2023/04/27 - 2023/04/27
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j-ryuさん
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★今年も日本最大級のヤマブキソウの群生地『白河天狗山』に行ってきました。
谷間が真っ白なニリンソウに埋め尽くされた白河天狗山を訪れたのが4/13,
そのわずか2週間後(4/27)の天狗山はまるで魔法でもかけられたかのように
谷間の白いお花畑はヤマブキ色のお花畑に様変わり。
ヤマブキソウは全国26都府県で絶滅危惧種に指定されている
とても貴重な山野草ですが、
白河市旧表郷村の天狗山は地域の保護活動もあり、
いまや日本最大級の大群落になりました。
見渡す限り谷間全体を覆いつくすヤマブキソウの大群落を目の当たりにすると
本当にこの花が絶滅危惧種なの?と思えるほどです。
久慈川源流をはじめ福島県の山々にも点々と自生地はありますが
こんなに群生している場所はここ以外にはありません。
天狗山のヤマブキソウ群落はまだ全国的には知られていませんが
山野草ファンなら一度は訪れたくなるヤマブキソウの聖地です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
☆天狗山登山道入り口案内板
表郷番沢集落から案内板に従い細い林道を進むと
第一駐車場(無料)と天狗山登山道の入り口があります。
ヤマブキソウの群生地へはここからも行けますが
林道をさらに進んだ先にある第2駐車場(お花畑コース遊歩道)の方が
近くて便利です。 -
☆天狗山お花畑コース駐車場。
天狗山登山道の駐車場を左にやり過ごしさらに進んだ突き当りに
天狗山お花畑コース駐車場(無料)&簡易トイレがあります。
天狗山は基本的には無料で入山できますが
地元の人がボランティアで維持管理しているので
『募金お願いBox』があるのでご協力お願いします。 -
☆白河市表郷 天狗山マップ (※現地案内板)
◎ベージュ色=お花畑コース
◎グレー=登山コース
ヤマブキソウの群落を見るなら
お花畑コース①がいいと思います。
さほどアップダウンはきつくないので小学生以上なら全く問題ないコースです。
コースにはトイレや売店などはありません。
駐車場にある簡易トイレで済ませましょう。 -
☆白河市表郷 天狗山お花畑コース入口
駐車場下の坂下川に架かる簡易橋を渡り花畑コースに進みます。 -
☆白河市表郷 天狗山お花畑コース
駐車場下の坂下川の橋を渡って遊歩道を進むと坂下川の支流沿いに
緑がだんだん多くなってきます。
花畑コースは案内板順路に従えば1本道なので
迷うことはありません。 -
☆白河市表郷 天狗山お花畑コース
スタート地点から徒歩10分ほどで
天狗山でヤマブキソウやニリンソウの大群落が見られる
『出会いの沢』にやって来ました。
幾つかの源流がここで合流することから名付けられたようです。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢
『出会いの沢』周辺は広々とした草原が広がり
さっそくヤマブキソウが迎えてくれました。
この写真では緑に同化してヤマブキソウは見えずらいですが
拡大してみると見えてきます。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
3年前、ヤマブキソウを見に訪れたのは5/11でした。
2年前は4/30,昨年は05/4。
今年は例年にない暖春ってことで4/27と近年では一番早い訪問です。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
内心少し早かったなかと思いましたが
週末を避け天気を考慮しこの日を選択しました。
現実的には8~9分咲きでしたから、まずまずの予想です。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
ヤマブキソウは雨が降っても完全に花は閉じませんが
花粉が流れないように花が下向きになるし、
傘を差しながらの撮影も難儀なので完全にパス。
雲りでも撮影はOKですが、透明感ある花を撮影するなら
晴れた日に逆光気味に透過光効果を得るのが理想です。
なので、見頃を迎えても晴天かどうかが大事です。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
天狗山には今年も4/13にニリンソウの群生を撮影に訪れましたが
その時はヤマブキソウの気配など全く感じないのですが
それからわずか2週間で魔法をかけられたように
主役が交代します。
この場所はまだニリンソウがわずかに咲いていました
完全にヤマブキソウと入れ替わった場所もあります。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
天狗山でニリンソウやヤマブキソウの群落を見るには
遊歩道であるお花畑コースを歩くのが通常ですが
