圧巻の景色、昔はコノ広い廊下を芸者衆が行き交ったんだろうなぁ・・・
    と、当時の栄華を偲ぶ写真を眺める。
    カウンターに戻り、さて、何を行こうか・・・先ずは生ビール
    風情にはちと掛けるがキリン魔法のジョッキに注がれたキンキンのビールが置かれ
    グビッグビッグビ!「アァ、美味い♪」
    「あら、お客様本当に美味しそうに飲まれますね♪」
    さてと、刺身は何があるのかな?、六月は中途半端な時期なんだが・・・決まりだ
    盛合せを戴こう、腹の張るビールは一杯で我慢し、お次は常山吟醸の冷を戴く。
    ・刺身盛合せ(甘エビ・鱧・カンパチ・ツブ貝・鮪・鶏魚)
    甘エビが美味いネェ、頭を落せば香り高い味噌が流れ出る♪
    体も冷めたので燗酒を戴こう、女将お薦め一本気を浸けてもらう、次のアテは天然鰻の蒲焼
    ・天然鰻の蒲焼
    生簀で活かされた鰻は程よく脂が落ち美味い、おろし山葵で戴く
    ・冬瓜の甘味噌掛け
    シッカリした歯触りを残す若い冬瓜の煮物に甘味噌を掛けた田楽風、アッサリと美味いネェ
    ・トマトの葛揚げだし
    コチラ女将お薦めの一品、揚げたプチトマトが葛ゼリーで固められ出汁に浸し♪
    ・鯵のヌタ
    黒板にはヌタとしか書かれてなく、造られた品は珍しくも鯵。コレはイイ意味で裏切られた一品
    残念がらコノ日は塩雲丹が無かったが十分に美味しい料理を堪能。
    ・生ビール一杯、常山(冷)一合、一本気(燗)二合、雲乃井(燗)二合
    〆て7550円はリーズナブル
    厨房を任されるのは女将のご子息だった・・・♪
    今宵も楽しい出会いがあった、奇しくも同年の紳士(陶芸関系)に同伴するお嬢さんを娘だと紹介戴くが・・・会話が父娘じゃないんだよな~(爆)
    時計を見れば八時はとっくに回っており、〆の熱いお茶を淹れて戴き、見返り橋を渡り三国駅へ向かう
    心も舌も満足の店、ココは間違いなく三国湊の名店です、ご馳走様♪

    旅行時期
    2013年06月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    10,000円未満
    利用形態
    ディナー
    アクセス:
    2.5
    コストパフォーマンス:
    5.0
    サービス:
    4.5
    雰囲気:
    5.0
    料理・味:
    4.5
    観光客向け度:
    4.0

  • 蔵元ですが、地麦酒絶品

    投稿日 2013年06月28日

    越の磯 福井市

    総合評価:4.0

    福井に美味い酒が多い事は周知の事実、聞くところに寄れば地ビールもあるらしい。名は「福井麦酒Dios」(株)越の磯 福井ビール工房が醸造してるとの事、日本酒も醸造する小さな小さな酒蔵である事が解った。気になる・・・H/Pで確認すれば、大きな酒蔵じゃなく見学に際しては予約必須、仕込みの時期には見学を断る事もあると言う。
    コレは面白い♪
    早速予約を取り付けるべくTEL
    少し年配の女性が応対するが、少し困った様子が電話口から聞き取れる
    何方かと相談の後OKを戴くが
    「今は仕込シーズンじゃないので楽しくないかもしれませんよ」と・・・
    仕込みで忙しい時期は見学を断る事も有り、そうじゃない時は面白くないとな?
    なんとまぁ正直な♪
    こんな方々の作る酒はさぞ正直な味がするんだろうなぁ、期待は高まる。
    JR福井駅より「えちぜん鉄道」に乗換える、目指す駅は「日華化学前」
    タクシーなら福井駅から15分ほどの距離、日華化学前駅から徒歩二分に蔵元はある。
    若い蔵元礒見さんがニコヤカに迎えてくれた♪
    「仕込み時期は終わっており、お見せできる処は少ないんですよ」
    と言いながら、日本酒工場~ビール工場へと親切丁寧にご案内いただく。そして・・・
    「折角なので試飲されますか?」
    酒飲みにはたまらない一言「是非!」と快諾♪
    下記六種の吟醸酒と地ビールを試飲
    酒は福井県産酒米「五百万石」を主に使用し、総て酸味を感ずる日本酒本来の味と言うべきか
    甘味と酸味のバランスが良く、冷えてると舌にピリッと辛口に感ずるが、温度が上がるにつれ優しい甘さが広がる。
    一通り日本酒の試飲を済ませた所で
    「ビールも如何ですか?」
    断る理由も無いので快諾(爆)
    しかし三国港行きの電車の時間も押しており、店主お薦めの一本「アンバーエール」を味見
    なななんですか!このフルーティな甘さは、香ばしいホップの苦みと仄かな甘さ
    こんなビールは初めて飲んだ!美味い!!!

    ・越前夏の酒 本生(純米大吟醸)
    ・春夏秋雪 越前(純米吟醸)
    ・純米吟醸無濾過原酒(純米吟醸)
    ・無の心(大吟醸)
    ・一期一会(純米大吟醸)
    ・刻がさね(十年熟成/純米原酒)
    ・越前福井浪漫ビール(アンバーエール)

    ココの酒はH/Pより総てお取り寄せ可能、早速お取り寄せの手続きを♪
    招かれざる珍客にも快くご対応いただき、杜氏である専務の人柄が造り出す旨き地酒と地ビールに酔い蔵元を後にした・・・

    旅行時期
    2013年06月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    4.0
    お買い得度:
    4.0
    サービス:
    4.0
    品揃え:
    4.0

