コトルさんのクチコミ(60ページ)全4,752件

2019年6月にニコシアに行きました♪

ニコシアは標高730メートルでエンナ県に入り、エンナに次ぐ規模の町。
ニコシアを見晴らせる広場Piazza Vittime di Nassiriya。
この広場は展望台となっていて、
ニコシアを全て見渡せる唯一のスポット。
ニコシアのパノラマは美しい。
二つの山の間に旧市街が広がる。
新旧の教会があちこちとあり、
メルヘンチックな風景。
右側の山の頂には古城もみえる。
この景観はニコシア観光のポスターに使われるもので有名。

ニコシアはエンナと結ぶ路線バスがあるようです。

2019年6月にスペルリンガに行きました♪

スペルリンガSperlingaは標高750メートルでエンナ県に入り、
イタリア美しき村に選ばれている。
そびえ立つ岩山の上に古城はまるで戦艦のよう。
スペルリンガ城は1283年に築城。
その後は支配が変わることなく、
スペルリンガ家の代々一族で続いてきたという希有な古城。
18世紀になって廃城。
その歴史的価値が見直され、整備されて一般公開。
城門は700年前の当時のままで風格がたっぷり。
岩山を要塞として築城しているため、
自然な形状をそのまま活かしている。
急な階段や坂道が侵略を防ぐ最大の武器。
岩山をくり抜いた通路や人工洞窟が張り巡らされて、
まるで一つの村のよう。
そこから岩山の頂点へ。
非常に細い階段を急な斜面を登っていく。
小さな門を抜ける。
そこは頂上で小さな平坦地。
いわゆる天守閣に当たり、
城主が住んでいたところ。
その建物は消え失せているが、
周囲のパノラマは素晴らしい。
東へ向けるとニコシアがよく見える。
その向こうにエトナ山も見える。
南へ見下ろすとスペルリンガの村が広がる。
村は中世時代の景観で美しい。

入場は3ユーロ。
夏季シーズンでは9-13時　15-20時がオープン。
チケット売り場にトイレ完備。
かなりの急斜面の階段を上りますので、
歩きやすい靴で。

2019年6月にスペルリンガに行きました♪

スペルリンガSperlingaは標高750メートルでエンナ県に入り、
イタリア美しき村に選ばれている。
そびえ立つ岩山の上に古城。
まるで戦艦のよう。
岩山を取り囲むように村が広がり、
中世時代の景観。

スペルリンガは交通難所のためレンタカー旅行向きです。
ニコシアに近く、車で20分ほどです。
ニコシアはエンナに次ぐ規模の大きな町で、
宿泊施設が豊富です。
このため、ニコシアからの日帰り観光に便利です。
主な見どころは古城です。
全体の観光時間は1時間あれば十分。
古城のチケット売り場にトイレを利用できます。

2019年6月にガンジに行きました♪

ガンジは標高1010メートルでパレルモ県に入り、
イタリア美しき村に選ばれている。
一つの山の西斜面に広がる独特な村。
その東方面にはエトナ山がそびえ立ち、
エトナ山を最も美しく望める村として有名。
ガンジ大聖堂はChiesa Madre di San Nicoloで16世紀に造られている。
非常に太いどっしりとしたカンパニーレが印象的。
かつては最も高かったようであるが、
過去の大地震で先端部は崩壊して一度も再建することはなかった。
優雅な雰囲気が流れ、優しい。
2列のアーチが並び、
天井にはパステルカラーの美しい装飾。
全体にホワイトを基調としているため、明るい。
また、天井の両側には窓が設えていて光りを取り込んでいる。

入場無料。
撮影OK。
大聖堂前の広場は展望台で、
素晴らしいパノラマですので必見です。
ガンジの基本情報についは別のクチコミにありますので、
参照してください。

