2025/03/20 - 2025/03/27
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j-ryuさん
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★元日草とも言われ、春告げ花の一つである福寿草を見に
鮫川村の戸倉川に行ってきました。
今年の冬は例年になく寒く春の訪れも遅れ気味でしたが
3月中旬になり、ようやくセリバオウレンなどの山野草が
咲き始め、私の山野歩きもようやく幕開けです。
福寿草の場合、福島県”いわき市”では1月下旬から
咲き始めますが、鮫川村はいわき市の隣り村ですが
戸倉川の福寿草群生地は標高350mほどあるので
平地より1ヶ月半遅れて3月下旬にようやく見頃を迎えました。
福寿草はほぼ全国に自生&栽培されているので
珍しくはありませんが、やはり春一番に咲き始めることもあり
その喜びは他の草花を遥かに凌ぎます。
『2番では駄目なんですか?』と声を荒げた人もいましたが
やはり2番目よりは1番目の方が注目されるし
印象も強くなります。
2番目に咲く花は何ですか?と問われて
直ぐに答えられる人は少ないのではないでしょうか。
花に優劣はありませんが、やはり1番って
けっこう大事なことですよね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
★福島県東白川郡鮫川村ルートMap (※Google Mapに加筆)
https://www.google.co.jp/maps/@37.07966,140.4979655,4211m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDMyNS4xIKXMDSoASAFQAw%3D%3D
須賀川市方面からは国道118号→石川町県道14号→
いわき市方面へ→古殿町鎌田・国道349号→鮫川村方面→
県道273明内田中線→戸倉川福寿草群生地 -
★鮫川村戸倉川福寿草群生地ルートMap (※Google Mapに加筆)
https://www.google.co.jp/maps/@37.0750206,140.5128811,871m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDMyNS4xIKXMDSoASAFQAw%3D%3D
古殿鎌田・国道349号→鮫川村方面→
県道273明内田中線→戸倉川福寿草群生地 -
★福島県鮫川村 Map
※鮫川村役場HPより
http://www.vill.samegawa.fukushima.jp/
鮫川村の観光名所と言えば紅葉が美しい強滝や江竜田の滝、
奇岩&渓流の天狗橋などで
戸倉川の福寿草群生地はまだあまり知られていません。
そう言う私も今回初めて訪れました。
そんなこともあり福寿草群生地は見頃を迎えたにも関わらず
私以外誰も見に来て来ませんでした。 -
☆錦秋の鮫川村:強滝 (※2022/11/08 撮影)
◆錦秋の鮫川村の滝巡り~強滝・江竜田の滝
https://4travel.jp/travelogue/11810322
紅葉の名所・強滝(こわたき)は
国道349号沿いを流れる鮫川の2kmほどの急流で
戸倉川の福寿草群生地から2kmほどの近さです。
呼称に滝と付きますが
滝と言うよりは渓流の総称です。 -
☆錦秋の鮫川村:江竜田の滝 (※2022/11/08 撮影)
◆錦秋の鮫川村の滝巡り~強滝・江竜田の滝
https://4travel.jp/travelogue/11810322
江竜田の滝は鮫川村の南部にあり
強滝からは10㎞ほど。
こちらも『江竜田の滝』と言う滝はなく
江竜田地区にある大小6つほどの滝の総称です。 -
☆晩夏の天狗橋&天狗橋渓流 (※2020/09/15 撮影)
◆東白川郡のヘンテコ滝巡り Part 2
https://4travel.jp/travelogue/11650094
天狗橋は強滝から南西に6kmほど
鮫川の源流域にある長さ8mほどの天然の石橋と渓流です。 -
★鮫川村戸倉川福寿草群生地ルート拡大Map (※Google Mapに加筆)
https://www.google.co.jp/maps/@37.073067,140.5106237,656m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDMyNS4xIKXMDSoASAFQAw%3D%3D
古殿鎌田・国道349号→鮫川村方面→
県道273明内田中線→戸倉川福寿草群生地
戸倉川福寿草群生地はこのGoogle Mapで黄色く
マーキングした場所ですが
群生地そばには駐車場はありません。
軽自動車なら県道273明内田中線から農道に入ってこれないことも
ないですが、すれ違う場所も無いので
県道273の広めの路側帯に駐車し徒歩で向かった方が賢明かも。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
この写真上部に見えているのが県道273明内田中線で
そこから田んぼの中の農道を山の方に直進します。
山すそを流れている川が戸倉川です。
この辺りがコンクリート護岸なので川と言うより
用水路みたいです。
この戸倉川を渡った地点の斜面や土手が
戸倉川福寿草群生地です。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
戸倉川を渡ると真新しいコンクリート舗装の農道が続いていて
この農道の両斜面に福寿草が咲いています。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
山野草好きとしては正直言って、この真新しいコンクリー舗装は
無粋で可憐な山野草の花には似合わないと思いますが
地域の人にすれば大事な農作業道路なので
有難い事でしょう。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
このコンクリート舗装道路はまだ新しいので
白過ぎて周囲の長閑なか風景に馴染んでいませんが
