2001/08/07 - 2001/08/08
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SUR SHANGHAIさん
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前日は、凱里市でタクシーの運転手さんと行き先と料金を交渉して訪れてみた翁項、麻塘、青曼の集落。
凱里周辺の少数民族集落巡りの時間に余裕が無い時は、この方法で回ってみるのもお勧め。
当時、凱里市からこのルートで1日雇って300元しなかったと思います。
今日は、凱里の苗(ミャオ)族刺繍市場を見たあとで、路線バスで簡単に行ける台江の町と、その道筋にある排羊の集落を訪れるSUR SHANGHAI。
どんな町並みや人々に出会うのか。
路線バスが通る道筋の集落は、もう漢族化が進んでいるからつまらないとも聞きましたが、現代化との狭間にある人々の様子が楽しめました。
表紙の画像は、台江の町の市場で出会った野菜売りのおばさん
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今はどうか分かりませんが、当時の凱里市の営盤坡賓館の近くには、朝から苗(ミャオ)族の人たちが集まってくる刺繍市場がありました。
苗(ミャオ)族の刺繍製品は有名なので、市内にあるお店以外にも、こういう市場に行ってみるといいですよ。
製品を並べる店先でも、作成に励む苗(ミャオ)族の女性たち。 -
完成品を商品として並べる傍ら、お互いにお互いの刺繍作品を見せ合う苗(ミャオ)族の女性たち。
一口に苗(ミャオ)族と言っても、居住地域によって衣装が変わります。
上の画像の苗(ミャオ)族の女性たちともまたちょっと雰囲気が違う感じ。 -
シートを敷いた地面に、どんどん並べられる刺繍作品。
これらは新しい品で、大きさにもよりますが、100元未満の言い値の品も多数。
こういう小型の作品は、布地が切りっぱなしの物が多いので、買ったあとで自分で始末してクッションなどに仕立てたり、額に入れてもらうのがよし。
古刺繍の作品も並びますが、これは見事!!と思う物は、この当時でも千元単位の言い値でした。
市場に出る作品以外に、
「うちに来れば古い作品の在庫がある。」
と言ってくる人もいます。
行ってみるかどうかは個人の判断でどうぞ。 -
道端に置かれた袋がモゾモゾ動いてる!
と思ったら、袋の破れ目から立派な雄鶏が顔を出した。 -
その雄鶏の持ち主と思しき苗(ミャオ)族のおばさん二人。
その後にも、ねんねこ半纏のような刺繍作品が置かれています。 -
さて、凱里から東にある台江へと向かう路線バスを排羊の集落で下車。
車道から下りの斜面になった山肌に排羊の集落が。
ここの住民も苗(ミャオ)族で、木造の民家が並んでいました。 -
あ、このお宅の梨の木にはもう実が付いている、と写真を撮ろうとしたら、そのお宅のおじいさんが顔を出した。
-
排羊の集落の一軒。
戸口に赤ちゃんを抱いた若いお母さん。
「お子さん、可愛いですね。」と声を掛けたら、誇らしげに抱き上げてくれた。
このお母さんの日本髪のような髪の結い方にご注目。
服装はTシャツとジャージでも、髪型だけは昔のままという人が多かった。
あ、この子も股割れズボンだ。
靴だけは、お手製らしい刺繍入りの布靴。 -
排羊の民家の瓦屋根。
散りかけの野バラの花も風情を添える。 -
台江の町に到着。
SUR SHANGHAIの前を行くのは、子どもも天秤棒も運ぶ苗(ミャオ)族の強い母。 -
遠くから見て、あのワンちゃん二匹ともそっくり!と思ったら、これは模型を作る会社のサンプルだった。
中で商談中のおじさん。 -
台江の表通りを歩いて行けば…、
…チャイナ・テレコムの公衆電話前に陣取るスイカ売りの苗(ミャオ)族おばさん。 -
背負い紐の子供の背中に当たる布部分には、色とりどりの苗(ミャオ)族刺繍。
絵柄は人それぞれでしたが、龍、鳳凰、牡丹などの吉祥動物や吉祥植物のほかに、渦巻きなどの連続幾何学模様入りも見かけました。
あ、この子の頭は大五郎(古い!)になっている。 -
台江の町にも、苗(ミャオ)族の刺繍作品や民族衣装を売っている通りがあった。
この子はSUR SHANGHAIが泣かせたんじゃありません。
右側にちょっとだけ写っている子がちょっかいを出していたんです。 -
台江の露店野菜市場が出ていた道。
ここもお馴染みの天秤棒を担いだおばさんたちが集まってくる。
このおばさんの今日の商品はインゲン豆とトマト。 -
おじさん、その格好だと寝苦しくない?
-
これは、苗(ミャオ)族の民族衣装に付ける装飾品パーツを作っているところ、だと思いましたが…。
-
路地を覗いてみれば、わ〜、年代物のトラクター。
まだ現役? -
土地の神様の祠かな。
扉が付いていて、中は見えず。
屋根の瓦が崩れかけていても、まだ忘れられていない証拠に真新しい赤い布が下げてある。
日本の神社と似ているなあ。 -
苗(ミャオ)族は、稲作のほかに漢方薬になる植物の栽培・採取をしているのだそう。
道端でそれらの加工済み商品をのんびりと売るおじいさん、おばあさんたち。
その前に麦藁帽の子が一人ポツリと座る町角風景。 -
壁に漢方薬の植物が下がる薬屋さん。
奥では処方を煎じているらしく、独特の苦い匂いが漂ってくる店先。 -
漢方薬の材料がずらりと並ぶ。
サルノコシカケ位は分かるけど、あとは(・・? -
ドヒャ〜 \(◎o◎)/!
こんな人体模型を店先に置いて、その後に≪免費看耳(無料で耳を診ます)≫と書かれても…。(^^ゞ
新疆ウイグル自治区のカシュガルでも、歯医者さんの頭部解剖図の看板が怖かったけど、これは立体なので怖さ倍増。((+_+)) -
さて、凱里から上海へは久々に列車に乗ってみたSUR SHANGHAI。
貴陽発の列車≪習酒号≫が凱里に到着。
この列車の名の由来になった≪習酒≫と言うのは、貴州省では茅台酒と並ぶ銘酒の一つで、北部を流れる赤水河の清水とコーリャンが原料の蒸留酒(白酒)なのだそう。
SUR SHANGHAIはお酒は飲めない体質なので味わいについては分かりませんが、日本では売られていないと言うことなので、貴州省に来たらお試ししてみては? -
その≪習酒号≫の食堂車。
いつの間にか中国の列車の旅も快適になったなあ。
しみじみ…
凱里から上海へ29時間の道のり。
これでこの夏の貴州省の旅も終えたSUR SHANGHAI。
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