2009/04/22 - 2009/04/23
1位(同エリア12件中)
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“北バイエルン;フランケン地方とオーバープファルツ地方を巡る旅”
:フランケンワイン、ボックスボイテル街道、古城街道;フランケン・シュヴァイツの古城群、陶磁器・ガラス街道、マイン、ペグニッツ、ナーブ、レグニッツ川を巡る:
期間 :2009年4月17日(金)~5月1日(金)15日間の旅
目的地:今春の旅はドイツ・バイエルン州北部のFrankenフランケン地方とOstbayern東バイエルン地方の北部Oberpfalzを巡る旅である。
<使用レンタカー>
Mercedes A-180・ 1800cc 5T オートマチック・エアコン付き。
写真はWirsbergヴィルスベルク:ヘルマンの名を冠したミシュラン1星のレストラン
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
4月22日(水) 今日も朝から大快晴。14~17℃。 158km
6時半起床。9:00城主のガイドでEgloffsteinエグロフシュタイン城内の見学。10:00Egloffstein を出発。 ->L?B2(Pegnitz)->A9(Bayreuth)->A9・70・B85(Kulmbach)->113km Kronachクローナハ:人口18千人。Festung Rosenbergローゼンベルク要塞;要塞の一室にFraenkische Galerieフランケンギャラリーがあり、リーメンシュナイダーの作品;Hl.Anna Selbdritt・1490~1500年頃の作品。Muttergottes mit Kind・1500年頃の作品見学(11:45~12:30)、城郭ガイド(12:30~13:50)->14:00 Kronach出発。B85・173・303 25km 14:25到着。(昼食)Kulmbachクルムバッハ:人口27千人、マルクト広場、市庁舎、(昼食)シャトルバス->Plassenburg要塞(プラッセンブルク城)・中庭、ドイツ最大の錫人形博物館(15:00~16:30)->16:50 Kulmbach 出発。B173・303 20km を走り、Wirsbergヴィルスベルクには17:15着。(⑥Herrmanns Romantik Posthotel & Restaurant・ミシュラン1星;夕食)
写真はオーバーフランケンのMap -
2009年4月22日の出発前に見学した。
昨日、お願いしていた城内見学は9:00の約束でしたので、定刻に教会前に待っていた。城主自らのガイドは本来やらないようである。特に私共2人だけでは、誠に恐縮であったが・・・。
まず傍の礼拝堂(1750年・巡礼教会)にいく。美しい礼拝堂は城主一族の為のものだが、普段は誰でも入れるようにしている。さっきも村の子供達が引率の先生と来ていた。城主に“ここで結婚式を挙げたのか?”と聞いてみたが、転勤族の軍人であった為か、ここでは挙げなかったそうだ。
古城街道に属し、古くから、岩山を利用した要害堅固な城が築かれて、中世にはフレンキッシェ・シュヴァイツ地域においては170を数える、様々な城郭があったが、現在でも居住し、あるいは居住が可能である、古城は39も残っている。
その内、24の古城は絶壁の上に聳えていると云う。
エグロフシュタイン城の城主(男爵)は1179年以前にこの城を築き、800年を超える、長い歴史が過ぎる間、代々城を所有し、且つ居住してきたというのだから驚く。
1000年歴史を経過した城門を抜けて、村を見下ろすテラスに出て、トゥルバッハ谷に臨みながら、周囲を見渡す。100mの高さの岩壁はすごいものだ。この岩壁は幸いにもBurg Pottensteinポッテンシュタイン城と違って、もろくなっていないと、城主は言う。
様々な部屋に、アンチークな品・家具。中でも興味深いのはオスマントルコの兵士たちが上部に乗った、大きな時計で、城主は扉を開けて、自らネジを巻く。
暖炉の間、寝室など、祖先伝来の品々、絵画があり、いまだに一族の来訪時にはこれらの部屋を使用しているとのことだ。
おかしかったのはあの暖房設備は祖父が、この水道設備は父がと、私はこの城を美しく大改装し、今も住む事が出来るようにした・・・と城主の口から出てきたことだ。昔はブドウ畑もあったとか。やはり本音では、一族の古い大事なものを収集し、その長い歴史を大事にし、できることならば、博物館としたくないのだと、私には思えたが・・・。
