ナオさんのクチコミ(36ページ)全862件

　新日本百名山の霊山は、標高は８２５ｍですから、大したことはありませんが、切り立つた断崖状の岩峰で、古くから修験道の山として開かれており、南北朝の頃の砦も残り、歴史の宝庫です。
　霊山は玄武岩質の火山角岩が長い年月によって風化侵食されて出来たのだそうで、奇岩怪石の連続です。
　霊山の三角点は、東物見岩から蟻ノ戸渡りへと進む途中の８０５m地点にありました。三等三角点でした。

　　飯坂温泉街は古くから開けた温泉地です。飯坂温泉には９箇所の共同浴場があります。私は、宿に着いてからすぐと、朝の二度、飯坂温泉街の散策に出かけました。
　まず、飯坂温泉発祥の地に行きました。飯坂温泉発祥の地には、鯖湖神社、足湯、鯖湖湯などがあります。飯坂温泉を訪れた与謝野晶子と正岡子規の歌碑もあります。
　飯坂温泉の共同浴場、鯖湖湯の歴史は古く、奥の細道の松尾芭蕉も立ち寄ったと伝えられています。私も入りましたが、温度は５１度とかなり熱いです。私など、水の出ている近くにいても、とても長くは入っていられませんでした。地元の人の話では、他の共同風呂はもっと熱いのだそうです。
　次に訪れたのは、八幡神社近くの八幡の湯です。八幡の湯は、昭和３７年開湯の、比較的新しい共同浴場です。利用金はどこも同じで、大人は２００円です。ここも熱いけれど、とても気持ちのいいお湯でした。
　

宗谷岬は北緯45°31′、日本最北端の地で、、「日本最北端の地の碑」があります。
　観光客がいっぱいで、いつもなら順番待ちをして記念撮影を撮る所なのですが、私達が訪れた日は、生憎の暴風雨で、写真どころではありませんでした。
　宗谷岬には、間宮林蔵の像もあります。間宮林蔵は１年半にも渡る樺太探検によって、樺太が島であることを突き止めました。今でも間宮林蔵の名は、大陸と樺太との間の海峡に、間宮海峡として残っています。

　稚内港のシンボル、北防波堤ドームは、旧樺太航路時代の歴史遺産であると共に、古代ローマ建築を思わせる美しい建造物です。
　厳しい高波と風雪に耐えられるように考えられた半アーチ式の北防波堤ドームは、港湾土木史に残る傑作であると言われています。２００１年には北海道遺産に指定されています。
　ドームの下は雨をしのげるので、私達も車を止めて、雨宿りがてら、てくてくと歩きました。

　定山渓温泉から道々１号線で朝里川温泉へと続く道は、定山渓レイクラインと呼ばれ、大きな湖に面しています。この大きな湖が、さっぽろ湖です。
　さっぽろ湖は、豊平川の上流にあり、定山渓ダムによって豊平川がせき止められて出来たダム湖です。
　橋とトンネルで繋がれた定山渓レイクラインを走れば、景色のいい場所には、いくつもの展望所が設けられています。
　大展望台がらの木挽大橋の眺めなど、最高です。

　小樽の運河公園にやって来ました。石造りの倉庫が建ち並ぶ一角、北運河に面した所です。　
　北運河には、小樽運河で活躍した艀（はしけ）が停泊していました。
　運河公園の周りには、旧日本郵船（株）小樽支店（国指定重要文化財）、旧日本郵船（株）小樽支店残荷倉庫、旧日本石油倉庫などの歴史的期建造物が建ち並んでいます。
　運河公園内には、「赤い靴　親子の像」もあります。この像の前に立つと野口雨情の童謡「赤い靴」が流れます。赤い靴のモデルになった少女は、母親の都合で外国人宣教師にあずけられたものの結核になり、一緒に渡米できず、東京の孤児院で亡くなったのだそうです。母親の眠る小樽の地にこの像が建てられたのだそうです。
　1920年に建てられた小樽市指定歴史的建造物の旧日本石油倉庫は、現在運河公園休憩所になっています。

　小樽港フェリー乗り場から近いところに石原裕次郎記念館があります。ここに来れば、裕次郎のすべてがわかります。石原裕次郎記念館は、「海を愛し、栄光に生きたスーパースター」の足跡を辿ることの出来る場所です。石原裕次郎記念館の展示室入場料金は大人1500円、子供300円です。
　大スター裕次郎は、夫の年代の男性にとっては、青春時代そのもののようで、懐かしいようです。

　北海道指定有形文化財のにしん魚場建築・鰊御殿です。鰊御殿は積丹地方の鰊網元で、鰊大尽と呼ばれた田中福松氏の屋敷です。明治30年に西積丹の古宇郡泊村に建てられたものを、その後の昭和33年に、現在地に移築復元されたのだそうです。入館料大人300円を払って中に入ります。
　鰊御殿から見た高島岬と海岸線も絶景です。

　天狗山へは、観光客はほとんどロープウェイで登りますが、私たちは車で登りました。
車で登ると、６ｋｍ以上ありました。　
　小樽天狗山は冬は天狗山スキー場として、そして１年を通して小樽の展望台として親しまれています。特に夜景は美しいそうです。
　散策路の脇には花も植えられ、展望と花を楽しみながら散策ができます。
　私達は山頂レストハウスＭＴ．ＴＥＮＧＵ５３２の中にある「小樽スキー資料館」と「天狗の館」を見に行きました。天狗の館の中には、日本国中から集められた天狗のお面などが展示されています。
　天狗山レストハウスでは、展望を楽しみながらカレーを食べ、食後のコーヒーを楽しみました。
　天狗山にはこの他にも、「鼻なで天狗さん」、「天狗山赤沼龍神社」「リスの檻」があります。その中ではリスと兎が飼われています。人も檻の中に入って、観察したり、写真を撮ったり、リスと遊ぶことができます。

