2025/04/30 - 2025/04/30
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j-ryuさん
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★今年も日本最大級のヤマブキソウの群生地、白河天狗山に行ってきました。
谷間が真っ白なニリンソウやピンクのカタクリに埋め尽くされた
白河天狗山を訪れたのは(4/17)でした。
そのわずか13日後(4/30)の天狗山はまるで魔法でもかけられたかのように
白やピンクのお花畑はヤマブキ色のお花畑に変身しようとしていました。
ヤマブキソウは全国26都府県で絶滅危惧種に指定されている
とても貴重な山野草ですが、
白河市旧表郷村の天狗山は地域の保護活動もあり、
いまや日本最大級の大群落になりました。
見渡す限り谷間全体を覆いつくすヤマブキソウの大群落を目の当たりにすると
本当にこの花が絶滅危惧種なの?と思えるほどです。
久慈川源流をはじめ福島県の山々にも点々と自生地はありますが
こんなに群生している場所はここ以外にはありません。
天狗山のヤマブキソウ群落はまだ全国的には知られていませんが
山野草ファンなら一度は訪れたくなるヤマブキソウの楽園です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
★白河市表郷 天狗山ルートマップ (※国土地理院地図に加筆)
https://maps.gsi.go.jp/#10/37.351601/140.365448/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
天狗山の場所は少し分かりづらいので白河市旧表郷村・番沢の
表郷総合運動公園や天狗山球場を目指すと
天狗山への案内板があります。 -
★白河市表郷番沢地区地図 (※Google Mapに加筆)
https://www.google.co.jp/maps/@37.0585838,140.280837,1852m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDUyMS4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D
どこから天狗山に向かったとしても県道280号(中野番沢線)までは
そう迷うわないと思いますが番沢地区から天狗山へ向かう市道が
1車線しかない狭い道路で曲がり角もとても分かり辛いです。
一応小さな看板はありますが40kmくらいで走っていると
見落としてしまいそう(--〆)。
狭い市道に入ってしまえばほぼ道なりだし、
所々に案内板もあるので大丈夫だと思います。 -
★白河市旧表郷村金山地区から望んだ那須連峰&関山
那須連峰&関山を望む旧表郷村金山地区からは
那須連峰や関山がくっきり望めました。
関山の標高はしれたものですが山姿淡麗な山で
名前の通り麓に奥州街道・白河の関があります。
関山の背後にはまだ雪を頂いた那須連峰が見えています。
那須は栃木県の印象が強いですが
写真の三本槍岳から右側の山々は福島県の山々です。
三本槍岳は江戸時代に会津・白河・黒羽藩の各藩の藩境の山で
山頂に3本の槍を立て各藩の領地を確認しあったことによる
山名だそうです。 -
★白河市旧表郷村金山地区から望んだ天狗山方面
白河市旧表郷村のシンボル的な山。
山容が天狗に似ていることから天狗山と呼ばれ、
(似ているか??)