  • 高山の名居酒屋

    投稿日 2013年07月23日

    樽平 飛騨高山・古川

    総合評価:5.0

    午後五時半、夏の高山の日差しは強く喉はカラカラ
    今日目指す酒場は、かの太田和彦氏が「日本百名居酒屋」に認めた「樽平」である。
    小生の百名居酒屋巡りも漸く九軒目に♪
    高山市のメインストリート国分寺通りから一本路地へ入る、観光客は訪れないだろう高山の飲み屋街。日中観光客で溢れる高山、しかし高山に宿を取る観光客は少ないと言う。日帰りにせよ、温泉街に宿を取る行楽客にせよ、その町を知るには、地に根付く老舗酒場を訪れ、一杯やる事が一番だと思う・・・五十も中盤に差し掛かった今、独りぶらり旅が出来る事に感謝しよう♪
    ほほお、イイ構えの店先ではありませんか。
    六時に伺う旨を連絡したが、五時半の口火切りとし暖簾を潜る
    TVは名古屋場所のライブ、白鵬が苦手とする稀勢の里との一番がまさに始まろうと
    女将がカウンターに座り食い入る様に見入ってた♪
    「いらっしゃい、pen様ですね?お早いお着きで♪」
    白鵬戦から結びの一番までを地麦酒とお通しをツマミながら暫し女将と観戦
    いいなぁ、コノ緩やかな時間の流れ・・・
    怪我を推しての白鵬は残念な結果だったが、さて、そうさな、アテは何をと
    女将手書きのお品書きに目を通す、高山の郷土料理に並び秋田の郷土料理も目に付く
    そう、女将は秋田のご出身。
    コノ店もココへ構え今年で48年目に入るそうだ、最近は娘さんも店に立つそうで
    自分一代と思い続けた店を店が引き継ぐ事が決まり、嬉しそうに語ってくれた。
    「今日はね、娘が寄合いで生憎と・・・」
    電話予約のあった群馬の旅釣り師二人が釣果を持参し参上
    「食べるだけ調理してよ、後は女将へのお土産でイイからさ」
    隣に座る小生もご相伴に預かる事となった♪
    奇しくも高山は川上川と高原川の鮎食べ比べをする事に・・・同じ鮎でも川で味が変わるモンですねぇ
    燗酒を「コレで呑めば?」と薦めてくれた盃を目にし
    「お、ソレが太田先生の百名盃ですか」
    彼も太田氏のファンで、コノ店もTV番組で知り訪れたそうだ♪
    イイ店、イイ酒、イイ肴、そして良き人との出会い
    名居酒屋の条件を満足できる酒場に乾杯。
    ・お通し(キャベツと南瓜のマヨ和えカレー風味、枝豆)
      どちらも麦酒に合うアテ、飛騨地麦酒とベストな味わい、マヨカレーと南瓜が合うとは!
    ・太鼓のばち(茸)
      高山の秋の味覚だが珍しく春取りの醤油煮、シャキシャキと独特の食感
    ・焼き茄子地味噌]
      高山の郷土料理、旬の茄子を縦に裂き朴葉味噌を挟んで焼いた物、コレはご飯の欲しくなる一品
    ・川上川の若鮎塩焼
      解禁されたばかりの若鮎、川上川の鮎は地元民も絶賛の味
    ・高原川の鮎(お裾分け)
      群馬の旅釣り師に釣って来たばかりの鮎をお裾分け戴いた
    ・胡瓜の地酒粕和え
      高山の地酒の酒粕で和えた胡瓜、これはイカン、酒が進む
    ・わさび菜
      醤油漬けのわさび菜、コレも酒が進み過ぎる
    ・いぶりがっこ
      女将地元のいぶりがっこの美味さは言うに及ばず
    ・飛騨高山麦酒(ダークエール)
      福井の地麦酒が一番と思ってたが・・・うぅ~ん、甲乙付け難い味♪
    ・秋田「まんさくの花 吟醸」冷や:一合
      スッキリと旨口の酒、暑い夏に似合う味
    ・高山「久寿玉 純米」温感:二合
      百名盃で戴く高山の代表酒、不味い訳がなかろう!
    ・高山「飛騨の甚五郎 吟醸」冷や:一合
      女将お薦めの大吟醸、フルーティな女性好みの味、食後酒にイイですね
    郷土料理の漬物焼きも食べたかったのだが、予定外の鮎に計三匹を平らげ腹パンでストップ。
    時計は午後八時を回り、足元のシッカリしてるうちに古都の夜撮りすべく店を後にした。
    〆の熱いお茶を飲み干し会計は7700円
    御馳走様でした、ココへは必ず再訪します♪

    旅行時期
    2013年07月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    10,000円未満
    利用形態
    ディナー
    アクセス:
    4.0
    コストパフォーマンス:
    4.0
    サービス:
    5.0
    雰囲気:
    5.0
    料理・味:
    4.5
    観光客向け度:
    3.0

  • 鞆の浦(鞆港)は時間の止まった街

    投稿日 2013年06月06日

    鞆の浦 鞆の浦・鞆公園

    総合評価:3.5

    福山出張が決まった。
    折角福山へ行く訳で少々早く会社を出発することに♪
    福山駅を降り立ったのは午後四時半、駅前バスロータリーより「鞆港行き」へ乗り込む
    バスは芦田川を南下、そして瀬戸内海を眺め、正面に仙酔島が見えてくれば鞆の浦、終点鞆港は近い。
    仙酔島とは仙人も酔ってしまうほど美しい島という意味♪
    江戸時代の港湾施設である「常夜燈」も残っており、江戸時代中期と後期の町絵図に描かれた街ほぼすべて現存し、当時の町絵図が現代の地図としても通用する。ある意味貴重な港町、古代万葉集にも鞆の浦を詠んだ歌が残されおり、その歴史は弥生時代に遡るとも・・・ここ鞆の浦・仙酔島は、蒸気船いろは丸の沈没事件を巡り坂本竜馬とも因縁深い地である。

    人の擦れ違えぬ様な街路を歩き、メイン通り(と言っても車は擦れ違えない)へ出れば
    一軒の酒店発見
    「すいませ~ん、ビール立ち飲みできますか?」
    「は~い、どうぞ~♪」
    「凄い梁ですねぇ、かなり古いんですか?」
    「そうですねぇ、100年以上ですやろ」
    「だいたい観光客は四時には引けてしまうし、こんな時間に珍しなぁ♪」
    缶ビール一本、魚肉ソーセージをアテに15分ほどの時間を女将さんと談笑。
    瀬戸内弁は広島側も四国側も何となく似てると思うのは小生だけだろうか???

