2002/04/05 - 2002/04/05
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SUR SHANGHAIさん
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★2025年9月: 新たに出てきた画像をアップします。★
この日、お昼前には文房四宝のなかの墨と硯と紙の産地として名高い歙県と、棠樾牌坊群がある棠樾村を訪れたSUR SHANGHAIの一行。
お昼は黄山市役所の所在地である屯渓の屯渓老街付近で済ませ、午後はコン・リー主演映画『菊豆』の舞台となった安徽省古村の一つ南屏へ移動。
着いた時には江南の春先独特の靄の多いお天気に雨も降り始めた南屏。
しとしとと煙る農村風景の中の古村の住居や路地…。
この頃はデジカメではなかったのが残念ですが、南屏の集落の様子をご紹介します。
表紙の画像は、小洋楼の屋上から見た南屏の集落の眺め
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
屯渓老街から南屏到着。
友人の車は村のお寺の前に停め、それぞれ気ままに歩き始める小路。
小路とは言っても、これは村のメイン・ストリートらしい。
白い壁と黒い瓦屋根の民家が続く。戸口には毎年貼り替えられる赤い春聯。
小路の脇を流れる水路端に、その家の人らしき女性が一人。
水路からバケツで水を汲んで、洗面器の中に入れてました。
何かの洗い物の途中かな。 -
同じ小路に面した南屏の白壁と黒瓦の民家。
その戸口前では、お婆さんが椅子に腰かけてうたたね中。
塀がつるりと高くて窓が無いのは、その昔外敵から家族と家財を守るための知恵。 -
南屏の村の民家は、その独特の古びた風格が美しい。
何枚撮っても撮り尽くせません。 -
南屏の村の小路をさまよってみる。
脇道を見ると、左右の棟の間にあとから付け足したように別の門がある造りの民家もあった。 -
イチオシ
高い白壁の家と塀に挟まれた細い小道の奥に狭い玄関があるのも、外敵の侵入を食い止めようとする工夫かな。
このお宅は、2010年にデジカメを持って南屏を再訪した時にも見つけました。
2010年の南屏と比較してみたい方は下記の旅行記も併せてご覧ください。
★早春の安徽省古村(3)映画『菊豆』の舞台 南屏再訪
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10529595/ -
南屏の村の路地をところどころで区切るかのような門。
これも昔には敵が侵入して来た時のための防御用の扉が付いていたのかも。
そうじゃないかと思い付いたのはあとになってからだったので、その時はただ通り過ぎただけ。 -
この日は雨模様だった南屏。
お天気のせいもあって、家の中は垂れ込めた暗さ。
通り過ぎる時にチラリと覗き込んだけど、入り口近くの木のテーブルが見えただけ。 -
家がたくさん並んでいるのに誰もいない小路は、日本の『遠野物語』に出てくる迷い家に踏み入ったかのよう。
時折、子どもの泣き声や犬の吠え声がかすかに聞こえる南屏の村の道。 -
人が住んでいる気配はあるのに、なぜ姿が見えないんだろう。
この雨交じりのお天気のせい? -
…と思っていたら、戸口から出て来たニワトリ数羽。
コッコッコッ。
その鳴き声にホッとする。 -
あ、このお宅の戸口の上の方には、文革時代の名残の「毛主席万歳」の文字が消え残る。
文革の時代は、この南屏の村も通り過ぎたんだな。 -
南屏の村でも、あちこちに蝋肉(ベーコン風に加工した豚肉)が干してあった。
でも、このお天気じゃ先に黴が生えてしまいそう。 -
手作りらしい手押し車が、ポツンと小道の真ん中に放置してあった南屏の村。
この持ち主はどこに行ったのかな? -
そぼ降る雨に濡れた南屏の村の小路の奥にやっと人影が見えた。
その道の真ん中に悠々と座る地元猫。
右側の画像の猫ちゃんたちはお見合いの季節。しきりに鳴き交わす声がちょっと切ない。 -
崩れかけた塀の上から、ジッとSUR SHANGHAIを見つめる猫。
その後は…、 -
…そ知らぬ素振りで、はい、ポーズ。
このニャンは、結構カメラ慣れしてたかも。 (=^・^=) -
石を積み重ねて造った塀。
その塀の上には、壺やら洗面器が置いてあるのが不思議なオブジェになっている。
不用品なの? -
南屏の村の民家の中には、ずいぶん複雑な造りのものもあった。
増改築を繰り返した結果? -
ここはまだ誰か住んでいる?