山中に天狗が住むと言われています。
うつくしま百名山のひとつで、標高625m
番沢、金山方面から登山道があります。
11月下旬には自称日本一遅い山開きがあり
春は山野草の花が咲き乱れ人気があります。 -
★天狗山登山道入り口
番沢地区から1車線の狭い道路を道なりに進むと
左側に天狗山登山道の駐車場(無料)が見えてきます。
登山が目的の人はこの駐車場がいいでしょう。
お花畑が目的なら終点の駐車場へ。
お花畑コースからも天狗山山頂には登れます。 -
★天狗山お花畑コース駐車場。
天狗山登山道の駐車場を左にやり過ごしさらに進んだ突き当りに
天狗山お花畑コース駐車場(無料)&売店&簡易トイレがあります。
天狗山は基本的には無料で入山できますが
地元の人がボランティアで維持管理しているので
『募金お願いBox』があるのでご協力お願いします。 -
★白河市表郷 天狗山マップ (※現地案内板)
◎ベージュ色=お花畑コース
◎グレー=登山コース
ヤマブキソウの群落を見るなら
お花畑コース①がいいと思います。
ヤマブキソウを見れば十分と言う人は
コース①の突き当りで折り返せば
さほどアップダウンはきつくないので老人子供でも
全く問題ないコースです。
コース2はけっこうアップダウンがあります。
コースにはトイレや売店などはありません。
駐車場にある簡易トイレで済ませましょう。 -
★白河市表郷 天狗山お花畑コース入口
駐車場下の坂下川に架かる簡易橋を渡り花畑コースに進み、
道なりに進めばヤマブキソウの群生地に到ります。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
13日前にニリンソウやカタクリを見に訪れた森は
まだ芽生えたばかりでしたがすっかり新緑の森になっています。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
小川沿いではまだニリンソウが咲いていました。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
花コースはこのようなダートコースを緑のシャワーを浴び
小川のせせらぎ音を聞きながら進みます。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
もう終わりかと思っていたニリンソウは
想像以上にまだ頑張って咲いています。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ヤマブキソウ(山吹草/ケシ科クサノオウ属)も
あちこちで咲き始めています。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ヤマブキソウも咲き始めていましたが
本家(?)のヤマブキ(山吹/バラ科ヤマブキソウ属)も
咲いています。
ヤマブキソウとヤマブキは花色、花形も名前も似ていますが
ヤマブキソウは草目でケシ科で4弁花
ヤマブキは落葉灌木でバラ科5弁花なので
まったく別ものです。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
駐車場から歩くこと6,7分でニリンソウやヤマブキソウの群生地の
『出会いの沢』に到着しました。
『出会いの沢』には写真左手のメイン遊歩道の他に右手に
沢沿いを遡行する『川コース』があります。
『川コース』の特徴は自生地より低いのでヤマブキソウやニリンソウが
立った時の目線で見られることです。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
川コースから見たニリンソウです。
想像以上にニリンソウがまだたくさん咲いていたのは
嬉しい事ですが、肝心のヤマブキソウがあまり咲いていません(一一")。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
近年は暖春傾向でしたが、今年は久しぶりに寒い春だったので
やはりニリンソウもヤマブキソウも見頃が例年より
遅れているようです。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
◎ニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)
ニリンソウは日本各地の主に山地の湿潤な林床や川沿いに自生します。
そう珍しい花ではありませんが
その清楚で気品のある姿はいつ見ても心洗われる花です。
ニリンソウは名前のように
1株から2輪の花を咲かせますが、最初に1輪が開花し、
数日後に2輪目が開花します。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
これらのニリンソウは1輪目は終わり
明らかに2輪目の花ですが
その2輪目もそろそろ終わりって感じです。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
例年ならこの辺りはけっこうヤマブキソウが群生しているはずです。
目を凝らせば幾つか咲いていますが
ぱっと見はまだニリンソウが優勢です。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
(※2024/05/02 撮影)
昨年は今年より3日遅い(05/02)の訪問でしたが
わずか3日の違いですが見頃が全く違います。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
