2012/11/16 - 2012/11/23
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ナクシュ・ロスタムは、ペルセポリスの近郊にあるアケメネス朝時代の巨大な王墓群です。高さ150メートル程の岩山を十字型にくり貫いて四つの墓が造られています。付属の塔屋等から、拝火教との関係も指摘されています。四つの王墓は、アルタクセルクセス1世、クセルクセス1世、ダレイオス1世とダレイオス2世の墓と想定されています。暫定世界遺産に登録されています。(ウィキペディア)
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ペルセポリスの見学の後、次のナクシュ・ロスタムに到着しました。四つの王墓は、アルタクセルクセス一世、クセルクセス一世、ダレイオス一世とダレイオス二世の墓と想定されています。暫定世界遺産に登録されています。(同上)
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ナクシュ・ロスタムの入口付近の光景です。前方に見える岩山が王墓群です。付属の塔屋等から、ゾロアスター教(拝火教)との関係も指摘されています。(同上)
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観光バスを降りて、ナクシュ・ロスタムに向かう途中の光景です。『ナグシェ・ロスタム』は、『ロスタムの絵』の意味です。『ロスタム』は、ペルシャの叙事詩、『シャー・ナーメ』に登場する英雄です。白髪のザールとカブールの王女ルーダーベの息子です。レリーフが、英雄ロスタムの伝説を描いたものと信じられていたことによります。(同上)
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四つの王墓群まで歩いてく途中の光景です。四つの王墓の内、その一つは、墓誌銘からダレイオス一世のものであることが解りました。(同上)
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イチオシ
三つの王墓の上部が見える位置まで登ってきました。ダレイオス一世の墓には古代ペルシャ語、エラム語、アッカド語の三言語による碑文が刻まれています。ベヒストゥン碑文とともに、古代ペルシャの主要な碑文とされます。セレウコス朝時代(紀元前312~紀元前63年)に、アラム語の刻文が追加されました。(同上)
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先ほどの三つの王墓の内の一番左の王墓が左端、四つ目の王墓が右の方に見えています。ゾロアスター教に関係するらしい、アケメネス朝時代の巨大な建築物には、ササーン朝のシャープール一世の事績を刻んだ碑文も残されています。この建物も後ほど紹介します。(同上)
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日本各地から参加されたツアーの同行の皆さん方です。添乗員さんは東京発で、全員はドバイで集合しました。(同上)
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振り返って眺めた、バスを降りた場所の光景です。この場所まで緩い上り坂でした。まだ暫定リストに載った世界遺産ですから、駐車場も整備されていませんでした。(同上)
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四つの王墓群がある岩山の光景です。この写真では、四つの内の中央部分の二つが見えています。(同上)
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斜め前から眺めた、ダレイオス二世(紀元前?~紀元前404年)の王墓です。比較するものがないと、その大きさは、中々実感できません。(同上)
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正面近くから眺めた、ダレイオス二世(紀元前?~紀元前404年)の王墓です。在位は紀元前422~紀元前404年でした。(同上)
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アルタクセルクセス一世の王墓です。アケメネス朝ペルシャの王です。在位は紀元前474~紀元前424年でした。先代の王クセルクセス一世の子で、次代の王クセルクセス二世の父です。(同上)
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イチオシ
少しズームアップした、ダレイオス一世の王墓です。彼の事跡を記したものにはベヒストゥン碑文があります。ベヒストゥン碑文に記された古代ペルシャ楔形文字は、ペルシャの表音文字でした。これをイギリス人のヘンリー・ローリンソンが解読に成功し、この解読を端緒として、楔形文字やシュメール文字等の解読への道が開けました。エジプトのロゼッタ・ストーンのようなものでしょうか。ロゼッタ・ストーンは、エジプトのヒエログリフを理解する鍵となり、他のエジプト語の文書が続々と翻訳される端緒となりました。(同上)
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ダレイオス一世(紀元前550頃~紀元前486年)の王墓です。在位は紀元前522~紀元前486年でした。ダレイオス大王とも呼ばれます。(同上)
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ダレイオス一世(紀元前550頃~紀元前486年)の王墓です。在位は紀元前522~紀元前486年でした。ダレイオス大王とも呼ばれます。~紀元前475年頃の説もあります。(同上)