この名門貴族の一族からは、バンべルグやヴュルツブルグの司教・領主やゲーテとも親交のあった画家などがでている。一族の歴史がいっぱいの城である。台所、使用人の部屋、使用人たちの古い衣服などなど・・・。そしてJaegerhaus (城内の狩猟館)のFerienwohnung休暇用の2部屋も拝見する。最後は城主の父が営んだ農林業の施設、狩猟の獲物のはく製などを拝見して、一時間のガイドは終わった。
写真は100mの岩壁上に建っている古城ホテルEgloffsteinエグロフシュタイン城 -
出発してから途中のOttenhofオッテンホフの村で珍しい復活祭の兎の人形を見る。
この地域はこうした風習なのだろうが、初めて見る楽しい人形だ。小屋の中に子供の兎が3匹居て、外のベンチに人間の洋服を着た、人間並みの大きな兎の夫婦が座っている。小屋や傍の木には色とりどりに塗られた、オースターアイ(復活祭の卵)が飾ってある。
写真は「復活祭の兎の人形」たちが庭先に。 -
Kronachクローナハの町は人口18千人の小都市だが、画家クラナッハとローゼンベルク大要塞で知られている。
フランケンヴァルト(フランケンの森)の周縁部に位置し、ハースラハ川、クローナハ川、ローダッハ川に沿って発展した町は古城街道上にあり、ほぼ完全に保存されている城壁を持つ、ドイツで最大規模の中世要塞がある。
木組み建築の家、門、塔のある旧市街の町並みはオーバーフランケンで最も見事なものだと云われている。
城郭ガイド:女性のガイドさんが私共二人だけの為に1時間以上の時間をとり、懇切・丁寧な説明をしてくれた。二人だけの見学は、今日の朝とこれで二度目になった。
この城は23.6ヘクタールの広大な台上にある。厚い城壁・深い堀・15世紀の塔や建物・中世の天守閣など、現在も見事な、その姿を保っているが、バイエルン王がこの城を不要として、町に譲渡した際、城内の貴重な品々を殆ど持って行ってしまった為、城内は見るものがないと言う。従い、城の建物は主に青少年の施設に利用されているようだ。
この事もあって、城の外回りが主たるガイド地域のようだ。最初は堅固な城門の説明からスタートした。門の上部から敵兵に煮立った湯水を浴びせた穴(これを称して“鼻水の穴”と言ったのには笑った。)がある。城内への微妙に曲げた道は敵兵が撃ちにくく、侵入しにくい事。大砲の発達から、次第に城壁の厚さを増し、3.5mのものになっている。しかも、この城塞は3段ともなる、3重の城壁がはりめぐらせたもので、城内は5つの堡塁が相互に補完されるように建ち、防御力を高めている。この星型に見える城郭は函館の五稜郭に似ている。
中央の塔(天守閣)は10mの高さに出入り口を設けていたという。
昔の堀をぐるりと回りながら、ある地点に来ると、ガイドさんが“さー、これから堡塁内に入ります。”と言って、傍らの箱から、蝋燭を出し、火を付けた。其々が一本をもって、階段を下がり、地下トンネル巡りになった。坑道の中には、所々に細い切込みがあって、それは敵兵が近付くのを知り、空気の出入り口にもなり、坑道の中に溜まる雨水を流す目的があったと言う。階段を上がり、外に出ると堡塁上に出た。
ここは要塞の北側で一番弱い部分だそうだ。なるほど、目の先にはここと変わらない高さの台地があり、今は森になっている。確かにここは敵が攻撃しやすく、敵兵が侵入しやすい。この備えの為に、更に前面に小さな郭を持ち、侵入路は曲線にして、直接の攻撃ができないような形にしている様子が、上から見ると良く分かった。城好きな私には今日のガイドはとても興味深い。
この城は10回の攻防戦がありながら、一度として敗れていないと言う。
写真はKronachクローナハのFestung Rosenbergローゼンベルク要塞の城郭と天守(2009年4月22日に見学) -
世界最大の錫人形コレクションを誇る錫人形博物館があり、人口27千人の町はビール醸造と焼きソーセージで知られている。
Imbiss屋台(14:30~14:45)でBratwuerste vom Holzkohlegrill炭火焼のソーセージ Euro 4.2を食べた。
遅い昼食を大きな駐車場に停めた車内で、炭火焼のソーセージを簡単に食べた。
クルムバッハ風ソーセージは子牛肉を多めに混ぜた良質の豚挽肉からできているそうだ。パンに一本の炭火焼のソーセージをはさんだ軽食は、これが実に美味い!残念ながら、車だったのでクルムバッハ・ビール醸造所が造るシュタルクビーアEKU28・・・世界で最強のビールを飲む機会がなかった。
12世紀の前半、最初のプラッセンブルク城と現在「上の町」と呼ばれている所にマルクトや教会が建設され、その後、古いプラッセンブルク城の代わりに、メラニア公爵が町の高台にある、シュポルン山上に新しい城を建設し、居城とした。現在の要塞である。