(※2024/05/02 撮影)
今年の春は寒かったので天狗山のヤマブキソウも見頃が
遅れるだろうと予想していたのですが
TVニュースでは見頃になったと伝えていたので
慌てて予定を早めたのですが
全然見頃ではありませんでした(--〆)。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
(※2024/05/02 撮影)
何をもって見頃と表現するかは
それぞれの主観があるので多少は差があって当然ですが
私が思っていた見頃とは全然違っていました(--〆)。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
この辺りもまだまだニリンソウが優勢です。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ようやくヤマブキソウが顔を見せてくれました(^^ゞ。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ヤマブキソウと同じ頃に見頃を見せる
ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)も
まだ咲き始めです。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
少しヤマブキソウが目立ってきました。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
少し地味な花ですがルイヨウボタンの花も咲き始めています。
◎ルイヨウボタン(類葉牡丹/メギ科ルイヨウボタン属)は、
北東アジアと北海道~九州の湿りけのある深山広葉樹林下に自生します。
名前の由来は、葉の形状がボタンに似ているため、類葉牡丹です。 -
★我が家のボタン(牡丹)
百花の王とも称されるボタンです。(我が家の庭)
ルイヨウボタンはこの牡丹の葉に似ていることから
類葉牡丹(葉っぱが似た牡丹)と名付けられました。
ボタンの葉先の方が鋭角ですが
全般的な印象としては確かに少し似ています。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ルイヨウボタンは東京以西の14都道府県で絶滅危惧種に指定され、
神奈川県では絶滅種になっています。
丹沢や箱根など山間部は自然豊かなイメージですが
絶滅したとは驚きです。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
玄人好みの渋い花ですが
光に透かして見るとライムグリーンハナビラが
上品で控えめな美しさがあると思います。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ルイヨウボタンの花は外萼片数枚と内萼片が6枚あります。
外萼片は開花後すぐ落ち、花弁のように見えるのは内萼片です。
花弁は萼片より著しく小さく萼片の基部に重なるようにつき、
扇状に広がった先端は蜜腺状になります。
花後には、1つの花に2つずつの種子ができ緑色から、
秋には黒紫色の種子になります。
この写真の花は見頃を若干過ぎたのでハナビラが
内側に少しカールしているので、
開花間もない頃のハナビラより鋭角に見えています。 -
☆ルイヨウショウマ(類葉升麻/キンポウゲ科ルイヨウショウマ属)
ルイヨウつながりで隣り村の渓流沿いに咲いていた
ルイヨウショウマ(類葉升麻/キンポウゲ科ルイヨウショウマ属)を
ご覧下さい。
北海道~九州の深山の湿った谷間や林床に自生しますが
西日本では数が少ないようで絶滅危惧種に
指定している県が多数あります。
ルイヨウを漢字では『類葉』
ルイヨウボタンもルイヨウショウマも類葉の名が付きますが
まったく別もので似ても居ません。
ショウマはサラシナショウマ『晒科升麻』のことで
葉がサラシナショウマ(晒科升麻/キンポウゲ科サラシナショウマ属)に
似るところによります。(写真下) -
★羽鳥湖高原に咲くサラシナショウマ
ルイヨウショウマのショウマはこのサラシナショウマから。
サラシナショウマ(晒菜升麻/ キンポウゲ科 サラシナショウマ属)は
全国の低山帯から亜高山帯の草原や林中に自生し、
所によっては大群生を形成します。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
川コースを上流側に遡行するに連れて
開花したヤマブキソウが少しずつ増えてきました。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
例年、ヤマブキソウが見頃になると
ニリンソウは殆ど姿を消してしまいますが
ニリンソウが優勢だったり、
ヤマブキソウと五分五分だったりと
例年よりニリンソウが遅くまで頑張っている印象です。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ヤマブキソウの一番の見頃には5,6日後
それこそGWの5/5,5/6あたりが一番良かったかも。
見頃はある程度予想できても
その日の天気が良いとはけして限りません。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ヤマブキソウは雨が降ったり、雨しずくが渇くまでは
花は半閉じ状態だし、さらにうつむき状態になるので
