西郷どんの気分で城山に歩いて登ってみよう!・マイルで行く鹿児島ひとり旅２泊3②2日目午前2023.5.27

2023/05/27 - 2023/05/27

JALのマイル期限が5月31日になってまして・・・

4トラの訪問都道府県地図・・気にも留めてなかったのですが、気にしてみると・・気になるものですね・・
これって、事後報告はないんですね・・ここで旅行記始めてからの塗りつぶしなんですよね～

何となく、塗りつぶしたい意識が出てくるから不思議・・
空白のとこ眺めて・・鹿児島に行こう!ってなりまして・・

きびなご、さつま揚げ、シロクマ、黒豚、鰻、芋焼酎、美味しそうな鹿児島

鹿児島は、今まで指宿の温泉と、知覧の城下町と特攻平和会館以外行ったことがないので
今回は鹿児島市周辺をひとり旅してみる事にしました。
車がなくても、CUTEキュート2日券1800円を使いシティビューや市電、バス使って一通り観光することができ、美味しいものに沢山出合いました。

北の方ばかりに目が向いてましたが、梅雨入り直前の鹿児島の旅面白かったですっ。美味しかった、鹿児島!!
いつもは買わないお土産、沢山買いたくなる街でした。
JR九州ホテル鹿児島泊

1日目・・鹿児島空港から市内へ
　　　　シティビューバスで観光地を一廻りしてみる　　　　　　　　　　　　　　　
2日目・・CUTEキュート2日券購入して市内、桜島へ渡ってみる
3日目・・CUTEを使って仙巌園・天文館など廻り帰路

エリア 鹿児島市(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

2日目はカゴシマシティビュー、中央駅から三十分おきに出て、市内の観光名所を19か所80分かけて廻る観光バス、市内電車で市内を午前中廻って、午後はフェリーに乗って桜島へ渡ることにしました。
鹿児島市内には観光案内所があちこちあって、便利です。
駅の新幹線の改札出たところには総合案内所、前日はシティビューのルートマップいただき重宝しました。

鹿児島中央駅総合観光案内所 名所・史跡

シティビューの観光バスは鹿児島中央駅　東口　桜島口　が出発停留所になってます。

南国鹿児島中央駅の階段は独特で、端っこは木の階段、ベンチになっていて、夕暮れ時は高校生の談笑場所になってました。涼し気です~

バス乗り場横にも　東口観光案内所

鹿児島中央駅東口駅前広場観光案内所 名所・史跡

いただける地図が、それぞれ違うっていうのが、凄い。
ここでいただいた地図は、中央駅周辺の拡大版も載ってて、翌日便利に使わせていただきました。

電停もバスの停留所に隣接しているので、とても便利でした。

鹿児島中央駅前電停 駅

鹿児島の市内電車は色がくっきりはっきり。

東口の総合案内所でCUTEキュート　2日券を購入しました。
とても便利なチケットで、シティビュー、市内電車、バス、桜島へのフェリー
桜島の観光バスにも乗れてしまいます。

まずは・・城山に上りたい。
前日はバスで上ったので、この日は、歩いて登ってみようと、市内電車で天文館まで行き、登り口まであれこれ観ながらアクセスすることにしまして・・

鹿児島一の繁華街天文館で降りました。市内電車は二系統あるので、間違わないよう要注意

天文館の商店街は電車通りを挟んで両側に続いています。

天文館商店街 名所・史跡

北に向かって進みましょ
江戸時代に天文観測所があったことが天文館の名前の由来だそう。
天井が高く広い商店街です。

アーケードを出て進む・・西郷どんがいたりする・・

城山が目の前に現れます。そんなに高い山じゃないんだね。標高107ｍ
西南戦争の激戦地なので、西郷さんゆかりの史跡がたくさんあるようで、進みます~

きれいに整備された中央公園界隈にも史跡があります

中央公園 公園・植物園

77万石の城下町薩摩は歴史があり過ぎるのか、あちこちに石碑や看板などがたってる。

医学院跡
名君島津25代重豪は医学にも関心が深く、安永3年1774年医学院を設置して、江戸の医学館を模範として　学規八略を定め、医学書の講義や討論を行わせました。
希望者には足軽、町人に至るまで出席を許し聴講させたそう。

医学院跡 名所・史跡

当時の様子

鹿児島市中央公民館
昭和2年にできた近代建築で国の登録有形文化財　趣ある建物でした。

鹿児島市中央公民館 名所・史跡

道の向こうに、有名な　西郷さんの銅像が・・大きいんだ~
台座を含め高さ8メートルもあります。
明治6年1873年に行われた、陸軍特別大演習のときの軍服姿がりりしく城山のふもとにたってました。

