2010/05/26 - 2010/05/27
159位(同エリア1022件中)
さっくんさん
2010年モロッコを旅しました。旅立つ前は考えてもいませんでしたが、サハラ砂漠を訪れた事で、これ以降の旅の向かう先が幾つも見えてきた、自分にとって重要な旅となりました。旅はマラケシュから始まります。
-
ドバイ迄12時間
-
カサブランカ迄9時間。
-
鉄道に乗り換え4時間。やっとマラケシュに到着しました。
-
アフリカの桜、ジャガランダ。この花を見るとアフリカに来た事を実感します。
-
マラケシュのシンボル、クトゥビア・モスクのミナレット(現在はモスクは残っていない。)が見えてきました。
-
マラケシュは朱色で建物が統一されているので赤い迷宮とか呼ばれています。
-
スルタンが宮殿へ向かう時潜ったアグノウ門。
-
サアド朝の墳墓群に向かいます。
-
イスラームの礼拝の時間を知らせる為の塔、ミナレット。元はキリスト教の鐘楼をモチーフとして発展したものです。
-
鐘楼は鐘を乗せるので時代が変遷しても太さは変わりませんが、ミナレットは鐘を乗せる必要が無いので、時代と共にデザインは細いものになっていきました。しかし北アフリカかでは伝統的なスタイルの角柱状のミナレットのスタイルが残りました。
-
内部は正にアルハンブラ宮殿を彷彿させるマグレブのイスラーム芸術の宝庫です。
-
外観も何処と無くアルハンブラを思わせます。
-
リンダラハのバルコニーを思い出します。
-
ここらへんはまんまですね。もしかすると、本当にアルハンブラに携わった職人さんも加わっていたのかもしれません。
-
この柱の造りも、正に、です。
-
実を言うと、時系列的に言うとこの頃は未だ本物のアルハンブラ宮殿を私は見ていないので、当時私はマグレブのイスラーム芸術初体験と言う事になります。
-
イスラーム建築の外観は、繊細な内観と比べ武骨に感じます。
-
それには、貧富の差が発生しやすい商業を中心としたイスラーム社会が、貧富の差から発生する僻みや反感の発生を抑える為、人から羨ましがられる様な行為を悪徳と捉えた事が影響しています。
-
例えば欧米なら庭を築くとすれば家を中心に築き、美しい庭を周囲に見せつけるかの如く家の前面に広げますが、イスラームは庭を家で取り囲み中庭とします。外観は装飾や窓さえ少なく、お洒落を施すのは扉程度です。羨ましがらせ無い為です。
-
この様な文化背景があるので、日本人は人を褒める際、羨ましがる事でそれを表現する場合がありますが、ムスリムに対しては控えた方が懸命です。褒めたつもりが、相手に罪悪感を抱かせてしまう場合があるからです。
-
サアド朝のエル・バディ宮殿
-
現在は廃宮殿です。
-
此方は現役のバビア宮殿。アラウィー朝の時作られました。
-
小振りではありますがアーチの上部に施されたムカルナス(鍾乳石飾り)を見ればイスラームの地に来たのだなと言う感慨が沸いてきます。
-
宮殿の主に逢えました。
-
天井に施された彫刻にうっとりします。
-
素敵なパティオです。
-
街の至るところに素敵な門があります。
-
吸い込まれてしまいそうです。
-
昼食を摂りにジャマエル・フナ広場に来ました。フナ広場はマラケシュの歴史的広場で、昔は公開処刑が行われた事もあったが、今では夕刻より屋台や大道芸人集まるマラケシュきっての観光スポットになっています。
-
マグレブ(北西アフリカ)の飲み物と言えばミントティー。ミントたっぷり砂糖たっぷりで飲むクールミントガムです。
-
モロッコの料理と言えばタジン。タジン鍋と呼ばれる三角錐の蓋が特徴的な鍋料理で、トロットロに煮込まれていて本当に美味いんです。
-
猿回しのオジサン。フナ広場は大道芸人のメッカでもあります。
-
フナ広場から繋がるスークに向かいましょう。
-
マラケシュはエジプト、チュニジアと続く北アフリカ方面に伸びたイスラームの交易路の西端に位置し、またサハラ砂漠を越える交易路の始点でもあります。更に地中海を渡り出入りする品々も多く、このスークで手に入らない物は無いと言われました。
-
今日でも当時を彷彿させる喧騒のスークを楽しむ事が出来ます。
-
バブージュと呼ばれる先の尖った伝統的なサンダルや鞄等革製品に定評があって、デザイン性の良さもあって女性の旅行客も多く集まります。
-
所々に素敵な門が施されています。昔はもしもの時の防護壁の役割があったのかもしれません。
-
ドン・キホーテ顔負けのパワー陳列です。
-
此方は日常ユースの銀製品を扱っているお店です。
-
クッパ・パアディン。ムラービト朝の建物です。
-
ベン・ユーゼフ・マドラサに向かいます。
-
マドラサとはイスラーム神学校の事です。
-
このマドラサにもイスラームの芸術が散りばめられています。
-
素晴らしいミフラーブ(メッカの方角を示す窪み)
-
素晴らしいパティオです。
-
モデルさんも素晴らしいです。
この小窓から記念写真を撮るのが定番の様なのですが、彼女はプロ。真下では重装備のカメラマンやスタッフが沢山いました。 -
私は…遠慮しておきましょう。
-
素晴らしい学びの環境です。
-
マラケシュ博物館のパティオです。
-
もう一度クッパ・パアディンです。
-
師匠が弟子に串焼きの技を伝授しています。
-
さて、今度はどちらの門を潜りましょう?
