chieko2014さんのクチコミ(31ページ)全627件

「邀月茶坊」という茶芸館を目指して、ロープウェイの出口から指南路三段の通りを猫空の丘陵を眺めながら歩きました。
途中で、お寺を見学したり、素敵な茶芸館などでの休憩したいという誘惑に負けることなく、一時間ほどの「邀月茶坊」までの散策を終えました。

士林の夜市で行列のできている場所を見つけ覗いてみると、ブログなどで知っていた胡椒餅のお店でした。せっかくの機会と列に並ぶことに。釜で焼けるまでだんだん列は長くなりましたが、焼きあがるとすぐに自分の番になりました。
ここの胡椒餅とても、ボリュームがあり、味も濃いめ、若者に人気は肯けます。私たちには、二人に一つで十分な量と味です。

日本でいうところの天満宮でしょうか。夕暮れ時だったのか、はたまた受験シーズンに早いのか、訪れる人が少なかったみたいです。
孔子の人形が広場いっぱいに並んでいたり、台湾らしい面ものぞかせますが、本殿はとても格調ある作りになっています。
境内はとても静かで、外の喧噪と一線をきしていました。

名前の所以が、少し悲しい公園です。総統府などの官庁街の近くにあることは、台湾の人々の悲しい歴史を繰り返さない決意のようなことも感じます。公園の中には二二八記念館がありますので、併せて見学されることをお勧めします。

西門の漢中街あたりの散策を終えたころ、雨脚も強くなり避難するように館内に。
館内にはおしゃれなお店が並ぶ空間があります。ことのほか混雑もなく、ゆっくりとウインドショッピングを楽しめました。
また、ここの出口の広場では、雨の中、多くのテントが並んでいます。こちらの方が価格的に魅力なのでしょうか、中より気持ち混んでいるように思えました。

二二八公園を北に向かうと、大きな池と中国風の建築物がある一帯に着きます。
大分歩いてここに到着したので、絶好の休憩ポイントとなりました。近くでは女性モデルを使った何かの写真撮影をしているみたいです。とても台湾的なイメージのある公園で、いい被写体になったのと思います。

猫空に行くのに、ホテルのある剣南路駅から文湖線で南の終点まで一本で行かれます。
動物園の利用者は猫空か動物園に行かれる方がほとんどと思われます。
ここからロープウェイ駅まではおよそ１０分位かと思いました。帰りは猫空からバスで動物園駅前に到着。
また次の目的地を目指して、地下鉄に乗ります。

地下鉄の動物園からロープウェイの駅までは、大通りを歩くこと１０分位の距離。
乗車に多少の列ができているももの、これは床が透明になって下を見られるゴンドラの乗り場で、一般用は空いています。
高所恐怖症の主人の即決で一般用に躊躇わず乗車、一つ目の目的地である指南宮を目指します。

年末の台北は雨の多い季節。予想どおりの雨で、西門あたりの雰囲気が暗いイメージになってしまい、とても残念です。
繁華街の中は、日本でもよくみる大型チェーンが軒を並べ少し期待はずれも、横道にそれるとそこは台湾。いろいろと興味惹かれるお店でのウインドショッピングに、しばし昼食を忘れて散策。

平渓線沿線の観光や台南に向かうとき、台北市内から出かけるときは、やはりこの駅が出発駅となります。その規模からとても複雑に思われましたが、いたって便利に利用することが出来ました。こういう場所ではスリや置き引きなど心配されるところですが、さすが台湾、人のやさしさと治安の良さは最先進国ですね。

行天宮に行くのために、そしてここの地下に占いの街があることに、興味があり立ち寄りました。私たちの訪ねた観光地の多くが淡水線や板南線の沿線近くに多くあったため、この新蘆線を利用したのは、ここだけでした。乗り換えなどちょっと不便でしたが、占い横丁や行天宮が、ほんのすぐのところにあり、雨の日の観光では都合のいいスポットかも知れませんね。

ここも有名な台北の観光スポットとなっているお寺ですが、少し乗り換えが不変な地下鉄の沿線にあるためか、またまた雨のためか、観光客が少なかったように見受けられました。ここはそれほど大きなお寺ではないみたいで、さほど時間もかからず境内を一周できました。

日本の新幹線と同じと聞き及んでいましたが、それは車両のみ。駅などのイメージがかなり違っていたことは、やはり異国ですから当然ですね。
改札前の待合も狭く、ホームもどちらかというと、天候もすぐれなかったせいもありますが、とても暗い雰囲気でした。

海外の旅行は２回目。入国についてかなり慣れてきたようです。
成田からの距離も短く、案内が漢字であることで、まるで国内旅行をしているような感覚になりました。入国審査も何ら問題なく終わり、空港バス乗り場へと向かいます。
初めての海外旅行であったギリシャの空港では写真など撮っている余裕がなかったのに、もう、ここでは旅慣れた旅行者のようでした。

夕食はここで、多くのものを少しずつ食べましょう。屋台の食べ物にとても目移りしてしまいます。
早めに夜市に到着したので、まだ屋台の準備中が多いなか、およその目星をつけながら通り抜け、復路はゆっくり食べ歩きをします。
二人とも牡蠣がとても好きなので、これを中心にチョイス。縁日に来ているようで、歳はとってもいまだにワクワクします。

ちょうど小雨の降る夕暮れ時に訪れたのですが、明かりがともり始め、何か昔みた昭和を感じる面影が、とても懐かしく思えました。
昼の顔は知りませんが、この時間帯、温みのある明かりに照らされ、小雨が地面を輝かせ、一番この町にふさわしい光景に思えました。

台北の多くの観光地は地下鉄で訪れることができます。悠遊カードを購入しておけば、料金も安く、手間もかからず、とても便利に利用することができます。
ここだけじゃありませんが、台湾の公共機関でのマナーのよさはとても素晴らしいものです。高齢者に席を譲る、足を投げ出さない、化粧はしない、うるさくしない、などなど日本とまるっきり別の車内です。（主人などは、白髪のためか、自分では全く高齢と思っていなくとも、さっと席を譲られていました。この５０代の私でさえ、それも遠くの座席から「ここどうぞ」と。）
ということで、地下鉄では一度も立って乗った記憶がありません。

台湾には蒋介石という人物の功罪について、ここと二二八記念館という二つの施設が、その歴史を語っています。
台湾の人の心の大きさは、その一方をただ否定するのでなく、寛容力をもって接していることに、この施設の意義があるように思えます。

台北はどこに行っても多くの人で賑わっていますが、ここ龍山寺は何かのお祭りでもあるかのような賑わいです。観光客がどの程度訪ねているのかわかりませんが、真剣にお参りする人がとても多く、多分地元の人が多くでないかと思われます。
私たちがここを訪れたのは、ここが観光名所であることの他、年の瀬のお参りにぜひとも台北第一の名刹でと考えたからです。日本と違うお寺の様相に、驚きと新鮮さを感じました。

この年齢になって、海外に出かけることができるようになり、死ぬまでにはこの世界四大博物館をすべて訪れたいと考えています。
ここ故宮博物館では、中国の長い歴史の中での、東アジアの存在そのものについて出会うことができます。
館内で借りたガイドを聞きながら、夜遅くまで、時間のたつのを忘れて鑑賞していました。