1340年にホーエンツォレルン家一門のニュルンベルク城伯のものとなり、17世紀に至る間、城伯の宮廷があり、ホーエンツォレルン家のクルムバッハ侯領の首都であった。
バンベルク、ニュルンベルク、エーガー(現在のチェコ領ヘプ)、ホフ、ライプツィヒを結ぶ古い通商路沿いにある地の利から、この町は交易が盛んになり、織物、フスティアン織り、染色、絹刺繍などの商いが行なわれた。
1430年のフス教徒の乱では、町は手ひどく破壊された。また、1553年の第二次辺境伯戦争ではコンラディターク同盟軍に占領され、略奪を受けた。1554年10月に、城も戦火を受け、破壊されてしまった。
写真はKulmbachクルムバッハのPlassenburg要塞(プラッセンブルク城)(2009年4月22日に見学)プラッセンブルク城 城・宮殿
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16:50 にはKulmbach クルムバッハを出発した。B173・303 20km を走り、Wirsbergヴィルスベルクには17:15に着いた。
バイロイトの北22kmにある、ヴィルスベルク村は人口2000人の小さな村である。ここは鱒も住むKoselコーゼルとSchorgastショールガスト川に沿った、Frankenwaldフランケンの森・自然保護公園の南端に位置し、海抜370m~550mにあって、“Oberfrankenオーバーフランケンの宝石“とも称されている保養地である。
また、”自然の緑の中の結婚村“とも言われて、結婚希望者!?のメッカともなっていると云う。
2007年には*Cittaslow(Slow-City)のメンバーとなっている。
*スローシティはイタリアで起こったスローフード・スローライフ運動から発展した地域文化顕彰活動。 地域の食や農産物、生活・歴史文化自然環境を大切にした個性・多様性を尊重する新たなまちづくりを目指すものであり、2017年12月現在、イタリアをはじめとするヨーロッパを中心に30か国236都市が加盟している国際的な運動である。
写真は周辺は森に囲まれたWirsberg-Ortsansichtヴィルスベルク 村の景観 -
写真はWirsbergヴィルスベルクの紋章・・・紋章は「銀と黒の色の盾で四分されている。1と4:赤い紋章のバラ、2と3:銀のヴィルスベルクの大文字Wを採用したもの。16世紀以来使用されている。
尚、薔薇の紋章は5枚の花びらを持つ野バラ(犬薔薇)の花に因んで様式化された。同じサイズの5枚の花びらを持つ古代の貴族の紋章にすでに使用されていた。ゲルマン民族の間では、薔薇は盾の像として好まれている。 -
Herrmanns Romantik Posthotel & Restaurantヘルマンのロマンチックポストホテル&レストランはヴィルスベルク 村の中心にあるマルクト広場に面して建っている。1869年以来のファミリー経営のグルメホテルは外観も立派でなかなか良い。
マルクト広場から見るホテルは、屋根が赤みを帯びた茶、壁面の少しくすんだ黄、枠取りした焦げ茶の色が洒落たRomantik-Hotelらしさを示している。
ホテルの部屋は3階、裏手の小川に面していた。
私共はHermannヘルマンの名前を聞くと、ゲルマン(ドイツ)民族の英雄・指揮官 Hermannヘルマンの名を思い出す。多分それもあってドイツ人の名前にもヘルマンは多いような気がする。
紀元9年、ゲルマン民族の興亡を賭けて、ローマ軍団と戦った「Schlacht im Teutoburger Waldトイトブルクの森の戦い」はドイツの歴史に残る戦いで、ドイツ人であれば誰もが知っている。
ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州オストヴェストファーレン・リッペ地方のリッペ郡Detmoldデトモルト市に「Hermannsdenkmalヘルマンデンクマル(英雄ヘルマンの記念碑)」があり、一度訪れたことがある。
写真はヴィルスベルク 村の中心にあるHerrmanns Romantik Posthotel & Restaurantヘルマンのロマンチックポストホテル&レストランの建物 -
イチオシ
ヴィルスベルク 村でもフランケン独特の「復活祭の兎の人形」を見た。
マルクト広場のまん中にオースターアイ(復活祭の卵)が飾った泉(噴水)があり、その周辺のベンチに人間の洋服を着た、人間並みの大きな兎の人形(親子3匹)が写真のように立っている。