-
住宅街に入ると途端ひっそりとした雰囲気に包まれます。
-
落ち着いた朱色の雰囲気にも癒されます。
-
ミナレットを覚えておけば、迷った時に目印になります。
-
それにしても窓が少ないです。イスラームは常に美を内に秘めます。それは中庭建築に留まらず女性も女性としての美しさを漆黒のベールに隠します。
-
その漆黒の中身を知りたくなるのは男のサガですが、その中身はパティオ同様華やかなものである事を私は知っています。
-
ある時私は間違って女性の下着を売っているスークに紛れ込んでしまいました。そこで見た光景は…漆黒のベールとはうって変わって…お子ちゃまの私には刺激が強すぎました。
-
再びクトゥビアのミナレット前に戻って来ました。
-
このミナレットが元になり、スペイン、セビーリャのヒラルダのミナレット(現教会の尖塔)が建てられる事となります。
-
夕刻も近づいて来たのでフナ広場に戻ってきました。
-
先程訪れた喫茶店に登ってミントティーを傾けながら夕暮れのフナ広場を楽しみます。
-
屋台が続々と組み上げられていきます。
-
蛇使いさん達がウォーミングアップを始めました。
-
あとは見物客を待つだけです。
-
陽が傾き始めました。
-
陽が沈み、コンロに火が灯ります。
-
人々が集まり広場が賑やかになってきました。
-
さて屋台に灯が灯りました。そろそろ出陣の準備です。
-
目指すお店が決まっているなら、その店目指してまっしぐらが肝心です。群がる客引きと言葉を交わしたら一貫のお仕舞いです。
-
名物のオレンジジュースの屋台です。
-
色々品定めしたかったのですが、兎に角客引きの猛烈なアタックが凄いです。
「兎に角座って座って!」
こうした場合、その気が無いなら無視が鉄則なのですが…
「いやいや検討中でして…」
と言ってしまったら最後です。
「で~も、でも、でも、でもそんなの関係ねぇ!オッパッピィ!」
「はぁ?」
本人は知る由も無いのでしょうが、何故か日本語として会話が成立しちゃいました。
こりゃ一本取られたと根負けです。 -
クスクスを頂きました。
-
マラケシュの小島よしお氏です。
-
ふと見ると一画だけ煙もうもう、地元客でごった返す屋台がありました。
-
興味津々ですが入り込めず、指を咥えて立ち尽くしていたら、地元のお姉様二人組が、席に導いてくれて、注文から食べ方まで手解きしてくれました。
-
ソーセージの様なもの(豚肉では絶対無い)をチリソースの様なものに浸けて頂きます。
-
お腹一杯になれました。後は広場の祭りの様な喧騒を楽しみます。
-
夜が明けました。これからはマラケシュを発ちサハラ砂漠を目指した隊商の足取りを追って旅を進めます。
最後までご覧になってくださりありがとうございます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
マグレブ(北西アフリカ)の旅
-
モロッコ
2010/05/26~
マラケシュ
-
モロッコ2
2010/05/28~
ワルザザート
-
モロッコ3
2010/05/30~
その他の観光地
-
モロッコ4
2010/05/31~
フェズ
-
チュニジア縦横断の旅1タタウィン周辺からマトマタへ
2013/05/26~
タタウィン
-
チュニジア縦横断の旅2クサール・ギレン編
2013/05/29~
クサール・ギレン
-
チュニジア縦横断の旅3トズール編
2013/05/30~
トズル
-
チュニジア縦横断の旅4タメルザからスペイトラ編
2013/05/30~
タメルザ峡谷周辺
-
チュニジア縦横断の旅5スファックスからエルジェム経由でスース迄編
2013/06/01~
エル・ジェム
-
チュニジア縦横断の旅6スースからカイルアン編
2013/06/02~
ケロアン
-
チュニジア縦横断の旅7カイルアンからハマメットへ
2013/06/03~
ケロアン
-
チュニジア縦横断の旅8ブラレシアとドゥッガ遺跡及びル・ケフ
2013/06/04~
ル・ケフ
-
チュニジア縦横断の旅9チュニス
2013/06/06~
チュニス
-
チュニジア縦横断の旅10カルタゴとシディ・ブー・サイード
2013/06/07~
シディ・ブ・サイド
-
アルジェリア1 アルジェ1
2022/09/11~
アルジェ
-
アルジェリア2ムザブの谷1(ガルダイア)
2022/09/13~
その他の都市
-
アルジェリア3ムザブの谷2(ブーヌーラ、エルアテフ、ベニイスゲン、メリカ)
2022/09/14~
その他の都市
-
アルジェリア4アルジェ2
2022/09/15~
アルジェ
-
アルジェリア5ティパサ&シェルシェル
2022/09/16~
アルジェ
-
アルジェリア6アルジェ3
2022/09/17~
アルジェ
-
アルジェリア7アルジェ4
2022/09/18~
アルジェ
-
マグレブを旅する Final Destination 序
2025/10/18~
トリポリ
-
マグレブを旅する Final Destination ガダミスに向かって走れ!
2025/10/26~
ガダメス
-
マグレブを旅する Final Destination ガダミス旧市街
2025/10/27~
ガダメス
-
マグレブを旅する Final Destination ガダミス サハラ砂漠にお別れを
2025/10/27~
ガダメス
-
マグレブを旅する Final Destination ジャベル・ナフサでクサール巡り
2025/10/28~
その他の都市
-
マグレブを旅する Final Destination レプティス・マグナ
2025/10/29~
トリポリ
-
マグレブを旅する Final Destination トリポリ旧市街
2025/10/29~
トリポリ
-
マグレブを旅する Final Destination サブラータ遺跡
2025/10/30~
トリポリ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
マラケシュ(モロッコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ マグレブ(北西アフリカ)の旅
0
80