西郷さんは優しくって、奥さん思いだったのですね・マイルで行く鹿児島ひとり旅２泊3日⑤３日目2023.5.28

2023/05/28 - 2023/05/28

JALのマイル期限が5月31日になってまして・・・

4トラの訪問都道府県地図・・気にも留めてなかったのですが、気にしてみると・・気になるものですね・・
これって、事後報告はないんですね・・ここで旅行記始めてからの塗りつぶしなんですよね～

何となく、塗りつぶしたい意識が出てくるから不思議・・
空白のとこ眺めて・・鹿児島に行こう!ってなりまして・・

きびなご、さつま揚げ、シロクマ、黒豚、鰻、芋焼酎、美味しそうな鹿児島

鹿児島は、今まで指宿の温泉と、知覧の城下町と特攻平和会館以外行ったことがないので
今回は鹿児島市周辺をひとり旅してみる事にしました。
車がなくても、CUTEキュート2日券1800円を使いシティビューや市電、バス使って一通り観光することができ、美味しいものに沢山出合いました。

北の方ばかりに目が向いてましたが、梅雨入り直前の鹿児島の旅面白かったですっ。美味しかった、鹿児島!!
いつもは買わないお土産、沢山買いたくなる街でした。
JR九州ホテル鹿児島泊

1日目・・鹿児島空港から市内へ
　　　　シティビューバスで観光地を一廻りしてみる　　　　　　　　　　　　　　　
2日目・・CUTEキュート2日券購入して市内、桜島へ渡ってみる
3日目・・CUTEを使って仙巌園・天文館など廻り帰路

エリア 鹿児島市(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

三日目です。こんなに観光するところがあるって知らなかった鹿児島市内観光。

観光案内所でいただいた　まち歩きの冊子が素晴らしく、13コースを興味深く見所満載で紹介してくれてるので、この日は中央駅からもアクセスしやすい
西郷隆盛や大久保利通の生誕地などを巡ってみる事にしました。
西郷さんの生誕地の側には　維新ふるさと館っていう面白そうな施設もあるので。

これは、また違う案内所でいただいた地図。便利です。

ホテルをチェックアウトして、荷物を預けて・・
こんな最新式になってましたよ。これなら手間なし

スイカをかざすだけで完了とは・・便利

中央駅前の鎖国時代の留学生の像　若き薩摩の群像　を観ながら始めます。

鹿児島中央駅 駅

市電に乗ってって距離じゃないので歩きます。

甲突川にかかる高見橋

橋のたもとに　大久保利通像がりりしい姿で立ってます。随分と格好の良い銅像ですね。かっこよいったら。本物もこんな感じだったのでしょうか。

大久保利通像 名所・史跡

シラス台地の流域の為、シラスの流入で河川幅が減少して水害に遭いやすかった川だそうです。

現在地が確認できるマップがあちこちに掲げられていて、観光客にとても親切な鹿児島です。

銅像もあちこちにあって、川の欄干の左右には　母と子供の群像

子供はどこだ・・と思ったら、向こう側でした。

甲突川の川原に沿って綺麗に整備されていて、いろんな記念碑がたっていました。
南に沿ってテクテクと

と中央駅前の若者の群像の事も、ここにありました。薩摩藩からイギリスへ渡った留学生たち

赤いルートを航海してイギリスに遥々渡ったんだそう。

戦災復興記念碑
昭和20年三月以降の空襲で町の95％が焼失したそうです。
終戦まで半年もない間に・・とんでもない被害だったんですね。

戦災復興記念碑 名所・史跡

二松学舎跡碑
二松学舎は郷中教育を継承した学舎で、後世にそれを伝えています

川沿いに歩いていくと

大久保利通の生誕地がありました。
大河ドラマを見てたので、瑛太さんとだぶりますし、大久保さんと西郷さんの家はすぐ近くだった事も思い出し、ドラマの中の周囲の風景とは今は随分と違いますが・・