年数と共にだんだん黒ずむ違和感がなくなってくると思います。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
この春は例年より寒く、福島県の場合
全般に2週間ほど開花が遅れています。
山野草の花の写真を撮りに行く場合
以前のデータを見比べて見頃を予想するのですが
戸倉川の福寿草群生地は初めてなので
データも無ければ知名度も低いので情報もあまり無く
見頃の予想がとても難しかったです。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
戸倉川の福寿草群生地の標高は350mほど、
群生場所は北向きの斜面。
これを基に見頃を予想するのですから
まずは標準的な基準地を決めないと
比べようがありません。
そこで基準にしたのが我が家の福寿草です。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
我が家の標高は270mほど、庭は南向きの半日陰なので
これと戸倉川の福寿草群生地を比べると
見頃は我が家より1週間ほど遅いのではないかと
予想し、晴れの予報が出たこの日の午後3時頃が
良かろうと我が家を出ました。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
我が家から戸倉川の福寿草群生地までは車で40分ほど。
北向きの斜面に自生しているので
日が当たるのは午後遅くだろうと予想しましたが
それでも全体の1/3くらいはまだ陽が当たっていませんでした。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
フクジュソウ(福寿草/キンポウゲ科フクジュソウ属)は
陽射しが大好きな植物なので
陽が当たらない時間や極端に寒い時、雨や曇天の場合
花は全開しないか良くて半開き状態になります。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
空は青空なんですが、この辺りは山影の日陰なので
花はまだ半開きの個体が多い感じです。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
直射日光はまだ当たってはいませんが
青空は感じているのでしょう、
全開まであと少しの状態まで開花が進んでいます。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
我が家では福寿草は花木のマンサクと同時期に咲き出す春告げ花です。
別名、元日草と呼ばれるくらい関東以南では春一番に咲く花ですが
春の遅い当地では例年なら2月中旬頃から咲き始めます。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
日本のフクジュソウの野生種はフクジュソウ、ミチノクフクジュソウ、
キタミフクジュソウ、シコクフクジュソウの4種があります。
日本では江戸時代によく栽培され、園芸品種も多いので
庭以外で咲いていても栽培種が野生種なのか園芸種なのか
見極め難しいです。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
ここ戸倉川の福寿草群生地も元々あった野生種なのか、
むかし誰かが植えたものが増えたのか分かりません。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
◎キタミフクジュソウは北海道、朝鮮、中国、ロシアに分布する。
葉が対生し、葉裏に軟毛が密生する。茎は中実、茎頂に花が単生し、
花弁より萼片が長い。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
◎ミチノクフクジュソウは本州、九州、朝鮮、中国に分布する。
葉が互生し、茎が中空。花弁が萼片より明瞭に長い。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
◎シコクフクジュソウ は本州、四国、九州に分布する。
葉の両面はほぼ無毛。茎は中空。萼片は花弁と同長かやや短い。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
キンポウゲ科の花の特徴は、ハナビラのように見えるのは萼片で、
本来の花びらが退化した蜜腺があるケースが多く見られますが
フクジュソウには蜜腺はありません。
その代りにフクジュソウは、お椀型に咲く花びらを使って
太陽の光を花の中心に集め、
その暖かい空間に昆虫を引き寄せるそうです。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
フクジュソウの花を横から見ると、
多数のハナビラ(花弁)の周りに花弁より少し短く
黒っぽい萼片があります。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
福島県で福寿草の群生地で最も早く見頃を迎えるのは
”いわき市三和町”の群生地で
12月下旬頃から咲き始め~2月が一番の見頃になります。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
逆に遅い方の群生地としては
喜多方市山都町沼ノ平地区の群生地は
3月中旬頃から咲き始め
3月下旬から4月上旬頃見頃を迎えます。
群生地の規模としてはこの喜多方市山都町沼ノ平地区が
一番大きいかも。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
最も遅く見頃になる群生地は奥会津や南会津地域で
南会津町中小屋福寿草群落地は今年はまだ雪の中だそうで
4月中旬頃に見頃を迎えそうです。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
福島県は浜通りを除けば全般に寒い地域が多く
今年は例年以上に寒く雪も多かったので
福寿草を始め山野草も桜も開花&見頃が
遅くなりそうです。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
福寿草の花色は殆どが黄色ですが
紅色があるのはご存じですか?
