mitchibaさんのクチコミ(214ページ)全4,353件

仁王門から仁和寺の中に入り、参道を少し歩くと左側に仁和寺御殿があります。この建物の中には見事な襖絵がたくさんあってなかなか見ごたえがありました。その奥には池も備えた美しい庭が広がっています。御殿の外にある五重塔と合わさって美しい景観を作っていました。

広い仁和寺の中で高くそびえ、ひときわ目立つ五重塔。比較的近くまでいくことができ、上を見上げるとその高さが良くわかります。塔の姿は一層から五層まで屋根の大きさがほぼ同じなので、均整がとれていて美しく見えました。

遅咲きの御室桜で有名な仁和寺。4月の中旬に満開の桜を見ることができました。ここの桜は比較的低木なので、目線に近い高さで眺められるのが良いです。五重塔と重なって見える満開の桜の姿は、とても絵になる景観でした。

大徳寺の数ある塔頭のなかでもいちばん奥の方にあります。枯山水の庭園がとても素晴らしいところですが、写真撮影ができないのは残念ではあります。それでも和尚さんのお話に聞き入り、庭園の美しさを目に焼き付けるのに集中できて印象に残りました。お寺のそのような方針も、良かったようにも思いました。

出町柳の商店街の一角でいつも大変な行列の出町ふたば。甘さ控えめで絶妙な塩味が効いた豆餅が大人気で本当においしいです。時間がたつと硬くなってしまうので、鴨川べりにでて座っていただきました。出来立ては柔らかくて豆の味がさらに引き立っているように思いました。

円山公園の中にある和食料亭です。海老芋とぼうだらを煮た「いもぼう」が有名で、初めていただきました。出てきたいもぼうは想像していたものとはちょっと違いましたが、上品な味付けでとても手の込んだ一品だということがわかりました。お値段は安くはありませんでしたが、京都の味覚の一つをいただき満足できました。

京都大学正門近くから吉田山を登ったところにあるとても広い神社です。急な階段をかなりのぼる必要がありました。それでもここまで来ると市内の喧騒とは無縁の場所で、朱色が鮮やかな本殿などをゆっくり回り、神聖な雰囲気の中で参拝を済ませました。

出町柳の駅から歩いて15分ほどのところに国内最高峰の大学の一つ、京都大学がありました。正門の前まできて中を見るとけっこう学生ではない人が見えたので、思いきって入ってみました。やはり国立大はキャンパスが広いですね。建築としても美しい時計台を眺めながら、素晴らしい環境に恵まれた大学に通う学生さんたちを羨ましく思いました。

清水寺から八坂神社まで歩くのが、京都の中で好きな散策コースの一つです。その途中にあるのが二年坂で、坂の両側には趣のある建物が立ち並び、いかにも京都という風情を感じるところです。平日は特に外国人が多く、思わずどこを歩いているのかわからなくなったりしますが、そのような中で京都らしい雰囲気を再発見できるところです。

清水寺から三寧坂、二年坂を通り八坂神社の方へ向かって歩いて行くと、この法観寺の八坂の塔が見えてきます。近くまで来るとけっこうな高さがあり傷みなどから長い年月を経てきたことにも気づきます。景観としては、少し離れたところから周りの景色とよく調和している塔を見るほうが絵になっていて好きです。

参観には事前予約が必要ですが、ホームページではなかなか空きがありません。今回偶然空いている日を見つけて参観できました。葉書の方が当選確率は高いようなことも聞きましたが定かではありません。ここは自由参観ではなく、ガイドさんについていって説明を聞きながら見学します。詳しい説明が聞けるので、庭や建物それぞれについてより理解が深められます。歩く距離は全部で1kmくらい、それを1時間ぐらいかけてゆっくり歩くので御年輩の方でも大丈夫だと思います。四季折々違った景色を見せてくれそうなところなので、秋にも来てみたいと思いました。

泊ったホテル近くの四条烏丸あたりを散歩している時、偶然このお寺を見つけました。こじんまりとしたお寺ですが病気平癒の御利益があり、特にガン封じとして有名なのだそうです。今はまだ健康ですが、今後に備えてしっかりお参りをしてきました。地元の方と思われる人がたくさん参拝されていてこの土地に根付いたお寺だと思いました。

地下鉄四条駅や阪急烏丸駅から烏丸通りをまっすぐに歩いて5分ほどの、わかりやすくて便利なロケーションです。比較的新しいホテルなので、中はきれいで清潔感があり、部屋も思ったより広く開放感がありました。ちょうど閑散期だったこともあって値段もかなりリーズナブルで、浮いた分で京都の夜の食事を楽しめて最高でした。

阪急松尾大社駅を降りると目の前に巨大な鳥居があり、そこをくぐりぬけると松尾大社です。お酒の神様を祀る神社というだけあって、境内には奉納された酒樽が山のように積まれていました。本殿もとても立派で美しい庭園もあり、京都の中心からはやや遠いですが、なかなか見ごたえがありました。

嵯峨野の北の方にあり大覚寺を拝観した後に立ち寄りました。嵯峨野もこの辺りまで来ると観光客もずいぶん少なかったです。それでも入り口の大きな仁王門には圧倒され、中に入ると境内の広さにも驚かされました。境内は拝観料はありませんが、御利益があるという経堂の法輪まわしは、1周で100円でした。

学問の神様菅原道真公を祀っているだけに、受験生と思われる若い人たちで境内はいっぱいでした。ちょうど梅も見ごろの時期で紅白の梅があちこちで咲き誇り、爽やかな香りを漂わせていました。梅園は有料でしたが、無料の境内だけでも観梅は十分楽しめました。

京都の花街のひとつの上七軒。北野天満宮に続く石畳の道は電柱もなく、両側には昔ながらの風情が残された建物が軒を連ねています。運が良ければ舞妓さんや芸子さんが歩く姿にお目にかかれますが、残念ながらお見かけしませんでした。新しいお店もずいぶんできてきましたが、ここの独特な雰囲気はそのままであってほしいと思いました。

京都の台所と言われているだけあって色々なお店が軒を連ねていて、見ているだけでも楽しいところです。ちょっと観光地化された感は否めませんが、京都ならではの品物を見つけるのが楽しみです。ありきたりですが、七味トウガラシと漬物をおみやげに買いこみました。

東西に細長く続く大通公園を歩いていると、いくつものオブジェやモニュメントを目にします。これはその中の一つですが、いかにも札幌らしい情景が浮かんでくる吉井勇が詠んだライラックの句が記されています。この句からは、いかにライラックが札幌の街と市民に定着しているかが伝わってきました。

羊ケ丘展望台のクラーク博士の銅像のすぐ近くに、石原裕次郎の名曲「恋の町札幌」の歌碑がありました。おもわず歌詞をたどりながら口ずさんでみたら、最後まで歌えてしまいました。ああ、昭和の人間ですね。なつかしい時代がよみがえってきたひと時でした。