訪れるならやはり晴天に限ります。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
◎ヤマブキソウ(山吹草/ケシ科クサノオウ属)は
名前こそヤマブキと付きますが
落葉低木バラ科のヤマブキ(山吹)とは全く別物です。(下記参照)
花はそっくりですがヤマブキは5弁花ですが
ヤマブキソウはの宿根草で4弁花。
草丈20~30cm、花径は4cmほどとヤマブキの2倍もあります。
遠目で花は似ていても近づいてみれば低木と草なので
間違うとはないと思います。 -
★大滝川渓谷のヤマブキ (※2023/4/22 撮影)
こちらがヤマブキソウの名前の由来となった
◎ヤマブキ(山吹/バラ科ヤマブキ属)です。
ヤマブキソウ(山吹草)は名前こそヤマブキと付きますが
落葉低木バラ科のヤマブキとは全く別物です。
でもたしかに山吹草とは言得て妙ですね。 -
★我が家のシロヤマブキ(白山吹)(※2025/4/27 撮影)
◎シロヤマブキ(白山吹/バラ科シロヤマブキ属)
ヤマブキつながりで我が家に咲いているシロヤマブキもご覧ください。
白いヤマブキといった印象ですがヤマブキとは別種で
ヤマブキのハナビラは5枚ですがシロヤマブキは4枚です。
シロヤマブキの野性種は
中国地方にわずかに自生しますが園芸用として広く普及しています。
野生種はレアですが園芸用普及種はとても丈夫で手間いらずです。
野生種は自生数が少なく絶滅危惧種ですが
普及種は丈夫だし種がこぼれ芽が出て勝手に増えていきます。
なのにどうして野生種は数が少ないのだろう? -
☆我が町郊外林縁のクサノオウ (※2025/5/1 撮影)
◎クサノオウ(瘡の王/ケシ科クサノオウ属)
ケシ科のヤマブキソウとバラ科のヤマブキは良く似ていますが
植物学的には赤の他人です。
ヤマブキソウの親戚にはクサノオウがあります。
名前こそヤマブキの名は付きませんが
ヤマブキソウと最も近い花はクサノオウです。 -
★隣り村のクサノオウ(※2025/5/7 撮影)
クサノオウはその辺の野原でふつうに見られ
珍しい花ではありませんがとても可愛らしい花だと思います。
春~秋まで次々と咲く花期の長い野草で、
茎を折ると黄色い液が出、それが丹毒(急性の皮膚細菌感染症)に
効き目があるのでクサ(瘡=できもの)の王と呼ばれます。
花の大きさはヤマブキソウの1/4ほどですが
花はそっくりです。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ニリンソウが満開だったころは白かったミヤマエンレイソウは
薄紅色に変色していました。
この薄紅色のミヤマエンレイソウを見て
ミヤマエンレソウの薄紅、桃色、薄紫、種だと言う人もいますが
おそらくどれもミヤマエンレイソウ(=シロバナエンレイソウ)が
時間の経過とともに薄紅色に変色してきたもので
同じ種類だと思われます。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
◎ミヤマエンレイソウ(深山延齢草/ユリ科エンレイソウ属)
別名でシロバナエンレイソウとも呼ばれます。
ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)は名前からすると
小豆色のエンレイソウより深山に自生していそうですが
必ずしも深山に自生しているわけではありません。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
天狗山には昔からヤマブキソウは自生していましたが
今ほどの大群落では無かったそうです。
最寄りの旧表郷村・番沢地区の方々が整備保護活動の結果
現在の大群落になったそうです。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
整備保護活動といってもヤマブキソウを移植したわけではありません。
ヤマブキソウが好む環境を整備し続けた結果
自然にヤマブキソウの繁殖力で増えたそうです。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
昨年はこの斜面のヤマブキソウはもっとたくさん
咲いていましたが、今年は5分咲きほどです。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
(※2021/04/30)
4年前はこれで8分咲きくらいでしょうか。
最高の見頃と最高の天気は中々一致しません。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ヤマブキソウの繁殖力はもちろん一番重要ですが
ヤマブキソウはアリ散布植物の一つで
アリに種を運んでもらうのも重要なポイントです。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ヤマブキソウの実(種)には蟻を誘引する物質エライオソーム
(オレイン酸などの脂肪酸やグルタミン酸などの
アミノ酸、ショ糖などの糖)を含んだ付属体があり、
蟻はエライオーソム付きの種をせっせと巣に運び、
エライソーソムだけを食べ実際の種は巣の中のゴミ捨て場に捨てたり
巣の外に放り出します。
その種が条件の良い場所だと発芽する仕組みです。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
日本におけるアリ散布植物としては、スミレ属、イチリンソウ属、
フクジュソウ属、ミスミソウ属、キケマン属、クサノオウ属、
