2014/05/18 - 2014/05/18
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jijidarumaさん
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【奇妙な名前のドイツのお菓子:独日で差があるBaumukuchenバウムクーヘン、それにStudentenfutter学生の餌(えさ)、Donauwelleドナウのさざ波って何んだ!】
ドイツの旅ではしばしば、知らずに奇妙な名前のドイツのお菓子に遭遇していたことがある。
日本では一般的で、人気の高いバウムクーヘンは私共にとっても、大好物である。
ドイツの旅では2011年5月に、ドイツの北部、旧ザクセン王国の首都Dresdenドレスデンで漸く土産に購入できた。
2014年5月、バウムクーヘンの元祖を名乗るSalzwerdelザルツヴェーデルの町をわざわざ迂回して訪ねて、伝統のバウムクーヘン制作の実演を見る事が出来た。
2015年7月、旅の最終日、 Düsseldorfデュッセルドルフの有名店の端っこに陳列されていたバウムクーヘンを見つけて土産にした。
この時は、いつもの様に一番人気のシャンパントリュフを目当てに立寄ったのだが、店内をぐるりと見ていたら、あまり重要視されていないような場所にバウムクーヘンがあり、その事に驚いた。
・・・
写真:本場ザルツヴェーデルのバウムクーヘンを頂く!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2011年、ドレスデンのカフェ・クロイツカムでバウムクーヘンのお土産を2種、Euro38.78を買った。
2014年、ザルツヴェーデルのカフェ・クルーゼでバウムクーヘンを3種購入した(Euro21.83)。
2015年、デュッセルドルフのカフェ・ハイネマン(Köケーセンター内)では、バウムクーヘン3つ購入した。(Euro45.21)
2015年購入のMandeltorteアーモンドのパイケーキ2・・・Euro19.8とNusstorteクルミのパイケーキ1・・・Euro10.9に比較すれば、バウムクーヘンはお菓子としては上等の部類になる。
其々、その町を代表するお店で購入したわけだが、ザックリ比較しても一つEuro19.5、Euro7、Euro15で、やはり手間もかかり、高価な部類になるお菓子である。
・・・・・・・
つまり、日本のバウムクーヘンは高級化も、大衆化もされて多くの人に好まれてきているのだが、奇妙なことに、「Der König der Kuchenケーキの王様」とも呼ばれ、Konditorberuf菓子職人のシンボルとされているバウムクーヘンは、ドイツでは高価で、希少のケーキになっていた。
参考写真:Salzwedel-1652年-Merianメリアン作 -
これについては、かつて旅行記の投稿で、以下の様なやり取りをしたことがある。
貴重なお話を伺っていますので、以下に引用させて頂きました。
【 バウムクーヘンについての横浜臨海公園さんとの交信】
<バウムクーヘン>
jijidarumaさま、おはようございます。
日本では第一次世界大戦捕虜が、戦後神戸で創業したユーハイムが有名ですが、小生迂闊にも、東西ドイツ留学時に、バウムクーヘンとは日常的な菓子の1つだと思い込んでおりましたが、実は日本で考えられている程、ドイツではバウムクーヘンは一般的で大衆的な菓子などでは無く、1年に2度口にする程度のものだと知り驚いた経験がございました。
横浜臨海公園
<Re: バウムクーヘン>
横浜臨海公園さん、
今晩は。コメントの書き込みありがとうございます。
我が家の近くでもユーハイムのバウムクーヘンを購入できますが、日本では一般的な人気がありますね。本場のバウムクーヘンとは異なり、日本人に合わせた味になっているかもしれません。
ユーハイムの製法は近代化したものなのでしょうが、ドイツの昔からの製法とどのように違っているのか分かりません。
本稿の中でも書いていますが、元来、プロイセン王ヴィルヘルム四世に捧げたものが初めで、その後ベルリン等の王宮から、徐々に一般に伝えられたとあり、ドイツ的な厳しい製法(ビール製造のように)で作るのは、コスト面などで一般の店にはなかなか難しいのかもしれません。
大兄が<ドイツではバウムクーヘンは一般的で大衆的な菓子などでは無く>と書かれているように、私もそう思っています。
私共もドイツの各地を訪ね、各地のレストランやカフェでケーキを味わう事も多かったのですが、その記憶をさかのぼっても、まずメニューにバウムクーヘンを見ないですし、ケーキのショーケースにも出ていないので、食べた体験もないですね。
