呼子・名護屋城・博多を忙しく廻る最終日!マイルと旅行支援で福岡・佐賀のお雛様巡りひとり旅4泊5日⑦４・５日目

2023/02/17 - 2023/02/18

九州のお雛様巡り、してみたかったのです。
今回は福岡、佐賀を巡ってみました。大分日田にも足を延ばしたかったのですが、お天気が悪かったので、また後日・・

お雛様だけでなく、北原白秋生家、大隈重信生家・唐津城・名護屋城、呼子の朝市にも行ってみました。

１日目・・福岡~柳川　柳川のさげもん巡り　柳川泊
２日目・・柳川~佐賀～武雄温泉～有田　有田の陶器お雛様巡り　　嬉野泊
３日目・・嬉野～唐津大川内～唐津～虹ノ松原　　　唐津泊
４日目・・唐津～呼子～名護屋城～唐津～博多　　　博多泊
５日目・・雨の為日田は断念して帰る

エリア 呼子・玄海(佐賀)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー JALグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

4日目は、前日とうって変わって、曇り空
唐津の虹ノ松原から呼子方面へ向かいます。玄界灘に突き出た半島の先にある呼子と豊臣秀吉の夢の跡、名護屋城へ行きます。
唐津の町を過ぎ、途中の半島の国道沿いの道の駅　玄海みなとん里

道の駅で買ったお魚などをバーベキューできるそうです。
家族連れだと楽しいだろうなぁ・・一人なので、進みましょ。

唐津~呼子までは30分ほどで到着。
臨港駐車場に車を停め、朝市の方面へ歩きます。

駐車場の側の港から出港するユーモラスな七ツ釜遊覧船の「イカ丸」が待機していました。

呼子港は玄界灘に突き出た東松浦半島の北端にあり、半島の先の加部島、以前は壁島と言われていた島が自然の防波堤になり、この日も穏やかでした。

呼子と言えば、イカ　が有名ですが、１２月から３月まではササイカやアオリイカ
４月から11月までは、剣先イカが提供されるそう。
前日のホテルでは、ササイカ・・ササイカは薄くてあっさり、だけどゲソの天ぷらは最高に美味でした。
この日の呼子では、アオリイカをいただいたのですが、お刺身はササイカより甘く肉厚で美味でした。
以前、博多の河太郎でいただいた時は、剣先イカでしたが・・

やはり・・剣先イカが美味かな・・と、食べ比べての個人的感想でした。
どれも鮮度抜群で美味なのですが、好みが分かれるところです。

朝市の方へ港を左手に歩きましょ。

商店街の入り口あたりに、神社がありました。愛宕神社。

長い階段が続いています。
昔から海の安全を願いながらここに鎮座されてる様子

商店街の手前に、目指していた　いかしゅうまいの　萬坊　が見えてきました。

ホテルの朝ごはんにも熱々のいかしゅうまいが出てきて、とても美味だったのですが、こちらはどうだろ・・

萬坊 呼子朝市通り店 グルメ・レストラン

２個入りを一つ買って‥食べ歩きするところでしょうが・・一人だし・・何となく・・

神社が広かったのを思い出し、そこでいただこう。

これですか、本場のいかしゅうまい。
やさしいお味でした。ホテルのいかしゅうまいのレベルが高すぎたのか、二番煎じになった感じで、ちよっと感動薄くいただきました。

朝市通りに行ってみましょう。

呼子朝市 名所・史跡

わっ、イカです~こういう感じ、初めて見ました。

お野菜も売っているのですね。

サザエのつぼ焼き

なまこ　などなど
平日の１０時ごろだったので、人通りは多くなかったのですが、雰囲気は味わえました~

商店街を端の方まで歩くと、立派な建物がありました。

捕鯨で巨万の富を築いた中尾家のお屋敷

江戸時代から明治初頭にかけて、８代、約170年間にわたり呼子を拠点に捕鯨業を営んだ組主のお屋敷です。
資料館として公開されていました。

鯨組主 中尾家屋敷 美術館・博物館

中尾家のお屋敷の反対側は港になっていて、また港に沿って歩きます。

イカ釣り漁船

絵になる港の風景でした。

天然とは思えないほどの入り組んだ港なんですね、呼子は。

駐車場に戻り、呼子の対岸の島加部島に渡ってみました。

728ｍの橋で、ハープをふたつ並べたような優雅な姿から、ハーブ橋とも言われています。歩道もあるので歩いて渡れるようにもなっています。

呼子大橋 名所・史跡

加部島
豊臣秀吉が祈願したと伝わる太閤石のある田島神社もあります。

呼子で一番の景観という、風の見える丘公園　へ行ってみました。

風の見える丘公園レストハウス 公園・植物園

ここにも、佐用姫　の像がありました。
佐用姫は537年、恋仲になっていた大伴氏が森羅討伐に出征の際、山に登りスカーフのようなものを振りながら舟を見送ったんだとか。
それで、西の方を向いてるんですね。