2019年6月にガンジに行きました♪

ジェラーチ・シクーロからガンジへ30分ほどで到着。
ガンジの頂点にある広場に車を停める。
そこから観光スタート。
ガンジは標高1010メートルでパレルモ県に入り、
イタリア美しき村に選ばれている。
一つの山の西斜面に広がる独特な村。
その東方面にはエトナ山がそびえ立ち、
エトナ山を最も美しく望める村として有名。
広場周囲には二つの教会が対峙してChiesa San PaoloとChiesa Della Badia。
見事な石造りで美しい。
そこからカステッロ通りを歩く。
左手に古城が見えてくる。
ガンジ城はアラゴネーゼ（アラゴン城）でスペインのアラゴン家の命によって築城。
現在は市庁舎の一部として使われている。
アラゴン城といえばあの独特な円形の塔を持った景観が有名であるが、
こちらはそういった塔はなく、普通の角張った構造物で一見、古城とはわからないほど。
そこから西へ下って歩くと大聖堂のクーポラがみえてくる。
青いクーポラが美しい。
大聖堂前の広場へ歩き進むと、
周囲の景観は大変美しい。
山岳村らしい素晴らしい石造りの歴史的建造物が並ぶ。
大聖堂やパラッツォ、市庁舎が壮麗な景観を生み出している。
大聖堂前の広場は展望台となっている。
眼下に旧市街の町並みが広がり、
急斜面であることがよく分かる。
左右見渡しても屏風のような旧市街であることが最も驚く。

ガンジは交通難所のためレンタカー旅行向きです。
ニコシア、ジェラーチ・シクーロ、スペルリンガ、ペトラリア・ソプラーナにも近く、
これらをまとめて周遊がお勧めです。
村の頂点に広場があり、そこで駐車できます。無料です。
そこから大聖堂へ近く便利です。
町の下に車を停めてしまうと、急な坂道を九十九折りに登ることになります。
主な見どころは旧市街と大聖堂と大聖堂前広場。
全体の観光時間は1時間あれば十分。
大聖堂と頂点の広場をつなぐ通りにはカフェが数軒あり、トイレ利用可能です。
また、お土産屋さんがあり、来た記念に買い求められます。

2019年6月にガンジに行きました♪

ジェラーチ・シクーロからガンジへ向かう国道120号線に素晴らしいパノラマスポットがあります。
峠を越えた先から、
一つの山の斜面を覆い尽くすガンジとその後ろに優美なエトナ山の絶景が連続します。
このパノラマはシチリア観光局にも認定する絶景10選の一つ。
レンタカー旅行や専用車チャーター旅行の方は絶対に見逃さないでください。
なお、交通量ですが、訪れた当時はすれ違う車は数台だけというガラガラでした。
所々、車を停められるスペースがありますので、
好みで停めて、撮影に勤しんでください。

2019年6月にジェラーチ・シクーロに行きました♪

ジェラーチ・シクーロは標高1100メートルでパレルモ県に入る。
また、イタリア美しき村に選ばれている。
独立した山頂の上に村があるので、シチリアでは数少ない鷲の巣村。
周囲には山岳風景が広がり、北方にはカステルブオーノが眼下に見える。
中心広場であるポポロ広場から南の古城へ延びるローマ通りを歩くと古城跡にたどり着く。
ジェラーチ・シクーロ城はRuderi Castello dei Ventimigliaでカステルブオーノ城（ヴェンティミーリア城）と同じ系列。
こちらも13世紀に造られたが、
戦乱や大地震で廃墟化していき、一度も再建されることなく現在に至る。
断片的に残る古城の壁や土台が往時の古城が偲ばれる。
周囲は断崖絶壁の天然の要塞でほぼ360度のパノラマが広がる。
遠くに山の村「ガンジ」やエトナ山、マドニエ国立公園の山並みが素晴らしい。
鳥のさえずりと乾いた風だけで、
哀愁の漂う雰囲気。
ついにシチリアの最果てに来たような感じ。

入場無料。
訪れる場合は明るい日中で。
街灯などは全くないので夕刻以降は避けてください。
旧市街の中心広場から古城へは急斜面の坂道ですので、
健脚でない場合は無理に行かない方がいいです。
また、雨天の場合、石畳ですので濡れて滑りやすく危険と思われます。
ジェラーチ・シクーロの基本情報については別のクチコミにありますので、
参照ください。

