たびんちゅさんのクチコミ(10ページ)全978件

４月ごろしか見られない。台北の北にある淡水のさらに先にある海岸で見られる不思議な光景。そう聞いて、行ってみた。「老梅」というバス停で降りて、１０分ほど歩いて海岸に着くと、水際に大勢の人たちがいて、すぐわかった。岩場に緑色の海藻がびっしりと張り付いていて、緑の鮮やかさ、そのびっしり具合などが想像以上で、確かに不思議な光景だった。ＭＲＴの淡水駅から路線バスに乗っていく方法と、台北駅から国光客運の路線バスに乗って基隆の西にある金山経由で行く方法と２つある。どっちのバスもほぼ同じ区間と路線を逆方向に走っていることがわかり、金山でランチをとり、その足で淡水駅に向かうバスに乗って行った。

うな重のほか、天丼、牛丼、焼き魚、カキ酢など日本の居酒屋以上にいろいろある店だった。ＭＲＴの中山駅からほぼ東の方向へ路地を歩いて５分ほどのところにあった。午後１時すぎだったが、けっこう混んでいた。相席なら座れるという。ひとり旅だったので、いっこうにかまわず、喜んでそれにした。写真つきのメニューがあり、「日文名称」として日本語も中国語の脇に添え書きしてあったので、わかりやすい。うな重が「大」４８０元（約１８００円）、「小」２５０元（約９００円）だった。隣の人のを見て（こういう時、相席だと便利だ）、「小」で十分と判断して、それを注文した。先行して焼いているようで、すぐに出てきて、よかった。その分、客の回転も早いことが食べながらわかった。ウナギは、「蒸す」という過程がないらしく、どちらかというと「焼く」で出てきた。日本でいえば関西風のうな重ということになろうか。まあまあの味ではあった。量もごはんの量が結構あり、「小」でよかった。味噌汁（薄い）と大根の漬け物（２切れ）が付いてきた。

何軒かの屋台をのぞき、何軒かの固定店に入って、少しずつ台湾小吃を味わってみたところ、カキがいろいろある店が私には一番よかった。カキ入りスープ、カキ炒め、カキオムレツ、カキチャーハンなどを味わった。また、士林夜市のように大規模でなく、北の端から南の端までゆっくり歩いて３０分ほどという規模もよかった。その南の端をさらに南に向かうと７、８分で台北駅の西側に着く。ＭＲＴの双連駅からも西へ歩いて、７、８分で着く。

そう大きな公園ではないが、中には風情のある四阿がある。台北大橋で朝のバイクラッシュを見たあと、油化街に向かって延平北路をぶらぶら歩いていて、途中で遭遇した。目立つオレンジ色で公園の名前があったが、ユーバイクを借りたり返却したりする場所でもあったのだ。公園の回りは、老街ともいえるほど古くて伝統的な家屋が連なっていた。

油化街の問屋街をぶらぶらしながら、ここにたどり着いた。淡水河の川岸にあり、大きな門があり、そこに「稲埕嗎頭」と表示されていた。門をくぐると、すぐ淡水の川面が広がり、左右は広い公園になっていた。フェリーの発着所も近く、対岸と行き来していた。売店もあった。ユーバイクに乗ってきて、ここに止めたまま散策していたり、たくさんの人が憩いの場所としていたりしていた。船には乗らず、しばし、川面を眺めてくつろいだ。

台北の北の海岸沿いにあり、基隆の西側にある金山という町で、そこにある古い町並みが「老街」だ。「鴨」と書かれたガチョウの蒸し肉を食べられる店や、地元名産だというサツマイモをつかったスイーツを食べられる店などがあり、ランチ目当てに行って、けっこう楽しめた。台北駅のバスターミナルから、国光客運の１８１５番に乗っていってきた。

台中駅の近くに泊まって、晩ごはんに行きたいが、ひとり旅だし、適当なところはないものか、とホテルのフロントに尋ねたところ、教えてくれたのがこの夜市。駅から歩いて１０分もかからなかったのが、まずよかった。夜市らしくいろいろな店が出ていたが、この夜はステーキにトライしてみた。地元の人たちでにぎわい、その食べていたステーキに魅かれたのだ。１４０元（約５００円）というのも気に入った。熱々でじゅーじゅーいいながら出てきた。ステーキの下にはスパゲッティがあって、やや底上げしてあったが、それはそれで美味しかった。野菜は食べ放題だった。

３０年ほど前まで地元の銀行だったという。台鉄の旧台中駅から徒歩１０分足らず。有名な宮原眼科を通り過ぎて、同じ道を行くと右側にある。宮原眼科と同じ経営で、アイスやワッフルなどを食べられるそうだが、そちらに興味はなく、建物をジロジロ見てきた。コンクリート地肌そのままの内装で、外の道路沿いの柱は少しひび割れたり欠けたりしていて、その古さを実感してきた。

台中の郊外にある。再開発でなくなりかかった古い住宅地域で、建物の壁に地元のおじいさんがカラフルな絵を描き続け、そのタッチを含めて有名になったのだという。台中駅から２７番バスに乗って、行ってみた。確かにカラフルでユニークな画風だった。観光客が多く来ていて、その賑わいから再開発が取りやめになったというのもナットクできたが、３０分もいれば、十分だと思った。帰りは６１７番バスで新烏日駅（高鐵台中駅）まで行って、台鉄台中駅に戻った。