西郷隆盛銅像 名所・史跡

その側には、また親切に　鹿児島まち歩き観光ステーション

鹿児島まち歩き観光ステーション 名所・史跡

ここでも、便利な地図をいただきました

この地図がとても、便利で興味深いので、これに沿って廻ることにしました。
ボランティアガイドさんが沢山いらっしゃって、一緒に歩いてくださるようでした。
わたしは・・時間がなさそうなので・・この地図を頼りに進んでみます~

西郷さんの銅像前の　歴史と文化の道　を鶴丸城の方へ進みます~
歩道も広く、歩きやすいけど、さすが鹿児島、台風も南方にあるとかで・・湿気があって歩くと疲れやすい・・けど・・進む・・

鹿児島城二の丸跡辺りに、県立図書館

ここにも石碑がありました

薩摩辞書の碑
薩摩藩はほんとに色んな事を自力で成し遂げていた藩だという事を感じます。
薩摩辞書は1865年慶応元年、薩摩藩士により、我が国最初の活版印刷の英和辞書が作られました。上海に渡って印刷、発行され、当時広く利用され、増版もされるほどでした。

薩摩辞書の碑 名所・史跡

お城に続く石の塀にはアコウの木の幹だか、根っこだかがたくましく張り付いた状態が南方を感じます。時には他の樹木に寄生して宿主を弱めてしまう・・とは・・恐ろしいほどの生命力

ちよっと怖い雰囲気

鹿児島城　鶴丸城の石垣が見えてきました。
お堀も独特で、緑が深い。

鶴丸城の石垣には火山の火砕流が圧縮解け固まってできた溶結凝灰岩が多く使われていて、約50万年前の噴火によってできた吉野火砕流堆積物からできた反田土石が使われています。

石積みの方法も何種類もあるようです。

比較的加工しやすい石で、仙巌園の反射炉などにも使われています。

本丸跡に再建された　御楼門

鶴丸城跡 (鹿児島城跡) 名所・史跡

往時の様子も

西郷さんも通った鶴丸城は、天守のない屋形づくりで、1601年頃に島津家18代当主家久が建設に着手。明治6年1873年に火災で焼失したものを令和2年3月に　鶴丸城のシンボルとして御楼門が再建されました。

門を入って進みます

痛々しい、砲弾跡が無数にありました。ここだけでなく、石塀には沢山砲弾の跡が見られ、西南戦争の激しさが見て取れました。

くぼみには砲弾のかけらが残っていたりもします。

進むと・・黎明館

鹿児島県歴史 美術センター黎明館 美術館・博物館

県の歴史資料センターです。

ここにも銅像
7高生久遠の像　旧七高は、藩校造士館にさかのぼります。

そして有名な　篤姫　天璋院の像もありました。

本丸だったころを偲ばせる

庭園も残っていました。黎明館庭園

城山に上る登山道の途中に　薩摩義士碑
1753年、徳川幕府の命により課せられた尾張藩内の治水で犠牲になった藩士を弔う碑

薩摩義士碑 名所・史跡

ここからが城山自然遊歩道　
約2㎞、三十分ほどで城山の展望台に上ることができます。

城山自然遊歩道 名所・史跡

洞窟があったり・・ものものしい感じのところがあったり

大体は、緑豊かで、遊歩道も整備されていて、歩きやすい道でした。

緩やかな坂道は快適に進みます

時々町が見下ろせたりして

半分くらいまできたら・・結構疲れてきます‥気温と湿度で疲れる

頑張れ~~この辺りまで来ると、どっと汗が出てくる感じ

もう少しだ~

西郷さんも歩いたんでしょうから・・頑張って歩いてみます!

ついた~~着きました。

城山展望所 名所・史跡

桜島が雄大~~~~に眼前に見えます~~~上ってよかった~~
桜島の雄大さは本物見ないと分かりませんねっ・・初めて見て驚きました~~

桜島の南側
手前は鹿児島中央駅方面

なんとも、雄大な山だったんですね~
一気に汗が出てきて、しばらくこの風景を眺めてました。

(・_・D フムフム~~~疲れながらも観てみたりして・・

展望台には売店もありました。

何度見ても、雄大な桜島
富士山とも違う・・富士山は清らかな、富士山自体の大きさを感じますが、
桜島を見てると、自分が大きくなったような・・そんな気にさせてくれるお山なんですね~
こんなお山毎日見てたら、なんでもできそうな気分になるんじゃないかな~