展望台から、東側の呼子大橋と呼子の港を観てみました。港が入り江になっているのも、綺麗な橋の全景も見えます。

南

西向き、朝鮮半島の方角

呼子大橋をまた渡り、半島に戻ってきましたら、橋を降りてすぐに鳥居がありました。史跡のようで・・

加藤嘉明の陣跡だそうで、この一帯には豊臣秀吉の朝鮮出兵の際の日本全国から集められた武将の陣跡が無数にあります。
加藤嘉明の陣の西側は名古屋浦という入り組んだ湾で、対岸の半島に名護屋城があり、半島全体が要塞となっていた名残を観ることができます。
近くには、伊達政宗、徳川家康、黒田長政、毛利秀頼の陣があって、歴史上の人物総出陣の様子がみて取れ、驚きます。

加藤嘉明陣跡公園 公園・植物園

対岸に渡りまして・・名護屋城のある半島にも橋で簡単に今は渡れます。
車だとあっという間に名護屋城の麓に到着しますが、当時は橋もなかったわけで・・
秀吉の朝鮮出兵時に思いを馳せたりしながら・・

名護屋城の麓には、佐賀県立名護屋城博物館　があり、朝鮮出兵を主に、日本列島と朝鮮半島の交流史を知ることができます。
佐賀を廻っていると、朝鮮半島が身近に感じられます。

佐賀県立名護屋城博物館 美術館・博物館

平日の昼間、２月中旬の寒い季節とあって、ほとんど人がいず、シニアのご夫婦が前を歩いているだけでした、出合ったのは。
人がいず寂しいのですが・・進んでみました。

簡単に廻れるでしょ・・と歩き始めましたが・・広大さに驚きます。

無数の点が全国から集められた武将の陣跡、陣屋が150以上も建ち、人口は20万人も超える城下町が現れたと言うから、驚きです。
総面積は１７万平方キロメートル、大阪城に次ぐ規模だったそう。現在は石垣や土塁が残っています。

広大で本格的なお城だったんだ・・と・・初めて知る。
城の石垣は江戸時代初頭に人為的には破却されましたが、今も残る安土桃山時代の石垣は貴重だそう。

豊臣秀吉の命により、わずか５か月で築かれたお城・・くらいまでは知っていましたが、広大な巨城ぶりを観て、改めて豊臣秀吉の力を思い知る・・そんなお城でした。

短い人生で天かを取り、朝鮮まで征服しようとした欲望が、恐い気がする、ちよっと狂気的なものも感じるのは・・ロシアのウクライナ侵攻を彷彿させるものがあるからか・・
朝鮮出兵は1592年ですが、その真相は未だ謎らしい。亡くなったのは1598年61歳
名だたる武将が陣を構えていましたが、絶対服従させた秀吉の力、野望・・そして最後は・・これも色んな説があるようですが、激痛に苦しみ最期を迎えたとか。

名護屋城跡 名所・史跡

観光案内所を過ぎ、大手門・・大規模な櫓があったそう。
秀吉が最期に読んだ歌は
「露と落ち　露と消えにしわが身かな　浪速のことも　夢のまた夢」
・・農民から天下人となり、朝鮮をも手中に収めようとし、最後は病魔には勝てず・・孫の代で滅んだ・・
そんな夢の跡・・の名護屋城を訪れると、感慨深い、人生を考えさせられる場所でもありました。

崩れ落ちた石垣も、何かを語っているような・・不思議な場所です。

大手門からの登城坂を上っていくと右向こうに　東側の警護を担った東出丸が見えます。広大です。

東出丸

復元図

三の丸へ

三の丸は本丸を守る重要な区域

こちらも広い

井戸も掘られていた跡が残っています。

現在の深さは２メートルほどですが、埋め立てられています。

三の丸には最大規模の二重櫓があったそう。
三の丸の上方が本丸

本丸に進みます

三の丸から本丸へは大手門が残っていたのですが、第二次世界大戦の空襲で焼失

本丸への石段

本丸です。広さは東西130ｍ、南北125ｍ
で西北の隅に天守台が築かれていました。

城跡碑が建っていました。

名護屋城本丸跡 名所・史跡

(・_・D フムフム

(・_・D フムフム

名護屋城跡並びに陣屋 名所・史跡

真ん中あたりに碑がポツンと建っていました。
東郷平八郎碑　(名護屋城碑)