　丘陵地の宗谷岬公園に上って来ると、宗谷岬の灯台が見えます。
　宗谷岬公園には、色々な記念碑や彫刻があり、建物も建てられています。
　「宮沢賢治文学碑」、旧海軍望楼、「ラ・ペルーズ顕彰記念碑」、「祈りの塔」、「世界平和の鐘」などです。

　定山渓温泉のホテル「鹿の湯」は創業８０年の老舗の宿です。
　地下１階に清流を望む展望のいい大浴場や露天風呂があり、日帰り温泉として利用することもできます。泉質は「ナトリウム塩化物泉だそうです。　
　私たちの部屋は最上階の角だったので眺めが良く、定山渓温泉が良く見えました。　

　朝倉温泉もある「健康回復村」は、森に囲まれ緑が一杯で、とても空気がおいしいです！
　私達が泊まったのは、「健康回復村」の中にある宿、「うたのぼりグリーンパークホテル」です。天然温泉の宿で、すぐ近くの朝倉温泉の元湯から引き湯しています。ここは日帰り温泉としても利用できます。
　枝幸は毛ガニの水揚げ日本一の町、時期的にカニの時期ではありませんが、夕食にはちゃんと毛ガニが付いていました。また、猿払は日本一のホタテの村、焙烙焼きのホタテも付いていました。北海道の海の幸がいっぱいでした。　
　

　利尻島の海岸線は、火山の溶岩が流れて出来たと思える地形で、奇岩があちこちに見られます。
　その中でも有名なのが、寝熊の岩と、人面岩です。想像力の乏しい私には、寝熊に見るのも、人の顔に見るのも、なかなか難しかったのですが、これを寝熊や人面に見て、名前を付けた人のロマンに乾杯です。
　寝熊の岩や人面岩の近くで見かけたハマナスの花も、利尻島の夏の旅を思い出多いものにしてくれました。

　利尻島を半周して、島の南端の仙法志御崎海岸へやって来ました。仙法志御崎に建つ灯台が見えています。　
　利尻島の最南端の仙法志御崎海岸には、キャンプ場や土産物を売る店もあり、公園になっており、多くも観光客が訪れていました。
　仙法志御崎海岸からの利尻富士は綺麗です。見る位置によって少しずつ姿を変えていくものの、堂々としていて、裾野を優雅に引いた姿は本当に美しいです。
　

　私たちの泊まった宿「はな心」は、自然に親しむ宿です。礼文島の登山、トレッキング、散策など自然を満喫したい人には、案内や適切なアドバイスがいただける宿です。　　また、食事も礼文を味わえる宿で、「はな心」での夕食では、ウニ、ホタテ、甘エビ、螺貝などが出ました。ハスカップワインもでて、みんなおいしかったです！
　星の見える露天風呂、最高でした。　

　オタトマリ沼には日本の北限となるアカエゾマツの原生林があります。
　私達が訪れた日のオタトマリ沼は、風が強く、少しさざ波がたっていて、逆さ利尻富士の姿ははっきりとは見えませんでしたが、それでも自然がいっぱいで、とても気持ちがよかったです。
　オタトマリ沼には観光バスが着き、ガイドが多くの観光客を案内して散策していましたが、広いので、静かな所はいっぱいです。　
　姫沼に比べて、オタトマリ沼は明るく開放的といわれていますが、確かに明るくさわやかな感じのする沼です。
　ところで、利尻島で人気はソフトクリームで、熊笹茶ソフトと地元牛乳１００％万年雪ソフト。それが食べられるお店が、利尻亀一オタトマリ店です。この２つのソフトクリーム、どちらも１つ２５０円。とてもおいしいです。

　姫沼はうっそうとした原生林の中に静かに佇む神秘の沼なのだそうで、沼の周辺を巡る散策路を辿れば、様々な高山植物や野鳥に出会うことができます。　
　私達も少しだけ散策路を辿ってみました。姫沼に映る逆さ利尻富士は見事です。また、高山植物や、野鳥に出会うことも出来ます。私たちは、姫沼入口では、ヒヨドリソウを見かけました。

　私達は利尻島をレンタカーで一周した後、富士野園地へやって来ました。
　富士野園地からは、海鳥の楽園として知られるポンモシリ島が眺望できます。
　また、富士野園地はエゾカンゾウの群生地としても知られていますが、他にも色んな花があります。
　富士野園地は、カモメなど海鳥の楽園としても知られるポンモシリ島から近いので、ここもオオセグロカモメなど海鳥がいっぱいです。

　沓掛温泉の共同浴場「小倉乃湯」は、源泉が３９・５度なので、とてもぬるいお湯が特徴です。ゆっくり入っていると後がぽかぽかしてくるので、このぬるめの優しいお湯のフアンは多いようです。
　泉質は単純硫黄泉で、効能は高血圧、神経痛、胃腸病、リュウマチ、外科的疾患です。入浴料は大人２００円です。　
　隣にある洗い場の使料金表は、洗濯料５０円、洗車料２００円は別として、種籾浸湯料１００円、漬菜洗料３００円となっています。沓掛温泉が、この辺りの人々の生活と密接に結びついているのがよくわかります。
　

　「天然記念物　麻釜熱湯湧泉」には、大釜、茹釜、円（丸）釜、竹伸釜、下釜の五つの釜があります。　ここでは、生卵を購入、自分でゆで卵（温泉卵）を、作ることも出来ますし、地元の人が麻釜で野菜をゆでている光景を見ることも出来ます。