エンレイソウ属、カタクリ属などに200種類くらいはあると
言われています。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
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★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
天狗山は国有林だそうで集落からそう遠くなく
傾斜もそうキツクナイ山ですが貴重な原生林が遺されています。
このような条件のいい山は杉や松などが
植林される場合が多いのですが
この辺りはなぜか開発が免れたので
貴重な山野草も生き残れたのでしょう。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ただ原生林とは言え全く人の手が入らないと
荒れ放題になり、陽樹や草丈の低い植物は枯れてしまいます。
天狗山も一時はそんな危機的状況だったと思いますが
今は地元ボランティアの保護活動で山野草の楽園が維持されています。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
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★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
太平洋戦争以前は民間の主な燃料は炭や薪で
人里近い里山は楢などの落葉広葉樹は炭焼きに使われ
枯れ枝や灌木は柴刈り(焚き木にする)され、
明るい林床が保たれていました。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
しかし戦後高度成長と共に燃料は石炭や石油に取って代わり
炭焼きや柴刈りも行われなくなり
山は次第に荒れていきました。
さらに今は過疎化や高齢化が進み手入れされない里山が増え
里地里山型の植物や動物は危機に瀕しています。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
管理する人達の高齢化は天狗山も例外ではなく、
ボランティアの人達は殆どご高齢に見えます。
後継のボランティアが育てば問題ありませんが
これからも老人だけに任せるのは心配です。
できるなら地元の子供たちも巻き込んでの
ボランティア活動が理想的だと思います。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
今年も貴重なミドリニリンソウを数株見つけました。
その希少性から見つけると『幸福』になれるとか、
なれないとかの都市伝説のある花です。
ただ四つ葉のクローバーよりは断然数は少ないと思います。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ニリンソウは上記でもご覧いただいたように
ほとんどが白花ですが極稀に単色緑色や
白混じりの複輪咲きなどがあります。
ニリンソウに元々ハナビラは無くハナビラに見えるのは
萼片なので萼片が緑に先祖帰りしたとも言えるかも。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
けっこう多くの来訪者が天狗山でミドリニリンソウが見られると
噂を聞きつけて来るようですが、広い自生地でわずか数株の
ミドリニリンソウを個人で見つけるのは容易ではありません。
要領が良い人はボランティア案内人に尋ねていますが
具体的な自生場所を説明するのは難しいので
直接道案内しているようでご苦労様です(^-^;。 -
☆ギンサカズキイチゲ(銀盃一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)
ニリンソウの変わり咲きには半八重咲きの
ギンサカズキイチゲ(ギンサカズキニリンソウ)があります。
我が町の里山でも半八重咲きのニリンソウが見られます。
ふつうニリンソウのハナビラ(萼片)は5枚~7枚ですが
この里山のニリンソウは8枚~9枚です。
花びらが幾重にも重なる八重咲きより花びらの数が少ないタイプを
半八重咲きといい、ニリンソウの半八重咲きは園芸種としても
栽培されギンサカズキイチゲと呼ばれます。
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
わずか13日前は一面ニリンソウでぱっと見では
ヤマブキソウの気配は全く見られませんが
実はニリンソウの葉っぱをめくると
ヤマブキソウが芽生えています。
それだとしても、蕾も無い状態から
あっと言い間に花が咲き満開になるのですから
まるで『雨後の筍』みたいですね(^^ゞ。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
でもニンンソウはスプリングエフェメラルなので花後に
花どころか葉っぱまで全部枯れて地上部は無くなってしまいます。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
これまた地味な上に葉っぱの陰で咲くので
見過ごしてしまうトウゴクサイシン(東国細辛)が咲いていました。
よほど山野草に詳しくないと見つけるのは難しいかも。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
