2024/01/24 - 2024/01/31
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HIS バルト三国周遊8日間の旅の記録
「生きた中世の博物館」とも呼ばれるタリンの歴史地区を、自由散策して楽しみました。1997年に世界遺産に登録されています。
リトアニア、ラトビア、エストニア三国とも、それぞれの特徴があって、来て良かったと実感。ウクライナ戦争がどう決着するかで、行けなくなる可能性が高い国々。なにせロシア内務省は、エストニアのカーヤ・カラス首相、リトアニアの文化相やラトビアの法相などを指名手配しています。また、ナワリヌイ氏の側近だった人がリトアニアヴィリニュスの自宅て襲撃され怪我をしました。
気候的には、バルト三国の1月の平均気温は、マイナス10℃位。暖冬の影響なのか、今回は寒くても2、3℃で、小雪や小雨はあったものの観光するには問題なかったです。めちゃめちゃ忙しいけど、いろいろ入場観光したい場合は、24時間の「タリンカード」を買うのもありだと思います
ドリンク代もクレジットカードで支払えます。場所によってはお釣りがないから、クレジットカードにしてと言われる位キャッシュレス化が進んでます。ユーロへの両替は最小限でいいと思います。
空港での免税手続きが窓口だったので、商品は手荷物にして準備しておいた方が良いです。
------スケジュール-------
7-8日目
午後3時までフリータイム
タリン→ワルシャワ→成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- LOTポーランド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- エイチ・アイ・エス
PR
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「キーク・イン・デ・キョク & ネイツィトルン」
トームペアの南端にそびえる高さ49mの塔と城壁、15世紀末に町の防御のために造られ、16世紀に初めに補強され今に残っています。 -
写真左端の塔が「キーク・イン・デ・キョク」。意味はドイツ語で「台所をのぞけ」。おかしな名前の由来は、かつてこの塔から下町の家々の台所が手にとるように見えたということからだそう。この塔は防衛上重要な場所だったため、現在もスヴェーデン時代に作られた地下道にはいることもできるそうです。(有料)
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四角い塔が「ネイツィトルン」。中世には売春婦の牢だったことから、ネイツィトルン ”乙女の塔” と言う皮肉な名前が付けられている。ここから城壁へ上る事ができます(有料)。
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「デンマーク国旗の発祥」
ネイツィトルンの前の広場から旧市街(下町)に至るまでは、「デンマーク王の庭園」と呼ばれている。エストニア人との戦いで窮地に陥った王は、ここで神に祈った。すると空から赤字に白十字の旗が舞い降りてきて、それに勇気をもらった彼らは砦を落とすことができた。後に舞い降りた旗は「デンマーク国旗」となった、1219年6月15日、はっきりと国旗の起源が記録された、めずらしい例だそう。 -
デンマーク王の庭には、僧侶の幽霊が光となって現れる伝説があることから。2015年、庭園に3人の修道士の像が作られた。高さ2.5mの青銅製で、待機修道士アンブロシウス、祈る修道士バルトロメウス、監視修道士クラウディウス。
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顔がないのでちょっと怖い
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デンマーク王の庭園から、ヒュッケヤルグ(短い足)通りに行く事ができます。
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ヒゥッケヤルグ通り側
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「ヒュッケヤルグ門」
城壁の内側のヒュッケヤルグ通りと、外側のピックヤルグ通りを、つないでる門。 -
ピックヤルグ通り側
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ヒュッケヤルグ通りは、「聖ニコラス教会」への近道
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道の長さも短い?
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「アダムソン・エリック博物館」の看板
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ワンコ好きにはたまらん!
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「聖ニコラス(ニグリテ)教会」*入場料14ユーロ
船乗りの守護聖人ニコラスに捧げられ、13世紀に建てられた教会。非常時には要塞としての機能も果たした。1944年のソ連の空襲で破壊され、オリジナルの内装は残っていない。現在はニグリステ美術館とオルガンのコンサートホールとして使われていいる。入場料がめっちゃ高いのが難点だが、有名な絵画「死のダンス」は必見。 -
「エドウァルド・ヴィルデのモニュメント」
教会の裏側にあるモニュメントは、エストニアの有名な作家だそう。 -
聖ニコラス教会の入口、私には「可愛い顔」がに見えてしまう!
