2012/11/16 - 2012/11/23
55位(同エリア191件中)
旅人のくまさんさん
- 旅人のくまさんさんTOP
- 旅行記6398冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 4,793,394アクセス
- フォロワー205人
ペルシャ式庭園として世界文化遺産に登録されている、エラム・ガーデンの紹介です。シラーズは、四季を通じて気候は穏やかとされ、街には緑が多く、殊に薔薇の美しさは有名です。庭園の中には、19世紀に建てられたガージャール朝の代表的建築物とされるエラム宮殿があります。宮殿の正面に描かれた壁画も見応えがあります。(ウィキペディア)
PR
-
鮮やかなステンドグラスを持つ、ナシール・アリ・モスクの見学の次は、世界文化遺産のエラム・ガーデンの見学です。その途中の街並み光景です。バスを降りて歩いて庭園に向かいました。(同上)
-
伝統的な造りの家屋が並ぶ通りの光景です。透かし彫りの壁は、夏の暑さを和らげる通風用の施設のようです。(同上)
-
この辺りは商店街として造られた街並みのようです。一部がシャッター街になっていました。1階が店舗、二階が住居のような造りでした。(同上)
-
この辺りでは道幅が狭くなっていましたが、エラム・ガーデンまでは、もう少しの距離のようです。雨水の排水にために、中央が低く造られた石畳の道です。(同上)
-
エラム・ガーデンに到着しました。賑やかな飾りがあった金属製の柵の光景です。低い場所の隙間からは、中が覗けるように造られていました。(同上)
-
エラム・ガーデンの入口光景です。『エラム』は、ペルシャ語で『楽園・天国』の意味とされます。ペルシャ式庭園として、世界文化遺産に登録された庭園です。(同上)
-
エラム・ガーデンの平面図です。番号を付して、施設の紹介がされていました。世界文化遺産として秋の登録されている面積は、12.7ヘクタールです。(同上)。
-
エラム・ガーデンの光景です。『ペルシャ式庭園』として世界文化遺産に登録されたのは2011年のことでした。イラン国内で、九つの庭園が登録されました。(同上)
-
ペルシャ式庭園のエラム・ガーデンの光景が続きます。ペルシャにおける庭園の歴史は、紀元前4000年代に遡るとされます、現在、確認できる最古の庭園は、紀元前500年代に建設されたパサルガダエ庭園です。これも九つの世界遺産の庭園の内の一つです。(同上)
-
ペルシャ式庭園は、西はスペイン・アンダルシアから、東はインドまで影響を与えた庭園様式とされます。その中で最大のものが、ムガル帝国時代(1526~1858年)に建設された、インドのタージ・マハルです。(同上)
-
イスラムによるペルシャ征服以降、庭園を四分割する様式の『チャハルバーグ(四分庭園)』が生まれたとされます。当時の人々が想像していた『エデンの楽園』を模倣したものと考えられています。『エデンの楽園』は、旧約聖書の『創世記』に登場する理想郷とされます。(同上)
-
枯れてしまった椰子の大木の再利用のようです。輪切りにして椅子に加工されていました。低い方がお子さん用のようです。(同上)
-
丸く刈り込まれた庭園の庭木の光景です。『創世記』の記述によれば、エデンの園は東方にあり、園の中央には生命の樹と知恵の樹が植えられたとされます。(同上)
-
『創世記』では、エデンから流れ出た一つの川は園を潤し、そこから四つの川に分かれたと教えます。その『四つの川』が、ペルシャ式庭園の四分庭園となったようです。エデンとは、元々シュメール・アッカド語で『平地』を意味し、メソポタミアの大平原を指すとされます。(同上)
-
前方にエラム宮殿跡が見えてきました。現在はシラーズ大学の図書館として使用されている建物です。左手に、川を意味する水路が見えてきました。(同上)
-
エラム・ガーデンの光景です。オレンジ色の屋根がエラム宮殿跡です。アダムとイヴは、禁じられていた知恵の樹の実(禁断の果実)を食べたことからエデンの園から追放されました。そのエデンの園の場所については、諸説があります。その一つが、現在は海の底となっているペルシャ湾に比定する説です。(同上)