    旅行時期
    2013年06月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    2.0
    景観:
    4.0
    人混みの少なさ:
    4.0

  • 暖簾を潜れば「お帰りなさい」と迎えられ

    投稿日 2013年06月06日

    自由軒 福山

    総合評価:4.0

    暖簾を潜れば「お帰りなさい、お疲れ様~♪」の声が、ココは定食が美味しい店
    五年前になろうか?、福山出張時ココで遅めの昼食を摂った事がある
    生ビールに何か一品、そしてオムライスを食べた様に覚えてる、そうココは洋食屋なんです♪
    しかし、夕方となれば仕事帰りのサラリーマンや単身赴任者、地元ジィちゃんらの晩酌や食事の場に
    コノ字型カウンターはそんな方々で満タンになる。
    暖簾を潜れば運良く空きが一席♪
    名物おでんの角鍋を横目に見つつ着座、先ずは冷え冷えの生ビールを注文
    アテは
    ・おでんから、牛スジ(\300)と豆腐(\150)、共に別容器に盛られ特製の味噌だれが掛かる
    ・筍煮付(\300)
    ・アスパラ天麩羅(\400)
    ・きぬかつぎ(\300)を塩で
    ・生ビール(\550)一杯、麦焼酎ロック(\350)一杯、芋焼酎ロック(\350)二杯
    〆て¥3,050-
    確かに注文品を観てると、一杯飲んだ後に各種定食が飛び交ってる
    厨房はまるで戦争の如き、しかし、ゴツイが優しい店主と女将の人情厚い人当たり
    「お帰りなさい」の一言を求め寂しい企業戦士が集まるのだろう・・・
    あ、それだけじゃありません。料理の味も間違いなし!!!♪

    旅行時期
    2013年06月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    3,000円未満 
    利用形態
    その他
    アクセス:
    5.0
    コストパフォーマンス:
    4.0
    サービス:
    4.0
    雰囲気:
    3.5
    コノ字カウンターの居酒屋
    料理・味:
    4.0
    昔懐かしい洋食屋
    観光客向け度:
    3.0
    ランチにも晩御飯にも晩酌にも

  • 岐阜県の山奥に伝わる伝統的な郷土料理を食べられます

    投稿日 2013年06月04日

    柳家 瑞浪

    総合評価:5.0

    駅からタクシーにて15~20分(¥4,000前後)、山間の集落を入った小高い場所に柳家はある。
    店主と女将のお出迎えが気持ちいい♪
    四人では申し訳ないほどの掘り抜き炬燵風の囲炉裏端部屋へ通される
    「本日は川魚と山菜、仔鹿、天然鰻をご用意させて頂きました。」
    と店主の挨拶から始まり、笊に盛られた新鮮な脂の乗った馬瀬川天然アマゴの登場に
    一同感嘆の声が上がる
    さぁ、店主渾身のショータイム、焼きの妙技を見守る事に・・・
    肉厚のアマゴを遠火・近火と加減しジックリと火を通し、表面はコンガリ仕上げる。
    頃合いを見計らい炭の隣には塩振りされた鮎も置かれていく。
    小鮎は塩焼・蓼酢・田楽と三種で味わう事に・・・さてアマゴが焼きあがる、程よく脂は炙り落されマス系の独特の香りを残しつつも香ばしい
    ああ、ダメだご主人酒下さい。今日の料理を邪魔しない酒を選んで下さい。
    で、ご主人がチョイスした酒は地酒七笑いの吟醸
    七笑いはベタ付く甘いイメージだったが・・・ほほお、サラリと旨味を流す辛口
    馬瀬川のアマゴをアッサリ完食し、脂のタップリ乗った長良川鱒お造りにもピッタリの相性を見せる。
    さて、お次は不知川天然鮎塩焼、塩焼で⇒蓼酢で⇒田楽で、と三種の趣向を楽しむ
    こりゃイカン、鮎の風味に酒がグイグイ進んでしまう♪
    続いて山菜の天麩羅は三種(タラの芽・こごみ・山うど)抹茶塩で戴く、体が浄化する美味さだねぇ
    箸休めとして、三つ葉のお浸し、山うど皮のきんぴら、芹お浸し、行者大蒜お浸し、コゴミぬたが運ばれる。箸休めと呼ぶにはおこがましい一品、各種の山菜はそれぞれの持ち味を最大限に引き出すお浸し、あくまでさり気なく、ソレでいて個性を主張し・・・コレだけで酒が進んでしまう♪
    食べ忘れてた蜂の子(ヘボ)と共に酒をやりながら、仔鹿の焼きあがるのを待つ。
    すると矢作川上流で捕れたと言う、天然鰻の蒲焼が恭しく登場、女将が取り分けてくれる。
    程よい脂の乗り、天然鰻にありがちなゴムの如き皮の質感は無く、程よい噛み応えで野性味ある旨味が広がる
    養殖鰻を食べ慣れた小生、天然鰻に魅力は無かったが・・・目から鱗でしたねぇ、美味い!
    仔鹿のヒレ焼きは表面を焦がさぬ様に炭の距離を調節しつつ、何度も特製の醤油ダレに潜らせ炙り焼き
    逆にロース肉は強い火力で一気に炙り焼く
    素材に合せ緩急させる炙り焼きの妙技にただただ感動した。
    〆の鮎雑炊、もう食えぬと観念気味の胃袋だったが、雑炊の香りが鼻腔を擽ると???
    不思議に食えちゃうんだなぁ、コレが♪
    抜き菜の小胡瓜の糠漬けもイイ味で、なんと雑炊お代わりしちゃい完食、身も心も大満足の料理を堪能した。

    *本日のお昼のコース
    [b:蜂の子佃煮
    馬瀬川天然アマゴ塩焼
    長良川五月鱒お造り
    不知川天然鮎塩焼
         々      蓼酢
         々      田楽
    山菜天麩羅(天然タラ芽、コゴミ、山うど)
    三つ葉お浸し
    山独活皮きんぴら
    芹お浸し
    行者大蒜お浸し
    コゴミぬた
    仔鹿ヒレ焼き(山椒)
    仔鹿ロース焼き(柚子胡椒)
    矢作川天然鰻蒲焼
    天然鮎雑炊
    小胡瓜(抜き菜)付け
    西瓜]

    旅行時期
    2013年06月
    利用した際の同行者
    友人
    一人当たり予算
    10,000円以上
    利用形態
    ランチ
    アクセス:
    2.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    サービス:
    5.0
    雰囲気:
    5.0
    料理・味:
    5.0
    観光客向け度:
    3.0

  • 尾道の夜、口開けは向島の居酒屋で瀬戸内の味を堪能

    投稿日 2013年06月04日

    とっくり居酒屋 しまなみ海道(因島・生口島・向島)