思い出しても、ドレスデンやザルツヴェーデルでの体験ぐらいで、数少ないものなのです。家内もドイツで料理教室などに通って、料理やケーキ類を作っていますが、バウムクーヘンを作った事が無いそうです。
それではまた。ありがとうございました。
jijidaruma
・・・・・・・・・・・
参考写真:SalzwedelザルツヴェーデルMap -
<Baumkuchenバウムクーヘン>
さて、Baumkuchenバウムクーヘンは、ドイツ語のBaumバウム(木の意味)とkuchenクーヘン(ケーキ、焼菓子の意)に分けてみればわかりやすい。
言わば、「木のクーヘン」であり、小麦粉にバター、玉子、バニラエッセンスなどを加えて練った生地を芯に薄く巻き付けて焼き、何度も同じ工程を繰り返して焼いたケーキである。ケーキの中心の芯を抜いて穴とし、それを輪切りにすると、断面に樹木の年輪のような同心円状の模様が浮き出た形状のケーキになる。
年輪のような見た目からバウムクーヘンと命名されたと云うから、これはそのまま理解しやすい。
バウムクーヘンは何層も重ねられた層状に作られ、直火で焼かれる生地からなるケーキで、「Der König der Kuchenケーキの王様」とも呼ばれ、Konditorberuf菓子職人のシンボルとされている。
発祥地には諸説あるが、ドイツの北部ザクセン・アンハルト州の町、Salzwedelザルツヴェーデルで初めて作られたという記録が残っている。
尚、2010年にザルツウェーデル式バウムクーヘンはEUの原産地名称保護認証(伝統的特産品の保護が目的)を受けた。
・・・
バウムクーヘンは日本でも人気が高く、贈答品のひとつとして好まれている。
このケーキの年輪の模様は、年月を重ねることや成長を象徴し、長寿や繁栄、幸せを重ねる意味があり、結婚式や祝い事の引き出物として使われることも多い。
日本では第一次世界大戦の捕虜として来日したドイツ人の菓子職人カール・ユーハイムによって持ち込まれ、大正・昭和の時代からドイツを象徴する菓子のひとつと見なされている。
ドイツでは菓子としての認知度は高いが、<伝統的な製法が非常に特殊で専門装置や技能を要する>ため、一般的な菓子店では扱っていないことも多い。 つまり、日本ほど一般的ではないのだ(前述参照)。
それに比べて、日本では高級品だけでなく、スーパーに並ぶほど安価な品もあって、一般的に人気の高い菓子になっている。
・・・・・・・・・・
写真:ザルツヴェーデル・Cafe Kruseカフェ・クルーゼ・・・大きな宣伝用のバウムクーヘンが直ぐに目に入る。
≪Cafe Kruseカフェ・クルーゼ≫
D-29410 Salzwedel 、Holzmarktstrasse 4 - 6 -
2014年5月18日、ザルツヴェーデルを訪ねた。
この町で目立つLorenzkircheローレンツ教会からちょっと歩くと、目的のCafe Kruseカフェ・クルーゼのバウムクーヘンの看板が目に付いた。
この町も木組み建築の家並みが多い。
【(お茶)SalzwedelザルツヴェーデルCafe Kruseカフェ・クルーゼ】
元祖Baumkuchenバウムクーヘンのレストランでは運良く、バウムクーヘン制作の実演をしていた。
ドイツ人のツアーの人たち向けの実演だったのでしょうが、ツアー担当者が気を利かして、私共を見える場所に招じてくれた。
(1842年創業で、昔のままのレシピ通りに行われる実演は日曜日及び毎月の第一水曜日14:00に行われるという。私共が入った時間はすでにこの対象時間ではなく、実演は予約済みのグループの為であったから、有難いものだったのです)
写真:ツアー客に交じって見学 -
イチオシ
1842年創業で、昔のままのレシピ通りに行われる実演は日曜日及び毎月の第一水曜日14:00に行われるという。
私共が入った時間はすでにこの対象時間ではなく、実演は予約済みのグループの為であったから、有難いものだった。
暖炉のような場で黄金色した炎が燃え、女性の実演担当者が昔通りのレシピでローラーに巻き付けながらバウムクーヘンをクルリクルリと回転させて、“ケーキの王”バウムクーヘンを形作っていく。
写真:元祖バウムクーヘンを製作中! -
イチオシ
見学の後は当然、カフェで3種3片のバウムクーヘンを注文し、ダージリンの紅茶で楽しんだ。15:30~16:20 Euro12(1,587円)
写真:本場ザルツヴェーデルのCafe Kruseカフェ・クルーゼでバウムクーヘンにダージリンの紅茶で頂く。 -
そして、やはり娘家族にお土産もと、同じ3種を購入した(Euro21.83)。