-
枇杷の樹の白い花です。イランでは珍しい樹木らしく、ここに植樹された時のいきさつを現地ガイドさんが説明してくれました。残念ながらその内容は記憶していません。日本でお馴染みの枇杷の樹は、イランでは珍しいようでした。中国原産のバラ科の常緑高木です。(同上)
-
鉢植えのブーゲンビリアが纏めていかれていた場所の光景です。中央を高く、周りに低い樹の鉢が並べられていました。(同上)
-
エラム宮殿の正面に配置された池の光景です。この場所から四つの川が流れ出す構成が、四分庭園の基本形とされるようです。(同上)
-
イチオシ
エラム宮殿跡の建物光景です。イスラム系のガージャール朝(1796~1925年)時代の代表的建築の一つとされます。ガージャール朝の首都は、テヘランでした。(同上)
-
イチオシ
エラム宮殿跡の壁面装飾のアップ光景です。タイルを用いたモザイクで歴史絵巻が描かれているようです。(同上)
-
日本でよく見かけるドバトさんよりは、少し小さな身体つきに見えた鳩さんです。可愛らしい顔つきでした。(同上)
-
名前は分かりませんでしたが、ワライバト(笑い鳩)さん当たりでしょうか。ゆっくり歩きながら遠ざかって行きました。(同上)
-
金庫のようなイメージの木製扉の光景です。その表面は白い文字の落書きで覆われていました。アラビア文字以外の落書きも交じっていました。(同上)
-
エラム・ガーデンの背後に見えていた禿山のズームアップ光景です。目視できる範囲で、全く草木の姿がありませんでした。(同上)
-
ゴッホが好んで描いた樹木の、イトスギ(糸杉)のようです。イトスギは、ヒノキ科イトスギ属の総称とされます。日本で見かける、カイズカイブキ(貝塚伊吹)が似ていますが、こちらはヒノキ科ビャクシン属ですから、別種です。(同上)
-
イチオシ
エラム・ガーデンの樹木と、その背後の禿山の光景です。雲一つない秋の好天に恵まれた日でした。(同上)
-
同じく、エラム・ガーデンの樹木と、その背後の禿山の光景です。この景色を眺めていますと、エラム・ガーデンが、砂漠の中のオアシスのようにも思えてきました。(同上)
-
常緑樹らしい木立に囲まれた、エラム・ガーデンの中の散策路の光景です。まっすぐな道が奥に向かって伸びていました。(同上)
-
順路が記されたエラム・ガーデンの散策案内図の紹介です。40箇所が番号入りで案内されていました。入場したのは、メイン・エントランスの1番、現在地が4板に印されています。エラム宮殿が7番の赤い屋根で記されていました。(同上)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2012秋、イラン旅行記(上巻)
-
前の旅行記
2012秋、イラン旅行記(10/56):11月18日(3):シラーズ(2):ナシール・アリ・モスク、ステンド...
2012/11/16~
シラーズ
-
次の旅行記
2012秋、イラン旅行記(12/56):11月18日(5):シラーズ(4):エラム・ガーデン、庭園の薔薇、シ...
2012/11/16~
シラーズ
-
2012秋、イラン旅行記(1/56):11月16日:バスで名古屋駅前出発、関西国際空港へ、ドバイ国際空港へ
2012/11/16~
ドバイ
-
2012秋、イラン旅行記(2/56):11月17日(1):テヘラン(1):ドバイ国際空港からテヘラン国際空港...
2012/11/16~
テヘラン
-
2012秋、イラン旅行記(3/56):11月17日(2):テヘラン(2):ゴレスタン宮殿、修復中の壁画、庭木...
2012/11/16~
テヘラン
-
2012秋、イラン旅行記(4/56):11月17日(3):テヘラン(3):ゴレスタン宮殿、ガラスの室内装飾、...
2012/11/16~
テヘラン
-
2012秋、イラン旅行記(5/56):11月17日(4):テヘラン(4):ゴレスタン宮殿、謁見の間、玉座、イ...
