HIS「憧れのスイス・4大名峰8日間」の旅の記録です。<br /><br />「ベルニナ・エクスプレス」<br />サン・モリッツとイタリア領ティラーノを結ぶ区間は、その景観美から世界遺産に登録されています。ベルニナ線を走るパノラマ列車です。サン・モリッツを出発すると雄大なモルテラッチ氷河やカラマツの美しい森や滝、4000ｍ級の名峰がつらなるベルニナアルプスなど、雄大なスイスアルプスの山岳風景が広がります。アルプ・グリュムから何度もカーブを繰り返し、ゆっくりと標高を下げイタリアポスキアーヴォ湖を抜けると、有名な360℃ループのブルージ橋を越え、国境のカンポコローニョ駅をぬけると終点ティラーノに到着。<br /><br />「箱根登山鉄道はベルニナ線をモデルにして作った」<br />1910年開通したベルニナ鉄道は、一般的レールを使った「粘着式鉄道」で走る登山電車です。最大勾配70パーミル（1000ｍ進むと7ｍ）登るのに、ラック式レールを使わずに走行していることに成功した鉄道です。じつは箱根登山鉄道と姉妹提携を結んでいます。というのも、1900年代に前半に箱根登山鉄道の技師が視察のためにベルニナ線を訪れ、この訪問がきっかけでこのベルニナ線をモデルに大正８年（1919）箱根登山鉄道が建設されたそうです。箱根登山鉄道の場合は途中にスィッチバックという方式をとっています。<br /><br />－－－－スケジュールーーーー<br />1日目<br />10:45　成田発　スイスインターナショナルエアラインズ<br />18:10　チューリッヒ着<br />　　　　バスでサンモリッツのホテルへ<br /><br />2日目　<br />08:30　ベルニナ特急に乗車サンモリッツからイタリアのティラノへ<br />11:00　ティラノからバスでベルニァディアボレッザ展望台<br />15:00　サンモリッツへ戻りケーブルカーとロープウェイを乗り継いで<br />　　　　「コルヴィリア」展望台<br />18:00　ホテル着

①４つの列車に乗るスイス紀行（ベルニナ・エクスプレス）

12いいね！

2019/08/31 - 2019/09/07

173位(同エリア544件中)

関連タグ

#鉄道

旅行記グループ海外編

じろうまるさん

フォローする

HIS「憧れのスイス・4大名峰8日間」の旅の記録です。

「ベルニナ・エクスプレス」
サン・モリッツとイタリア領ティラーノを結ぶ区間は、その景観美から世界遺産に登録されています。ベルニナ線を走るパノラマ列車です。サン・モリッツを出発すると雄大なモルテラッチ氷河やカラマツの美しい森や滝、4000ｍ級の名峰がつらなるベルニナアルプスなど、雄大なスイスアルプスの山岳風景が広がります。アルプ・グリュムから何度もカーブを繰り返し、ゆっくりと標高を下げイタリアポスキアーヴォ湖を抜けると、有名な360℃ループのブルージ橋を越え、国境のカンポコローニョ駅をぬけると終点ティラーノに到着。

「箱根登山鉄道はベルニナ線をモデルにして作った」
1910年開通したベルニナ鉄道は、一般的レールを使った「粘着式鉄道」で走る登山電車です。最大勾配70パーミル（1000ｍ進むと7ｍ）登るのに、ラック式レールを使わずに走行していることに成功した鉄道です。じつは箱根登山鉄道と姉妹提携を結んでいます。というのも、1900年代に前半に箱根登山鉄道の技師が視察のためにベルニナ線を訪れ、この訪問がきっかけでこのベルニナ線をモデルに大正８年（1919）箱根登山鉄道が建設されたそうです。箱根登山鉄道の場合は途中にスィッチバックという方式をとっています。

－－－－スケジュールーーーー
1日目
10:45　成田発　スイスインターナショナルエアラインズ
18:10　チューリッヒ着
　　　　バスでサンモリッツのホテルへ

2日目　
08:30　ベルニナ特急に乗車サンモリッツからイタリアのティラノへ
11:00　ティラノからバスでベルニァディアボレッザ展望台
15:00　サンモリッツへ戻りケーブルカーとロープウェイを乗り継いで
　　　　「コルヴィリア」展望台
18:00　ホテル着

エリア

サンモリッツ(スイス)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 5.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

