2012/11/16 - 2012/11/23
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今回のイラン旅行での最大の見所、ペルセポリス遺跡の見学です。最初に見学したのは、入口近くの『万国の門』です。ダレイオス1世の息子、クセルクセス1世が造ったことから、『クセルクセス門』とも呼ばれています。(ウィキペディア)
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ペルセポリス遺跡に到着しました。その入口付近の光景です。アケメネス朝ペルシャ帝国(紀元前550~330年)の都址です。ダレイオス一世(紀元前550~紀元前486年)が建設した宮殿群が遺蹟として残りました。パルミラ遺跡(シリア)、ペトラ遺蹟(ヨルダン)と並ぶ、頭文字を並べた『中東の3P遺跡』の一つです。(同上)
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振り返って眺めたペルセポリスへのアプローチ道路の光景です。観光用に造られた一直線の道路です。大気汚染でしょうか、霞んでいました。(同上)
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同じく、ペルセポリス遺跡の入口付近の光景です。リーダー・ボードのタイトルがあった、観光付属施設の案内です。右が英文、左がアラビア語でした。(同上)
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イチオシ
これから見学するペルセポリス遺跡の遠望です。山を背にした台地の上に築かれた都のようでした。(同上)
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ペルセポリスで出迎えてくれた小鳥さんです。日本の雀さんとよく似た、イエスズメ(家雀)さんのようです。カメラにも動じない気の強さがあります。(同上)
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『昨日のペルセポリス、今日のペルセポリス』のタイトルがあった説明看板です。ユネスコの世界遺産マークが入っていました。発掘調査後の再建工事などの写真がありました。一番上の写真は1930年代後半に撮影された入口階段です。(同上)
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現在の入口階段(Entrance Stairway)脇の壁面の光景です。大きな石を加工して、隙間のない石組です。(同上)
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右が階段脇の石垣、左が観光客の通行による損傷からの保護のために、木製の階段で覆われた石段の光景です。(同上)
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修復工事が行われた、現在の入口階段(Entrance Stairway)の光景です。階段ピラミッド状に積まれた、ユニークな造りの石段の手摺です。(同上)
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同じく、修復工事が行われた入口階段の側面光景です。オリジナルの手摺の石が足りなかったのか、綺麗な石積は、途中まででした。(同上)
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まだ再使用されずに、現地に転がされていた石像の遺物光景です。修復作業が進めば再利用されそうでした。(同上)
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保護のために木製の階段で覆われた石段の端の方の光景です。茶色系統の石垣部分とは違った、黒っぽい材質の石が使われていました。(同上)
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イチオシ
入口階段を上って、最初に目にしたのはクセルクセスの門です。『万国の門』とも呼ばれています。ダレイオス一世(紀元前550~紀元前486年)の息子、クセルクセス一世(紀元前519~紀元前466年)が築きました。二頭並んだ無翼人面牡牛像ですが、頭が破壊されていました。(同上)
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頭部が破壊された、向かって右手(南側)の無翼人面牡牛像です。クセルクセス一世は、万国の門など、大規模な建築事業を数多く行ったため、国の財政が圧迫し、アケメネス朝ペルシャの国力が衰える原因となったようです。(同上)
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頭部が破壊された、向かって左手(北側)の無翼人面牡牛像です。クセルクセス門の碑文には、『余はクセルクセス、偉大なる王、諸王の王、多くの民を擁する諸国の王・アフラ・マズダの恩寵により、この万国の門を余が建造した。』と刻まれているようです。アフラ・マズダはゾロアスター教の最高神です。(同上)
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向かって左手(北側)の無翼人面牡牛像と、その背後の石柱の光景です。無翼人面牡牛像は壁の一部と同体となっていました。(同上)
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読み取ることはできませんでしたが、クセルクセス一世の碑文は、側面辺りに刻まれているのかもしれません。(同上)
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無翼人面牡牛像の顎鬚のズームアップ光景です。お釈迦様の螺髪のように、渦巻き状になっていました。(同上)
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壁面と一体になった無翼人面牡牛像の側面光景です。お腹の部分にも螺髪模様がありました。(同上)
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無翼人面牡牛像の前足部分のズームアップ光景です。石を刻んだ多くの落書きが残されていました。(同上)
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石柱の台座部分の光景です。台座だけが残り、柱の部分は散逸してしまったようです。鋭角に刻まれた、鮮明な彫刻が残されていました。(同上)
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同じく、後方から眺めた、西門の壁面の光景です。右手の下部に無翼人面牡牛像が見えていました。(同上)
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東門の左手(南側)に位置する有翼人面牡牛像のズームアップ光景です。西門の無翼人面牡牛像に比べると人面部分の損壊は小規模です。(同上)
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真下から見上げた、高い石柱の光景です。ギリシャ建築様式と同じような波模様が刻まれていました。(同上)
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後方から眺めた、壁面の光景です。前方に人面牡牛像で膨らんだ部分が見えています。西門の無翼人面牡牛像です。(同上)
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ここからは、『万国の門』の東門の紹介です。元々は、東西の門の他に、南門があったようですが、再建されていません。この写真の左側が南側方面になります。(同上)
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コ同じく、東門の右手(北側)に位置する有翼人面牡牛像のズームアップ光景です。人面の損壊は小規模ですが、明らかに人為的な破壊の跡です。人物像や偶像の眼が、霊力を持つとして怖れられていたようです。(同上)
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入口正面から眺めた、東門の光景です。西門が無翼人面牡牛像であったのに対し、こちらは有翼人面牡牛像が入口を飾ります。東門の先に見えるのが西門です。(同上)
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イチオシ
正面から眺めた、東門の有翼人面牡牛像の光景です。西門が無翼人面牡牛像、東門が有翼人面牡牛像です。無翼の人面牡牛像は、古くシュメール都市国家時代(BC29世紀頃)から、有翼の人面牡牛像は、バビロニア時代(BC19~18世紀頃)から始まったとされます。(同上)
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これで『万国の門』の紹介は一旦おしまいです。門の出口付近から眺めたペルセポリスの遺跡の光景です。この後も紹介が続きます。(同上)
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