    総合評価:4.0

    尾道駅から向った先は「一円ポッポ」でお馴染みの「福本渡船」(\60)桟橋。尾道を舞台としたドラマや映画には必ず登場し、尾道市街と尾道水道を挟んだ向島とを結ぶ連絡船で、尾道大橋を渡るため市街から離れ急勾配の坂道を走ることを考えれば尾道渡船のメリットは大きく、地元民の大切な交通手段として現在も四系統が運行される。
    ココより小型フェリーで向島へ渡る♪
    向島より振りけり見れば夕暮れの尾道、坂の街尾道の雰囲気が見て取れる。
    さて今夜向かう酒場は向島小歌島桟橋からほど近いとっくり居酒屋
    地元民に愛され、地元ブロガー絶賛の店!
    こう言った観光地から外れた店に赴くのも食べログの楽しさの醍醐味だろう。
    五人掛けのカウンターと小上がりに三卓
    カウンターのど真ん中に予約席の文字、ゴメンね遅刻しちゃいまして(汗)
    先ずは生ビール、お通しはタコか鱧から選ぶ、え?鱧の湯引きがお通しで???
    ではお薦めの刺し盛りを一人前と酔心のお燗を大徳利で戴く。
    ・刺し盛り(生蛸、烏賊、細魚、栄螺、鮃、にし貝、桜鯛)
      刺身の新鮮さは言うに及ばず、生蛸に於いてはブリブリムチムチで甘い♪
    ガラスケースのメバルがいいサイズ、煮付けと酔心のお燗をお代わりで。
    ・メバルの煮付け
      美味いネェ、尾道水道のメバルは・・・メバルは三河湾が一番と思ってたが思い上がりだった

    旅行時期
    2013年06月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    5,000円未満
    利用形態
    ディナー
    アクセス:
    4.0
    尾道駅前から一円ポッポ利用がイイでしょう
    コストパフォーマンス:
    4.0
    サービス:
    3.0
    普通の居酒屋と思って下さい
    雰囲気:
    3.0
    普通の居酒屋と思って下さい
    料理・味:
    4.5
    旬の瀬戸内の魚が楽しめる
    観光客向け度:
    2.0
    地元密着型居酒屋と思って下さい

  • 小倉駅前「魚町銀天街」の酒場放浪に繰り出そう♪

    投稿日 2013年04月09日

    酒房 武蔵 小倉・北九州市中心部

    総合評価:4.0

    チェックインを済ませ、駅前「魚町銀天街」の酒場放浪に繰り出そう。
    選んだのは全国居酒屋紀行「小倉編」にて太田和彦氏の訪れた「酒房 武蔵」
    現在でも超有名店と聞く、戸畑駅から予約するもカウンター席は満タン、2F入れ込み席の小さなテーブルを予約できた。
    さぁ!小倉の夜を満喫するぞ~♪
    昭和28年開店以来45年間、小倉の人々に愛されている居酒屋。
    開店当時から大衆的な値段を守っており,季節の肴が安く楽しめる店。
    開店時間が13:00と言うのも、はかつての製鉄所の交代制の労働によるものということ。
    入れ込み席の独酌は久しく経験してないが、腰高の縦格子で仕切られたのみでも十分に隣とのプライバシーは確保できる
    素晴らしい日本文化♪
    スタッフも若い、驚くほど若くそして可愛い小倉っ娘が元気に動き回る。
    お品書きに目を落し注文したのは
    ・富乃宝山湯割り
    ・黒霧湯割り(前割りの燗)
    ・鰯のじんだ煮(小倉の家庭料理)
    ・おばゆき(さらしくじら)
    ・フグの唐揚げ
    ・ひやしトマト
    憶えの無い品「海鼠酢のみぞれ和え」は頼んだ物かお通しか???
    やはりコノ店も湯割りでなく前割り(作り置きした水割り)のお燗、コレが美味い
    そして本日のイチオシは小倉の郷土料理「鰯のじんだ煮」だった、コレは鰯の糠味噌炊きだ
    内蔵を抜き骨まで軟らかく炊かれ、その美味さは驚きと病み付きになる味。
    多分3000円前後だったと思うのだが、何処を探してもレシートは出てこなかった
    考えてみれば、昼間っから五軒目のハシゴ酒、写真のピントも甘いが頭も緩い(苦笑)

    旅行時期
    2013年04月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    4,000円未満 
    アクセス:
    4.0
    コストパフォーマンス:
    3.5
    サービス:
    3.0
    雰囲気:
    3.5
    料理・味:
    3.0
    観光客向け度:
    4.0

  • 歴史の港町門司で角打ち

    投稿日 2013年04月09日

    魚住酒店 門司・関門海峡

    総合評価:4.5

    門司は関門海峡を挟み本州を向こう岸に眺める港町
    鐵の街、国際貿易の拠点として明治の時代より栄えてきた。
    高級料亭や花街も多く栄えたと聞く・・・時代は変わり
    今、門司港レトロとして重要文化財級の古き建物の観光スポットとなる。]
    焼酎二階堂CMでお馴染みの門司港駅は、白アリ被害著しく大型改修工事に入ると言う。今はまだ建屋が望めるが、近々姫路城の如きスッポリとカバーされてしまうそうだ・・・門司港駅より「ブルーウィングもじ(跳ね橋)」を渡り「旧門司税関」脇を過ぎ「旧岩田酒店跡」を目指す。「栄町銀天街」から「栄小路」を散策し、戦災を免れた旧料亭跡の木造三階建て建屋を望む。商店街を抜ければ坂の街門司の古い姿が見えてくる、門司港山手エリアは料亭や置屋が建ち並び栄華を誇ったと言う。不動坂に差し掛かる坂の途中に唐突に「魚住酒店」はあった、軽い目眩を感ずる佇まいにテンションはマックス!
    思わずシャッターを切った。
    そして中を覗く・・・小さな店内に角打ちカウンターが確認できた、ココの事かぁ♪
    建付けの悪い木戸を開け
    「あの~、一杯飲ませてもらえるかな?」
    肩を寄せ合えば7人は立てるであろう立飲みカウンター、うんうん、店内の雰囲気も素晴らしい♪
    「ビールが良かったら冷蔵庫から出してね」
    宮崎では桜の開花宣言がなされた小春日和を散策し喉はカラカラ
    「あらぁ、グラスも冷蔵庫に冷えてたでしょ?」
    ビール用のジョッキが冷蔵庫で冷え冷えに、なんて嬉しい心配りだろうか、ココは居酒屋じゃありません。
    少し風変わりな女性連れのオヂサン(80歳)と、ご近所だと言う○さんと
    政治批評から孫の話、そして・・・忠臣蔵、赤穂浪士!(爆)
    小生が吉良から来たと聞けば必ず出るよね~
    アサヒ黒缶、宝焼酎、ウィンナ、茹で卵、枝豆
    〆て¥610-
    余りの居心地の良さに魚住酒店ではアッちゅう間に一時間が過ぎていた。
    学者風な大人しい息子さん、優しいお母さん、お世話になりました
    縁が有ったら必ずまた訪れます。

    旅行時期
    2013年04月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    1,000円未満
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    5.0
    サービス:
    2.5
    雰囲気:
    5.0
    料理・味:
    2.5
    観光客向け度:
    2.5