多くは流通していませんが
『秩父紅』と『日の井』との交配でうまれた
『紅福』と言う紅系の鮮やかな花があります。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
福寿草の紅系花『紅福』は園芸種なので
自生地では見られませんが
園芸センターなどで稀に売られていることがあります。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
フクジュソウは蜜腺を持たず花の熱で昆虫を呼び寄せる虫媒花なので
夜、夕方、早朝、曇天、雨天などの時は
ハナビラは殆ど全開しません。
でも雪が積もった日でも太陽が燦々と射し込むと
雪の上でも健気に花を咲かせます。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
福寿草が全開した姿はパラボラアンテナに喩えられ、
訪れた虫の活動を助けるために、花の中央部の気温を上げるように
進化したそうでう。
外気温が10度を超すと開花するといわれ
開花した花の中の気温は、外気よりも+10℃も高かった報告も
あるそうです。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
福寿草は寒さが残る春まだ浅い時期に開花しますが、
こんな寒い時期に受粉をたすける蝶なんているのでしょうか?
九州な四国など暖かい地方ならともまく
福島では蝶はまだ活動前なので
受粉に蝶の助けは期待できません。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
関東以南ならハナアブの仲間が受粉を助けるようですが
福島は寒さに強いハエの仲間が受粉を助ける場合が多いようです。
ハエと聞くと糞やウンチのイメージがあるので
あまり良い印象はしませんが、
寒い時期はハエの仲間が虫媒することが多いようです。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
この辺りはまだ直射日光が当たっていないので
花が全開せず8分くらいの開き方です。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
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★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
西日に照らされたら少し赤身がかって見えて
日中とはまた違った美しさになるかも。
次回は16時頃に訪れてみようと思います。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
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★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
福寿草は日本の花と言うイメージだと思いますが
中国東北部や朝鮮半島にも自生するそうです。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
英語ではAmur adonis=アムール川のアドニス。
シベリア東部に分布するアドニス、という名付けです。
元々、アドニスはギリシャ神話の美少年の名前だそうで
猪に付き殺され、流れた血からアドニスの花が生えたという
言い伝えがあるそうです。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
アドニスの血からアドニスの花が生えたという言うなら
赤い花をイメージしそうですがシベリアの福寿草は黄色なので
単に赤いアネモネの仲間と言うことなのでしょう。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
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★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
福寿草と神話のアドニスは直接的には関係なさそうですが
ギリシャ神話のアドニスの物語は
昼メロや韓流ドラマも及ばない
ドロドロした血みどろの恋愛物語で
どこまでが真実なのかは分かりませんが
それに似たような史実があったのかも知れません。
気になる方は『アドニス』で検索してみて下さい。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
キンポウゲ科の植物は有毒である品種が多いですが
フクジュソウもまた例外ではなく有毒です。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
フクジュソウの根はゴボウのようなまっすぐで太いものを多数持ち
毒性が強く、アドニンやシマリンやアドニトキシンを含みます。
特にシマリンには強心作用や利尿作用があることから