2019年6月にジェラーチ・シクーロに行きました♪

ジェラーチ・シクーロは標高1100メートルでパレルモ県に入る。
また、イタリア美しき村に選ばれている。
独立した山頂の上に村があるので、シチリアでは数少ない鷲の巣村。
国道に車を停めて、旧市街へ歩く。
周囲には山岳風景が広がり、北方にはカステルブオーノが眼下に見える。
旧市街の入り口にサント・ステファノ教会のカンパニーレの可愛い尖塔。
過ぎていくと美しい石造りの町並みが広がる。
鷲の巣村に共通する景観でフランスのエズ村によく似ている。
中心広場であるポポロ広場に出る。
その一角を占めるのが大聖堂でChiesa Madre「Chiesa di Santa Maria Maggiore」。
1495年に作られたもので石造りが美しい。
そこから南の古城へ延びるローマ通りを歩く。
中世時代の景観が美しい。

交通難所のためレンタカー旅行向きです。
カステルブオーノやペトラリア・ソプラーナに近く、
これらをまとめて周遊観光がお勧めです。
駐車場はないものの国道に駐車スペースがあり、
無料で駐車できます。
そこから旧市街の中心広場へ徒歩10分ほどです。
主な見どころは旧市街と頂点に立つ廃墟の古城。
全体の観光時間は1時間あれば十分です。
中心広場にカフェがあり、トイレ利用可能です。

2019年6月にカステルブオーノに行きました♪

カステルブオーノは標高450メートルでパレルモ県に入る。
緩やかな山の尾根の上に広がり、
先端部に古城が立っている。。
カステルブオーノ城「ヴェンティミーリア城（Castello di Ventimiglia）」から旧市街の中心広場に続くメインストリートであるサンタンナ通りを抜けて中心広場であるマルゲリータ広場。
その近くにオステリア「Nangalarrumi」。
この町では一番の肉料理で有名。
通りにテーブルが並べられているが、暑いので屋内へ。
田舎らしい雰囲気が広がり、素晴らしい。
木の梁や柱、たくさんのキノコ写真やこの地方のワイン。
肉料理だけでなく、キノコ料理も有名。
テーブルには美味しそうなキノコが置かれている。
日本でいえば巨大なシメジあるいはヒラタケに近い。
今は夏なので、このキノコ達が主役。
秋からはポルチーニが出回る。
お勧めのをお願いする。
＠アミューズ：キノコのコロッケ
＠前菜：キノコのガーリックバター蒸し焼き
＠メイン：牛肉のステーキにキノコクリーム
＠メイン：骨付きの豚肉
いずれも濃厚な美味しさでびっくり。
南イタリアではこれが最も美味しい肉料理×キノコ料理かも。
ごちそうさまでした♪

訪れた当時は観光客と地元の人がたくさんでほぼ満席でした。
予約が必要です。
カードOK。
キノコ料理の瓶詰めが売られており、
お土産に最適です。

2019年6月にカステルブオーノに行きました♪

カステルブオーノは標高450メートルでパレルモ県に入る。
緩やかな山の尾根の上に広がり、
先端部に古城が立っている。。
カステルブオーノ城「ヴェンティミーリア城（Castello di Ventimiglia）」から旧市街の中心広場に続くメインストリートであるサンタンナ通りを歩き進むと、
中心広場であるマルゲリータ広場。
周囲には大聖堂や市庁舎、パラッツォなどの歴史的建造物が並び、素敵な景観。
広場の一角を占める大聖堂はChiesa di Maria Santissima Assunta。
14世紀に造られたが古城と同じく大地震の影響で改築されている。
だが、その建築様式は非常に珍しい。
カンパニーレはゴシック様式だが、聖堂はゆり型を持つ古城スタイル。
この奇妙な組み合わせは見たことがないし、
ぱっと見ては大聖堂ではなく古城と勘違いしてしまいそう。
聖堂内はかなりシンプルで田舎らしい雰囲気。
主祭壇や側祭壇には見事な教会型の木製でフレスコ画。
いずれも16世紀のもので、この地方では最も貴重なものの一つ。