  • 戸畑は大正二年創業の銘酒屋

    投稿日 2013年04月09日

    田中酒店 戸畑・八幡・黒崎

    総合評価:4.5

    門司港を後にし、当初より計画してた「田中酒店」へ向かうべくJR鈍行に乗り20分、戸田駅到着、日鉄住金八幡工場は目と鼻の先。大正二年創業の風格ある老舗酒屋、夢にまで見た角打ちの聖地に立つ♪
    八幡製鉄所(戸畑構内)時代は多くの酒屋が犇き、角打ちには溢れんばかりの工員が詰めたと言う。映画のロケにも使われたそうだが、映画名が下品なのでココでは伏せておこう・・・まるでオープンセットの様、しかしコノ古さは歴史が作ったモノ、セットでコノ味は出せないだろうなぁ。高い天井、剥き出しの電線配線、ココの角打ちカウンターは広い。メインはL字カウンター、客が増えれば向いのストレートカウンターで女将が相手をする。
    午後五時、三月の日差しは高く店内には地元のノンベが二人カウンターに停まってた♪
    「こんにちは〜、一杯飲ませてもらえるかな?」
    「どうぞぉ、お客さん仕事かね?どっから来なすった」
    八幡製作所内で打合せを終え、ココを目指した事を伝えれば
    「そんな大層な店じゃないよ」と言いながらも嬉しそうな親父、
    先ずは赤星の大瓶、午後五時の日差しは強く、駅からココまで歩けば少し汗ばむ。
    二杯目からは焼酎の湯割りを戴こう♪
    酒屋の湯割りは前割り(前日に焼酎と水を6:4で割っておく)を燗してくれる。なので円やかで美味い。
    隣で飲んでたSさんと話が弾む、定年を間近に迎えるSさんは50年間を製鉄に捧げたボイラーマン
    赤銅色の肌は火焔焼けか酒焼けか???(苦笑)
    その頃から酒屋の親父とも打ち解け、Sさんのつつくエビフライが気になった
    「なんだ、アテが欲しいの?言ってくんなきゃ解んないよ、牡蠣フライでも作ろうか?」
    後から来た女将さんが小生のカメラ見付け
    「写真はダメだよ〜、私は撮らないでね」と・・・すると大将
    「コノ人ぁ端からちゃんと断わってるよ」
    「奥さん化粧の乗りイイじゃん、被写体になってよ」
    「あらやだ、お客さん女泣かせだね〜」
    何のキッカケだろうか、大将とゴルフ談義に火が付いた。
    ゴルフ歴20年の大将がレジに仕舞った?スコアカードには燦然と輝く「?」の文字!
    ショートホールでのエース達成の証しであった、凄いネェ嬉しいよねぇ♪
    それから湯割りを何杯追加したろうか・・・
    「アジフライでも揚げようか?」
    こりゃ益々酒が進んじゃうねぇ♪
    ゴルフ談義と田中酒店の歴史に華が咲く、大将の前の物入れ、実は燗付け器だったのだ。製鉄の火が盛んに燃え、昼夜を問わず酒好きが訪れてた頃、湯煎の燗付けでは間に合わず大将が家具屋に特別に誂えた物だった。納戸の裏側は石綿ボードが張り巡らされ、真ん中に練炭火鉢を置き、回りに一升瓶を入れて燗付けた代物、今は物入れとして使われてる。
    多分だが、ビール一本湯割りを三杯、アテは牡蠣フライにアジフライ、払ったのは1310円だったと記憶する(汗)
    駅までの道程をSさんと共に歩く、別れ際に
    「吉良の御仁、今日は楽しかった、俺はココに居るから又来いよ!」と握手を交わす
    泣けそうになるほど楽しい夜を過ごした・・・来て良かったなぁ。

    旅行時期
    2013年04月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    1,500円未満
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    5.0
    サービス:
    3.0
    雰囲気:
    5.0
    料理・味:
    3.0
    観光客向け度:
    3.0

  • 三姉妹が営むから三婆場???

    投稿日 2013年04月09日

    三婆場 福井市

    総合評価:4.5

    急に決まった福井出張、日帰り可能ではあったが宿を取り・・・♪
    午後五時半、打合せも終わりホテルにチェックイン晩飯は福井の名店「旬味 泰平」と迷ったが、新規開拓も大事だし、変わった名前のコノ店とした♪
    店は福井の歓楽街、片町にある。
    予約のTELするも・・・中々出ない、もしかして臨休???
    8コール目にして繋がった
    ホテルフジタ福井から10分で着きますが、一人大丈夫?
    「大丈夫ですよ~、ゆ~っくり15分くらい掛けてきて下さいね」
    なんのこっちゃ???
    日暮れ前の午後六時、店前に立つ。木戸を開ければ、三人のおねぇ様方が開店準備のまっただ中?
    開店前だったんですか?と恐縮しつつ小生の予約席はカウンターのど真ん中(爆)
    何かの都合で開店が遅れたそうな、実際は五時半より営業してるとの事だった。
    「ウチの店、変な名前でしょ。三人のババァがやってるんで、三婆場と言うのよ」
    三姉妹だそうで、10年になるそうです。
    長女は15年前まで名古屋に20年暮らしてたそうで、名古屋話で華が咲き、三女が多分小生と同い年?
    なかなかどうして、三人三様でとてもお美しい昔お嬢さんでした(爆)
    カウンター上に並ぶおばんざい料理は10種
    本日のお薦め一品料理が12種
    本日の刺身が10種
    それと通常メニューがあり、料理の品数はかなり豊富
    酒はメニューに無く冷蔵庫から有る物を選ぶ感じ?で、燗酒は福井の地酒「一本気」
    昔お嬢様三人と美味い肴に美味い酒、今夜はハシゴせずコノ店に腰を落ち付けよう♪
    カウンターには四人の独酌者が並び、テーブルと小上がりには二組のグループが、全員が地元サラリーマンのご様子。
    何時しか両隣の紳士とも話が弾み、気が付けば九時!
    なんと三時間も呑み続けてしまった
    三女さんがボトルを見つめ「あらぁ、半分飲んじゃったわねぇ、お強い!」
    帰る時は玄関先まで長女に見送られ、ホテルへの道筋もお教えいただき迷う事無く宿へ・・・いやぁ、呑んだし食った。驚くほどリーズナブルで料理も美味いし、居心地最高、大満足!
    福井で素晴らしい店をまた一軒開拓しました、必ず来ますご馳走様~♪

