まつじゅんさんのクチコミ(21ページ)全1,121件

都立横網町公園はある意味で有名です。
何が有名かと言うと、両国→相撲→横綱の流れで、横綱公園だと勘違いされる事が多いのですが、こちらの名称は、とりつよこあみ（〇横網、×横綱）ちょうこうえんです。
震災や戦災のメモリアルパークとして慰霊や、歴史的な建造物、記念碑が数多く保存されています。

両国駅、国技館に近い一等地には、理事長である横綱北勝海の八角部屋があります。
ビルの間にひっそりと建っていますが、コロナ前は朝稽古等、見学もできたようですが、今は接触禁止で閉ざされた空間となっています。
近くには元水戸泉の錦戸部屋や沢山の相撲部屋がありますので、相撲部屋を巡って歩くのも楽しいです。

1989年頃から美術館構想があり、1993年には建設予定地も購入したようですが、財政難により2000年に凍結され、2006年に東京スカイツリーの建設地が、業平・押上地区に決定した事から、美術館建設計画も復活したようです。
建設地の緑町公園付近は、江戸時代には弘前藩津軽家の上屋敷のあった場所で、北斎は藩主の依頼で屏風に馬の絵を描いたと伝えられて言われている事からこの地になったようです。
2014年7月着工で、2016年11月の竣工です。
構造：鉄筋コンクリート造（一部鉄骨造）、地上4階　地下1階。
建築面積：699.7㎡、延床面積：3,278.9㎡、高さ：21.9ｍです。
設計は妹島和世氏で、総工費は約34億円という事です。
建物の外壁はアルミパネルで、一見、奇抜な印象を受けますが、周辺の風景に溶け込んで違和感ありません。
アルミパネルは、規則的なスリットが入っていますが、ゆるやかに分割された外観とすることで、周辺の下町市街地のスケールとの調和を目指しているようです。
遠目には、かすかな陰影を感じる程度で、面を見せる構成なのかな、と思います。

地下鉄両国駅から徒歩10分位、すみだ北斎美術館に至る通りです。
江戸時代後期の浮世絵師　葛飾北斎が、武蔵国葛飾郡本所割下水（現在の墨田区の一角　北斎通り周辺）生まれとされ、生涯の殆どを隅田区内で過ごしたと言われている事から、墨田区は顕彰と地域振興の一環として、北斎を前面に出した整備されています。
通りの歩道には、葛飾北斎の作品レリーフが埋め込まれています。

神橋と呼ばれる小さな石造の太鼓橋を渡ってすぐ、明治神宮ミュージアムがあります。
コロナで休館中でしたが、祭神である明治天皇・昭憲皇太后ゆかりの品々を保存、展示するための施設で、重厚な印象を受ける、神宮の杜に溶け込んだ建物です。

神宮橋を渡ると、いよいよ神宮の杜に入り、いかにも神域、と言う雰囲気を感じますね。
明治天皇と昭憲皇太后が祭神で、境内は殆どが全国青年団の勤労奉仕により造苑整備されたようです。
明治維新以降「延喜式」に倣って神社を等級化した「近代社格制度制度」が、第二次世界大戦後に廃止され、全ての神社は対等の立場であるとされましたが、現代では「旧社格」等の名称で、神社の格を表す目安とされています。
広大な杜は、都心のど真ん中にあるとはとても思えませんね。
明治神宮は内苑と外苑からなるそうですが、一般的に明治神宮と呼ばれているのは内苑のようです。
伊藤忠太氏の設計により創建された明治神宮ですが、多くの建物は東京大空襲ﾆより焼失してしまいました。
明治神宮には拝殿、本殿を囲む回廊に東、西、南に3つの門があり、こちらは拝殿の正面にある、南神門で楼門となっていて、立派な建造物です。
東京大空襲でも焼失を免れ残ったもので、重要文化財です。

R原宿駅からの入口である南参道に架かる橋で、山手線、埼京線を跨いで、名神宮へのメインアプローチとなっています。
明治神宮の創建1920年に架橋されましたが、老朽化により1982年に二代目として初代の橋の姿を損なわないよう、高欄は御影石を使って再現し、親柱は当時の石材を補修して復元しているようです。

新しいJR原宿駅は、東京オリンピックに併せ2020年3月21日より供用開始されています。
1924年に完成した歴史的な木造の旧原宿駅は、旧舎に使われていた資材を可能な限り使用して、かつ外観も旧駅舎を極力再現して建て替える予定のようですが、以前のような歴史と風情を感じさせるようにはならないと思います。
なぜ建て替えたのでしょうか。。。。