(・_・D フムフム

この上は・・城山ドン広場
ドンは明治30年以来、正午に職員が時計と睨めっこしながらドーンと空砲を撃ったそうです。

城山ドン広場 公園・植物園

階段上の広場
この辺りは、島津氏が入府以前、豪族　上山氏の城、砦があった場所で、周辺には土塁が残っています。

木々の向こう側は、城山観光ホテル

城山を歩いて、自動車も通る道沿いを下っていくと、西南戦争時西郷さんが最後の五日間こもった洞窟があります。

こんな感じだったんですね~
西郷さんの戦いぶりをこの日は知ったのですが、次の日、西郷さんの旧居近くの維新館では、西郷さんの奥さん、義妹さんの肉声での西郷さんの人となりを知ると・・
ほんとに優しい人だったんだ・・と・・人柄が偲ばれました。

1877年城山に立てこもったのは、わずか300人余り。
これを囲む政府軍は4万人。幾重にも包囲され、この洞窟に籠った西郷さんたちは、ここを出て、ゆっくりと谷沿いを降りて行き、息つきてしまいます。

西郷洞窟 名所・史跡

おはんらにやったいのち・・・
とはいえ・・この翌日に維新館で見た綺麗な奥さん・・どういう気持ちだったんだろうな・・と・・そちらを偲んでみたり・・
西郷さんの人柄ゆえに・・今もこうして洞窟も、終焉の地も・・残されているのが理解できました。

洞窟から出て、この坂を下って行ったようです・・同じく歩いて下ってみました。

記念碑がたっていました。

坂を下り、平たい道を進むと

終焉の地

西郷隆盛終焉の地 名所・史跡

ここで、西郷さんは終わったのですね・・感慨深い・・

見入ってしまう、西郷さんの最期の様子

終焉の地から、城山方向を見てみる。うっそうとした木々の様子は、多分当時と同じでしょう。

反対側は家が建ち並んでいます。

城山と西郷さんの最期・・かなり感動するこの周辺でした・・
天文館方面へ戻ります・・
私学校跡

私学校跡 名所・史跡

この石の塀にも無数の砲弾の跡が残っていました。

凄い数です。

どれだけの砲弾が撃たれたんだか・・

恐くなってきます

天文館方面へ歩く・・途中・・
ウィリス、高木に西洋医学を説く　の像

時標7 「ウィリス、高木に西洋医学を説く」 名所・史跡

(・_・D フムフム

江戸駐在の医師ウィリアム・ウィリスは明治2年1869年に薩摩藩に招聘され、医学校長となり、赤倉病院を創設。
イギリス式近代医学を行い、そこで学んだ一人が現在の東京慈恵医科大学を創設した高木兼寛。
薩摩藩発のものって、沢山あり過ぎ~~鹿児島に来て知ることばかりです。

この辺り、立派な建物が新旧つづきます

旧鹿児島県庁本館　は登録有形文化財　県政記念館

県政記念館 （旧鹿児島県庁舎本館） 名所・史跡

玄関付近、重厚な建物です。

また、鶴丸城に戻ってきました。

さっきは気づかなかったけど・・
西郷さんの銅像の前の道の向かい側は、フォトスポットになってました~
自撮りできるように台まで置いてくれてある。

西郷さんになった気分で撮れる~~
ひとり旅だと、滅多に自分の写真撮らないんですが・・ここは撮りたくなりますよ・・
こんな事してたら、ボランティアの方が、撮ってあげましょう・・って、横に縦に・・親切にもまた、写真撮ってくださいました・・ありがたいやら・・
ここは、皆さん絶対撮ってね!!って感じの鹿児島一のフォトスポットのようです・・知らないけど・・

観光案内所でいただいた地図、かなりいい感じに使わせていただき・・進む・・

5.7身頭だそう

桜島溶岩が公園の片隅にあったり

りりしく　小松帯刀像　があったり・・
天文館まで・・なかなか着かない・・

お城山を上って降りて、結構なカロリー消費になり・・
お昼・・歩いたのでかなりいい感じに空腹~~
途中の紫陽花・・鹿児島の紫陽花、色が濃い・・南国の紫陽花は違いました、色が。

やっと・・天文館が近づいてきました~~
南日本銀行　お隣の百貨店　山形屋さんと　素敵な通りとなってました、この辺り・・
ランチに・・鹿児島名物　鰻と　しろくま　・・に向かいます。
③に続く