交通手段: 観光バス

航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

1日目
スイスインターナショナルエアラインズでチューリッヒへ
空港からサンモリッツへ向かう途中の、高速道路A13のドライブインでトイレ休憩
ドリンク・スナックやフルーツなど売ってます、ここで部屋飲みビールを調達
パンも美味しそう
「NIRA ALPAIN HOTEL」
サンモリッツからバスで約10分の、シルヴァプラーナ湖の山間部にあるデザイナーズホテルへの移動で1日目は終わり、このホテルに2連泊
お部屋も快適、食事も美味しかった、窓からの眺望もgood！
ホテルの窓からの眺望「ピッツ・ユリア（標高3380ｍ）」雲海の下は「シルヴァプラーナ村」
村と同名の「シルヴァプラーナ湖」は、ホテルからも歩いて12分
散歩の途中で見つけたワンちゃんのプー専用ゴミ箱、観光立国のスイスならでは
2日目
ベルニナ特急に乗って、終点イタリアのティラーノまでの2時間半の旅
最高地点オスビオッオ・ベルニナ（標高2253ｍ）からイタリアのティラーノ（標高429ｍ）までの標高差1844ｍを、『一般的レール』を使った「粘着式鉄道」で走り、アルプ・グリュムから何度もカーブを繰り返し、ゆっくりと標高を下げていき有名な360度のループのブルージ橋を越え、終点ティラーノに到着する。
「サンモリッツ駅」の標高は、海抜1,775ｍ。
氷河特急の終着駅（始発）で、ベルニナ特急の起点駅でもある。レーテッシュ鉄道の所有で、箱根登山鉄道と姉妹提携を結んでいます。というのも、1900年代に前半に箱根登山鉄道の技師が視察のためにベルニナ線を訪れ、この訪問がきっかけでこのベルニナ線をモデルに大正８年（1919）箱根登山鉄道が建設されたそうです。
サンモリッツ駅のコインロッカー、なんか洒落てる
ベルニナ特急
1等車の展望車両がいいな～と思っていたら、窓が開かないそう。写真を撮るには2等車で結果オーライ
「ベルニナ氷河」
レイ・ネイル（黒い湖）
ここから先は谷を下っていきます
ラーゴビアンコ、イタリア語で「白い湖」
氷河の雪解け水が流れこんでいます
パリュー氷河
アルプ・グリュム駅は、標高2,901ｍパリュー氷河のビュースポット、1910年にベルニナ線ええ最後に開通した区間
レーテッシュ鉄道と箱根登山鉄道と姉妹提携してるので、駅舎の壁に日本語の看板があります
アルプ・グリュム駅舎のカフェ
ターコイズブルーのパリュ湖、氷河の雪解け水にはロックフラワーという鉱物が入っているのでこんな色になるそう
ポスキアーヴォ湖
360℃のループ橋「ブルージオ橋」
ベルニナ特急は標高差1,800ｍ以上という険しい地形の中を走るので、ループ橋のような技術を使いながら、自然と調和した景観を保っているのだそう
ここがイタリアとの国境、「カンポコローニョ駅」はスイス側最後の駅、シュンゲン条約を提携している国同士なので、国境チェックなどはありません
もうすぐティラーノに到着
終点、イタリアの「ティラノ駅」またまた日本語駅名
駅を出ると直ぐに観光案内所があります、地図などもらえます。
ティラノ駅に停まってた、ベルニナ鉄道のオープン車両
天気が良ければ最高かもと思ったが、標高差1,800ｍあるってことは吹きさしの風と温度差に耐える必要がある、うーん２等車上等!!
バスで「ベルニナ・ディアヴォレッツァ駅」まで移動
ロープウェイで「ディアヴォレッツァの展望台」まで10分、ベルニナアルプスとペレス氷河をまじかに見る事ができます
標高3000ｍの「ベルグハウス・ディアヴォレッツァ」、レストランとお土産屋さんがあります
「ピッツベルニナ」と「ペレス氷河」
展望台の近くにフォトスポット「ディアヴォレッツァ」の日本語訳は「魔女峰」
伝説によると、この山にはディアヴォレッツァという怪しい魅力がある女性が住んでいた、その虜になった狩人達が次々と転落して命を落としたと言われています。
ロープウェイからベルニナ特急
サンモリッツにもどり自由散策「サンモリッツ図書館」
「BADRUTT'S PALACE HOTEL」
オードリー・ヘップバーンの映画「シャレード」舞台になった老舗ホテル
ケーブルカーとロープウェイを乗り継いで「コルヴィリア」2486ｍまで登ります、眼下にサン・モリッツの町並と湖とベルニナ・アルプスが望めます
途中でロープウェイに乗り継いで展望台へ
ブロンズ製のアイスベックス（ヤギの一種）が見下ろす展望台へ
サン・モリッツの町並とサンモリッツ湖
ベルニナ・アルプス
展望台へ行ったので、サン・モリッツ湖を散策する時間はなかったのが残念。駅のサン・モリッツ湖側にはシンボルのアイスベックが鎮座。