アジア好きの晴れおじさんさんのクチコミ(8ページ)全288件

茅葺きの建物の入口に、何故か白い花嫁の像が置いてありました。囲炉裏ばたには、数十年前の花嫁が座っていて、笑顔でお出迎え。

蕎麦が茹で上がるまでの数分間、ブロマイドを添えた昭和のスターの色紙を眺めて、楽しい時間を過ごしました。

この店は、蕎麦の出来もさることながら、野菜の天ぷらが実に旨い。

食べ終えて会計をしたら、お釣りと一緒に、丸なすの浅漬けを２つ、あの花嫁が握らせてくれました。

入館料３００円。果たして、展示内容にそれだけの価値があるかは疑問です。

「損したぁー」と思う方も、隣の「天童将棋交流室」を覗けば、少しは気が治まるのでは？
こちらは無料で、たくさんのプロ棋士の色紙が眺められます。

それにしても、プロ棋士は字が下手ですねぇー。

天童市役所の駐車場に車を停め、川の流れを遡って右岸を散策しました。

市役所の脇の橋は王将橋。その後、順に、銀将橋、金将橋、桂馬橋、飛車橋、そして最後が龍王橋。

龍王は飛車の成り駒。プロ棋士のタイトルの最高位が「竜王」で、竜王戦の会場は、天童温泉の「滝の湯ホテル」と決まっているようです。

ちなみに、金将橋から温泉街を眺めると、正面右側に「ホテル王将」の建物が見えますが、「滝の湯ホテル」はその裏側に建っています。１４歳の天才棋士がここにやって来る日が楽しみです。

古くから国の重要文化財に指定されている建物ですが、通りすがりに思い付いて、初めて見学しました。

閉まっている門の脇のブザーを押したら、70代後半と思われる、失礼ながらヨボヨボのお爺さんが門を開けて、丸太をそのまま柱に使ったような重厚な建物の中を案内してくれました。

見かけに反して、いざ説明が始まったら、ユーモアを交えた実に流麗な話し振りで、途中で尾形家の御当主であることも判ってきて、感動しました。

ピッタリ20分の案内は、入館料210円を上回る価値があります。

二八の麺は、細く白く、コシがありました。

蕎麦粉は北海道産だったり、地元産だったりと、一定しないようですが、水は深層から汲み上げた蔵王山系の地下水を使っているとのこと。

その水へのこだわりが旨さの秘訣のようです。

盛りの良さで知られる蕎麦店。山形大学の職員だった方が転勤してからも忘れられずリピートしたとか。

久しぶりに入ったら席の配置が変わっていましたが、盛りの良さは相変わらず。

天ぷらの量は、一人前、半分、一口の中から選べるので、女性から大食漢のおじさんまで満足できることでしょう。

本格釜焼きのピザが美味しい。今回はピザを食べた後、同じ「やまや園」経営の観光サクランボ園に足を伸ばしました。今シーズンのオープン初日でしたが、高級品種「佐藤錦」が適度に色付いていて、時間制限無しで１５００円とはコスパが高い。
同行した県外の親戚はもちろんのこと、サクランボの本場で育った私ら夫婦も満足しました。

山形市の西部、須川沿いの一角にある公園です。
センターハウスや運動広場のほかに、釜戸のある「いも煮広場」や「足湯」があって、老若男女の市民とワンちゃんで賑わっていました．

なかでも、自然観察塔は、さえずりながら木々の枝から枝にせわしなく飛び移る野鳥を目の高さで観察できて、ユニークです。

にわかバードウォッチャーの私では、撮影が容易でありませんでしたが、何とか２，３枚、コンデジを目いっぱいズームアップして撮影しました。

後で調べたら、ムクドリのようでした。

山形市街地のソメイヨシノがすっかり葉桜になったＧＷの「みどりの日」、こちらでは野生種の大山桜が見頃を迎えていました。

標高６００ｍほどの高原に濃いピンクの花を咲かせ、凛とした雰囲気を漂わせる大山桜には、人に媚びない「孤高の美」があります。

山形自動車道の山形蔵王インターチェンジから無料開放中の西蔵王高原ラインを通って３０分足らずで行けるので、是非一度、御覧になってください。近くには、蕎麦店もあります。