パチンコ店やサイゼリアのある雑居ビル2階にあります。
コンセプトは「見て、聞いて、楽しむ。建築好きのためのミュージアム型カフェ。」らしいです。
建築好きの人のための、居心地の良い空間の中、美しい建築物の模型や建築の知識に長けたスタッフと、名だたる建築物を知ることができるライブラリーカフェのようです。
建築 × Cafeで、理想の我が家を思い浮かべながら、好きな建築家について語り合いながら、時代とともに移り変わる建築について思いを馳せながら過ごす時間を楽しんで下さい、との事です。
精巧な模型と解説を見ながらカフェタイムを過ごせます。

新宿三丁目の駅から程近いビルに囲まれた場所にあります。
寄席の定席で、昼、夜の公演が行われています。
建物は木造でで、法的には現在は建設許可されない施設ですが、重厚で、歴史を感じる建物を大切にして欲しいと思います。
周辺のビル街にあって、何か別世界の雰囲気を醸し出していました。

トキワ荘は、1982年に老朽化により解体されましたが、近隣住民や漫画ファンから復元を求める声が強まり、2020年の東京五輪開催をにらみ、漫画家の巨匠たちの青春時代が甦る聖地ともいえるアパートを、豊島区が復元し博物館としたもので、建物の外観や4畳半の部屋の間取り、トイレ、炊事場、玄関、階段まで忠実に再現し、当時の各室が再現されています。
コロナ拡大の影響で、開館が3ヶ月ほど遅れ、2020年7月7日に開館して、今は事前予約で見学できます。
ここが漫画家の聖地と言われる訳は、最初に手塚治虫さんが1953年初頭に住人となり、その後学童社が自社の雑誌に連載を持つ漫画家の多くをトキワ荘へ入居させ、最も多い時期には7~8名が居住していた事に加え、仲間の漫画家の出入りも頻繁にあり、「マンガ荘」と呼ばれる程、漫画家が集まっていた事に由来します。
特別企画展期間は有料ですが、通常は無料で見学できます。

かつてトキワ荘のあった場所との事です。
トキワ荘は、1952年12月に棟上げされたのですが、この頃は戦後の復興に伴い、就職や進学のために上京する人々のために、トキワ荘のような安アパートが沢山建築されていた時代です。
そのような中、多くの漫画家が一つのアパートに集まったというのは、凄い求心力が働いたのでしょうね。
老朽化のため昭和57年に取り壊された「トキワ荘」ですが、跡地に現在出版社の社屋が建っていて、トキワ荘の痕跡は残されていませんが、平成24年「マンガの聖地」を訪れるファンのために、ここがトキワ荘の跡地であることを記したモニュメントが、敷地内に設置されました。

トキワ荘は南長崎花咲公園にあり、当時この地には「大和寮」と呼ばれていた都営バスの社宅があり、この公園の一角に、トキワ荘（豊島区立トキワ荘マンガミュージアム）が復元されています。
「トキワ荘のヒーローたち」という記念碑が設置されている公園です。
トキワ荘を地域の文化資源として継承・発信していくシンボルとして、平成21年に設置された記念碑で、台座部分にはトキワ荘に入居していた10人のマンガ家の自筆の似顔絵とサインが刻まれ、その上部にはトキワ荘のブロンズ模型が乗っています。
模型の玄関前にあるスクーターは、毎日のようにトキワ荘に通っていたつのだじろう氏の愛車で、他にも永田竹丸、長谷邦夫、横山孝雄、園山俊二氏等、多くのマンガ家達も「トキワ荘の青春」を彩っていたことを象徴しているそうです。
公園のトイレも、グラフィックシートを張替えできる白い壁で、マンガ・アニメの情報発信の場を表し、反対側はトキワ荘前にあった落合電話局をイメージした外観となっています。
また、トキワ荘看板、電話ボックスも当時の雰囲気で再現されているようです。

トキワ荘での生活の様子が、藤子不二雄氏の自伝的作品「まんが道」に描かれていました。
トキワ荘メンバーが愛してやまなかったラーメン店「松葉」は、現役で営業しています。
最近でも某TVで、チャーハンの識者が選ぶ王道チャーハンランキングで、第4位に選出されたことでも有名ですが、王道はやはりラーメンです。
藤子・F・不二雄氏がラーメンの出前を取る等、頻繁に利用していたようで、ラーメンは作品に登場する「小池さん」の設定に影響したと言われています。