入場無料。
撮影OK。

2019年6月にカステルブオーノに行きました♪

カステルブオーノは標高450メートルでパレルモ県に入る。
緩やかな山の尾根の上に広がり、先端部に古城が立っている。
古城は立派な大きな建築物でよく目立つ。
カステルブオーノ城はヴェンティミーリア城（Castello di Ventimiglia）。
ほぼ正方形で各角には円形と四角形の塔を配置したスタイル。
その周囲には城壁を囲み、旧市街への城門も立派。
ヴェンティミーリア城は1317年に築城したが、
19世紀の大地震で崩壊。
その後、長い修復期間を経て1997年に復活。
入場料を払い、抜けるとパテオに出る。
周囲には500年以上前のままの当時でよく復元されている。
当時の面影を伝えるフレスコ画や窓枠の装飾が見事。
中世時代のシチリアは華やかな時代だったことをうかがわせてくれる。
最上階に行くと古城のハイライトであるパラティーノ礼拝堂。
パラティーノ礼拝堂は大地震の被害が軽微に免れたため、見事に復活。
黄金に近いイエローとホワイトの装飾で埋め尽くされて素晴らしい。
今にも動きそうな天使や動物たち、可憐な花や葉、本当に素晴らしい。
この礼拝堂は代々城主の家族礼拝堂であり、毎日、日常的に礼拝したのだろう。

入場料は6ユーロ。
訪れた当時は9時から13時　17時から20時が開館でした。
昼休みが長いため注意ください。
ハイライトはやはり、パラティーノ礼拝堂です。
城内は撮影OKです。

2019年6月にカステルブオーノに行きました♪

カステルブオーノは標高450メートルでパレルモ県に入る。
緩やかな山の尾根の上に広がり、先端部に古城が立っている。
カステルブオーノ城はヴェンティミーリア城（Castello di Ventimiglia）。
ほぼ正方形で各角には円形と四角形の塔を配置したスタイル。
ヴェンティミーリア城は1317年に築城したが、19世紀の大地震で崩壊。
その後、長い修復期間を経て1997年に復活。
古城を観光したら、城外へ。
そのときに、城門を前に立って前方を見ると古城を囲む城壁に大きな城門があり、
それが旧市街との境界。
城門の向こうにまっすぐに延びる道がメインストリートでサンタンナ通り。
その向こうに旧市街の中心広場に続く。
この景観はかなりロマンティック。
ディズニー映画でよく見る古城と旧市街の位置関係がそのままで、
まるで映画のセットのよう。
古城前の広場を歩き、城門を抜ける。
まっすぐに延びたサンタンナ通りは両側に新旧の建物が連なり、たくさんのショップ。
振り返ると城門の向こうに古城がそびえ立ち、素晴らしい景観。
中心広場であるマルゲリータ広場。
周囲には大聖堂や市庁舎、パラッツォなどの歴史的建造物が並び、素敵な景観。
広場の中心には噴水がある。
また、広場の一角を占める大聖堂はChiesa di Maria Santissima Assunta。
14世紀に造られたが古城と同じく大地震の影響で改築されている。
だが、その建築様式は非常に珍しい。
カンパニーレはゴシック様式だが、聖堂はゆり型を持つ古城スタイル。
マルゲリータ広場からウンベルト通りへ。
中世時代の景観が広がり、美しい。
あちこちと教会があり、美しいカンパニーレが見え隠れする。
進むと左手に素晴らしい噴水が見えてくる。
Fontana della Venere Ciprea。
1614年に作られたものでマドニエ国立公園の水脈からわき出しており、
今でも市民が水をくんでいる。
1614年のFontana della Venere Cipreaを過ぎて右手の横道を歩く。
中世時代の面影がよく残しており、街歩きが楽しい。
緑豊かな小さな広場に出る。
左手に壮麗な教会がある。
Chiesa Matrice Nuovo。
その名からもわかるように新しい。
そこからマルゲリータ広場へ向かって歩く。
あちこちと見え隠れするカンパニーレ。
何気ない風景が素晴らしい。

