Emi さんのクチコミ全1,104件

フランツィスカーナー教会は、フランツィスカーナー広場にあり、
ここには「ビフォア・サンライズ」に登場したKleines Caféがあるので、
来たかったのでした。
シュテファン大聖堂から細い路地を入って行き、
この教会が見えてくるともう少しで広場に出ます。
広場には噴水もありとても良い雰囲気でした。

フンデルトヴァッサーハウスからドナウ運河沿いにのんびり歩いてプラーター遊園地まで行きました。
フンデルトヴァッサーの名が付いた遊歩道や広場があったり、
緑や花もきれいで歩いていて楽しかったです。
遊歩道からはクンストハウスウィーンも見えました。

アンカー時計を見にホーアーマルクトに行きました。
広場の端に時計はあります。
この広場はウィーン最古の広場のひとつだそうです。
中央にはVermählungsbrunnenという噴水がありました。
あまり観光客らしき人はいませんでした。

マリア　アム　ゲシュターデ教会は、アンカー時計がある場所から歩いて１０分くらいかかったと思いますが、この辺りまで来るとシュテファン広場の喧騒が嘘のようにとても静かでした。
この教会を見たかったのは「ビフォア・サンライズ」に登場した教会だからなのですが、
中には入れませんでした。

フェルステル・パッサージュから出て、一瞬ここはどこかと思いましたが、
フライウンクからアムホーフ前を通ってエンゲル薬局に辿り着きました。
アムホーフは旧市街で一番大きい広場で、バロック様式の教会やエレガントなファサードの建物があり景観が良いです。
冬にはクリスマスマーケットも開催されます。

ミヒャエル広場の宮殿の向かいにあるロースハウスは、
アドルフ・ロースの代表作でモダニズム建築の先駆けです。
オットー・ワグナーの合理主義、機能主義をより徹底させ、
ミヒャエル広場に建設された時は激しい非難を浴びたそうです。
歴史的建造物の中でスマートな印象の建物です。

アルベルティーナ広場から階段で２階に上がるとテラスに出ます。
「ビフォア・サンライズ」のロケ地巡りが出来ました。
テラスにはStatue of Archduke Albrechtという騎馬像があり、
この像やテラスでの印象的なシーンを思い出しました。
テラスから見る国立歌劇場もなかなか良いです。

Café Centralでケーキを頂いた後に、同じ建物にあるフェルステル・パッサージュに入ってみました。
オーストリア国立銀行と証券取引所のために建設されたフェルステル宮殿の一部が、
フェルステル・パッサージュとカフェ・ツェントラルになっています。
しばしタイムスリップしたような空間を楽しみました。
美しいパッサージュを抜けるとフライウンクに出ます。

フライウンクからアムホーフを過ぎて適当に歩いていたら、
エンゲル薬局の前を通りました。
オーストリアの建築家オスカー・ラスケの設計で、アール・ヌーヴォー装飾の薬局です。
壁に描かれた天使が目立つのですぐに分かるかと思いますが、
住所はBognergasseです。

皇帝ヨーゼフ２世像は国立図書館があるヨーゼフ広場にあります。
もう誰が誰だか分からなくなるほどですが(笑)、
マリア・テレジアとフランツ１世の長男になります。
世界で最も美しい国立図書館に意識が向きすぎて、
あまりじっくりとは見ませんでした。

Landstraßeからウィーン運河に架かるZollamtsstegに行こうと歩いていたら、
道に迷ってしまい、気が付いたら目の前に郵便貯金額がありました。
オットー・ワグナーの設計で１９０４年から１９１２年にかけて建設され、
近代的で上部の装飾も美しいです。

ミヒャエル門からホーフブルク宮殿に入るとこの王宮広場に出ます。
隣の英雄広場に比べると小さめですが、
歴史的建造物に囲まれ、時折り馬車が通ったりして、
良い雰囲気だと思います。
フランツ２世像やスイス門もこの広場にあります。

国立図書館に行くときにヨーゼフ広場からアクセスします。
ミヒャエル門からヨーゼフ広場まではすごい人でした。
広場の前にはPalais Pallaviciniがあり、
中央にはStatue Emperor Joseph IIがあり景観が美しいです。

カール・フォン・エスターライヒ像はHeldenplatsにあります。
カール大公は、フランス革命戦争、ナポレオン戦争期に活躍したオーストリア帝国の軍人、皇族です。
宮殿の前にはオイゲン フランツ フォン ザヴォイエン像、
ブルク門の外にはマリア・テレジア増もありますが、
カール大公の像は躍動感のある騎馬像だと思います。

フランツ２世像は、王宮広場にあります。
ナポレオン戦争に巻き込まれ、アウステルリッツの戦いで惨敗し、
カール大帝から継承されてきた「神聖ローマ皇帝」の称号を自ら放棄し、
これによって神聖ローマ帝国は消滅、最後の神聖ローマ皇帝、
初代のオーストリア皇帝フランツ１世を記念して建てられた像です。
ウィーンにはたくさんの彫像がありあまり印象に残っていません。。。

Heldenplatsから王宮広場に向かって行くと右手にあるスイス門ですが、
初めは気付かずに通り過ぎていました。
市民庭園の方からは、赤と黒の門がとても目立って見えたので、
近づいてみると天井のフレスコ画もきれいでした。
スイス門を入るとスイス宮があり、現存する最古の部分だそうです。

美術史美術館からホーフブルク宮殿へと歩いている途中に
オイゲン フランツ フォン ザヴォイエン像を見ました。
オイゲン公は、オーストリアに仕えた軍人、政治家でオスマン帝国との戦争から手柄を上げていきました。
ベルヴェデーレ宮殿は、オイゲン公の夏の離宮でしたが、相続人がいなかったためにハプスブルク家の所有となりました。

Heldenplatsは、ホーフブルク宮殿とVolksgartenの間にある広場です。
広場の中央には、勇ましいカール フォン エスターライヒ像があります。
この広場から、ウィーンの市庁舎の塔も良く見えました。

シュテファン大聖堂から細い路地に入りこむと、
モーツァルトハウスがありました。
モーツァルトが１７８４年から１７８７年まで家族とともに暮らしたアパートメントです。
外観は質素に見えますが、モーツァルトが住んだ住居の中で一番豪華なアパートメントだったそうです。

旧市街を環状に取り巻くリンクシュトラーセは、全長５，３キロメートルあり、
時間があれば歩いて一周するのも良さそうです。
１９世紀には、国立歌劇場や美術史美術館など多くの大規模建築が行われました。
トラムやバスもひっきりなしに走っているので一日券があれば、リング通りを乗り降りできます。夕方は渋滞していました。