2012/11/16 - 2012/11/23
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イスラームの聖人のアリー・エブネ・ハムゼを祀ったハムゼ廟の紹介です。内部は眩いばかりの鏡細工で装飾されていました。通常、モスクでは禁止されている装飾とされます。(ウィキペディア)
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アリー・エブネ・ハムゼ廟は、9世紀にシラーズで殉教したシーア派8代目のイマーム・レザーの弟アリー・エブネ・ハムゼを祀る廟です。8代目のイマーム・レザーは、第7代イマームの子として生まれ、799年にイマームに即位しました。アッバース朝カリフ、マームーンのシーア派宥和政策であり、メディナからメルブに招かれ、817年にカリフの継承者に任命されました。しかし、アッバース家側に強く反対され、翌年トゥース近郊で急死しました。シーア派はマームーンに毒殺されたと主張しています。遺体はイラン北東部のマシュハドの聖廟(イマーム・レザー廟)に祀られています。(同上)
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19世紀の建物で、玉ねぎのような形のドームが特徴の霊廟です。内部は眩いばかりの鏡のモザイクで飾られています。イスラームの聖人とされる兄の『イマーム・レザー』と同様に、家族である弟の『アリー・エブネ・ハムゼ』も聖人として祀られています。(同上)
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遠くからでも、その素晴らしい姿が目に留まった、ハムゼ廟の青いドームの光景です。大きさ、色彩、文様、玉ねぎに似た曲線美など、見飽きない素晴らしさでした。(同上)
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日本の墓標で例えれば、黒御影石に似た材質に見えました。文字だけで記された墓標の光景です。ペルシャ語か、アラビア語の文字か判断付きませんでした。『ペルシャ語とアラビア語はどちらも右から左へと読んでいきます。そして、どちらも、ほぼ同じ文字で書かれています。しかし、全く同じ文字というわけではありません。これは日本語と中国後の関係に似ている(日経ビジネス)』との解説がありましたから、調べるのは無駄なようですから、止めました。(同上)
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こちらは顔写真が刷り込まれた墓標の光景です。顔写真の下の大きな文字が、葬られた人の名前のようでした。髭を蓄えた男性でした。(同上)
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まるでタイルを埋め込んだような、夥しい数の墓標群です。日本人の感覚としては、墓標を踏まないように歩くところですが、現地ガイドさんは、踏んでも失礼には当たらないようなことを説明されていました。そのことを裏付けるように、段差が生じないよう、綺麗に表面が整えられていました。(同上)
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アリー・エブネ・ハムゼ廟の中庭に面した建物の光景です。窓はありませんでしたが、軒下、壁や柱に絵や額が飾られていました。細長い屋根の上には、旗や菱形の看板が並んでいました。(同上)
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イチオシ
常緑樹を引き立て役にした、端正な姿のハムゼ廟の青いドームの光景です。ドームの右端には、ミナレットが見えています。(同上)
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正面から眺めた、ハムゼ廟の青いドームのズームアップ光景です。カラータイルを使ったらしい玉ネギ型のドームには、全面にアラベスク文様が描かれていました。球形が狭まったあたりには、ムカルナス風の造作があり、更にその下の平面部分には、コーランらしい文字が記されていました。(同上)
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更に近寄って、下から見上げたドームの光景です。先程のムカルナスより上部の部分が半球形に見えました。(同上)
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離れた場所からの撮影の時に、引き立て役になっていた常緑樹のズームアップ光景です。この方角では、空に筋雲が見えました。(同上)
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ここからは、アリー・エブネ・ハムゼ廟の建物の中に入場しての見学です。ドーム屋根の内部になるのでしょうか、緑のライトに照らされた円形の飾りがありました。(同上)
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先程の円形の飾りの中央部から吊り下げられた大きなシャンデリアの光景です。こちらは白い光を放っていました。その下には、花柄風の黄金色の飾りが並んでいました。(同上)
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イチオシ
ドームの中心直下と思われる部分に置かれた飾の紹介です。天井からつり下がったシャンデリアと、ペルシャ文字が記された黒い祭壇とが一体になって飾られているように見えました。(同上)