一昨年から沢登コースも設定されたので
今回もまずは沢登コースを進みました。
沢の水深は知れたものですが、運動靴では濡れやすいので
長靴がお薦めです。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のミヤマエンレイソウ
沢沿いの斜面にミヤマエンレイソウが咲いていました。
4/13訪問時も咲き始めていましたが
ミヤマエンレイソウは比較的開花期間が長いので
まだ咲いてはいますがハナビラ(萼片)が少し白に薄紅がさしてきました。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~ミヤマエンレイソウ (※4/13 撮影)
咲き始めはやや緑がかりその後ほぼ白くなり
時間の経過とともに薄紅になってきます。
花によっては薄紅にならずベージュ色になるタイプもあります。
◎ミヤマエンレイソウ(深山延齢草/ユリ科エンレイソウ属)
ミヤマエンレイソウは北海道、本州、四国、九州に分布し、山林の樹陰に自生。
海外では、朝鮮、中国、樺太に分布。
別名:シロバナエンレイソウ -
◆出会いの沢のミヤマエンレイソウ
ミヤマエンレイソウの別名はシロバナエンレイソウ。
一般的なエンジ色のエンレイソウ(写真下)の白花だと思っている人が
多いと思いますが近似種ではあるものの別の種です。
ミヤマエンレイソウの葉の中心から短い花柄が伸び、
3枚の外花被片と3枚の白い花弁状の内花被片からなります。
深山とありますが仲間のエンレイソウより必ずしも深山に自生するわけではなく、
当地ではエンレイソウに比べ絶対数が格段に少ない希少種です。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~薄紅色のミヤマエンレイソウ
薄紅色のミヤマエンレイをムラサキエンレイソウと呼ぶこともありますが、
おそらく白花が時間の経過とともにピンク色になったものだと思います。
ただ時間が経過してもピンク色にならずベージュ色になるタイプもあり
個体差があるようです。 -
☆大滝川渓谷のエンレイソウ(延齢草)
☆エンレイソウ(延齢草/ユリ科エンレイソウ属)
近縁種のエンレイソウはエンジ色の3枚の外花被片しかありません。
当地では里山から深山までごく普通に見られるエンレイソウですが
愛知、和歌山、徳島では絶滅危惧種1指定。
ところ変わればですね。
ただこの出会いの沢では当地で普通に見られるこのエンジ色のエンレイソウは
なぜか見かけませんでした。 -
☆オオバナノエンレイソウ(大花延齢草/シュロソウ科エンレイソウ属)
(※2023/4/23 撮影)
オオバナノエンレイソウは北海道と東北北部の
低地~亜高山帯の湿地や林内などに生え、
茎の高さは30~70センチ。茎頂に直径5~7センチの
白色の花を1個つける。
外側に緑色の萼(外花被片)、内側に白い花弁(内花被片)がそれぞれ3個
ある。葉は茎頂に3個輪生し、菱形状広卵形で、先がとがる。
シロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)に似ますがが、
本種の内花被片方が断然大きく、上~斜め上向きに咲く。
内花被片は外花被片よりも長く、大きく飛び出している。
内花被片は広卵型で先端はあまりとがらない。
雄しべは雌しべよりも長い。葯の長さは花糸の約3倍あります。
オオバナノエンレイソウは福島県には自生していないので
メルカリで買いました。
北海道ではそう珍しい山野草ではないようですが
とても人気があり盗掘が絶えないようです。
この販売者は自宅敷地の株を出品したようです。
あくまで自己申告なので信じるしかありませんよね。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のニリンソウ(二輪草)
出会いの沢左岸は陽当たりがあまり良くないせいか
ニンンソウの見頃が一番遅い場所なので
まだけっこう咲いています。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
天狗山には昔からヤマブキソウは自生していましたが
今ほどの大群落では無かったそうです。
最寄りの旧表郷村・番沢地区の方々が整備保護活動の結果
現在の大群落になったそうです。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
整備保護活動といってもヤマブキソウを移植したわけではありません。
ヤマブキソウが好む環境を整備し続けた結果
自然にヤマブキソウの繁殖力で増えたそうです。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
ヤマブキソウの繁殖力はもちろん一番重要ですが
ヤマブキソウはアリ散布植物の一つで
アリに種を運んでもらうのも重要なポイントです。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
ヤマブキソウの実(種)には蟻を誘引する物質エライオソーム