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聖ニコラス教会は、エストニア美術館の分館として「ニグリステ美術館」になっています。見所は有名絵画「死のダンス」だけじゃない、中世の芸術品がずらり、あっという間に時間がたってしまった。
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「七枝の燭台」
1519年、リューベックで作られた高さ4mの真鍮製。中世ヨーロッパではもっとも大きなもの。燭台の中央は母子像になっている。ユダヤ教のメノーラー模してるのか? -
「ボギスラウ・フォン・ローゼン家の祭壇」
1段目は、キリストの受難の楽器を叩くプッティ天使。
2段目は、慈善・信仰・希望・正義をあらわしている。 -
「聖ミカエル教会の洗礼堂」
聖母マリア教会の主祭壇を作った、クリスチャン・アッカーマンの作 -
イチオシ
主祭壇「聖ニコラウスと聖ヴィクトルの祭壇画」
ヘルマン・ローデは、15世紀のリューベックの職人。祭壇画は二重の観音開き構造になっており、第一面左は、聖ニコラウスの生涯、右側は聖ヴィクトルの生涯が描かれている。さらに第二面があり、彩色された聖人像が彫られているが、開かれることはほとんどないそうだ。 -
「聖ニコラウスと聖ヴィクトルの祭壇画」の裏面
マルセイユの聖ジョージ、聖ニコラス、聖ゲオルギウス -
「聖ニコラウスと聖ヴィクトルの祭壇画」裏面
聖カタリーナ、聖母マリア、聖バルバラ -
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ブラックヘッズ同胞団の「聖母マリアの祭壇画」
聖ルチア伝説の巨匠、オランダブルージュで活躍した匿名の画家(工房)によって描かれた物 -
ブラックヘッズ同胞団の「聖母マリアの祭壇画」の右翼
父なる神、精霊、洗礼者ヨハネの前に跪く寄付者たち -
ブラックヘッズ同胞団の「聖母マリアの祭壇画」の左翼
聖母マリア、刑を下されるイエス -
ブラックヘッズ同胞団の「聖母マリアの祭壇画」の裏
受胎告知の場面が、グレーの色合いのグリザイユ技法で描かれている。左翼はユリの枝をもつ天使ガブリエル。右翼は本を開いた聖母マリア。 -
「聖家族の祭壇画」
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イチオシ
「死のダンス」
リューベック(生まれはタリン)の画家で彫刻家の ”ベルント・ノトケ” による15世紀の作品。もともとは社会のあらゆる階層の人々が描かれた、30m幅の長い作品だったといいますが、現存しているのは縦1.6m、横7.5mの一部。左から法王・皇帝・皇女・枢機卿・国王が、いやいやながら「死のダンス」を繰り広げる様子が描かれている。 -
作品の下部には「みんなダンスに加わりな、法王、皇帝、すべての生けるものたちよ、貧しいものも富めるものも、大物も小物も、さあ一歩踏み出して、自己憐憫などは役にたたぬ」といった「死」からの警告が記されています。
*トームペアの丘にある観光郵便局で、「死のダンス」の切手(6ユーロ)が売ってました。 -
「キリスト受難の祭壇画」
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「聖アンヌの祭壇」
冠をかぶった聖母マリアを膝の上にのせている聖アンヌ -
「キリストの磔刑」
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マリアとヨハネ、キリスト磔刑像。十字架の先はユリの花型、中には四福音書記者が描かれている。
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「聖クリストファーの木像」
聖クリストファーは幼子イエスを抱いているが、この像は頭の後に地球を背負っているのがめずらしい。元々は説教壇を支える支柱のひとつだったもの。 -
「後陣のパイプオルガン」
土・日のオルガンコンサートが開催されている。 -
聖ニコラス教会の展望台からの眺め
展望台までエレベーターであがれます。ただガラスがはめ込まれているので、写真を撮る時映り込みに気をつける必要があります。展望台込みの入場料金は、14ユーロはかなり高い。 -
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アレクサンドル・ネフスキー聖堂
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聖母マリア大聖堂
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塔の展望台から、階段で降りる事ができます。途中が教会に関わる展示がされてます。
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作家「ジャーン・クロス像」
リグリテ通り、ハルユ通りの交差点にあり、作家の家に面しています。ノーベル賞の候補に二度ノミネートされたことがある人。 -
「作家の家」
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「Kofeman Cafe & Wine」
Kullassepa通り沿いの人気のロシア料理、壁の白いツリーの中に小さな銅像があります。写真下↓ -
ハリネズミの様なツンツンした髪、この小さな銅像は誰なんでしょうかね?