日本統治時代に眼科医院だった建物を改造、リニューアルして、お菓子や土産を売る店になったという。台中の旧駅前から歩いて、１０分足らず。店内は混み混みだった。２階がレストランになっていて、昼食後だったので、写真だけ撮らせてもらおうと思ったら、食事をしない場合は上がれないという。しかも、最低限３８０元（１４００円ほど）になる注文をしないといけないという。その商魂にあきれて、嫌いになってしまった。

日本統治時代に小学校だった建物がその後、市政府になり、それをリニューアルして、２００１年、この美術館になったという。道理で、しゃれた外観を持っているわけだ。赤レンガに台湾らしい樹木がよくマッチしていると思った。絵画に限らず様々なスタイルの現代美術が展示されているそうだが、残念ながら、中に入る時間の余裕はなかった。次回、かならず入ろう。

駅の近くにあるという景美市場を目指して、ＭＲＴを乗り継いで行ってみた。台北の中心部からはやや離れるので、観光客のいない普通の台北市民の様子を知りたかった。駅は、ほかのＭＲＴと同様にきれいだ。改札口もトイレも、案内板も使いやすかった。近辺には果物、惣菜、衣料品などを売る店が多種多様にあった。

台北の古いお寺として知られる龍山寺の近くにある。とても細い路地を入っていく。人に聞きながら見つけたところ、人だかりができていた。お父さんが釜の中で餅を焼き、奥さん（？）が売り子さん。待っている人に順番があるようだが、よくわからないので、黙って待っていることにした。やがて、「あなたはいくつ？」と聞かれたのだが、順番はおおむね合っていた。胡椒餅は焼き立て。やはり美味しかった。

台北の夜市の一つ「寧夏夜市」で、あれこれ食べて、最後にデザートをと、この店に入った。最初からあてがあったのではなく、夜市から道路を挟んで向かい側に「豆花」の看板が見え、けっこうにぎわっていたので、入ったのだ。小豆載せ（４０元＝約１５０円）を食べた。甘くて、本来の豆花とは違っていたが、それなりに美味しかった。

台北駅近くに泊まったホテルで、「朝ご飯を食べるのにお薦めの店は？　台湾小吃がいい」と尋ねたら、この店を教えてくれた。行ってみたら、テイクアウトする人、中で食べる人、どちらもいっぱいだった。それだけで、来たかいがあった、ここは美味しいに違いない、と思ったが、その通りだった。家族３人で小龍包、もち米の肉包み、豆乳、豆花などあれこれ注文、どれも美味しかった。しかも、安かった。

名前からして眼医者の古民家かな、ぐらいに思っていたのだが、古いには古いが、眼科医院だった建物を改造、リニューアルして、お菓子や土産を売る店になったという。台中の旧駅前から歩いて、１０分足らず。店内は混み混みだった。何人かの人がアイスクリームを手にしているので尋ねてみたら、あっちに売り場があるという。行ってみたら、こっちはもっと混み混み。長い列を作って、好みのアイスを注文、１０数分待ってそれにありつけるのだった。暑い日だったこともあり、それなりに美味しかった。甘くて虫歯になる？　歯科医院ではなく、眼科医院がアイスの店になったのだから、ま、いいか、と親父ギャグで閉めておこう。

いくつか店はあるが、安平古堡に行ったついでだったので、その近くにある支店に入った。店に入ると、カウンターのようなところがあり、そこで注文して、お金を払う。日本語の写真付きメニューがあったので、それを借りてまずはテーブルに行き、ゆっくり選んだ。お目当ての蝦巻きは、カラッと揚がっていて、サクサクして美味しかった。一緒にご飯もの、青菜もの、スープものなども頼んで、それぞれのおいしさを堪能できた。蝦の料理は、台湾ならあれこれ、各地にあるが、ここのエビも味わってみたいと前から思っていた。家族で台南へ行く機会があったので、ついに実現した。店から徒歩、２、３分で台南駅方面に行く８８番のバス停があるので、それに乗ってホテルに戻った。

要するにサンセットビーチのことだった。海に面した台南市の西の端っこにあり、台南駅から８８番バスに乗ると行ける。バスを降りたところがビーチの入り口で、長くのびた砂浜にすぐ行き着くことができる。その名前の通り、夕方行くのがお薦めで、８８番バスは、この海岸に来る前にたくさんの名所を通るので、順番にこなしながら、夕刻着を目指すのがいい。カップル、家族連れ、犬の散歩など様様なスタイルで、みんな楽しんでいた。

高さ１６メートルという大きな女性像があった。海の神様、媽祖の本名だという林默娘の像で、この像が公園のシンボルになっている。台南の西海岸沿いは古跡の町。安平や、夕陽を望む海岸があるなど憩いの一帯で、そのひとつが、緑の芝生が広がるこの公園だ。

塩田が多い台南らしいところだ。出張所という意味は不明だが、要するに塩を活用した観光資源だ。誕生日と様々な塩の色を組み合わせて、運勢や性格占いをしている。短い文章で、いろいろ個性的な表現になっているところも面白かった。その塩や、塩に絡んだおみやげも売っている。海沿いに栄えた台南らしい場所でもある。