(オレイン酸などの脂肪酸やグルタミン酸などのアミノ酸、ショ糖などの糖)を
含んだ付属体があり、
蟻はエライオーソム付きの種をせっせと巣に運び、
エライソーソムだけを食べ実際の種は巣の中のゴミ捨て場に捨てたり
巣の外に放り出します。
その種が条件の良い場所だと発芽する仕組みです。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
日本におけるアリ散布植物としては、スミレ属、イチリンソウ属、
フクジュソウ属、ミスミソウ属、キケマン属、クサノオウ属、
エンレイソウ属、カタクリ属などに200種類くらいはあると言われています -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◎ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
ヤマブキソウ(山吹草)は名前こそヤマブキと付きますが
落葉低木バラ科のヤマブキ(山吹)とは全く別物です。
花はそっくりですがヤマブキは5弁花ですが
ヤマブキソウはケシ科クサノオウ属の宿根草で4弁花。
草丈20~30cm、花径は4cmほどとヤマブキの2倍もあります。
遠目で花は似ていても近づいてみれば低木と草なので間違うとはないと思います。 -
☆大滝川渓谷のヤマブキ
こちらがヤマブキソウの名前の由来となったヤマブキ(山吹/バラ科ヤマブキ属)。
ヤマブキソウ(山吹草)は名前こそヤマブキと付きますが
落葉低木バラ科のヤマブキとは全く別物です。
でも山吹草とは言癒えて妙ですね。 -
☆我が家のシロバナヤマブキ(白花山吹)
◎シロヤマブキ(白山吹/バラ科シロヤマブキ属)
ヤマブキつながりで我が家に咲いているシロヤマブキもご覧ください。
白いヤマブキといった印象ですがヤマブキとは別種で
ヤマブキのハナビラは5枚ですがシロヤマブキは4枚です。
シロヤマブキの野性種は
中国地方にわずかに自生しますが園芸用として広く普及しています。
野生種はレアですが園芸用普及種はとても丈夫で手間いらずです。
野生種は自生数が少なく絶滅危惧種ですが
普及種は丈夫だし種がこぼれ芽が出て勝手に増えていきます。
なのにどうして野生種は数が少ないのだろう? -
☆岩瀬牧場のクサノオウ(瘡(くさ)の王)
◎クサノオウ(瘡の王/ケシ科クサノオウ属)
ケシ科のヤマブキソウとバラ科のヤマブキは良く似ていますが
植物学的には赤の他人です。
ヤマブキソウの親戚にはクサノオウがあります。
名前こそヤマブキの名は付きませんが
ヤマブキソウと最も近い花はクサノオウです。 -
☆岩瀬牧場のクサノオウ(瘡(くさ)の王)
◎クサノオウ(瘡の王/ケシ科クサノオウ属)
クサノオウはその辺の野原でふつうに見られ
珍しい花ではありませんがとても可愛らしい花だと思います。
春~秋まで次々と咲く花期の長い野草で、
茎を折ると黄色い液が出、それが丹毒(急性の皮膚細菌感染症)に
効き目があるのでクサ(瘡=できもの)の王と呼ばれます。
花の大きさはヤマブキソウの1/4ほどですが
花はそっくりです。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のミヤマエンレイソウ
天狗山の出会いの沢にはミヤマエンレイソウはたくさん自生していますが
何故か一般的によく見られるエンジ色のエンレイソウは見たことがありません。
私の印象として福島県ではエンジ色のエンレイソウが9割5分以上で
ミヤマエンレイソウは滅多に見られません。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のニリンソウ(二輪草)
ここのニリンソウは毎年他の場所より開花が遅いので
ヤマブキソウが見頃になってもまだ咲いています。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
天狗山は国有林だそうで集落からそう遠くなく
傾斜もそうキツクナイ山ですが貴重な原生林が遺されています。
このような条件のいい山は杉や松などが植林される場合が多いのですが
この辺りはなぜか開発が免れたので貴重な山野草も生き残れたのでしょう。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
ただ原生林とは言え全く人の手が入らないと
荒れ放題になり、陽樹や草丈の低い植物は枯れてしまいます。
天狗山も一時はそんな危機的状況だったと思いますが
今は地元ボランティアの保護活動で山野草の楽園が維持されています。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
太平洋戦争以前は民間の主な燃料は炭や薪で
人里近い里山は楢などの落葉広葉樹は炭焼きに使われ
枯れ枝や灌木は柴刈り(焚き木にする)され、
明るい林床が保たれていました。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のニリンソウ(二輪草)