2012/11/16~
テヘラン
-
2012秋、イラン旅行記(6/56):11月17日(5):テヘラン(5):タジリッシュ・バザール、カスピ海の...
2012/11/16~
テヘラン
-
2012秋、イラン旅行記(7/56):11月17日(6):テヘラン(6):タジリッシュ・バザール、泊まったホ...
2012/11/16~
テヘラン
-
2012秋、イラン旅行記(8/56):11月18日(1):テヘラン(7):ホテルを暗い内に出発、空路シラーズ...
2012/11/16~
テヘラン
-
2012秋、イラン旅行記(9/56):11月18日(2):シラーズ(1):ナシール・アリ・モスク、華麗なステ...
2012/11/16~
シラーズ
-
2012秋、イラン旅行記(10/56):11月18日(3):シラーズ(2):ナシール・アリ・モスク、ステンド...
2012/11/16~
シラーズ
-
2012秋、イラン旅行記(11/56):11月18日(4):シラーズ(3):エラム・ガーデン、エラム宮殿、泉...
2012/11/16~
シラーズ
-
2012秋、イラン旅行記(12/56):11月18日(5):シラーズ(4):エラム・ガーデン、庭園の薔薇、シ...
2012/11/16~
シラーズ
-
2012秋、イラン旅行記(13/56):11月18日(6):シラーズ(5):ハムゼ廟、玉ねぎ型の華麗なドーム...
2012/11/16~
シラーズ
-
2012秋、イラン旅行記(14/56):11月18日(7):シラーズ(6):ミラー・モスクのハムゼ廟、サディ...
2012/11/16~
シラーズ
-
2012秋、イラン旅行記(15/56):11月18日(8):シラーズ(7):ハーフェズ廟、コーラス隊、キャリ...
2012/11/16~
シラーズ
-
2012秋、イラン旅行記(16/56):11月18日(9):シラーズ(8):ヴァキール・モスクのイーワーン、...
2012/11/16~
シラーズ
-
2012秋、イラン旅行記(17/56):11月18日(10):シラーズ(9):ヴァキール市場、シラーズで泊っ...
2012/11/16~
シラーズ
-
2012秋、イラン旅行記(18/56):11月19日(1):シラーズ(10):ペルセポリスへ、コーラン門、ケ...
2012/11/16~
シラーズ
-
2012秋、イラン旅行記(20/56):11月19日(3):ペルセポリス(2):ホマ鳥像、有翼人面牡牛像、未...
2012/11/16~
ペルセポリス
-
2012秋、イラン旅行記(19/56):11月19日(2):ペルセポリス(1):クセルクセス門、東・西門、牡...
2012/11/16~
ペルセポリス
-
2012秋、イラン旅行記(21/56):11月19日(4):ペルセポリス(3):獅子と戦う大王像、百柱の間、...
2012/11/16~
ペルセポリス
-
2012秋、イラン旅行記(22/56):11月19日(5):ペルセポリス(4):階段壁面のレリーフ像、バダー...
2012/11/16~
ペルセポリス
-
2012秋、イラン旅行記(23/56):11月19日(6):ペルセポリス(5):宮殿跡、宝物殿跡、ペルセポリ...
2012/11/16~
ペルセポリス
-
2012秋、イラン旅行記(24/56):11月19日(7):ペルセポリス(6):帰路での遺跡光景、麓で咲いて...
2012/11/16~
ペルセポリス
-
2012秋、イラン旅行記(25/56):11月19日(8):ペルセポリス(7):ナクシュ・ロスタム、四王の墓...
2012/11/16~
ペルセポリス
-
2012秋、イラン旅行記(26/56):11月19日(9):ペルセポリスからヤズドへ、伝キュロス王の墓、パサ...
2012/11/16~
ヤズド
-
2012秋、イラン旅行記(27/56):11月20日(1):ヤズド(1):ヤズドで泊ったホテル、沈黙の塔、鳥...
2012/11/16~
ヤズド
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2012秋、イラン旅行記(上巻)
0
30