写真は「復活祭の兎の人形」と。 -
オースターアイ(復活祭の卵)が籠におかれ、販売しているようにも見え、この季節がやってくると、ドイツは春なのだ。
写真は「復活祭の兎の人形」と。 -
写真は何時も参考にするRomantik Hotels&Restaurants 2015年版冊子
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写真はRomantik Hotels&Restaurants 2015年版: Herrmanns Romantik Posthotelの紹介ページ・・・右上にグルメレストラン(ミシュラン星付き)の印がある。
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今夜はHerrmanns Romantik Posthotel & Restaurant のレストランで食事する。
それで事前の偵察にやって来た。
【夕食:Herrmanns Romantik Posthotel & Restaurant のレストランにて】
(19:15~22:40)
Special Arrangement利用の5品。Euro 277(チップ5.2込み)。
* ミシュラン1星、Gault Millau 17点(全独79位)の店。
アレンジメントは
=JRE-Reinschmecker-Arrangement美食家の為に=といい、週末のみの利用。
ダブル1泊、夕食は5品、メニュー"Sensorikゼンゾリク(意味は辞書でも不明?)"、アペリティーフ付き、サウナ・水泳場使用可、朝食付き、チェクアウト時間は1時間遅れの11時。総額は一人Euro 164 X 2 =Euro 328 。
写真はヘルマンのロマンチックポストホテル&レストラン:事前の偵察 -
イチオシ
Gourmetrestaurant グルメレストラン"Herrmann’s Restaurantヘルマンのレストラン"のオーナーシェフAlexander Herrmannアレクサンダー・ヘルマンは昨年よりミシュラン1星、Gault Millau 17点(全独79位)を獲得した。
彼の経歴はミシュラン2星のSchweizer Stuben(Wertheimベルトハイム)で修業するなどした後、1995年マイスター資格を取った。1996年家業のホテルのシェフとなり、12年後の2008年、初めてミシュラン1星を得た。現在、38歳と若い。
;50席、従業員20名 ;ワイン200銘柄
;Sensorikグルメメニュー・4品 Euro 89、6品 Euro 119、8品 Euro 148
写真はヘルマンのロマンチックポストホテル&レストラン:事前の偵察したレストランの中は、壁やテーブルクロスが白、周りを囲む仕切りの戸は黒と誠にモダンな色調です。正面は橙色のチューリップの写真が鮮明に見える。 -
<メニュー"Sensorikゼンゾリク(意味は不明?)"の5品コース>
レストランはたいへんモダンな様相である。花の大きな写真(4季によって変わると云う)をバックにした室内は、若いシェフの好みなのか・・・。
この季節・春はチューリップの写真です。
案内されて、真中にあった予約席に着くと、もう、客席の殆どがうまっていた。
左お隣には中年のカップル、右にはお祖母さんの誕生日祝いにやってきた三代の家族連れが座る。
メニューは決まっているので、お酒の方のオーダーだけだ。
このレストランではお客にセレクションしやすいように、メニューの左には右の料理にお勧めのワインが載っている。
グラスワインは初めから4つまでが0.11L、最後が0.05Lだったが、このお勧めを注文した。
結果としては久しぶりのワイン、様々な銘柄を飲んだ訳で、後半は酔ったのか、博物館巡りの疲れなのか?珍しい事に食事の後半に眠くなった。
その内容は次のように斬新で、アイデアーと工夫を凝らしたものでした。
アペリティーフ:Sherry Manzavilla Dry , Emilio Hidelgo 0.05L
お水 : St.Leonhardt 1L (Euro 8.4)
ワイン:
①2007 Riesling ? Vom Schiefer ? trocken Weingut Ansgar Cluesserath ,Mosel
②2007 Sancerre Domaine Patrick Girault , Loire
③2007 Gruener Veltliner Zwirch Weingut Neumayer , Traisental