帰国して3種類のバウムクーヘンを私共と娘家族で其々3等分して食べた。
娘たちにも好評だった。
写真はザルツヴェーデル:Cafe Kruseカフェ・クルーゼ店内のショーケース・・・さてお土産をどうするか? -
【ザルツヴェーデルのバウムクーヘン誕生秘話とプロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム4世】
ザクセン・アンハルト州の最北部・アルトマルク地方にあるSalzwedelザルツヴェーデルという25千人の町はかつてのハンザ商人が活躍したハンザ都市であり、Magdeburgマグデブルク、 Lübeckリューベック、Hamburgハンブルク、Braunschweigブラウンシュヴァイクといった諸都市との交易路が交差する町であった。州都マグデブルクからハンブルク方面に走って凡そ100kmの距離と近い所にある。
ザルツヴェーデルはバウムクーヘンの発祥の地として知られている。
今もってこの町では当時のレシピを使った、直火で焼くバウムクーヘンを食べられる。その製法は少なくとも1682年からのもので、直火の上をじんわりと回転するローラーの上にバウムクーヘンが徐々に層をなすように作っていく。
写真:お客が土産にしようと・・・。 -
1823年11月29日、プロイセン王Friedrich Wilhelm IVフリードリヒ・ヴィルヘルム4世とバイエルン王マクシミリアン1世の娘Elisabeth Ludovika von Bayernエリザベート・ルドヴィカと結婚した。
1841年5月26日、プロイセン王(1871年以降はドイツ皇帝)Friedrich Wilhelm IVフリードリヒ・ヴィルヘルム四世(在位:1840~1861年)は、Kurfürst JoachimⅡ選帝侯ヨアヒム二世(1535~1571年)以来の王侯貴族として、ザルツヴェーデルの町を訪ねた。
写真:ザルツヴェーデルのCafe Kruseカフェ・クルーゼ店で購入したバウムクーヘン -
それだけに 町はプロイセン王ヴィルヘルム四世に敬意を表して、歓迎の宴を催した。その際、"Adler Horstアドラー・ホルスト"のLuise Lentzルイーズ・レンツのバウムクーヘンが、初めて王の食後のデザートに出されました。
ヴィルヘルム四世はそれをたいそう気に入り、愛する王妃エリザベートのために残りを持って帰ったそうです。
また、ヴィルヘルム四世はルイーゼ・レンツにバウムクーヘンをベルリンの宮廷に定期的に送付するように命じたと云う。
その後、ベルリンはもとより、ウィーン、サンクトペテルブルクなど、各地の王宮からも注文があり、この味は王宮から民衆に広がり、各地の人々に好まれるようになったと云われている。
参考写真:バウムクーヘンにチョコレートをぬる作業。 -
今日もなお、プロイセン王ヴィルヘルム四世が食べた当時のように、直火による手作業で焼かれたバウムクーヘンは古くから伝えられたレシピに従い、保存料を使わず、一番良い自然の素材とバターだけが使用されているのだそうだ。
現在、ドイツで有名なバウムクーヘンの町はSalzwedelザルツヴェーデル、Cottbusコットブス、Dresdenドレスデンがある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参考写真:Baumkuchenを細断する。 -
≪Cafe Kreutzkammカフェ・クロイツカム≫
かつて東ドイツ:ルター諸都市・Berlin・Dresdenなどを巡った。
2011年5月21日(土)
ドレスデン・ケンピンスキーホテルの横をWilsdruffer Strasse 通りに出て、左折し、Altmarkt-Galerie(ショッピングセンター)に向かい、大きなアーケードの中をうろうろと、ウインドーショッピングをした。
ここで偶然にもバウムクーヘンの有名店Kreutzkammクロイツカムを見つけた。
Cafeで休もうかと思って、目に付いた、この店に来たのですが、地元客でいっぱいでした。
お客の多さ、店員の方の対応の良さは、さすがに知られた店、私共もお土産にBaumkuchenバウムクーヘン 500g schokoチョコレート、Baumkuchen 500g glasiert砂糖衣をまぶした)Euro38.78(4,600円)を買ったのです。
<Cafe Kreutzkammカフェ・クロイツカム>
D-01067 Dresden (Ecke Wilsdruffer Strasse)、Altmarkt 25,
1825年にドレスデンに菓子店を創業する。1945年ドレスデンの空襲による壊滅により、本拠地をミュンヘンに移した。