東郷平八郎の書だそうですが、ご本人は訪れてはいないそうです。

この日は曇っていましたが、お天気が良いと遠くまで見通せるそうです。

青木月斗　の句碑

太閤が睨みし　海の霞かな・・
霞と言うから、春の風景でしょうか・・

標高８７m　本丸の高さは30ｍ　その上から見た景色は今も変わらず・・

夢の跡

秀吉は家康を最後は頼り切って、家康に茶道具など、幼い子を思い、たいそうなものを授けたらしいですが・・
亡くなっていくものには、高価な茶道具も金も必要なく、将来を案じた後継も、孫の代で断絶してしまうのだから・・人生とは儚いもの・・と思う反面・・

その後の家康後の太平を思うと・・
・・また、人生とは・・など・・思いにふけることができる場所です。

天守から陣屋が一望できる配置にもなっていたのですね・・
秀吉は名護屋城のこの場所でこそ、天下人であることを感じたのかも・・

400年以上前にタイムスリップした気分になってみたり・・

いつの間にか、先客のご夫婦も見当たらなくなり、一人っきりでした。

天守の下方には、二の丸

広大な敷地で驚きます。

一通り廻ると、予想以上の時間をここで費やしてしまいました。

思いっきり歩いた感じで、お昼も近くなりました。

車で走り、呼子漁港近くの　河太郎　呼子店へ
前日は唐津のホテルでササイカをいただき、
数年前は博多駅近くの博多店で剣先イカをいただいたのですが、絶品美味だったので、本場呼子店へ行ってみようと・・
平日のお昼前でしたが、待ってらっしゃる方多数で驚きます。

河太郎 呼子店 グルメ・レストラン

折角来たので、番号の紙をいただき、待つことに・・
河太郎さんからも呼子大橋が見えたり・・曇っていたのが残念でしたが景色の良い場所でした。

待つこと一時間以上・・やっと順番が来ました。
いか活造り定食を注文し

外を眺めたりしてたら、割とすぐに来ました。

ビジュアルがすごい・・以前博多店では普通に短冊になってましたが、
こんな感じのイカは初めてなので、テンション上がります。イカには申し訳ありませんが・・
アオリイカ　だそうで・・違うのかな・・と・・

前日のササイカよりは甘みも食べ応えもありました。

ゲソは天ぷらにしていただけまして・・天ぷらは、ササイカの方が美味・・
新鮮美味ですが・・やはり、春から出てくる剣先イカが自分的には美味なのかな・・
と言う結論、おまけに混みすぎな河太郎さんじゃなく、違うお店に行こう次回はと思いながら呼子を発ち、半島を走り唐津市街へ戻りました。

レンタカーを返し、時間があったので、唐津市街を歩いてみました。
歴史ある建物が残っています。旧唐津銀行本店
赤レンガのレトロな建物は唐津出身で東京駅を設計した辰野金吾氏が監修したものとあって、東京駅に似てます。
明治45年1912年に唐津銀行の本店として建てられ、平成９年まで使われていました。