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
しかし戦後高度成長と共に燃料は石炭や石油に取って代わり
炭焼きや柴刈りも行われなくなり
山は次第に荒れていきました。
さらに今は過疎化や高齢化が進み手入れされない里山が増え
里地里山型の植物や動物は危機に瀕しています。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のニリンソウ(二輪草)
ニリンソウの盛りはとうに過ぎていますが
北向きの斜面は陽当たりのせいか
見頃が少し遅いようです。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
広角で陽が当たる場所を撮影するとヤマブキソウはあまり目立ちませんが
この草地一面に咲いています。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~ラショウモンカズラ(羅生門蔓)
所々でラショウモンカズラも咲いていました。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
天狗山の出会いの沢ではヤマブキソウがたくさん見られるので
さほど貴重性は感じないかも知れませんが
自生している都府県の多くは絶滅危惧種にしているほど
とても貴重な山野草です。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のニリンソウ(二輪草)
ニリンソウは花が終わると夏までには地上の姿全体が枯れて無くなる
スプリングエスメラル(春の儚い命)植物ですが、
ヤマブキソウは花後に実をつけ晩秋までその姿は残ります。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のニリンソウ(二輪草)
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
抜けるような青空の下の散策は気分爽快でとても清々しいです(^^♪。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
ニリンソウ群落の白一色も素敵ですが
少しヤマブキソウの黄色が混じった方が見栄えが良い感じです。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
ヤマブキソウのハナビラは薄く光を通し易いので
順光撮影より逆光気味に撮影した方が
美しい透明感ある花を表現することができます。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
逆光を利用した撮影は透過光効果とも言われ
ハナビラの薄いい花やモミジの紅葉撮影にも向いています。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
ただ逆光撮影(透過光効果)する場合は広範囲に撮影し
光を撮り込みすぎるとハレーションを起こしやすくなるので
被写体はある程度絞り込んだ方がキレイに撮れると思います。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
薄暗い草むらで木漏れ日を浴びたヤマブキソウは
スポットライトを浴びたように引き立ちより美しく見えます。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
撮影スタジオなら思うままにライティングできますが
自然ではそうは行きません。
透過光をうまく利用できそうなポイントを狙って撮影します。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
透過光撮影は太陽が真上から射すより斜めから射した方が
より透明感あるハナビラを表現できるので
午前中か夕方前の陽射しが理想的です。
夕方近くの撮影は日が沈んでしまえば終わりなので
時間との闘いになり忙しないです。
午前中なら理想的な透過光からはズレていきますが
焦らなくていいので私は午前中の撮影することが多いです。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆隣町の里山に自生していたヤマブキソウ (※2012/5/14 撮影)
今でこそヤマブキソウは天狗山や久慈川源流に撮影に行きますが
なんと10年くらい前までは隣り町の里山にも自生していました。
わずか4株ほどでしたが見つけた時はこ踊りしたのを覚えています。
しかしこの自生地は残念ながら開発により消滅してしまいました。
おそらくこのような山野草が身近にもっとあったのだろうと思います。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
ヤマブキソウは自然豊かな山間に行かないと中々見られない
貴重な植物ですが、この花の形はどこかで見たことありませんか?