木々が生い茂り、何となく面影は感じます。

大久保利通誕生地 名所・史跡

(・_・D フムフム
西郷隆盛の生誕地にも同じく記念碑などがたっています。

重々しく立つ記念碑たち

大久保利通生い立ちの地 名所・史跡

刻まれている文章は理解しずらいですが

解読文もつけてくれています。

大久保さんの家のすぐそばに川が流れているので、河川敷に下りてみます。
ちゃんと下りれるようにしてくれてます。
ドラマでは、川で鰻を捕ったりする場面がありましたが・・

背の高い草が生い茂ってたり・・わざわざ風情を残してくれてるんだか・・
江戸末期を偲ばせるような場所でした。

今、ここ・・ってすぐわかるようになってます。

掲示があちこちされていて、読みながら進みます。

薩摩藩士を育てた郷中教育のシステムは現在にあっても絶賛されていますが、
薩摩藩士の強いつながり、向上心は、ここから育ったのかと思うと、感慨深いこの界隈

川沿いに進んで、

西郷隆盛生誕地

西郷隆盛誕生の地碑 名所・史跡

見た感じ、大久保さんの敷地と変わらないような雰囲気ですが・・
ここで生まれて、後に中央駅の西側に引っ越しています。

同じく記念碑

大久保利通と、まったく同じように記念碑がたっていました。

ほぼ同じように

こちらも同じように

西郷さんは三度結婚してるんですね。
一度目は西郷さんがぞっこんだった格上の家柄の娘さんと。西郷さんが多忙なうちに、西郷家の方々が次々と無くなって、長男である西郷さんの奥さんには重圧がかかり、それを見かねた奥さんの親が離縁を申し出たそう。
二度目の奥さんは奄美大島に流されていた時に結婚し、二人の子供ができたものの、薩摩に帰る事になり、当時、奄美大島から薩摩へは渡ることが許されず、離縁。ですが、二人の子供たちは、三番目の嫁の糸さんに引き取られています。
三度目は糸さん　糸さんは離婚歴のある方で、西郷さんとは年も離れていますが、気丈にも家を守り、三人の子供と養子も育てています。

何となく、私が女子目線で見てしまう・・

(・_・D フムフム

自宅の側には道路、川の堤防が綺麗に整備され公園になってまずが、昔はどうだったんだろう・・もっと自然っぽい感じだったのかな・・

甲突川に沿って整備された細長い公園では、幕末、明治時代を思い起こす資料が沢山

薩摩独自の郷中教育についても

400年以上前に確立された教育で、薩摩藩の地域を小さく分け、六歳から二四歳までの青少年が学年の枠を超えて同じ学舎で学んでいました。
最期は33もの地域に分かれていたそう。

(・_・D フムフム

武道をなど、年長者が年少者に教えることで知識を定着させ、使命感も学ばせた教育システム

当時の武家屋敷もたってました。

そんなに広くはないのに、大勢で住んでたんでしょうね、助け合って。

質素な造りです。

表側とナカエの二棟が連接して繋がった、独特な構造をしていました。

(・_・D フムフム

裏口

台所

西郷隆盛の生誕地からすぐの川沿いに
維新ふるさと館がありました。ここ、とても興味をひかれる場所でした。
郷中教育、世界を見ていた薩摩、薩摩の偉人、篤姫、明治維新、大河
など、多岐にわたって、ドラマ仕立てのコーナーがあったり、
今まで聞いたことのない、西郷さんの人となりを義妹さんが肉声で語るコーナーがあったり・・・
他にはない充実したふるさと館でした。