◎トウゴクサイシン(東国細辛/ウマノスズクサ科カンアオイ属)は
関東北部から東北の落葉広葉樹の林床に自生する落葉性の宿根草です。
ウスバサイシン(下記)を母種として分化した種と思われていましたが、
研究の結果、別種とされました。 -
★春の大滝川渓谷~ウスバサイシン(薄葉細辛)
(※2025/04/22 撮影)
◎ウスバサイシン(薄葉細辛/ウマノスズクサ科カンアオイ属)は
同種のカンアオイ類などと比べ、葉が薄いこと、
味が辛いことから薄葉細辛と呼ばれます。
カンアオイ類は常緑ですがウスバサイシンは冬場は葉は枯れます。
ウスバサイシン葉はフタバアオイに似ますが
成熟したフタバアオイの葉は艶があり網状脈がくっきり浮き出ています。
葉は似ますが花は全然違うので見ればすぐ分かります。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ヤマブキソウのハナビラは薄く光を通し易いので
順光撮影より逆光気味に撮影した方が
美しい透明感ある花を表現することができます。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
この斜面はまだ一面ニリンソウの花で覆われています。
例年でもなぜかこの斜面のニリンソウの見頃は遅いので
今年も例外ではありません。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
この斜面にもヤマブキソウは咲きますが
なぜか数多くは咲きません。
もしかしたら土壌の水分量が影響しているのかも。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ニリンソウもヤマブキソウもほぼ同じような場所に咲きますが
ニリンソウの方が土壌水分量の適応力が高いように思えます。
つまりニリンソウはかなり湿った土壌から
少し乾き気味の土壌まで適応できますが
ヤマブキソウも水分は好むものの
水分量が多すぎる場所は好まないようです。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
-
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ボランティア案内人の方にミドリミヤマエンレイソウがあると
教えていただき、自生場所まで案内して頂きました。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
確かにこの花は外花被片が完全に濃い緑色ですが
ミヤマエンレイソウの外花被片は元々緑色なので
色の濃さはともかく白い内花被片が退化しているように見えます。
案内人の方にそれを質問したら開花当初から
白い内花被片は無いとのことでした。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
こちらが通常のミヤマエンレイソウです。
白い内花被片3枚と緑色の外花被片3枚から成り立っています。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
こちらはピンク色のミヤマエンレイソウ(2019/5/7撮影)
しかしこれは通常のミヤエンレイソウの白い内花被片が
時間の経過とともに変色したもので別種でも変種でもありません。 -
★郡山市逢瀬公園のミドリエンレイソウ
こちらは郡山市逢瀬公園で見つけたミドリエンレイソウです。
エンレイソウは通常はエンジ色(小豆色)ですが、
この個体は開花した時から外花被片は緑色です。
なお、エンレイソウはミヤマエンレイソウとは違い
元々内花被片はありません。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ミヤマエンレイソウとエンレイソウはぱっと見そっくりですが、
内花被片があるか無いかで大きな違いです。
じゃぁ、白河天狗山のこのミドリミヤマエンレイソウは
内花被片が無いのでエンレイソウの緑花か?と言うと
白河天狗山に何故かエンジ色のエンレイソウは無いので(たぶん)
この花はミヤマエンレイソウの突然変異で
白い内花被片が無いミヤマエンレイソウ(ミドリエンレイソウ)って
ことになると思います。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
果たしてこの花がミヤマエンレイソウの緑花か
エンレイソウの緑花なのかは専門家の調査を待たなければ
断定はできません。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ヤマブキソウの一番の見頃ではありませんでしたが
五月晴れの下、ニンンソウとコラボも見られたことだし
まずまずの成果でした。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
この時期は春の花々も美しいですが
青空に映える新緑もまた
深呼吸をしたくなるような癒しです。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
季語では草木が芽吹き花が咲き鳥囀る春の山を擬人化して
「山笑ふ」と言います。
中国北宋の画家郭煕の「郭煕画譜」による季語だそうで
夏の山の「山滴る」、秋の山の「山装ふ」、冬の山「山眠る」に
対応する季語です。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
