エキサイティングな都市 アラブ首長国連邦

2019/01/03 - 2019/02/06

UAE　アラブ首長国連邦はアラビア半島にある、７つの首長国なる連邦国家。
その中の４つの首長国に行ってみた。ドバイやアブダビは日々急成長をとげ、シャルジャやアジマンは古き良きアラブの雰囲気を残していた。

18世紀から19世紀にかけてペルシャ湾を航行するヨーロッパの人々に、アラブの海賊と恐れられていた。

近代はアブダビは石油で潤い、ドバイは突飛な発想力で次々の建築される建物や観光にシフトして潤っている。

首長国の人口はわずか11％、すべて公務員で月収が数百万と言われている。
しかし、実は89％の外国人労働者で国は成り立っている。

アラブの中ではきわめて安全と言われるUAEだが、電話でどんな言語でも「麻薬」という言葉を言ったら10分後には警察が家のドアを叩くという監視社会でもある。

勢いの止まらない「UAE」から、今後も目が離せない!!

エリア アラブ首長国連邦

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エミレーツ航空

＃カヤンタワー

ドバイマリーナのど真ん中に位置するカヤンタワーは、高さ307ｍ、75階建てレジデンシャルビル、地上から頂上にかけ90度ねじれた構造になってる、その中の部屋の外壁もところどころ緩やかなカーブを描いていたり、歪んだフォルムになってる。　素朴に不便じゃないのかな？

＃バージュ・カリファ（ブルジュ・ハリファ）

砂漠の花「ヒメノカリス」をイメージしてデザインされた、高さ828ｍ、206階建ての地上でもっとも高いビル。

トム・クルーズ主演の映画「ミッション・インポッシブル４ ゴースト・プロトコル」の撮影をトム・クルーズがスタントマンなしで、自から命綱をつけてビルの側面を走って移動したり、部屋からダイブしたりする撮影をしたそうです。

トムがビルの角で宙吊りになっているのを、展望台の観光デッキにいる観光客が撮影したそうだ。さっそく展望台に行ってみました。

ブルジュ ハリファ 現代・近代建築

＃At The Top, Burji Khalifa

展望台125階へ行くには事前予約が必要です。
入口はドバイモールにあります。

写真の左側が上から見たドバイモールです。
展望台からは外に出れる観光デッキがあります！

ブルジュ ハリファ 現代・近代建築

＃ドバイモール

ドバイモール内のお菓子屋さん、バージュ・カリファをお菓子の箱を積み上げてデザインしているのが可愛い♪

王室御用達バディールのチョコレート「BATEEL DATES」やPATCHのチョコレートが買えます！

ドバイ アウトレット モール アウトレット

♯ドバイ水族館

ドバイモールの中にあるドバイ水族館の水槽は、横幅約33ｍ、高さ約8.5ｍ、奥行約75ｃｍと圧倒的なスケールです。

誇らしいのはこの水槽アクアウォールを日本の「日プラ株式会社」が造った。この会社は美ら海水族館をはじめ世界60ヶ国に納入しているそうです。

ドバイ水族館 & 水中動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

＃アブラ（渡し舟）

スークへ行くために巨大な運河をアブラ舟にのって対岸へ、アブラは現地の人々の交通手段の1つ、値段は1ディナール約35円位。

ドバイクリーク （ドバイ川） 滝・河川・湖

＃ギネス認定の世界一大きな指輪：ダイバの星

ドバイのゴールドスークの入口の宝石屋さんに展示されてる、ギネス認定世界一大きな指輪。
直径約80ｃｍ、高さ約50ｃｍ、総重量63.856ｋｇ（うち金は58.686ｋｇ）
ちなみに石はダイヤではないそうです。

ゴールドスークにはアラブらしい、アクセサリーが沢山売っていました。
買う時はｇ単位で相場の値段を提示してくれます。

＃スパイス・スーク

サフラン、ローズマリーやドライレモンなど多種類のスパイスが売っています。見ているだけでも楽しいです、買うには量り売りで値段は交渉する必要があります。

＃デザート・サファリ

砂漠を４ＷＤで駆け巡り、砂漠の中にあるキャンプでＢＢＱディナーを楽しみながら、ベリーダンスなどのエンターテインメントを見るツアーです。
砂漠の入口で車の空気圧を下げて、砂漠を斜めになりながら疾走するのはちょぉ～エキサイティングでした。