鹿児島市維新ふるさと館 美術館・博物館

大河ドラマの鈴木亮平さんの西郷役と、瑛太さんの大久保役の衣装
まずは、目だって展示されてました。

国歌の　日の丸　のできた経緯・・
これ、知りませんでした、びっくりな君が代

最初はクラシックのような　君が代　だったなんて・・
全く今の君が代と違うんです。

篤姫の事や

西郷さんの三番目の奥さんイトさん
何て美しい、気品のあるお顔なんでしょう。明治の賢い女の人の代表って感じの・・
写真から人となりがわかるような・・
イトさんの妹さんの肉声がきけます。薩摩なまりで優しく語られているのですが、西郷さんの優しい人となりが、いろんなエピソードからわかりました。

西郷さんのいろんな肖像画

イトさんは、晩年は東京に暮らしたそうですが、
上野の西郷さんの銅像を観て、　こげな人じゃなかった~~
と叫んだそう。
西郷さんは、人前に出るときは、ちゃんとした身なりをして出たもので、上野の西郷さんは作られたイメージだという事で・・イトさんの無念さを理解して、上野の西郷さんは見た方が良さそうですよ。
鹿児島の城山の麓の西郷さんの方が本物のイメージに近いようです。

篤姫

大河ドラマで使用された衣装や江戸城での居室

こんな感じで一日を過ごしてたのね

維新のことや、薩摩からイギリスへ送られた若者の事

ドラマ仕立てになってます

世界文化遺産の明治の産業

薩摩切子

西郷さんの生きざま

見入ってしまう

薩摩から蝦夷へも開拓者が渡った様子

とても分かり易く、どこの歴史館より興味をひかれる鹿児島でした。

甲突川を渡り

甲突川がゆったりと流れていました。

ナポリと桜島の景色が似ていることから、姉妹都市だそう

バス停の側には、イタリアンレストランもありました

シティビューバスに乗せてもらって

南洲公園では、西郷隆盛をもっと詳しく知ることができます。
墓地には西郷さんを始め、西南戦争で亡くなったり自決した2000人もが埋葬されています。

南洲公園 公園・植物園

篤姫の生誕地

今和泉島津家本邸跡 名所・史跡

石垣が残っています。

鹿児島は見るところが沢山あり過ぎて、バスから見るだけに終わるところも多いのが残念でした。
仙巌園、世界遺産に進みます。⑥につづく

この旅行記へのコメント （4）

• たらよろさん 2023/06/06 22:35:31

  地図の塗りつぶし

  こんばんは、mikanさん
  
  地図を塗らなきゃー。
  わかります…
  私も、後2つになってから、、、
  もうどれだけの月日が経つのか。
  茨城と埼玉、濡れません（笑）
  かれこれ5年以上、塗れないまま…
  mikanさん、頑張って塗りつぶしてくださいね。
  
  私たちが思い描く西郷さんって、実は弟さんの顔だったとか、
  誰かと誰かの合成だったとか、
  いろいろ諸説あるようですね。
  でも、やっぱりあのお顔が、誰もが知っている西郷さんなんだけれどなぁー（笑）
  
  
  たらよろ

  mikanさん からの返信 2023/06/07 15:31:42

  Re: 地図の塗りつぶし

  たらよろさん
  コメントありがとうございます。
  塗ってないとこ、行くと多分違う感動があるに違いないのに、なぜか機会がないんですよね。
  心がけていきたいなぁ~と思います!
  
  ミステリーですよね、どこからか写真が出てきたら、お宝ものですよね。
  ないんでしょうかね、ありそうで、無いんですかね~。
  益々知りたくなりますよね、本当のお顔。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　mikan

• Antonioさん 2023/06/06 19:27:33

  西郷さん

  こんばんは。私はGWに鹿児島に行きました。あとになって知りましたが、西郷さんの銅像があるすぐ近くのビルにカフェがあり、西郷さんの親族が経営しているようです。次回訪問した際はぜひ寄ってみたい場所です。

  mikanさん からの返信 2023/06/07 15:28:52

  Re: 西郷さん

  antonioさん
  コメントありがとうございます。
  そうだったんですか、知りませんでした。
  後で知って残念に思う事が多いんです。そして、再訪ってなりがちです。
  次回は行ってみたいと思います。　　mikan