『故郷やどちらを見ても山笑ふ』 正岡子規 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
お花コース遊歩道そばの林縁斜面にクサボケ(草木瓜)が
花盛りでした。
珍しい花ではありませんが、
私の子供の頃からすると目にする事が少なくなりました。
クサボケそのものが減少傾向でもあるし
子供頃のように野原で遊ばなくなったせいもあるのかも。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
◎クサボケ(草木瓜/バラ科ボケ属)は、
バラ科ボケ属の落葉低木で
同じくボケ属で中国原産の「ボケ」よりも樹高が低く、
草のように生えることから草木瓜と呼ばれるようになりました。
クサボケもボケも
果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが
「ぼけ」に転訛(てんか)した説や木瓜(ぼっくわ)」から
「ぼけ」に転訛した説があります。
『本草和名』(918年)には、果実の漢名を木瓜(もくか)、
和名を毛介(もけ)として掲載されています。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
駐車場から望む周囲の山々も新緑が眩しく
一年で一番爽やかな季節です。
爽やかは秋の季語なので
新緑の季節に使うのは可笑しいと言う人もいます。
春の季語には麗か(うららか)や長閑(のどか)などがあり
夏の季語に清々しいがありますが
感覚的には爽やかの方がピッタシきます。
俳句でも無い限りあまり形式ばらなくても良いような気がします。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
駐車場から出て最初に渡る小川沿いでやや終盤ながら
リュウキンカ(立金花)が花盛りでした。
昨年は4/10の訪問で満開でしたから
10遅い訪問だった割には良く花がもってくれました。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
リュウキンカは道路下の小さな沢沿い咲いていて
道路からは見にくいせいか車を止めて
立ち寄る人は殆どいません。
この小滝の上は県道280号へと至る市道(林道)で
沢は暗渠の下を流れています。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
リュウキンカはこの春、すでに涌井の清水のリュキンカを
ご覧いただいているので少々食指気味かも知れませんが、
美しい花は何度見ても美しいし心安らぎます。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
◎リュウキンカ((立金花/キンポウゲ科リュウキンカ属)は
本州~九州の山あいの湿地や沼地に自生し、
光沢のある黄色い花はまさに金のごとく華やかで
山野草の中でも一際存在感のある花です。
ハナビラに見えるのは萼片(がくへん)で、
これはキンポウゲ科の花に多くみられる特徴です。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
キンポウゲ科の中にはニリンソウやユキワリソウ、キクザキイチゲ、
アズマイチゲのように雨や雪が降ったり気温が極端に下がったりすると
ハナビラ(萼片)が閉じたり、半閉じになる種がけっこう多いのですが、
リュウキンカは一度開花すると花が散るまでずっと咲きっ放しなので
撮影する側としては天気や時間帯を気にしなくて大丈夫なので
助かります。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
リュウキンカのそばにはムラサキケマンも咲いています。
リュウキンカの名前の由来は
花茎がすらっと伸びその先端に金色の花を咲かす様子から
立金花と命名されたそうです。
花茎は咲き始めはさほど長くはなく
花の終盤に連れて長くなります。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
◎ムラサキケマン(紫華鬘/ケシ科キケマン属)は
日本全国里地から亜高山下まで広範囲に分布自生する
キケマン属の中では一番多く目にします。
越年草でわざわざ種を蒔かなくても自然にこぼれ種が発芽し
翌春開花する丈夫な植物です。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
花色が紫色で、花の形が仏殿に吊るす仏具の華鬘(けまん)に
似ていることから名づけられたとされますが、
日本原産のキケマンやムラサキケマンなどは
仏具の華鬘には余り似ていないと思います。
単に中国原産のケマンソウの仲間で紫色だから名付けらたのでは
ないかと思います。 -
★絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
ムラサキケマンの花色は基本的に紫色ですが
花全体が紫の個体もあれば花先だけが紫で
筒の部分は白や薄紫などと様々です。
これで、◆絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山は
お仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
ではまた。 j-ryu
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