＃砂漠のラクダ

デザート・サファリへ向かう途中にラクダの群に出会いました。
意外と珍しい事らしいです、ラッキー！

＃フードトラックパーク

アメリカ映画の「カーズ」の世界観
ドバイとアブダビの間にある24時間営業の楽しいフードテーマパーク。
車に乗ったまま、ピザ、ハンバーガーやスィーツなど買う事ができます。
トイレも面白いのでパチリ♪

＃シェイク・ザイード・グランドモスク

アブダビにある世界で6番目に大きさのモスク、2007年に完成。
異教徒でも見学できる数すくないモスクで、拝観料は無料です。

首長国連邦建国の父である、全大統領のシェイク・ザイード・ビル・スルタン・アル・アヒヤーンが名前の由来、総工費550億円かけて造られたこのモスクを彼は完成を見る事なく世をさりました。
モスクの完成後、最初に執り行われた式典が彼の葬儀になりました。
中心となるメインホールは高さ最大85ｍ、7,000人が収容できます。

モスクの大理石の白は純粋さと信心深さを表現しています。
ヤシの木を模した大理石の柱に葡萄や様々な花の模様はペインティングではなく、宝石をはめ込こみ、金色のところは純金だそうです。

メインホールの床に敷き詰められたペルシャ絨毯は1,200人の職人により2年かけて織られており、大きさ5,627平方メートル、重量は47トン、約9億円。
写真のシャンデリアはスワロフスキーで世界最大級の大きさ、高さ15ｍ、直径10ｍ、重量は12トン、値段は約7億円。

＃ルーブル・アブダビ

レオナルド・ダ・ヴィンチの「ミラノの貴婦人の肖像」はパリのルーブルから貸し出された絵、写真を撮っても良い美術館なんて、さすが太っな首長国だと思う。

次に行った時は史上最高額508億円で落札された、レオナルド・ダ・ヴィンチの「サルバトール・ムンディ」を見てみたい。
サルバトール・ムンディとは世界の救世主という意味でイエスキリストを描いた作品、イスラム教の国の美術館に飾られたら興味深いなぁ～。

＃シャルジャ　記念館

7つの首長国の中では3番目に大きな国、ドバイから15ｋｍと近いのでドバイのベットタウンとも呼ばれています。シャルジャは首長国の中では最も古くから繁栄した地域でした。

現代は自由なドバイに比べるとイスラム教の教義を忠実に守る街で、そのため飲酒は禁止です。左側はコーランのモニュメント。

＃キング・ファイサル・モスク

ドバイの北側にあるシャルジャは敬虔なイスラム教徒の首長国

白亜のモスクは一度に3,000人はいれるそう、残念ながらイスラム教徒以外は入れないそうです。サウジアラビアの援助で建てらたとか・・・

＃湾岸の真珠

キング・ファイルモスクとセントラルスークの間にある公園。
丸いオブジェは「湾岸の真珠」？　
よりイスラム文化を感じたいならシャルジャへ行くべき！

＃セントラル・スーク

シャルジャの有名なスークといえば、クリーク沿いに建つブルーの装飾が美しいセントラル・スーク。古き良きアラブのマーケットの趣です、アバヤや食品などが格安で買えます。買物をしなくてもお店の中を覗いているだけで楽しいです。

＃アジマン博物館

シャルジャのとなりアジマンは7つの首長国の中では一番小さい首長国。
ドバイとは異なり、ひっそりした素朴な雰囲気を醸し出していました。
アジマン博物館は18世紀の首長の宮殿だった所を、昔の人々の暮らしを展示した内容になっています。

海からの外敵にそなえて砦になっていました。
古き良きアラブの文化が残っている国です。

＃ダウ船ディナークルーズ

釘を1本も使ってないアラブの伝統的な木造のダウ船に乗って、クリークの静かな水面をすすみながらアラビック料理を堪能。

ドバイの急成長は止まらない、来る度に変化を楽しませてくれる都市。
高須クリニックのCMの様に、次はヘリコプター遊覧を楽しみたいなぁ～