④2003 Kallmuth Silvaner Spaetlese trocken Weingut Fuerst Loewenstein , Kreuzwertheim
⑤2006 Camin Larredya Jean-Marc Grussaute , Jurancon
料理に従い、辛口から、徐々に甘めになっていくワイン。
(別払い料金は水Euro 8.4とワイン5種類Euro 38.7 x 2 = 77.4 、チップ5.2で合計Euro 91)
写真は星付きシェフ・ヘルマンの名を冠したミシュラン1星のレストラン:まずアペリティーフで乾杯! -
シェフからの御挨拶:お客が立て込んだ所為か、3品を。
①は長めのコップにハムのムースとキューリとスモモの細片を入れたもの。
②半熟の卵にキャビアを載せ、細ネギ添え。
③マシュマロ、スターフルーツ、ライスクッキー、カンパリのゼリーの4品が其々、串にさして出てきました。
3品共々、なかなかなの味と工夫がありました。
写真はシェフからの御挨拶:①は長めのコップにハムのムースとキューリとスモモの細片を入れたもの。 -
写真はシェフからの御挨拶:②半熟の卵にキャビアを載せ、細ネギ添え。
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写真はシェフからの御挨拶:③マシュマロ、スターフルーツ、ライスクッキー、カンパリのゼリーの4品が其々、串にさして出てきました。
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イチオシ
前菜1:アボガドペーストの上に、バルト海の塩鮭のロースト、ハーブのマリネ、海老のタルタル。
写真はヘルマンの名を冠したミシュラン1星のレストラン:前菜1 -
前菜2:牛タンのカルパッチョ。黒トリフュの細片入り、セロリなどのソースかけ。
写真はヘルマンの名を冠したミシュラン1星のレストラン:前菜2 -
メイン・魚:舌平目のゼラチン載せ。ナッツのペースト、アスパラとオリーブのオイルクリーム、みじん切りしたオリーブやアスパラの薄切り入り。
写真はヘルマンの名を冠したミシュラン1星のレストラン:メイン・魚 -
食休みに:トマトを薄く切った上に緑の球状のアボガドアイス。
写真はヘルマンの名を冠したミシュラン1星のレストラン:食休み -
メイン・肉:大好きな鴨肉料理。黄色いパイナップルソースをかけて、左右に柔らかな腿肉と胸肉、真中にグリルしたチコリ。
写真はヘルマンの名を冠したミシュラン1星のレストラン:メイン・肉 -
チョコレート:
二人分の4品は以下の通りで、チョコレートの前にあるのはドイツ語の説明。
シーベリーの酸っぱさを際立たせたホワイトチョコ、
松の香りを添えたビッターチョコ、
ジャスミンの香り付けしたミルクチョコ、
ビッターチョコにピスターチと黒い地中海の塩を載せたもの、
いずれも個性的。
写真はヘルマンの名を冠したミシュラン1星のレストラン:チョコレート -
イチオシ
最後のデザートが出て来る頃は、久しぶりのワインを飲み、しかも様々な銘柄を飲んだから、酔いが回ったようだ。スタッフに写真を撮って頂いた時は顔も赤く、少々ダレてしまった格好に見える。
食事の後半は眠くなり、家内に目をつぶっていると注意される始末だった。
写真はヘルマンの名を冠したミシュラン1星のレストラン:最後のデザート -
デザート:カラメル付きオレンジのグラタンとオレンジクリームの氷菓など。
写真はヘルマンの名を冠したミシュラン1星のレストラン:デザート -
食後の飲み物:十分でしたので、コーヒーは辞退すると、食後の口直しにチョコレートとシャンパンアイス、ジュースが出てきました。これにはビックリです。
写真はヘルマンの名を冠したミシュラン1星のレストラン:口直しにチョコレート -
写真はヘルマンの名を冠したミシュラン1星のレストラン:食後の口直しにシャンパンアイスとジュース
・・・・・
“Oberfrankenオーバーフランケンの宝石“とも称されている保養地にある「ヘルマンのレストラン」の38歳のオーナーシェフは新進気鋭の星付きシェフ、その料理は十分に御客の期待に応えるものでした。
3時間半の夕食代Euro277=38千円も十分おつりがくるような満足感があった。 -
写真はグルメレストランの楽しみ:2001年~9ドイツランクリスト
-
(1泊)⑥Herrmanns Romantik Posthotel
D-95339 Wirsberg 、Marktplatz 11
全58室・4星、Romantikhotel 249号室(3階)=Euro142(=19千円)
