浦上天主堂～平和公園～原爆資料館・長崎・外海・軍艦島を廻るひとり旅三泊⑩４日目

2024/03/14 - 2024/03/14

今回は長崎市、外海・軍艦島を廻ってみました
まだまだ廻りたいところが残る長崎でした。
美味しいものも盛沢山で、卓袱料理も食べてみたいし
ちゃんぽん、皿うどん、食べ比べしようと４店廻りましたが限度でした。
この時期の桃カステラも可愛くって美味、無数にあるカステラも比べてみよう

夜景で有名な稲佐山には昼と夜２度も登ってみました。

１日目・・・新幹線かもめで長崎　　　　　四海楼のちゃんぽん　　　　　　ホテルニュー長崎連泊
　　　　　　グラバー邸など洋館めぐり　　卓袱料理　泊水堂の桃ケーキ

２日目・・・レンタカーで外海の世界遺産の教会巡り
　　　　　　遠藤周作文学館
　　　　　　昼間の稲佐山
　　　　　　長崎歴史博物館　　　　　　　蘇州林の皿うどん
　　　　　　夜景の稲佐山

３日目・・・軍艦島クルーズ　　　　　　　共栄堂のそぼろ皿うどん　松翁堂の桃ケーキ
　　　　　　諏訪神社　シーボルト記念艦　
　　　　　　坂本龍馬亀山社中
　　　　　　出島　　　　　　　　　　　　天天有の皿うどん
４日目・・・平和公園　原爆資料館　浦上天主堂
　　　　　　めがね橋と、駅のかもめ横丁カステラ収集

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

最終日は快晴　

晴れていて長崎駅も朝日を浴びて清々しい。
早めにチェックアウトして

長崎駅 (長崎県) 駅

駅前の電停へ

長崎の市電は爽やかでカラフルな色が多い。平和公園で降り

平和公園は広大で広さ18.5ha　世界各地から贈られたモニュメントなどがあります。

平和公園 公園・植物園

エスカレーターで丘の上にもアクセスできるようになっています。

花壇も綺麗にデザインされていました。

南には稲佐山も遠くに見えていました。

平和の泉　平和記念像の真正面

水を求めながら亡くなった犠牲者の冥福を祈り1969年に造られました。

振り返ってみます。

平和の泉

像に向かって進みます。

平和の鐘
当時、被爆地には多くの軍需工場があり、３３回忌にあたる1977年に冥福を祈るために造られました。

長崎刑務所浦上刑務所跡

刑務所の壁の一部が今も残されています。

長崎刑務所浦上刑務支所跡 名所・史跡

進みます、真っすぐ

平和記念像　高さ約9.7ｍ重さ30ｔの青銅製

右手は原爆を指さし、左手は平和を、顔は戦争犠牲者の冥福を祈る
と作者の言葉が台座に刻まれています。

像が見ている光景

折り鶴の塔

平和を願う折り鶴が掲げられています。

像の後ろ姿
原子爆弾は地上500ｍの高さで炸裂しました。早朝にやってきたのでほとんど人はいず、静かな平和公園でした。

坂を下り東側の小高い場所へ進みます。

浦上天主堂が丘の上に見えてきました。
この地はもともと旧浦上村の庄屋跡です。1867年浦上のカトリック信者たちは庄屋邸跡を購入し、明治13年1880年補修して、仮聖堂としました。
その後、信徒らが30年以上かけ教会堂を建設し、大正14年1925年には鐘楼の双塔も完成しました。

今も庄屋跡の名残が見られます。

原爆投下により一部の壁を残して全壊してしまいます。

階段を上り進みます。

原爆の惨状を物語る崩れ落ちた天主堂の一部が残されています。

浦上天主堂旧鐘楼 (アンジェラスの鐘) 名所・史跡

坂の上に見えてきました。

浦上天主堂 寺・神社・教会

原爆投下当時、堂内にいた司祭２名と24人ほどの信徒は全員犠牲となりました。

戦後再建が進められ、1956年昭和34年に同じ場所に同じ様式で再建されました。
内部は撮影禁止ですが、美しいステンドグラス、被爆した浦上天主堂を描いたものもありました。

キリシタンへの拷問石が遺されています。
萩での不改修者への過酷な拷問で使われたもの。

信徒の礎碑

原爆遺物展示室
被爆の実情を語る遺物が展示されています。10時開館なので、まだ閉まっていました。

進みます。　橋の欄干には鐘

浦上天守通りを進み　長崎原爆資料館へ

追悼平和祈念館

国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 美術館・博物館

広いです

未来を生きる子らの像

原爆資料館　８時３０分開館

長崎原爆資料館 美術館・博物館

エントランスを入ると太陽の光が入る広々としたドーム型の円筒になった空間

円筒の壁に沿ってなだらかなスロープを現在から1945年８月9日に向かって降りていきます。

時代を遡る

壁には白い折り鶴

最下部が原爆投下された日時

原爆がさく裂した11時2分を指したまま壊れた柱時計の展示から始まります。

惨状を示す1500点以上の遺品などが収められています。

ストーリー性のある展示になっていました。

長崎型原爆　ファットマン　の模型

内部も

遺品の数々

原爆地周辺

空から投下されたビラ

生々しい展示が続きます。

人体への被害

放射能の被害

当初は眼鏡橋近くが標的だったらしいですが・・

被害者の証言

続く

続く

戦争の現状

年代を追って分かり易い展示がされていました。

つづく

原爆投下への道

アインシュタインの核兵器への証言に身震いがします。

アイゼンハワーの言葉

科学者たちの請願書

フランク委員のことば

人間の後戻りできない行為の愚かさを身震いする思いで見直しました。

企画展

当時の惨状を改めて知る

写真の数々

遺された人の思いなども

悲惨さも

自宅の焼け跡から掘り出された食器　なんと美しい事でしょうか。
こんな美しい食器を使っての日常が惨状に変わった現実・・哀しすぎです。

絵画も

写真も

少し前に広島の資料館を訪れましたが、以前はインパクトあった資料館がすこし平易になって、恐怖を感じにくい印象になってしまっていたことが残念でしたが・・
ここ・・長崎の資料館は、広島より悲惨さが未だに伝わってきました。

撮影禁止になっていましたが、兄が原爆で亡くなった弟をおんぶ紐で追って、下層の順番を歯を食いしばって直立している写真・・は・・ここに展示されていたものだったんですね・・哀しいです。

原爆資料館の周辺

市電で長崎方面へ移動しました。
⑪につづく