カステルブオーノは交通難所のためレンタカー旅行向きです。
主な見どころは古城、大聖堂、旧市街で、
観光時間は2時間あれば十分ですが、
ランチタイムを含めると半日は必要になります。
古城の周囲が無料駐車場があります。
旧市街の中心広場であるマルゲリータ広場周囲に土産屋さんがあり、
そこで来た記念に買い求められます。
また、カフェやレストランもあり、
休憩やトイレ利用可能です。
その他、有料施設である古城にもトイレは完備しています。

2019年6月にチェファルーに行きました♪

チェファルーからジビルマンナを経由してカステルブオーノへ向かう途中にイスネッロを通る。
イスネッロはマドニエ国立公園Parco delle Madonie （パレルモ県）内にあり、
標高600メートルに達する山岳村。

マドニエ国立公園は美しい山岳風景が広がり、標高1000メートルを超える。
遠くの谷間には美しい村が見える。
村はイスネッロIsnello。
この景観は非常に珍しい。
谷間に村とは今までは無かった風景。
通常、村は山や尾根、丘の頂きにあるもの。
外からの侵入・攻撃から守るために見晴らしのいい頂点に広がるから。
さらに走り続けると次第に近づいていく。
見晴らしの良い道路に車を停めて、
眺望を楽しむ。
イスネッロは標高600メートル。
村そのものが中世時代の旧市街で教会の尖塔が立つ。
ちょっと離れた小山の上には古城がみえる。
素晴らしい遠景にシチリアの秘境に来たという嬉しさを感じる。
立ち寄って観光したいところだが、
時間がないので遠景だけを楽しんでカステルブオーノへ向かう。

イスネッロの遠景は本当に素晴らしく、一見の価値があります。
ジビルマンナとカステルブオーノを結ぶ道路を走る場合は絶対に見逃さないように。
なお、イスネッロの観光ですが、
情報が乏しく、観光向けでない本当の田舎のようです。
ひなびた田舎の雰囲気を満喫したい方はお勧めかもしれません。

2019年6月にチェファルーに行きました♪

チェファルーから南のマドニエ国立公園へ急峻な山を上っていく。
緑濃い豊かな森。
30分ほどでジビルマンナに到着。
ジビルマンナはチェファルー市内にあり、
標高800メートルでマドニエ国立公園内に入る。
そこに壮麗な教会がある。
Santuario Di Gibilmanna。
起源は8世紀で1530年に完成した。
その後の戦乱や大地震などで廃墟化していたが、
1907年に再建され、ネオロマネスク様式。
二本のカンパニーレと端正的なファサードが印象的。
周囲にはパノラマが広がるが、
残念なことにチェファルーは森によって遮られ、よく見えない。
でも、青いティレニア海が広がり、東方面を見るとエオリア諸島がみえる。
大聖堂の右隣にはこの地方では有名な修道院がある。
元はチェファルー大聖堂の修道院から引っ越ししたもの。
現在のチェファルー大聖堂の修道院は観光のために解放されていて、
修道院としての役目は終わっている。
聖堂内は意外にも空間が小さく、こぢんまりとしている。
でも、教会ならではの威圧感がなく、優しげな雰囲気が漂う。
正面の祭壇は美しい宗教画が掲げられている。
左側の側祭壇には1530年完成以来から続く見事なバロック様式。
これはレッチェとよく似ている。

バス路線がないのでタクシーかレンタカー旅行です。
入場無料。
撮影OK。

2019年6月にチェファルーに行きました♪

旧市街の北端に沿ったメインストリートであるVia Ortolani di Bordonaro Carloを東へ行くと左手に旧市街の最北に位置する岬に出る。
それがマルキアファーヴァ岬。
そこには教会が二つ並んでいてその一つが展望台となっている。
そこは8年前とは変わらない。