そう、ヤマブキソウはケシ科なので
園芸用でよく目にするアイスランドポピーや
路傍の植え込みなどで良く目にするナガミノケシと同じ仲間です。
花は似ていますが方や繁殖力旺盛で強靭なのに
ヤマブキソウは絶滅危惧種です。
この差はどうして生まれたのでしょうね。 -
◇ナガミヒナゲシ(長実雛芥子/ケシ科ケシ属)
近くの空き地で今年もナガミヒナゲシが花盛りでした。
ナガミヒナゲシ(長実雛芥子/ケシ科ケシ属)は地中海沿岸辺りで、
1960年代世田谷で初めて見つかったとされる比較的新しい外来種です。
美しい花ですが見かけによらず強健で繁殖力が強く生態系を乱す恐れがあると
指摘されています。
越年草なので花が咲く前に駆除すればやたら増殖することはありません。
ケシ科ですがアヘンの成分はないそうです・・・・
ただ花がキレイなので駆除されずわざわざ育てる人も多いのが
問題だと思います。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~ラショウモンカズラ(羅生門蔓)
◎ラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)
ラショウモンカズラは本州~九州の山間部の少し湿った川沿いなどに自生し
草丈は30cmくらい花の大きさは3~4cmほど、
シソ科の中では最大級の花です。
ランナー(匍匐・ほふくけい)で増え群生を作り、
ラベンダー(シソ科)に似たいい香りがします。
花色は紫がほとんどですが稀に桃色もあります。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~ラショウモンカズラ(羅生門蔓)
名前の由来は
平安中期の頃、京都朱雀大路南端にあった羅生門に棲みついた鬼が夜な夜な悪さをし人々を困らせていたので
源頼光(みなものよりみつ)の家臣の渡辺綱(わたなべのつな)がその腕を斬り落とし鬼を退治したそうな。
その鬼の腕に似た花というので羅生門蔓と名づけられたそうです。
たしかに、花を真横から見ると筋肉のような筋に見えます。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~ラショウモンカズラ(羅生門蔓)
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~ラショウモンカズラ(羅生門蔓)
ラショウモンカズラの名前の由来がらみで
渡辺(渡部、渡邊)姓は節分に豆まきをしなくてもいいそうな。
都の鬼とは酒呑童子との説があり
酒呑童子は渡辺綱(わたなべのつな)らに成敗され
酒呑童子配下の鬼・茨木童子が仇をとるために渡辺綱らをを襲撃したものの
返り討ちに遭い、腕を切り落とされてしまった。
それで渡辺綱らの強さに驚愕し、2度と渡辺綱の前には姿を現さなかったとか。
それ以来、渡辺一族は鬼にめっぽう強く鬼が逃げるので
節分に豆まきは必要なくなったのだとか。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢
ヤマブキソウが群生しているのは
出会いの沢周辺なのでヤマブキソウを見れば十分と言う方は
遊歩道が山側に急カーブする手前で折り返した方が
帰路が楽だと思います。 -
☆春の儚い妖精が集う?白河・天狗山のカタクリ(片栗)※2023/04/13 撮影
わずか2週間前はカタクリも花盛りでしたが
あっと言う間の主役交代です。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
カタクリやニリンソウなどスプリング・エフェメラル植物は
どして夏前に枯れるのでしょうか? -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
夏は日照時間が長く日射量も多いので様々な植物が葉をよく成長させる季節です。
この大切な時期に葉を枯らし休眠てしまうため、
スプリングエフェメラルの成長はとても遅くなります。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
しかし、スプリング・エフェメラルにとって、
夏に葉を枯らすことこそが重要なのです。
スプリング・エフェメラルが生育する主な環境は落葉樹林の林床です。
落葉樹は冬には葉を落とすため、春の初め頃はまだ葉が展開していません。
そのため、早春、落葉樹林では林床にも光が届きます。
この日射を最大限生かすのがスプリング・エフェメラルです。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~ツクバキンモンソウ
地味な花ですがツクバキンモンソウが咲いていました。
☆ツクバキンモンソウ(筑波金紋草/シソ科キランソウ属)