TEL:49(0)9227-20808 FAX:-5860
http://www.herrmanns-posthotel.de/
バイロイトの北22kmにある、ヴィルスベルク村は人口2000人の小さな村である。ホテルは1869年以来のファミリー経営のグルメホテルで、村の中心のマルクト広場に面して建っている。
ヴィルスベルク村は鱒も住むKoselコーゼルとSchorgastショールガスト川に沿った、Frankenwaldフランケンの森・自然保護公園の南端に位置し、海抜370m~550mにあって、“Oberfrankenオーバーフランケンの宝石“とも称されている保養地である。
また、”自然の緑の中の結婚村“とも言われて、結婚希望者!?のメッカともなっていると云う。
ヴィルスベルク村は2007年に*Cittaslow(Slow-City)のメンバーとなっている。
ホテルの部屋は広い、モダンなもので、裏手の小川に面していた。
折角の素晴らしいお風呂もありましたが、昨夜はワインの所為で部屋に戻ると即、眠ってしまった。
・・・・・
写真はHerrmann's Posthotel &Restaurantヘルマンのロマンチックポストホテル&レストランの夜景 -
昨夜はレストランから帰ると直ぐ寝てしまい、4時に目が覚め、また寝る。
7時半起床。
朝は昨夜の雨が残り、アーアと思ったが・・・。
昨夜のグルメレストランのお客は殆どが地元や保養客なのだろう。
朝食をこの時間帯に食べている人がいない。
写真はレストラでの朝食 -
3階の部屋から見た裏手の小川がすぐ下に見えた。
ベランダは濡れており、川面にも雨が落ちている。
写真はヘルマンのロマンチックポストホテルの朝 -
写真は現在の改装されて、明るい雰囲気になったWirsberg・Herrmann's Posthotel &Restaurantを参考に。
-
<Die Porzellanstrasse陶磁器街道>
4月23日(木) 朝は昨夜の雨が残り、曇り空。徐々に快晴。10~18℃。
136km ここまで一週間・858kmを走った。
*昨日と同様に遅めの10:00 にWirsbergをスタートした。=>L? 52km 11:10 Weissenstadt着;巨岩石・三人の兄弟(Drei Brueder am Rudolfstein )は場所が分からず断念。=>Die Porzellanstrasse陶磁器街道;(Markt Leuthen)->L? 30km Selb-Ploessberゼルプ-プレスベル 11:50着(Rosentahlローゼンタール・Hutschenreutherフッチェンロイター陶磁器ショップ(お土産の買物・昼食)(12:00~14:10)
今日の目的地は古城群から、様変わりの陶磁器街道を訪ねることだ。
Selbゼルプはバイエルン州オーバーフランケンに属する町であり、チェコと直接国境を接する位置にある。人口17千人と小規模都市である。
その歴史は"de Selewen"(ゼレブの領主)と名のる一族が1135年から存在していたとされている。1426年にブランデンブルク=バイロイト辺境伯はこの町に初めて都市権を与え、辺境伯所有林とバイロイト侯の好む狩り場となった。市章に描かれた鹿の角はここに起因する。
続く何世紀もの間、所有者の交替や戦争による破壊を経た後、1857年頃、ゼルプは陶器の街となった。フッチェンロイターが製陶会社を興し、「白い黄金」と呼ばれていた陶器を平均的な市民が持つことができるようになった。その後、ローゼンタールなどが創業した。
世界的に知られたブランドのRosenthal、Hutschenreuther、ビレロイ&ボッホ (Villeroy & Boch)は現在でもこの町に拠点がある。
写真はゼルプは陶磁器の町だとの表示が立っている。ローゼンタール アウト レットセンター 専門店
-
17km先の町Hohenberg a.d.Egerホーエンベルグ・アン・デア・エーガーにはDeutsches Porzellanmuseumドイツ陶磁器博物館がある。
瀟洒な建物、ドイツ陶磁器博物館が庭園の奥にある。
ドイツ陶磁器博物館はゼルプのヨーロッパ陶器技術博物館(2005年10月からは3つの博物館複合体)と併せて、ヨーロッパ最大の陶器博物館群を形成している。
開館してから20年が経つ、博物館は広さ2500㎡に、凡そ10万の作品群を展示していると云う。
写真はドイツ陶磁器博物館の展示の一つ
(2023年12月8日:Wiki・HP参考、編集追記)
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