民間薬として使われることがあるが、
素人の利用は死に至る危険だそうです。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
地面から芽を出したばかりの頃のフクジュソウは
フキノトウと間違えて誤食しやすいほか、
若葉がヨモギの葉に似ている。
症状は嘔吐、呼吸困難、心臓麻痺などで、
重症の場合は死亡するそうです。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
-
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
福寿草群生の下を流れているのが鮫川の支流の一つである
戸倉川です。
この辺りはコンクリートの護岸なので用水路のように見えます。
鮫川は阿武隈山地の山々を源流とする全長65kmの2級河川です。
鮫川村でたくさんの支流が合流して鮫川となり、
古殿町、いわき市と流れ、いわき市南部で太平洋に注ぎます。
鮫川村の村名の由来でもあります。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
村名はこの鮫川に由来しますが、
その鮫川にも伝説があります。
鮫川村の渡瀬地区には鮫池という名の池があったそうで
子供に恵まれない夫婦が近くの氏神様に熱心に願掛けをしたら
ようやく女の子を授かったそうな。
しかし、娘が15,6歳になった頃、大病を患い何故か
渡瀬の池に連れていってくれと懇願するので連れていくと
娘は黄金の鮫に姿を変え池に飛び込んだのだとか。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
皆はこの池を鮫池と呼ぶようになり、この夫婦がやがて亡くなると
黄金の鮫は川を下って海に出ていったそうな。
以来、この黄金の鮫が下った川を鮫川と呼ぶようになり、
その鮫川がやがて鮫川村の由来になったんだとか。
日本財団:#海ノ民話アニメーションには
この「鮫川のサメ伝説『化身した黄金の鮫』の
アニメーションがあるので興味のある方はご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=5U6utQdiTOY -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
さらに、鮫川の河口に当たるいわき市勿来周辺にも鮫の伝説があり
こちらも日本財団:#海ノ民話アニメーションに
『いわき鮫川の鮫伝説』があるのでこちらも
合わせてご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=lT8nYPxqfK0 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
いわき市勿来は海なので鮫伝説があっても可笑しくありませんが
鮫川村は阿武隈高地あり鮫の伝説があるのは何とも不思議ですね。 -
★”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草群生地
戸倉川の福寿草群生地はご覧のように
戸倉川沿いにありますが、
コンクリート護岸なので用水路のように見えます。
でもふつう用水路には無い魚道があるので
ここが川であるのが分かります。
この戸倉川の詳細な魚種はよく分かりませんが
鮫川流域ではヤマメ、イワナ、サクラマス、ウグイ、うなぎなどが
生息しているそうです。 -
★里山一の春告げ花~セリバオウレン
隣り村の里山でセリバオウレンが咲き出しました。
福寿草が明るい土手の春告げ花だとすると
こちらセリバオウレンは林縁林床の春告げ花です。 -
★里山一の春告げ花~セリバオウレン
◎セリバオウレン(芹葉黄連/キンポウゲ科オウレン属)
当地の里山で一番早く咲き出す山野草はセリバオウレンです。
オウレンは奈良時代に中国原産の黄連が伝来しましたが
在来種の“カクマグサ(加久末久佐)”が同様の効果があることを知り
“カクマグサ”を漢名の“黄連”の音読みでオウレンと呼ぶようになったそうです。 -
★里山一の春告げ花~セリバオウレン
黄連は根茎がやや肥厚して節状に珠が連なっており、
その断面が鮮やかな黄色をしていることに由来しますが
私が見た限り日本のセリバオウレンの根はヒゲ根状で黄色くありません。 -
★里山一の春告げ花~セリバオウレン
セリバオウレンの花は雄花と両性花があり
雄花の方が両性花より少し先に開花します(雄性先熟)。
資料によっては雌花だけの株もあると書かれていますが
私はまだ見たことはありません。 -
★里山一の春告げ花~セリバオウレン
こちらが典型的な両性花です。
中心にある緑色のこん棒のようなものメシベで
その周囲に貧弱ながらオシベも少しあります。 -
★里山一の春告げ花~セリバオウレン
こちらは雄花(雄株)
こん棒のような雌花は完全に退化し
オシベだけの花です。 -
★里山一の春告げ花~セリバオウレン
両性花にも貧弱なオシベはありますが
オシベは見掛け倒しで生殖能力は余り無いようです。 -