ツクバキンモンソウは宮城県~和歌山県にかけての太平洋側と四国に分布、
山地の林床林縁に自生し
分類上は日本海側に生える錦衣(ニシキゴロモ)の変種とされています。
丈は8cm~15cmくらいで、葉は長い楕円形で対生。
葉脈に沿って紫色の斑が入るのが特徴です。
葉の裏面も紫色である。葉の脇に花径1センチくらいの唇形をした淡い紫色の花をつける。上唇がごく短いのが特徴である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。「金紋草」は錦衣(ニシキゴロモ)の別名であり、筑波山で最初に見つかったのが和名の由来です。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)
ミヤマエンレイソウもスプリングエフェメラルの一つで
真夏前には葉っぱ枯れてしまいます。
◎スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)の一つで
落葉広葉樹林などで春先に花を咲かせ、
夏まで葉をつけたあとは地上部は枯れ地下で過ごす草花の総称で
「春の儚いもの」「春の短い命」というような意味で、
「春の妖精」とも呼ばれています。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
-
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
日本産で代表的なスプリングエフェメラル
◎キンポウゲ科
キクザキイチゲ、ユキワリイチゲ、アズマイチゲ、イチリンソウ、
ニリンソウなどのイチリンソウ属、フクジュソウ、セツブンソウ
◎ケシ科
エゾエンゴサク、ヤマエンゴサク、ムラサキケマン
◎ユリ科
カタクリ、アマナ、キバナノアマナ、ヒロハノアマナ、バイモ属(コバイモ類)
エンレイソウ属
ショウジョウバカマをスプリングエフェメラルの一つに入れる資料が多いですが
ショウジョウバカマの葉は常緑なので
定義からすればスプリングエフェメラルで無いと思います。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~ラショウモンカズラ(羅生門蔓)
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
スプリング・エフェメラルは落葉樹が葉を大きく展開する前の
短い期間だけ集中的に光合成を行って養分を蓄え、
林床が暗くなる頃には地上部を枯らして休眠状態に入いり体力を温存し
夏に十分な光が当たらない環境下でも生き伸びることがでるようになりました。
つまり、スプリング・エフェメラルは、成長期間(成長の速さ)を
犠牲にして耐陰性を持たなくても休眠することで
落葉樹林下で生き延びる作戦に特化したと言えます。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
スプリング・エフェメラルが夏場に休眠(枯れている)している間は
草丈が低くても耐陰性のある植物が少ない光を利用できるようになり
命をつなくことができます。
生態系は絶妙なバランスで成り立っているんだなと実感できます。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のニリンソウ(二輪草)
まだわずかにニリンソウも頑張って咲いていますが
2週間前は下記のように白いジュウタンのごとくでした。 -
☆春の儚い妖精が集う?白河・天狗山のニリンソウ(二輪草)
※2023/04/13 撮影
わずか2週間前はニリンソウの楽園でしたが
ヤマブキソウの楽園になる片鱗さえありませんでした。
それがわずか2週間で主役が明らかに交代するのですから
まるでマジックのようです。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
2週間前はおそらくニリンソウの下でヤマブキソウは芽生えていたと思いますが
その存在が分からなくくらい小さな芽出しだったのでしょう。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
数多ある山野草の中でも芽出しから開花まで
わずか3週間ほどなのは相当開花が早い部類だと思います。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
芽が出てから開花が早い植物としては
セツブンソウ、パンジー、朝顔、ソバなどがありますが
ヤマブキソウはセツブンソウに次いで早い部類だと思います。 -
☆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~ルイヨウボタン(類葉牡丹)