シンと静まり返って人の気配がしない雨の南屏。 -
イチオシ
南屏の家並みの合間から、火の見櫓のように高い建物が見えたので来てみたら、小洋楼と呼ばれるお宅だった。
門の前まで来てみたら、その家の人の「上に行って見てごらん。」の声が。
「謝謝!」とお礼を言って、木製のギシギシいうきつい傾斜の階段を上ってみると…、 -
…小洋楼の下に見えたのは、南屏の村の民家。
わ~! いい眺め! ヾ(*´∀`*)ノ
雨模様の天気で遠くの畑や山が霞んで見えるのもまたいい風情。 -
小洋楼から見えた農家の中庭のあたりをちょっとズームで見てみる。
母屋や塀に囲まれた作業場には、この日は洗濯物が干してある。
このお天気だと、却って濡れちゃうんじゃないの? -
イチオシ
小洋楼からは、コン・リー主演の映画『菊豆』の中でも何度か映し出されたような南屏の村がよく見える。
映画の『菊豆』では染物の村として描かれていても、映画の中だけの設定だったようで、実際の南屏では染物を作る風景は見かけなかった。
●注: これは後で知ったんですが、元々『菊豆』の原作では農家が舞台。
映画製作にあたって見た目の効果を重視して、染物屋という設定に変更したんだそう。
南屏は、染物を作っている村ではありません。
2010年に再訪した南屏には、『菊豆』の撮影場所の一つだった叙秩堂(葉氏の宗祠)が、老楊家染坊として公開されていました。
蛇足ですが、浙江省の烏鎮という水郷では、『菊豆』に出てくるような長~い反物を干す光景が藍染の染物工房博物館で見られます。 -
靄に煙る春の野山と、白壁に黒瓦の南屏の村。
いいね、この風情。 -
靄もちょっと晴れて、南屏の村の向こうの山並みも見えた小洋楼。
南屏まで行ったら、小洋楼に上ってみるのをお忘れなく。
上の方でもご紹介しましたが、2010年の南屏再訪旅行記では、この小洋楼についても載せてありますので、必要な方はご参照下さい。
★早春の安徽省古村(3)映画『菊豆』の舞台 南屏再訪
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10529595/ -
南屏の村の民家の窓の一つ一つをよく見ると、庇と窓の間におめでたい絵が描いてあるのが分かる。
気付いた限りでは花の絵が多かったけど、これは波の間から跳ね上がるような魚の絵。 -
南屏の民家の窓の上には小さい庇が出ていて、人の顔のようにも見える。(笑)
上段の画像のお宅の窓は、ちょっと洋風。
びっくりして青い目を見開いている顔。
下段の画像のお宅の窓は、南屏の民家によく見られる極端に小さい窓。
「ん?」と言って、眉を寄せている顔。 -
南屏の村にあったお店。
ずいぶん素っ気ないけど、何のお店なんだろう。
通りがかりにチラッと中を覗いても真っ暗で何も見えなかった。 -
民家の入口の扉もよく見ると、浮き彫りを施した羽目板や木の格子が美しい。
こういう家を取り壊した時には、これらのパーツを買い取る業者さんもいて、上海のような都会では、骨董家具のパーツとして結構いい値が付いている。 -
南屏の村を発展させたのは、元の時代にこの地にやって来たという葉氏。
その葉氏を祀る葉氏支祠の前にいた、三者三様の地元のおじさんたち。
左は靴の修理屋さん。
真ん中はただ座っているおじさん。
右はご飯を済ませたばかりのおじさん。 -
上の画像の靴修理職人のおじさんをちょっとアップで。
いかにも村の職人さんと言った雰囲気がいいわ~。 -
今度はまたちょっと方向を変えて、南屏の村の外に行ってみます。
その途中で通った民家の庭。
大きな蝋肉の塊がいくつも物干し竿に下がる。 -
南屏の村の外れ近くまで来ると、菜の花に埋もれてしまいそうな農家もある風景。
-
春の雨に濡れる南屏の畑の風景。
雨模様で暗い空だけど、絵になる景色だね。 -
南屏の村はずれには悲しい場所もあった。
台湾でよく見たお墓の造りに似ているな。 -
南屏の村から外へと出る道の一つへも行ってみた。
その道に沿った水の流れでお洗濯中の女性が一人。
川の流れは、人々の生活の拠り所。 -
南屏の村はずれには、住む人がいなくなって半ば崩れた民家もあった。
新しい家を建てて移ったのか、それとも南屏の村から出て行ったのかと想像させる廃墟。 -
映画『菊豆』の中で、葬儀の車が通った橋を発見! (^◇^)
万松橋と言うんだそう。 -
その万松橋に近寄って行ってみると、石のアーチの向こうに水牛を引いて来る人の姿が。
-
イチオシ
万松橋の石のアーチ、川の流れを渡る水牛、その水牛を引いてくる人。
南屏の村の中で印象に残った風景の一つ。 -
南屏の村はずれの水路には、ねぐらを作る水牛たちがいた。
ええっ!
水牛ってこんな川の流れの場所に自分の居場所を作るの? (◎o◎)
だから水牛って言うのかな。
無知なSUR SHANGHAIで失礼します。m(__)m -
ちょっとびっくりしたSUR SHANGHAIを尻目に、悠々自適している南屏の水牛。
藁は飼い主から分けてもらったの? -
イチオシ
ヌオ~ッと顔を突き出す水牛の目は、その体の大きさと角の怖さに似合わず案外優しい。
-
このあと、すっかり暗くなってから、『菊豆』撮影中のコン・リーたちが泊まっていたと言う南屏の民家(この時は菊豆飯店という宿になっていました。今はどうか分かりませんが、2002年の4月上旬は外国人は宿泊不可)で全員揃って夕食。
出していただいた農家の手作り料理は素朴でおいしかったし、内装も興味深かったけど、照明が暗すぎて写真は無し。
●注: 2010年に再訪した時にも、菊豆飯店は営業していました。
ただし、外国人は正規には宿泊できないのでご注意を。
あとで菊豆飯店の外に出てみても、民家の窓から漏れる20Wあるやなしやの照明がポツポツとあるだけの暗闇道。
外国人が正規に宿泊できる宿(その名は失念)を探して、今日はこれでリタイア。
明日は別の古村の宏村や屏山、斉雲山に向かいます。
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