★里山の春告げ花~コセリバオウレン
こちらは別の里山に自生している
コセリオバオウレン(小芹葉黄連/キンポウゲ科オウレン属)
ぱっと見としてはセリバオウレンより全体的に小型に見えます。 -
★里山の春告げ花~コセリバオウレン
コセリバオウレンも雄花、両性花があり花の大きさは
セリバオウレンとそう大差ありませんが
明らかに違うのが葉の構造です。 -
☆コセリバオウレンとセリバオウレンの葉の見比べ。
セリバオウレンの葉を持参しコセリバオウレンと並べ比べてみました。
コセリバオウレンは葉全体も小葉もあきらかに小さいので一目瞭然ですが
セリバオウレンの葉は大小様々で
キクバオウレンと見分けつないのもあります。 -
★里山の春告げ花~コセリバオウレン
葉っぱのつき方の違いで
キクバオウレン(1回3出複葉)
セリバオウレン(2回3出複葉)
コセリバオウレン(3回3出複葉)に分類されます。 -
★里山の春告げ花~コセリバオウレン
-
★里山の春告げ花~コセリバオウレン
セリバオウレンは雄性先熟で雄花が雌花より少し先に開花します。
なぜ雄性先熟や雌性先熟があるのかと言うと
同時に開花すると同じ花同士で自家受粉しやすくなるので
開花時期を少しずらすことによって自家受粉を避け
他家受粉しやすくすのです。 -
★里山の春告げ花~コセリバオウレン
自家受粉だと親と全く同じ遺伝子の種ができてしまい
下手すると悪い性質まで受け継いでしまいます。
なので植物も動物もなるべく遺伝子の違う個体同士で交配し
様々なリスクに広く対応できるように
多様な性質をもつ子孫を残すのだそうです。 -
★里山の春告げ花~コセリバオウレン
雌性先熟の植物
一般に風媒花の植物に多く見られる(イネ科、カヤツリグサ科など)。
虫媒花では、モクレンやハス、サトイモ科植物で多く見られます。 -
★里山の春告げ花~コセリバオウレン
雌性先熟の植物
キキョウ、サワギキョウ、ツリガネニンジン、フデリンドウ、
ヤマホタルブクロ、リンドウ。 キツネノカミソリなど -
★里山の春告げ花~コセリバオウレン
-
◆ウスギ・セリバオウレン(薄黄・芹葉黄連/キンポウゲ科オウレン属)
セリバオウレンの仲間はほとんど白花ですが
薄黄色した株も見られ
ウスギセリバオウレンと呼ばれます。
蕾や咲き始めの頃は薄黄色や薄桃色も多いのですが完全に開花すると
殆どは白花になります。 -
★里山の春告げ花~コセリバオウレン
-
★我が家の庭に咲くバイカオウレン
我が家の庭ではバイカオウレンが咲き始めました。
〇バイカオウレン(梅花黄蓮/キンポウゲ科オウレン属)
バイカオウレンは福島県以南の本州と四国の主に山地や亜高山帯の
針葉樹林の林床や林縁に自生します。 -
★我が家の庭に咲くバイカオウレン
-
★我が家の庭に咲くバイカオウレン
本州や四国の暖地では早春に咲く花ですが
福島県の野生の自生地は雪が多いので開花は雪解け後なので
5月上旬~5月下旬とかなり遅いのが特徴です。 -
★我が家の庭に咲くバイカオウレン
-
★我が家の庭に咲くバイカオウレン
バイカオウレンはその名のとおり、
ウメに似た形の白い花を咲かせる常緑の多年草です。
花の直径は1.5cmほどで、白い花弁に見える部分は萼片です。
花茎は3~10cmの花茎の先端に1輪咲きます。
白いハナビラ(花弁)に見えるのが萼片で
花弁(ハナビラ(は蜜腺に退化しており、黄色く目立ちます。 -
★我が家の庭に咲くバイカオウレン
-
★我が家の庭に咲くバイカオウレン
黄色い部分がハナビラ(花弁)が蜜腺に変化したもの
雌しべの花柱は中心部の茶色い部分で
白く細長いオシベがたくさんあります。 -
★我が家の庭に咲くバイカオウレン
-
★我が家の庭に咲くバイカオウレン
福島県にはバイカオウレンの仲間にはセリバオウレン、コセリバオウレン、
ミツバオウレンがありますが個人的にはバイカオウレンが
一番キレイだと思います。 -
☆吾妻連峰のミツバオウレン(三葉黄連) (※2014/6/24撮影)
◎ミツバオウレン(三葉黄連/キンポウゲ科オウレン属)は
北海道と本州(中部地方以北)の高山や深山の湿り気のある草原や
湿原に自生します。
海外ではアジア北東部や北米にも分布。
花茎は5~10cmくらい、花径は1cmほど。 -
☆吾妻連峰のミツバオウレン(三葉黄連) (※2024/06/06 撮影)
ミツバオウレンは名前のように
葉っぱ(小葉)が3枚なので三葉黄連です。
バイカオウレンは小葉が5枚あるので
ゴカヨウオウレン(五加葉黄蓮)とも呼ばれます。 -
☆吾妻連峰のミツバオウレン(三葉黄連) (※2024/06/06 撮影)
花の形はバイカオウレンと良く似ていますが
ハナビラ(萼片)先端ががミツバオウレンの方が鋭角で
バイカオウレンは丸みがあります。
これで◆あぶくま高地”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草を訪ねて、は
お仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
ではまた。 j-ryu
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日光