以来、本店はミュンヘンで、各支店を上記のドレスデンとミュンヘン(2店)、保養地のTegernseeテーゲルンゼーに置いている。
ベストセラー商品はドレスデン名物・クリスマス時期の干し葡萄入りシュトレンRosinenstollen1000g、今回購入したバウムクーヘンBaumkuchen 500g schoko、Baumkuchen 500g glasiert、Baumkuchenspitzen 250gなどがある。
実はポツダムに3泊したHotel Bayrisches Hausホテル バイエルンハウスはヴィルヘルム4世と王妃エリザベートに因んだホテルなのです。それの関連を調べていたら、バウムクーヘン誕生秘話にあたりました。
大変仲の良かった王と王妃でしたので、ヴィルヘルム4世がバウムクーヘンの残りを王妃に食べさせたいと持ち帰ったというエピソードに納得した次第です。
写真:カフェ・クロイツカムの店内・・・陳列棚の上にバウムクーヘンが見える。カフェ クロイツカム 専門店
-
写真は上がドレスデンのKreutzkammクロイツカムのお土産であるバウムクーヘン2種、左がチョコレート、右がバナナ風味
(下部の箱はブレーメンの名物Bremer Klabenブレーマー・クラーベン) -
≪Cafe Heinemannカフェ・ハイネマン≫
黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方を巡って、デュッセルドルフ空港から帰国した。
2015年7月27日
Cafe Heinemannカフェ・ハイネマン(Kö ケーセンター内) ~13:45
D-40212 Düsseldorf 、Martin-Luther-Platz32
営業時間;月~金:9~19時、土:9~18時半 、日曜日:10~18時。
いつもの様にお目当てのシャンパントリュフなどを購入する。ここのチョコレート菓子の中でも“シャンパントリュフ”が私共は大好物だ。
食べるとシャンパンが口の中に溶け出て、その美味しい味に感心する。
娘家族も期待のお土産なのです。
2015年7月27日、帰国の日、デュッセルドルフのCafe Heinemannカフェ・ハイネマン(Kö ケーセンター内)に立寄った。
この日お土産に購入したのは以下の通り。
シャンパントリュフのチョコレート4ケース・・・Euro62.9、
アルコール無しのミックス・チョコレート4ケース・・・Euro39.86、
Baumkuchenバウムクーヘン3・・・Euro45.21、
Mandeltorteアーモンドのパイケーキ2・・・Euro19.8、
Nusstorteクルミのパイケーキ1・・・Euro10.9、
Teegebaec Spezial紅茶用菓子類1・・・Euro20.46、
猫の舌、生姜、オレンジなど様々なチョコレート菓子8・・・Euro53.32
・・・合計Euro252.45(35,177円)
写真デュッセルドルフのCafe Heinemannカフェ・ハイネマン(Köケーセンター内)で購入したバウムクーヘン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カフェ ハイネマン (フェラインスバンク パッサージュ店) スイーツ
-
【Studentenfutter(学生の餌)】
こちらもイメージが湧きません。この単語も全く知りませんでしたので、ツイ前回の貧乏騎士のようなものを思い浮かべました。
「Studentenfutterシュツデンテンフッター」を辞書でひくとStudentenシュツデンテンは「学生たち(ドイツのギムナジウム生徒や学生たち)」、Futterフッター=(動物の)餌(えさ)、飼料、(人間の)食物、粗末な食事を意味するとある。
ともあれ、学生の餌とは、奇妙な名前で呼ばれているものだ。
ドイツの伝統的なお菓子だそうだが、「餌(えさ)」というドイツ語のイメージは悪く、学生相手とはいえ、少々言葉が乱暴であろう。
参考写真:Studentenfutterおやつに適量のナッツとドライフルーツをミックスしたもので、現在は様々なバリエーションがあるとか。 -
その内容はミックスナッツで、クルミやカシューナッツなどナッツ類と干しブドウが主である。学生の活動的な頭に良く、それでいて普通の甘いものよりカロリーが低いと言われていて、ドイツ人生徒・学生はおやつ的に食べる。
Wikiによれば、
学生用ミックスナッツは学生用のおやつとも呼ばれ、だいたい200グラムくらい入った小さなパッケージで売られている。