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「ラエコヤ広場」
デンマーク人に占領される以前から、市場として存在していた市場。 -
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「旧市庁舎」
ラコエヤ広場に面してたっている旧市庁舎は、北ヨーロッパ最古のゴシック様式。14世紀半ばに最初の建物、ハンザ同盟の最盛期に1404年に完成したもの。 -
「旧市庁舎の龍の頭の形をした雨水排水路」
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旧市庁舎の65mの塔の上から有名なタリンのシンボル、「トーマスおじいさん」が町を見守っています。現在の塔にいるのは複製なんだとか。
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「Kolamos Draakon」
旧市庁舎1階にある、エルクのスープが頂ける、中世の趣をのこしたレストラン。 -
「オルデ・ハンザ」
ラエコヤ広場近くにある、中世をテーマしたレストラン。 -
オルデ・ハンザの案内人(笑)
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オルデ・ハンザのベンチ
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ヴィル通り
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「ヴィル門」
旧市街から新市街への入口になっている門。 -
ヴィル門を出たすぐの所にあるブティック、なんか目を引くエストニア版「招き猫」(笑)
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ヴィル門の近くのステーキハウスの前のベンチに座っている雄牛のブロンズ像。2011年にタウノカンゴの制作。思わず肩を組みたくなる。ヘルシンキ にもこの雄牛がいるそうな!
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ヴィル門近くの「Raekoja Plats 4」の前にある、グーフィードックの木のベンチ、思わず座りたくなる。
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「セーターの壁」
城壁入口ヘルマンの塔の近く、ムーリヴァ通りの城壁を利用したニット製品の露天が並んでいます。結構早く閉るのでご注意を! -
「城壁入口 ヘルマンの塔」*入場料4ユーロ
かつての城壁は2.5kmあったが、現在は1.85km残っている。旧市街東側のムーリヴァ通りの城壁入口、オレンジの尖り帽子のヘルマン塔から城壁へ上がってみました。 -
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城壁から「ドミニコ修道院」
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「聖カタリーナの小径」
小径の石壁に何枚もの石板が掛けられています。架けられている石板は、ドミニコ修道院の墓石だったもの。このあたりは修道僧が行き来していた場所。 -
ピック通り沿いにあるロシア大使館の前に、ウクライナ戦争の反戦のメッセージが掲示されています。ウクライナ戦争の決着がどうなるかで、ロシアと国境を接しているエストニアにとっては、占領の危機におちいる可能性があります。危機感を肌で感じる場所です。
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なにせロシア内務省は、エストニアのカーヤ・カラス首相、リトアニアの文化相やラトビアの法相などを指名手配している。またナワリヌイ氏の側近だった人のリトアニアのヴィリニュスの自宅で襲撃した。
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「精霊教会」*入場料2ユーロ
市庁舎および精霊教団救貧院の礼拝堂として、14世紀の初めにつくられた。ここは入場する価値ある教会です。 -
ピック通りに面した大時計は、聖母マリア大聖堂の主祭壇と説教壇を造ったクリスチャン・アッカーマンによって、1684年に造られたもので、タリンで最初に取り付けられた公共の時計です。四隅に4人の福音書記者が描かれています。
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主祭壇「精霊の降臨」
15世紀にペルント・ノトケにより作られた「精霊の降臨」は、宗教改革の破壊から逃れた貴重なもの。彩色された木彫りの像が素晴らしい。 -
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説教壇の上にある八角形の天蓋は繊細な彫刻
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説教壇はイエスと12使徒それぞれの特徴を表した彫刻
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手摺と思われる柱の上部に、人物とその下に飾りの彫刻
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桟敷に描かれた57枚の新約聖書の物語は「貧者に聖書」と呼ばれ、文字の読めない人々の布教に使われた。
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精霊教会は火事になったことがあり、その際焼け落ちがた教会の鐘
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同じ焼け落ちた尖塔飾り
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第二次世界大戦時代の英国海軍旗。1918年のバルト海戦でイギリス海軍によってエストニアとラトビアを助けてくれたのだそう。
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教会のパイプオルガンは、バルト海戦10周年を迎え、バルト海戦でなくなったイギリス兵士たちの追悼で設置されました。同じオルガンが2つ並んでいます。
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キリストの受難の生涯を記したステンドグラス
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新約聖書の内容をしるしたステンドグラス
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おまけ
タリンにもあったユーゲントシュティール建築 -
おまけ
タリンの可愛い看板
名残惜しいががバルト三国の観光は終了。
もう一度来たいな!
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