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礼拝所の中の壁面下部と床面の光景です。床面はお祈りに必要はペルシャ絨毯が敷き詰められていました。壁面に沿った絨毯のような飾りは、ミラー壁と衝突しないための安全措置のように見えました。左端には、小さな本箱も置かれていました。(同上)
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壁から天井にかけてのミラー装飾の光景です。右上の部分がドームの部分らしいことは判断が付きますが、そのほかは、遠近感も、形状も判断が付かなくなってしまいます。異次元の世界に迷い込んだ感覚です。(同上)
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壁面から天井にかけてのミラー飾りの光景です。平衡感覚を失って、異次元の世界に迷い込んだような気持ちにさせられます。ミラー飾りは、白色から緑色と、見る場所によって変化をするようです。(同上)
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壁から天井にかけての、ダイナミックはミラー飾りのズームアップ光景です。あまりの迫力に声も出ませんが、もし地震大国の日本だったらと、心配もしてしまいます。ところが、イランも地震が多い国として知られています。後ほど、イランの地震については紹介しておきます。(同上)
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ミラー装飾で表現された、イーワーンの光景です。ドーム部分の内側は、帯状に緑色と黄金色のミラーで表現され、奥の壁の部分は、不規則に並んだようにも見える大きめのミラーで表現されていました。また、最下部にはステンドグラスを思わせる窓が並んでいました。(同上)
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赤い花の飾りのズームアップ光景です。生花か、あるいは造花か、見分けがつきませんでした。花瓶の部分は、金属枠で装飾されたガラス器のようでした。ここには水は溜められていないようですから、生花とすれば、その上の丸い金属部分にあるのかも知れません。この花飾りが、ドームの中心部に置かれているようでした。(同上)
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切子ガラス風の装飾のズームアップ光景です。正倉院の宝物には、シルクロードを渡って渡来した、サーザーン朝当たりの白瑠璃碗などが収蔵されていますが、その白瑠璃碗にも、切子手法が用いられています。付録の写真で紹介しておきました。(同上)
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様々な切子風の技術が駆使された壁面のミラー装飾の光景です。約80個のディンプルを持つ白瑠璃碗を上から眺めると、万華鏡風の幻想的な光景が現れるようです。ディンプルの中にも、細かな細工が施されています。大英博物館か、ルーブル美術館の展示品でも白瑠璃碗を目にしました。世界中に2千個ほどが現存し、正倉院の宝物が最も保存状態が良いとも言われます。(同上)
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青いドームを内側から眺めた、付け根部分の、半円光景になるようです。先ほど紹介した、外から見た時の青いドーム下部には、窓が並んで見えていました。(同上)
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イチオシ
照明を抑えた部分にあった、白色の光を鈍く放っていたシャンデリアの光景です。その背後の天井部分のミラーが、まるで星座のような光を放っていました。(同上)
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緑色の筋が横と斜めに交差した、切子細工のような壁面のミラー装飾の光景です。筋が密に交わったところに、縦ならびに三つの花形模様が描かれていました。その花柄模様の中には、金色に見える花柄文様がありました。(同上)
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壁面に掲示してあった、木枠で囲われた六角形の飾りの光景です。コーランの一節でしょうか、アラビア文字か、ペルシャ文字が隙間なく並んでいました。(同上)
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虹色の光を放っていた、壁面のミラーのズームアップ光景です。花柄や星形の切子模様が並んでいました。その切子模様の断面を中心に、複雑な色合いが生じているようでした。(同上)
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左手前の方達は、借り物のチャドルを身に着けていました。無料で貸し出されていますが、身につけないと、女性の入場は断わられます。男性の場合は、着帽がチェックされます。(同上)
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礼拝所の片隅に置かれていた小さな本箱の光景です。手に取って見ることもできましたが、多分、ペルシャ語の文字がぎっしりのようでした。イスラーム教の教本などのようです。(同上)
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イスラーム教のお祈りは、額を床に付けて行いますから、その時に顔が直接床に触れないよう、信者の健康上のことを配慮して床に置かれる置物です。額の部分に置かれる小道具のようです。正式名は忘れてしまいました。各自の礼拝絨毯が、その代わりの役目も果たすようです。(同上)
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