沢沿いにはルイヨウボタンも見頃を迎えていました。
花も葉も同じライムグリーン色なので
気付く人は少ないかも(^-^;。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~ルイヨウボタン(類葉牡丹)
◎ルイヨウボタン(類葉牡丹/メギ科ルイヨウボタン属)
ルイヨウボタンは、北東アジアと北海道~九州の湿りけのある
深山広葉樹林下に自生します。
名前の由来は、葉の形状がボタンに似ているため、類葉牡丹です。 -
☆我が家のボタン(牡丹)
百花の王とも称される我が家の庭ボタンです。
ルイヨウボタンはこの牡丹の葉に似ていることから
類葉牡丹(葉っぱが似た牡丹)と名付けられました。
ボタンの葉先の方が鋭角ですが
全般的な印象としては確かに少し似ています。 -
☆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~ルイヨウボタン(類葉牡丹)
玄人好みの渋い花ですが
光に透かして見るとライムグリーンハナビラが
上品で控えめな美しさがあると思います。 -
☆大滝川渓谷のルイヨウボタン(類葉牡丹)
ルイヨウボタンは1属1種ですが
天狗山のルイヨウボタンのハナビラは丸みがあり
この写真、大滝川渓谷のルイヨウボタンのハナビラは鋭角です。 -
☆大滝川渓谷のルイヨウボタン(類葉牡丹)
ルイヨウボタンの花は外萼片数枚と内萼片が6枚あります。
外萼片は開花後すぐ落ち、花弁のように見えるのは内萼片です。
花弁は萼片より著しく小さく萼片の基部に重なるようにつき
、扇状に広がった先端は蜜腺状になります。
花後には、1つの花に2つずつの種子ができ緑色から、
秋には黒紫色の種子になります。 -
☆金喰川渓谷のルイヨウショウマ(類葉升麻)
◎ルイヨウショウマ(類葉升麻/キンポウゲ科ルイヨウショウマ属)
ルイヨウつながりで隣り村の渓流沿いに咲いていた
ルイヨウショウマ(類葉升麻/キンポウゲ科ルイヨウショウマ属)をご覧下さい。
北海道~九州の深山の湿った谷間や林床に自生しますが
西日本では数が少ないようで絶滅危惧種に指定している県が多数あります。
ルイヨウを漢字では『類葉』
ショウマはサラシナショウマ『晒科升麻』のことで
葉がサラシナショウマ(晒科升麻/キンポウゲ科サラシナショウマ属)に
似るところによります。(写真下) -
☆天栄村羽鳥湖高原のサラシナショウマ(更科升麻)
◎サラシナショウマ(晒菜升麻/ キンポウゲ科 サラシナショウマ属)
サラシナショウマは全国の低山帯から亜高山帯の草原や林中に自生し、
所によっては大群生を形成します。
福島県でもそう珍しいわけではありませんが大きな群生は少なく、
ここは数少ない群生地です。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
ヤマブキソウは本州、四国、九州に分布し、
山地のやや湿った林床や林縁に自生する多年草で
葉の形状によりヤマブキソウ、ホソバヤマブキソウ、セリバヤマブキソウが
あります。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
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☆久慈川源流域 のホソバヤマブキソウ(細葉山吹草/ケシ科クサノオウ属)
久慈川源流には天狗山などで見られる一般的なヤマブキソウの他にも
ホソバヤマブキソウも自生しています。
花は見た目同じですが、一般的なヤマブキソの葉っぱの外縁は
粗めのギザギザですが、
ホソバヤマブキソウは葉が細長く外縁は規則性のある細かいギザギザです。
この周辺では沢筋のあちこちでホソバヤマブキソウと
母種のヤマブキソウが混在して自生しています。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
ホソバだろうがキクバだろうが花は同じなんだから
一緒でいいじゃないかと思いますが
日本人はなぜか細分化が好きな国民性のような気がします。 -
◆ヤマブキソウの楽園『白河天狗山』~出会いの沢のヤマブキソウ
これで◆日本最大級のヤマブキソウの楽園~『白河天狗山』はお仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
そして、いいねもありがとうございます。
当地で梅雨はまだ明けていませんが
気温的には十分真夏って感じです。
それなのに未だに春ネタが終わらない私・・・・
リペ島旅行記もまだ半分も終わっていないし、
また何処かを端折って飛ばさないと
直ぐ秋になりそう(^-^;。
ではまた。 j-ryu
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