旧唐津銀行 名所・史跡

内部に入ってみました。
こちらもお雛様が飾られていました。

一列に並んでいます。

商家の雛道具だそうで、歴史を感じます。

(・_・D フムフム

かなり歴史のあるお雛様でした。お顔も上品。

頑丈な金庫も紹介されていました。

レトロな建物を廻ってみました。

二階へ

記念館となっています。

貴賓室も東京駅を彷彿させ、華やかでした。

バスの時間になったので、バスターミナルへ向かいます。
唐津のマンホール

唐津バスセンターへ

唐津バスセンター 名所・史跡

九州ではバスにお世話になりがち、便利です。
博多バスターミナル行きに乗りまして

一時間ほどで博多駅へ到着

博多駅 駅

この日のお宿は、博多口から線路沿いに西に少し歩いた静鉄ホテルプレジオ博多駅前

静鉄ホテルプレジオ博多駅前 宿・ホテル

ロビー　ビジネスホテルの平日はビジネスマンの方ばかり

周辺情報と、必要なものいただき・・

珈琲が便利に置かれてるのがうれしい。
新しいホテルなので、気持ちの良い。

お部屋へ・・

ベッドは博多らしく

博多織が使われてるのがうれしい。

コンパクトにまとまっています。

一休みさせてもらって・・

お水もありがたい。

シンプルで使い勝手よく

お風呂が洗面所と別で、洗い場があるなんて・・うれしすぎ・・このお風呂はポイント高いです、選ぶのに。
駅からちょっと歩きますが、このお風呂で選びたくなります。

ビジネスマンが多い印象ですが、女子にもアピールしたラインナップもうれしい。

景色は、いまいちですが、しょうがない。

簡単な三面鏡・・うれしすぎですよね、女子には。

フロントでいただいてきた面々

今回も、クーポンいただきましたよ、ありがたいくも。いつものようにアプリにチャージしまして・・
一休み・・したら、夕方・・どうしようね、夕食・・とちょっと考えるも、いつものパターン、天神に行くかな・・と・・

このホテル、線路が近いので音を敬遠される方もいるかもしれませんが・・
実際線路側じゃない方に泊まったので、音はどんなものか?ですが・・
逆手にとって、鉄道が見えますよ~って部屋を開放してました。ちょっと寄ってみましょ。

小さい男の子は大喜びかも・・

最寄りバス停からバスで天神へ行きまして・・
西鉄天神駅にも観光案内所がありまして、便利そう。

福岡市観光案内所 名所・史跡

ソラリア地下の　ひょうたん寿司へ・・どうしても、行きがちなんです・・季節が変わるとネタも違うし
手軽に玄海のお寿司が食べられるとあって、いつも混んでますが・・

少しだけ並んで、入れました、おひとり様は気軽~
良い感じに初春ネタ

おすすめを・・
コロナの為、廻ってないので、記入して注文

おすすめが続く・・

お隣もおひとり様、若いビジネスマンさんでしたが、すごい数平らげてました。
満足して、またバスで帰り・・
悩む・・悩ましいお天気・・この旅は、もともと九州のお雛様巡りするはずだったので、最終日は博多からバスで大分の日田に行くつもりだったんですが・・
お天気は雨予報だし、寒そうだし、急遽変更して、中止。
その日のうちにマイルの飛行機を変更しました。。って・・軽くできましたが。。
四月の半ばからは変更できないんですね・・キャンセルして取り直すってシステムに変更らしい・・
どうにかならないものでしょうか・・困る・・融通利かなくなって・・
変更できるシステムに戻してほしいものです‥熱望中・・この声が届きますように。

一夜明け、ホテルの朝食・・美味しいらしいので、期待して・・

ビジネスマンが多いのかと思ったら、女性も沢山いらっしゃいました。
どう見ても、女性向けに充実した朝食です。

お茶の飲み比べもあったり

福岡らしく筑前煮

薬膳カレー・・これにしよっ。

絶妙な温泉卵もいただいて

ごちそうさまでした、いつもとちょっと違った朝食美味でした。

予定変更して、帰ろっ・・と博多駅へ向かい

勇ましい黒田節の像があったのですね、初めて気が付きました。

黒田節銅像 名所・史跡

こちらも、寄らなきゃ帰れない、いっぴん通りの

いっぴん通り (博多デイトス) 百貨店・デパート

シロヤ・・小倉が本店のレトロチックなパン屋さん

ここの、サニーパンなど、買いまして・・阪急地下で明太子買って

地下鉄へ
こんな自販機・・アジフライだなんて面白い・・思わず買いそうになったけど、見ただけにして・・

博多駅から福岡空港へ
福岡空港は町に近いから便利ですね。

福岡市地下鉄 空港線 (1号線) 乗り物

予定変更した飛行機までかなり待ち時間があるので

サクララウンジ 福岡空港国内線 グルメ・レストラン

サクララウンジで時間をつぶすことにしました。

平日良いね、人がほとんどいません。
ANAよりJALのラウンジの方が空いてるので、JALに乗りがちなこの頃・・

時間がありすぎなので・・うろうろしてみたりして

こんなにゴージャスだったのですね・・

人がいない・・うれしいったら。

飲み物いただいて

紅茶もあとでいただこう。

自分じゃ買う事ないから、うれしい。

疲れた時には、トマトジュース

シロヤのサニーパンでお昼ごはん。
コッペパンのような形のサニーパンの中は練乳がたっぷり入ってますっ。

帰りましょ・・疲れました・・曇ってると尚更・・

旦那にお土産・・明太子~いろいろ

シロヤのフランスパン

空港で臨時販売してた流行りの

クロワッサン~ちょっと重かった・・
やはり・・シロヤはテッパンだね・・
という事で、九州お雛様巡りの旅終了しました。