展望台から青いティレニア海が広がり、
右手には岩山と険しい海岸が続きます。
左手には海へせり出した旧市街の景観です。
早朝のほうが誰もいなく、清々しい雰囲気です。

2019年6月にチェファルーに行きました♪

岩山の西方に新港があり、
その高台からも絶景が広がります。
岩が連なる岬の上に小さなトッレ（見張りの塔）が立ち、
シチリアらしい景観です。

そこにへ行くにはレンタカー旅行向きです。
ミラッツォ方面からチェファルーへ海岸に沿って走行すると岩山に当たります。
そこから、このような絶景がみられます。
そこから岩山の縁に回るように道路があり、
旧市街の北西端へ通じます。

2019年6月にチェファルーに行きました♪

県道「3ミッレンニオ通り」を走ると左手にチェファルーのパノラマが広がる。
ちょっとした展望台があり、車を停めてパノラマを楽しむ。
8年前は岩山の上にあるディアナ神殿跡からチェファルーを見下ろす絶景を楽しんだが、
今回のパノラマは初めてで、チェファルーらしい絶景。
旧港の向こうに旧市街が広がり、
大聖堂の二本のカンパニーレとファサードが飛び出す。
その後ろに岩山が迫る。
この景観こそがチェファルーらしい。

この眺めはチェファルーの観光ポスターに使われる代表的な景観です。
狙い目の時間は午後です。
西日が岩山、大聖堂、旧市街を光り輝きます。
レンタカー利用の方にお勧めな超穴場です。

2019年6月にチェファルーに行きました♪

ガリバルディ広場にある「Triscele」。
テラスに案内される。
本当は屋内の方がいいのだが、
イタリア友人は外の方がいいということでテラスに。
ガーリックとペッパーの利いたムール貝塩ゆで。
これは美味しい。
続いてガンベロロッソのトマトクリームのタリオリーニ。
美味しいけど時間が経ったのかかなり固まってしまっている。
これはイタリア友人が激怒。
まぁ、彼は観光客ではなく生粋のプーリア人だから、
当然だろう。
カメリエーレはプーリア人の怒りように狼狽えて、
新しいパスタに取り替えますというが、
観光客相手の店は信用ならないとのことで店を出る。
当然、支払ったのはムール貝だけ。
このような店は観光客相手にはどうでもいいという癖がある。

トリップアドバイザーをはじめとする旅行/グルメサイトでは上位ランクインしていることが多いですが、
あまりにもギャップが大きすぎるためお勧めできません。
今回の騒動で、ある程度の改善されていることを願います。

2019年6月にチェファルーに行きました♪

午後はビーチでまったりとくつろぎたい。
着替えてホテルスタッフにリド情報を訊く。
思わぬ嬉しい情報！
ホテルからもらえるリドチケットはなんと！無料！
8年前は確か無料ではなく、半額だった。
今回は無料とは嬉しい。。
早速、友人と一緒にホテルから飛び出してビーチへ歩く。
大聖堂を横目に旧市街を歩き進む。
海岸に出てビーチのリドへ。
ビーチにはたくさんのパラソルが並び、壮観。
リドは「Angeli del Mare」。
8年前と同じで懐かしい。
パラソルとサンデッキチェアを無料で利用とは嬉しい。

このように旧市街内のホテルに宿泊した場合は無料リドのチケットがもらえます。
チェファルー旧市街内のホテル・ラ・プルメリアはリド「Angeli del Mare」です。
ただし、オフシーズンである6月だったので、
繫忙期の8月でも適用されるかは不明です。

2019年6月にチェファルーに行きました♪

チェファルー旧市街の西端に位置するのがコロンボ広場。
そこから西へ長大な砂浜のビーチが広がります。
また、旧港に沿って並ぶ旧市街の景観を見ることができます。
広場周囲にはカフェやレストランが並び、
海を眺めながら頂けます。