    ・お通し三種盛り(きんぴら・ポテサラ・枝豆)
    ・上庄の里芋(小芋)煮
    ・鰯の山椒煮
    ・刺し盛り(鮃の昆布締め・水蛸・甘エビ・ハマチ・烏賊・ばい貝)
    ・筍と鰊の煮付け
    ・たたき胡瓜ピリ辛漬
    ・特製出汁巻き卵(〆に)
    ・生ビール
    ・燗酒(一本気)
    ・焼酎(赤霧島ボトル)
    ¥10,290-
    上庄の里芋はモチっとした独特の食感で美味い、こんな里芋初めて食べた。今回食べる事の叶わなかった牛スジ煮込み、コレは長女自信作だそうだ。味付けは塩胡椒ベースとの事、匂いのある牛スジを塩胡椒とは!かな~りの下処理が必要だろう。兎に角ココの料理は一手間も二手間間掛けたモノが多い。今夜は少なかったがコノ店、女性客が多いそうです♪
    「次回は楽しみに来てね♪」言われちまった、小生ってそんなに女好きに見えるのかなぁ(汗)

    旅行時期
    2013年04月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦(シニア)
    一人当たり予算
    5,000円未満
    アクセス:
    2.5
    コストパフォーマンス:
    4.0
    サービス:
    4.0
    雰囲気:
    4.0
    料理・味:
    4.0

  • 特攻の地「知覧」へ

    投稿日 2013年04月05日

    高城庵 知覧・南さつま・日置

    総合評価:4.0

    鹿児島中央駅からバスに揺られる事一時間30分、鹿児島は知覧町武家屋敷入口バス停に降り立つ。ココ知覧町は太平洋戦争時代に陸軍知覧飛行場が造られた。そして戦争末期の沖縄戦において特攻という人類史上類のない作戦で、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たり攻撃をした陸軍特別攻撃隊の編成された地でもあり、また薩摩島津藩時代、藩主居城を守る為に藩内に武士を分散させ居住させる「麓」を各地に造った。知覧にも存在し、その麓(外城)跡が今の武家屋敷群として残り、その景観から「薩摩の小京都」と詠まれる由縁である。
    しかし小生、○○の小京都と言う呼び方は嫌いだ、ココは京都とは全く異なった文化が存在し、胸を張って薩摩知覧の武家屋敷と言って欲しい。
    「こんにちわ、ごめんねバスが20分以上も遅れちゃいまして」
    「あ~、○○さんですか??お待ち申し上げておりました」
    厨房から「ご予約のお客様お付で~す」とバタバタ動き回る気配が聞こえる(苦笑)
    予約しといた料理は「高城庵セット」¥2,100-既に酒は抜けており、ビール(中瓶)をいただく♪
    壱の膳:地鶏の刺身、芋蒟蒻刺身、季節物小鉢(白和え)、梅酒
    弐の膳:酒めし、自家製野菜入り薩摩揚げ、田舎煮しめ、香の物(高菜・大根)、季節物酢の物(大根膾)、そば
    薩摩焼酎の湯割りが欲しい所だが、コノ後武家屋敷散策~特攻平和会館散策の為に深酒はやめておこう。
    酒めしは、鹿児島の郷土料理で、筍・蕗・芹など春の山菜と鯛やイカ、キビナゴなどの海の幸を使い、
    御飯に酒を振り掛けて桶に移し具を挟んだ押し寿司風、かなり酒が効いており運転手は食べる事が出来ない代物(爆)
    お煮しめと薩摩揚げ、蕎麦は膳に乗ってない、客の着座を確認してから出来立て熱々を提供してくれる。
    ココ高城庵は武家屋敷の一角にあり、武家屋敷そのものが店になっており藩政時代の膳で郷土料理が戴ける店。
    高い天井の入れ込み席、隣の席との仕切りは無く開放的で、空け放たれた玄関から時折気持ちの良い風が吹き抜ける♪
    綺麗に整備されたお庭を眺め乍、壱の膳に盛られた料理を味わいながら冷えたビールをグビリ。

    お腹もくちて、武家屋敷通り側に面した玄関より通りに出る。約700mの武家屋敷を散策。コチラのお屋敷は普通に住んでおられる民家が多く、住民のご厚意でお庭の見学ができるお宅が数軒ある。どのお宅も武家造りで、門の奥には弐の壁があり庭内は見えない、回り込んで邸内へ入る構造、奄美地方の家造りにも似てますね♪
    武家屋敷通りを終え橋を渡れば、完全復元された「富屋食堂」がある。富屋食堂は、特攻の母として慕われた「鳥浜トメ」の食堂で、息詰まる状況下で、軍の指定食堂「富屋食堂」を経営する鳥浜トメは、娘たちとともに、出撃する特攻隊員をあたたかく迎え。そして送り出したと言う。特攻悲話「ホタル」や「アリラン」はココ「富屋食堂」で起こった実話。

    旅行時期
    2013年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    3,000円未満 
    アクセス:
    2.5
    自家用車であれば問題ないでしょう
    コストパフォーマンス:
    4.0
    サービス:
    3.5
    雰囲気:
    4.0
    料理・味:
    4.0
    観光客向け度:
    5.0

  • 有人最南端の島

    投稿日 2012年05月24日

    高那崎・日本最南端の碑 波照間島

    総合評価:4.5

    吉田類の年またぎ酒場放浪記を観た。いや、詳しくは録画を後日観たと言うべきか・・・
    日本最南端の島、波照間
    日本最南端の居酒屋「あがん」
    同経営の民宿(島内にホテルは無い)に泊まり、夕食はあがんで摂る事にした。
    石垣島離島ターミナルより高速船に乗る事一時間、石垣港から各離島へ出向する船はほぼ同時刻に出航する。
    湾外へ出れば各艇猛スピードの船上レース?(右を行く船は西表島行き?)
    午後四時半、港内でも素晴らしい透明度の波照間島に到着。
    梅雨の最中に合って今日は奇跡的な青空、明日は朝から崩れるとの事
    レンタバイクにて島内主要な撮影ポイント巡りを敢行!
    波照間空港跡⇒高那崎⇒星空観測塔~最南端の碑⇒ペムチ浜⇒ペー浜、そしてニシ浜で夕日を迎える。
    観光客は少ないが、撮影ポイントでは自転車で島内巡りしてる若いカップルや女性グループと遭遇
    デカいカメラ二台を駆使し撮影する私を見付け「あのぉ、シャッター押して頂けますか?」
    と、申し訳なさそうに・・・以降、そんな人を見付ければコチラから「シャッター押しましょうか?」と声を掛ける♪
    最後のポイントニシ浜へ訪れると、一組のカップルが声を掛けてきた
    「良い写真は撮れましたか?」
    最南端の碑の所でシャッターを切ってあげた若いカップルだった・・・♪