大江戸線の落合南長崎駅には、あちらこちらにトキワ荘所縁の漫画家の作品を見かけます。
水野英子さんの代表作「星のたてごと」の壁画があり、水野さんの発案で壁画の中央に立つとヒロイン、ヒーローのどちらかとツーショット撮影ができるという構図になっています。
この駅はトキワ荘の最寄り駅で、豊島区と地域が進める「マンガの聖地としま　モニュメント」の3基目だそうです。

ジャイアンツのホーム球場で、二階席からでも、結構試合の興奮を身近に関jながら観戦できます。
何より、空調完備外の環境に左右されないで観戦できるのが良いですね。ただ、選手は温室育ちでひ弱になって、勝てないのかなと思ってしまいます。
二階席でも試合観戦には支障が無いのですが、ドーム内は上下移動が結構大変です。
高価なチケットの席は、やはり便利な場所にありますので、価格は移動の大変さに比例していると思いますので、その辺りも含めて席選びをしたら良いと思います。

甲子園歴史館は、高校野球と阪神関連ですが、こちらはプロ・アマ問わず国内外の野球に関する資料を収集、保管し、資料の展示を行っています。
2021年の野球界の話題と言えば、東京オリンピックの金メダルですが、坂本選手のサヨナラヒットサイン入りボールや、8月7日の決勝戦ウイニングボール（稲葉篤紀監督サイン入り）、7月31日のメキシコ戦、坂本選手のホームランボール、選手の寄せ書きサイン等が展示されています。
ソフトボールの上野投手のユニフォームもありました。
また、日本の野球の発展に大きく貢献した方々の功績を永久に讃え、顕彰するために1959年に創設された野球殿堂もあります。
年一回「競技者」、「特別」の選考委員会で野球界の功労者を選出し「野球殿堂入り」として発表されていて、殿堂入りされた方々は、表彰ブロンズ製胸像額を、殿堂ホールに掲額されており、そうそうたるメンバーの名前がありました。

小石川後楽園からドームに向かう途中にあります。
｢Chinese Shadow Puppets 陝西皮影の世界｣が開催されてい手見学しましたが、初めて聞く「皮影」という言葉に惹かれたのですが、凄いものを見せて貰いました。
中国では古くから、映画の原型といわれる皮影戯（ピーインシーと読むらしいです。）、いわゆる影絵芝居が、庶民の娯楽として親しまれていたようです。
皮影戯には、牛やロバの皮をなめして彫刻や彩色を施した影絵人形「皮影」が使われていて、その展示がされているようです。
中国各地にある皮影の中でも、その精緻な美しさと芸術性の高さから中国皮影の逸品と称される｢陝西皮影（せんせいピーイン）の技法は驚きで、芸術品として一見の価値がある繊細で美しい皮影でした。

飯田橋、水道橋の駅の真ん中あたり、少し歩きます。
コロナ対策で事前予約性になっており、入口でスマホの予約証を見せて入場です。
便利な世の中ですが、スマホが無いと何もできない世の中になりそうで、今後、我々夫婦は進化に追従していけるでしょうか、不安になりますね。
小石川後楽園は都立庭園で、江戸時代初期に水戸徳川家の江戸上屋敷内につくられた築山泉水回遊式の日本庭園です。
国の特別史跡及び特別名勝にも指定されている、都心の真ん中に7haの広さを持つ、蓬莱島と徳大寺石を配した大泉水を中心に、ウメ、サクラ、ツツジ、ハナショウブ等が四季を通じて咲く、緑豊かな公園です。
中国の文人たちが好んで歌った西湖や廬山も採り入れていて、光圀は朱舜水を設計に参加させたといわれており、中国的、儒教的な趣好が濃厚な庭園です。
岡山市の後楽園と区別するため「小石川」を冠されているようです。

「東京の有名パワースポット」、「縁結びの神社」として有名のようです。
伊勢神宮が祀る天照皇大神と豊受大神、万物の結びのはたらきを司る造化の三神が合わせて祀られていることから、「縁結び」「良縁にご利益あり」と言われています。
江戸時代は伊勢神宮への参拝、というのが生涯かけての願いであったことからか、明治天皇の裁断により、明治13年東京における伊勢神宮の遥拝殿として創建されました。
創建当時は、日比谷の地にあった事から、「日比谷大神宮」と称されていましたが、関東大震災の被害を受け、昭和３年に現在地に移転し、「飯田橋大神宮」、そして戦後に「東京大神宮」と改められたようです。
神明造りであり、千木と勝魚木が際立っていて、千木は内削ぎで、鰹木の本数も8本で偶数なので女神様が祀られているということですね。
また、神社で結婚式を執り行う神前結婚式は、こちらで始められたもので、縁結びの神社と言われる所以なのだと思います。