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◆福島・四季・彩々・Part119~遅春の候
2024/04/02~
郡山
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◆奥州矢吹宿~三十三観音摩崖仏と春の訪れ
2024/04/05~
西白河・岩瀬
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◆奥州三古関・白河の関~春風吹き抜ける野の花の里
2024/04/11~
白河
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◆リュウキンカに染まる春らんまんの涌井の清水
2024/04/14~
西白河・岩瀬
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◆郡山市湖南町~湿原林の白き貴婦人<ミズバショウ>と魅惑の<青花キクザキイチゲ>を訪ねて
2024/04/15~
郡山
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◆白河・天狗山の春の儚い妖精~ニリンソウの大群落
2024/04/20~
白河
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◆日本最大級のヤマブキソウの楽園~白河・天狗山
2024/05/02~
白河
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◆初夏の猪苗代湖南部で野の花巡礼
2024/05/22~
郡山
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◆日本最大級・天空のヒメサユリ群生地~南会津町・高清水自然公園
2024/06/20~
田島・南会津
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◆あぶくま高地”鮫川村”春呼ぶ戸倉川の福寿草を訪ねて
2025/03/20~
東白川・石川
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◆カタクリに彩られた阿弥陀如来~ 須賀川市舘ヶ岡の摩崖仏
2025/04/11~
須賀川
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◆春うららかな白河の関to白河天狗山で野の花三昧
2025/04/17~
白河
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◆リュウキンカ咲き埋む陽春の涌井の清水~天栄村
2025/04/21~
西白河・岩瀬
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◆可憐な野の花咲く陽春の大滝川渓谷~須賀川市・旧岩瀬村
2025/04/22~
須賀川
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◆湿原林の白き貴婦人<ミズバショウ>が奏でる猪苗代早春符~郡山市湖南町
2025/04/22~
郡山
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◆絶滅危惧種ヤマブキソウの楽園に憩う~白河天狗山
2025/04/30~
白河
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◆若葉まぶしき初夏の猪苗代湖南部の花紀行
2025/05/28~
郡山
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◆涼風にワタスゲたなびく初夏の駒止湿原~南会津町&昭和村
2025/06/20~
田島・南会津
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◆猛暑の候~束の間の涼を求めて、花咲く明神滝(天栄村)&花咲く中山風穴(下郷町)
2025/07/28~
湯野上温泉
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◆オオナンバンキセル咲く立秋の御霊櫃峠&野の花巡り~郡山市湖南町
2025/08/10~
郡山
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◆至高の花園(蝦夷ミソハギ&草レダマ)~真夏の羽鳥湖高原(天栄村)
2025/08/15~
西白河・岩瀬
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旅行記グループ 野の花 Ⅱ
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