    旅行時期
    2012年05月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    1.0
    景観:
    5.0
    人混みの少なさ:
    4.0

  • これぞ酒場の原点三杯ルール

    投稿日 2013年03月07日

    武蔵屋 横浜

    総合評価:5.0

    午後五時、開店を待ち念願だった「武蔵屋」へ向う。昭和の匂いがする古い建物、入り口に屋号はなく知らなければ普通の民家。昭和の時代にタイムスリップ?、カウンターとテーブルは既に満席。小上がりの角にも先客が三名、その手前の席に案内された。このお店、メニューは無し。基本は小皿5種類と酒は3杯までのお約束がある、古い昭和のスタイル、先ずは「おから」と「酢玉葱」の二皿が運ばれる、素朴な惣菜ながら十分に手を掛けた仕込みが分かる深い味。独り杯を傾けていると、奥からネコがやってきて対面に座る♪
    名前は「クロ」。
    三皿目は「鱈豆腐」鱈の出汁が効いたやや酸味のある汁の中に湯豆腐、じゃこ・葱・削り節を散らし七味が掛かり酒のアテにたまらない逸品。「酢鰺」を追加で注文、日によってはコハダとなる事もあるそうだ。日本酒三杯以内ならばアテの追加は自由、ビールはカウントされず三杯内に注文すればOK(ビールと共にピーナッツが付く)さて、アテも揃い二杯目の酒を注文、土瓶で適温に調節された「櫻正宗」ぬる燗、店員さんが立ったまま腰をかがめ杯を狙い一気に注ぐ妙義、その名も「天空落とし」緩急つけつつ注ぎ、表面張力でぎりぎりのラインで止める技ありの注ぎ方。勢いよく空気と混ざり杯を満たす酒。
    一段落付いた女将が店内をぐるっと回りお客と歓談。「猫、大丈夫ですか?好きなんですね〜」と声をかけてくれた。
    四皿目「納豆」小さすぎず大きすぎない丁度良い粒で、良く混ぜてあり程よく糸が引く。大豆の旨味が良く引き出された逸品。納豆ってこんなに美味かったっけ???
    五皿目「お新香」小上がりも既に満員、お隣のお客さんとの会話も弾む。居るだけで楽しい、思わず頬が緩む雰囲気
    そしてラストの三杯目を注文、土瓶の調節に余念がない店員さん。
    奥には女将、喜久代さんの姿も。御年90才。
    そして「クロ」は熟睡・・・ ・・・ ・・・女将によると昨夜は一晩中帰って来なかったので、今日は眠いそうだ。
    雰囲気もさることながら味も女将の人柄も全てやさしいから、呑んでいる顔も自ずと柔らかくなる。
    〆て¥2,600-なり、素晴らしい時間をありがとう、ご馳走様でした

    旅行時期
    2013年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    3,000円未満 
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    4.0
    サービス:
    4.0
    雰囲気:
    5.0
    料理・味:
    4.0
    観光客向け度:
    3.0

  • 豊橋の老舗料理店

    投稿日 2012年06月15日

    千代娘 豊橋

    総合評価:5.0

    全国の居酒屋を歩き回って本を書かれている太田和彦氏の著作「ニッポン居酒屋紀行」にも掲載され
    読んだ方々が千代娘さん目的に豊橋を訪れるそうです。

    刈谷での会議が終わったのは午後三時半、今日は帰社しないと会社へ告げた。
    JRに乗り、降り立った駅は「豊橋~」
    東口から松葉公園方向を目指す、この辺りの筈なんだが・・・脇道へ入り住宅に囲まれる様にヒッソリと佇む千代娘があった。
    午後五時15分
    カウンターの一番奥に、手作りのコースターと箸置きに箸がセットされ
    「どうぞコチラへ」
    と着物姿に割烹着、笑顔の優しい千代娘が迎えてくれた。
    時間が作り出す独特の艶とでも言おうか、店内はいい感じに古くなってる。
    そう言えば、地元で贔屓にしてる店も、改装前はこんな雰囲気だったなぁ・・・
    実は、二十数年前にココへは訪れた事があるんです。
    「あら、西○さんとご一緒に?そうだったんですか」
    と、その事をキッカケに千代娘さん、ご主人、千代娘娘さんともグッと距離が縮み話が弾む。
    お通しの味噌蒟蒻はシッカリ温められ、甘味噌が心地よい。
    旬の刺身の三種盛りを待つ間、大皿から鰯の煮付ときんぴらごぼうをいただく
    サッポロ黒ラベルは半分しか飲んでないが、三種盛りが出れば酒でしょう♪
    静岡は浜松の酒、千代娘をぬる燗でいただく。
    血合いの嫌いな私だが、初鰹はアッサリと美味しく、酒は旬の魚を美味しく洗い流してくれる。
    煮て美味い魚を聞けば、メバルとカワハギがあり、カワハギは肝が残してあるそうな
    大きさも一人で丁度イイサイズだったので、迷わずカワハギの煮付を注文
    既に酒は二合徳利二本目に♪
    〆に出汁巻き卵とお茶をいただいた。
    会計は一万を少し超えてしまったが、この味とこの雰囲気ならば十分に満足が行く。
    「ご馳走様でした、また来ます。」
    と、暮れた街を駅を目指し歩く、冷たい風が心地よい・・・しかしこの後事件が!
    酔った身に電車の揺れが・・・、ついつい深い眠りに陥り、気が付けば名古屋もすっ飛ばし岩倉駅???
    九時前には十分帰宅できるはずが、帰宅は十時になってしまった・・・(汗)

    旅行時期
    2012年04月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    10,000円以上
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    サービス:
    4.5
    雰囲気:
    4.5
    料理・味:
    5.0
    観光客向け度:
    2.0