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ダレイオス二世王墓の最上部のズームアップ光景です。かなり風化していますが、上半分に王が描かれ、その下に王を支える臣下が2段に分けて刻まれているようです。(同上)
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ダレイオス二世の王墓の右側下部に刻まれた騎馬像のレリーフです。戦いの場面です。時代は下って、ササーン朝ペルシャ時代(226~651年)のもののようです。(同上)
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馬に乗ったシャープール一世(?~272年)とエデッサの戦いで負けて捕虜になった、東ローマ皇帝のヴァレリアヌス(195頃~260年以降)のレリーフ像です。この戦いで、約7万のローマ将兵の多くが戦死または捕虜となったようです。ローマ史では詳しいことには触れられていないようです。(同上)
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ダレイオス一世の王墓の下部に刻まれたレリーフ像です。紀元260年のエデッサの戦いのレリーフ図です。ペルシャ帝国のシャープール大王と東ローマ帝国のヴァレリアヌス皇帝との戦いでした。(同上)
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一番下に見えるレリーフは、4世紀初頭のホルミズド二世の騎馬戦闘図です。ホルミズド二世(?~309年)は、ササーン朝ペルシャ帝国の第8代皇帝で、シャープール二世の父です。(同上)
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ササーン朝ペルシャ時代の戦いの場面のレリーフ図です。騎馬像などが彫刻されているようです。(同上)
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レリーフを刻む予定で、果たせなかったような無地のままの壁面の光景です。その左には、ササーン朝ペルシャ時代とされるレリーフがありました。王権授与の場面のようです。(同上)
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『Victory of BahramⅡ(274~294)』のタイトルがあった説明看板です。ササーン朝ペルシャの第五代皇帝のバハラーム二世は、先代バハラーム一世の子で、次代をバハラーム三世に引き継ぎました。(同上)
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シャープール一世(?~272年)』の説明パネルです。シャープール一世は、ササーン朝ペルシャ帝国(226~651年)の第2代君主(在位:241~272年)』です。初代のアルダシール一世の子として生まれ、ある期間を共同統治後、単独統治となりました。(同上)
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『シャープール二世(309~379年)』の説明パネルです。シャープール二世は、ササーン朝ペルシャ帝国(226~651年)の第9代君主(在位:309~379年)』です。父王のホルミズド二世の遺言で、赤子の内に戴冠しました。(同上)
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『ザラスシュトラの立方体』のズームアップ光景です。ニーチェの1885年の著作、『ツァラトゥストラはかく語りき』の影響から、日本では『ツァラトゥストラ』とも呼ばれますが、これはペルシャ語の名前をドイツ語読みしたものとされます。 R.シュトラウスの同名の交響詩も有名です。(同上)
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アケメネス王墓群の脇にあった巨大な石造建築物です。ゾロアスター教の神殿説などがあります。カアバイェ・ザルトシュト(ザラスシュトラの立方体:英語版)とも呼ばれています。ザラスシュトラ(紀元前13世紀?~紀元前7世紀)は、ゾロアスター教の開祖とされます。(同上)
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斜め後ろから眺めた、『ザラスシュトラの立方体』の光景です。外側の3面を使ってササーン朝のシャープール一世の事績が刻まれているようです。その一部は、『余(シャープール一世)が王位についた頃、皇帝ゴルディアヌスはゲルマン人やゴート人の兵士をローマ帝国全土から徴収するとアッシリア、さらにはイランそしてわれわれの方に向かって進軍した。バビロニア国境のミシケにおいて激しい戦いが交わされ、ゴルディアヌスは殺され、その軍隊は壊滅した。』と記されているようです。(同上)
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イチオシ
同じく、斜め前から眺めた、『ザラスシュトラの立方体』の光景です。碑文は、『ローマ人はフィリップスを皇帝に選んだ。フィリップスはわれわれに和を請い、ローマ兵の命の保証として50万ディナールを支払い、さらに貢ぎ物を差し出した。』と続きます。フィリップス皇帝(204頃~249年)は、軍人皇帝で、在位は244~249年でした。(同上)
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『ザルトシュトのカアバイェとして知られる塔』のタイトルがあった説明パネルです。ダレイオス二世の王墓建設で切り出した石を材料としたようです。この塔がアケメネス朝時代に建設されたことも紹介されていました。(同上)
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