青い壁のこじんまりとしたイタリア料理店。
妻とランチタイムに行ったら、｢大人さまランチ｣がありました。

ドミグラスソースがタップリかけてあるオムライスにイタリア国旗が差してあって、思わず妻と顔を見合わせて、照れ笑い。

水差しにレモンスライスが入れてある点など中々の気配りですが、デザートがバサバサだったと妻が言うので、少し減点します。

ゴミが散乱していた川原に芝桜を植え続けた花咲か爺さん。
亡くなって3年程経った今春も、濃いピンクの絨毯が広がり、沢山の市民で賑わっていました。

遺志を継いだボランティアの人達が、雑草を一人一草抜き取る運動をしていて、参加したら、饅頭をいただきました。

色づきて　心も染まる　芝桜

山辺町(やまのべまち)にありますが、｢山野辺そば｣と表記するあたり、なかなかセンスが良く、蕎麦の風味も上々でした。

でも、ゲソ天は、貼り紙で追加表記しているとおり、最近作り始めたらしく、いまいちでした。

衣がカラッとして身が柔らかいゲソ天に変われば、山形のB級グルメが手頃な値段で味わえる店として、リピーターが増えることでしょう。

露天風呂からの眺めは、特筆に価する素晴らしさ。夕食、朝食ともに充実していてコスパが高い。これでエアコンの不具合がなかったら５点評価するところでした。
玄関前に路線バスが停まる点も旅行者に便利で、二重丸。

米沢市外にありながら、その名のとおり、米沢織物（服飾）や米沢牛肉など、米沢ブランドが揃っていました。

残念ながら、食堂は予約した団体客用で、フリー客の私は利用できませんでしたが、ファストフードコートの米沢ラーメンが思いの外美味しく、会計時に｢おしょうしな｣と米沢弁でお礼を言われたら、リピートしたい気分になりました。

その名のとおり、町が児童向けに無料で公開している動物園なので、特に珍しい動物は飼育されていません。

数日前、群れから離れた子猿を保護して飼育しているテレビニュースを見て、あまりの可愛らしさに、２０年ぶりくらいに訪れて見ました。

子猿目当てなのか、小さい子供連れの家族で予想以上に賑わっていましたが、私が注目したのは、平均寿命の２倍も生きているという４２歳のオス孔雀。

娘達が小さいころに一緒に見た孔雀がまだ生きていたとは驚き。３羽いるオス孔雀のどれなのか判りませんでしたが、見ている間に１羽が飾羽を大きく広げてメスにアピール。もし、それが４２歳の孔雀だとすれば、絶倫ぶりもギネス級。

アラ還の私も「頑張らなければ(？)」と勇気づけられた春の一日でした。

山形鉄道株式会社が運営する「フラワー長井線」の北端の駅です。
通りがかりに駅舎を覗いてみたら、萌えキャラの幟が飾られていて、ホームには、同じ萌えキャラのラッピング車両が発車を待っていました。

地名の鮎貝(あゆかい)にちなんで「鮎貝りんご」ちゃんと名づけられたこの萌えキャラが胸に抱いているのは、宮内駅名物の「ウサギ駅長」でした。

自家用車で来た私には「終着駅」のイメージがあるこの駅は、ゆるキャラの「上り列車」が出発する「始発駅」でもありました。

下町情緒が口コミや旅日記で紹介されているので、出張ついでに立ち寄りました。

昔の仮名遣いなのか「おぢさん」と書かれた質屋の看板をみながら「夕焼けだんだん」を下りていくと、昔ながらの惣菜店がある一方で、インド料理店やら、ペルシャランプの店やら、百円ショップやらが並んでいて、ちょっとしたカオス感がありました。

でも、どれも、こじんまりとした「昭和サイズ」の店構え。体格が昭和サイズの私が散策するのにピッタリな商店街でした。

待ち合わせの時間調整のため、黄昏時に登ってみました。
見下ろすと、新幹線の長い車列が夕闇の中を滑るように走り去り、右端には東京タワー、左端には東京スカイツリーの灯りが煌く、予想を上回る豪華な夜景が広がっていました。

駅至近の便利な場所で、無料でこれだけの夜景が観賞できるなら、とっておきの穴場と言っていいでしょう。

展示スペースが狭く、地元びいきにも、あまり褒められない博物館ですが、国宝の土偶だけは、一見の価値があります。

縄文の女神と命名された、日本最大の土偶を、久々に、前から、横から、後ろから、じっくり鑑賞しましたが、私には、女性よりも、武具を身に付けた兵士のように思えます。

男なのか、女なのか、あるいはオカマなのか、意見を交換しながら、鑑賞されては如何でしょうか。

様々なイベントが開催される公園なので、隣県に住む私も、たびたび訪れていましたが、今回、谷風の銅像があることに初めて気付きました。

谷風は仙台出身の江戸時代の大横綱。等身大に作ったと言う銅像は、あんこ型の体型で、小顔、大足。当然ながら写真はないので、特徴を誇張しているのでしょう。

ネットで調べたら、この度横綱に昇進した稀勢の里と谷風は、身長、体重が、ほぼ同じ。
19年ぶりの日本出身横綱が谷風のような大横綱になることを期待したいところです。

谷風(風邪)に気をつけて頑張って！