ドイツ南部ではHaberハベル(=Haferハーフェルはオート麦の意)やPfaffenfutterプファッフェンフッター(神父の食べ物)、スイスではTutti Fruttiトゥッティ・フルッティ(イタリア語で"すべて果物"という意味)とも呼ばれる。
参考写真:おやつに適量のナッツとドライフルーツ -
17世紀以来、Studentenfutterシュツデンテンフッターの名を知られている、元々はレーズンとアーモンドで作られた混合物の名称でした。
その後にカシューナッツ、ブラジルナッツ、くるみ、ヘーゼルナッツ、ピーナッツなど、他のドライフルーツや無塩ナッツも加えられるようになったのだと云う。
名前は奇妙だが、ドイツの伝統菓子として、しっかり社会の中に地歩を固めている珍しい菓子である。
・・・・・
参考写真:ナッツにドライフルーツも混ぜて食べる -
【Donauwelleドナウヴェレ(ドナウのさざ波)】
「ドナウのさざ波」と聞けは、なかなか素敵な言葉である。
ドナウの岸辺に立ってみる光景を思い浮かべ、あるいは、小説や曲の名前をツイ、考えてしまう。
欧州の大河として知られたドナウ川(ドイツ語Die Donau)は、ドイツ南部シュヴァルツヴァルト(黒い森)に端*を発し、概ね東から南東方向に流れ、中欧・東欧10ヶ国以上を通って黒海に注ぐ国際河川である。河口にはドナウ・デルタが広がる。全長2,857kmで、ヨーロッパではヴォルガ川(全長は3,690km)に次いで2番目に長い大河なのだ。
船舶の遡行が可能で、水運上も重要な河川であり、ライン・マイン・ドナウ運河を通じて北海とも結ばれている。
ドナウ川の名称は、シュヴァルツヴァルト地方の町Donaueschingenドナウエッシンゲンで源流河川のブレク川(Die Breg:全長46km・・・Die Quelle der Breg ブレクの源泉)とブリガッハ川(Die Brigach :全長40km)が合流する地点において、初めてドナウの名が生まれる。(Wiki)
ドナウの細流が流れている地域も走ったこともあるが、Ulmウルムのあたりからだろうか、川幅が広くなり、滔滔(とうとう)と流れていく(水がとどまることなく流れるさま)、いわば、ドナウは大河の様相をみせてくるのだ。
参考写真:Donauwelleドナウのさざ波・・・波打つ断面が美しいドナウヴェレ -
実際にその様相を見せるYou Tubeがある。
<Donauwelleドナウヴェレ(ドナウのさざ波)という同名の曲がそれだ。>
音楽音痴な私もこの曲が演奏されると、アッ!この曲知っていると思ったものです。曲名はなかなか素敵な言葉、文学的な洒落た表現でしょうか!
<ドナウ川のさざ波(原曲:イヴァノビッチ)>
Iosif Ivanovici: VALURILE DUNARII (Danube Waves) - YouTube
とはいえ、私共がイメージする、堂々たる大河、ドナウの流れを思い浮かべると、ドナウヴェレ(ドナウのさざ波)と称する、上品かつ洒落たケーキの名前が、素直に理解できなかった。
チョッと私共には奇妙で、違和感を持ったのです。
ドイツでというならば、父なるライン川、「Die Wellen des Rheinsライン川のさざ波」、あるいは「Rheinwelle」(この名のスポーツ施設があったが)でも良かったかもしれない。話が飛ぶが、「Auf dem Rhein ラインの水底に」というシューマン作曲の歌がある。勿論、これらの名前のケーキはない(笑)。
それでも、ドイツでは人気の定番ケーキだというので、何処かでお目にかかったかもしれない。だが、どうも食べた記憶が全く無いのが誠に残念だ。
参考写真:Donauwelleドナウのさざ波 -
カットしたケーキの側面が波のように見えることから、この名前が付けられたという「ドナウヴェレ(ドナウのさざ波)」、確かにその形状は美しく、手を伸ばしたくなるのは納得がいく。
ドイツの隠れた?!名作ケーキ・波打つ断面が美しいドナウヴェレの作り方は、プレーン生地とココア生地の2色のザントクーヘンにサワーチェリーのせて焼きあげ、バタークリームとチョコレートで覆う。
表面の チョコレートと切った時の断面が波のような模様に見えるのが特徴で、長方形で作られることが多い。
私共には食べた体験が無いのだが、カフェ、パン屋など、どこでも食べる機会があると云う。スーパーでも冷凍のものが売られているようだ。
参考写真:Donauwelleドナウのさざ波
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2026年02月19日Wiki・HP参考、訳・編集追記)
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