  • 河豚を堪能したいならココ

    投稿日 2012年06月15日

    篠島 香翠荘 篠島・日間賀島・佐久島

    総合評価:4.5

    今回は娘夫婦と共に家族四人で訪れた。
    あれから一年、月日の移ろいのなんと早い・・・歳を取り時間が早く感ずる。コレは感覚じゃなく実際の機能として実証されてる、事故の瞬間など、時間がユックリ流れてると感ずる事がある。人間の記憶をコマ送りの写真とした場合、一秒を四コマで記憶するところを八コマで記憶するから起きる現象で、そして幼少期は記憶のコマ数が多く、歳を撮るとコマ数が少なくなるからだそうだ。
    ととと、話を河豚コースに戻そう。
    朝から生憎の雨模様、島撮影は諦め料理撮りなら手軽なオリンパスペンのみ持参で出掛けよう♪
    篠島へ渡るには、河和港と師崎港から定期船が渡る。師崎港からの乗船時間は10分弱だが、プチ船旅気分は味わえる♪
    フロントでは変わらぬ笑顔の女将が迎えてくれた。荷を解き風呂へ行き、浴衣に着替えたら準備完了、冷えたビールを飲みながら配膳されていくのをボンヤリ眺める。
    今回もデラックス河豚コースにて予約
    メニューは去年と変らないが、四人だと盛りが豪華になるネェ♪
    ふぐ料理に河豚の鰭酒は相性抜群であるが、今回は虎の子の京ひな大吟醸隠し剣を持ち込んだ。
    去年はジジババ二人、結構早い段階で満腹感に襲われたが、若夫婦が一緒だと凄いネェ♪
    しかし、白子焼きが出る頃には、「唐揚は朝食に回してもらおうか?」となりまして・・・調整しながら食ったせいか、河豚コースの〆、雑炊まで完食♪
    来年、同時期の予約を入れ、篠島を後にした・・・これで今年の河豚はお終いかな♪
    大変美味しゅう御座いました、ご馳走様。

    旅行時期
    2012年03月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    家族旅行
    1人1泊予算
    20,000円未満
    アクセス:
    2.0
    師崎港から高速船10分
    コストパフォーマンス:
    3.5
    お値打ちだと思います
    客室:
    2.5
    建物が古いのは否めません、しかし清潔に保たれてます。
    接客対応:
    4.0
    風呂:
    3.5
    改築した檜風呂は素晴らしい
    食事・ドリンク:
    5.0
    文句なしです
    バリアフリー:
    1.0

  • 御徒町で感ずる岩手の空気

    投稿日 2012年06月13日

    岩手屋本店 上野・御徒町

    総合評価:5.0

    まきしま酒店を後にし、御徒町駅から数分、駅喧騒から少し離れた場所に目指す岩手屋本店はあった。
    縄暖簾越しに店内を覗けば、カウンター席が空いている♪
    コノ店はお酒を頼む毎に新たなお通し(サービス)が提供される
    南部美人の冷で口火を切り、あさ開のお燗で通す、
    塩豆⇒おから⇒もやし⇒昆布煮⇒茸煮⇒蕗味噌、と六品のお通しが提供された。
    て事は、二合徳利が六本?(苦笑)
    ・莫久来(海鞘と海鼠腸の塩辛)
    ・蕨酢味噌和え
    ・合鴨つくね
    ・鯖燻製
    ・新筍煮物
    ・湯豆腐
    ・塩らっきょ
    ・漬物
    店主の言う「ウチは凝ったモノはないよ」
    いえいえ、酒を邪魔せず、ついつい次のお酒が欲しくなる肴の数々、侮れませんねぇ♪
    店主の座る定位置に何かが足りない???そう、店の看板でもある「酔仙」の菰樽が無いのだ!
    震災で陸前高田の酔仙酒造か壊滅的打撃を受け、定期流通がままならぬ状況であった
    店主の寂しげな笑い顔が胸を打つ・・・。
    「そうそう、コレ少ないけど」
    と、震災後、初出荷の酔仙の残り一合を飲ませていただく。
    無類のカメラ好きの店主、私のオリンパスペンに興味津々、銀煙カメラコレクションを拝見し
    店主とカメラ談義に花が咲く。店主の人柄と岩手の味を求め、ご常連が集う店
    皆さん紳士・淑女ばかりである、アウェーの我々も何時しか話題に加わり、時を忘れ♪
    この落ち着きは何だろうか???
    何時までも続けて行って欲しい店である、必ずまた来ます。ご馳走様でした♪

    旅行時期
    2012年06月
    利用した際の同行者
    友人
    一人当たり予算
    5,000円未満
    アクセス:
    2.5
    コストパフォーマンス:
    4.0
    サービス:
    3.0
    雰囲気:
    4.0
    岩手の空気を感じて下さい
    料理・味:
    4.5
    凝った料理は無い、しみじみ酒に合う
    観光客向け度:
    2.0
    流行って欲しくない店

  • 福井の銘店

    投稿日 2012年06月13日

    旬味 泰平 福井市

    総合評価:4.5

    福井市は片町周辺に飲食店が集約しており、歓楽街と飲食店街がハッキリと色分けされている。
    泰平は、中心部を通るフェニックス通りの幸橋袂を脇に入った足羽川沿いにあった
    小さな白い暖簾が一つ、ボォっと泰平の文字を写し出す。
    「え?こんなに小さな店構え???」
    と思いきや、それは裏口でして・・・表玄関は立派なものでした(汗)
    店内はイイ意味で古さが進み、黒光りする柱、客の溢した酒や涙や笑が沁み込んだであろうカウンターは良い風合いを醸し出してる。
    通された席は厨房が一望できる店主の真ん前、店主の包丁捌きと会話が楽しめる♪
    広い厨房を五~六人の板前が忙しなく働き活気が漲ってる!
    煮方から声が掛かる
    「○○あがりました」
    小さな器に煮汁が入れられ店主脇に置かれる、必ず味見を行い
    「はい」
    優しい風貌ではあるが、眼光鋭い店主とのやり取りが小気味よい♪
    山菜の天麩羅を注文後白海老のかき揚げが目に留まる
    「白海老美味そうですね」と思わず声に漏れる
    「盛合せにしましょうか?何なりと我儘言って下さい」
    美味い!酒と肴、肴と酒が双方引き立て知らず知らずのうちに杯が進む
    「メバル小さいサイズにしてください」
    「お腹の方もそろそろなので酒盗になるモノは何かありますか?」
    「では私の仕込んだ塩辛二種とサッパリした物を盛りましょう」
    ツーと言えばカーと帰る対応が心地よい。
    ・お通し二種盛り
    ・酒(黒龍 火いらず)冷や
    ・〆鯖
    ・山菜と白海老の天麩羅
    ・酒(花垣 超辛口)人肌
    ・メバルの煮付
    ・酒盗三種(牡蠣塩辛・烏賊塩辛・葉山葵)
    ・酒(梵 ときしらず)冷や
    ¥8,920-也
    少々値が張る老舗割烹ではあるが、満足の店である
    良い店を憶えた、今年は福井への出張も多い、福井へ訪れる楽しみが♪

    旅行時期
    2012年06月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    10,000円未満
    アクセス:
    2.0
    福井駅から徒歩は少々・・・
    コストパフォーマンス:
    3.0
    サービス:
    3.5
    雰囲気:
    5.0
    落ち着く店内
    料理・味:
    5.0
    間違いないお味
    観光客向け度:
    3.0

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