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京都在住の家内の親友であるサッチャンに京都を案内してもらってます。<br />朝から雨でしたが、ランチしてたら雨は上がりました。<br />次は家内のリクエストである南禅寺にサッチャンと3人で行きました。<br /><br />南禅寺は京都五山の一つである京都を代表する禅宗のお寺の一つです。<br />鎌倉時代からあるお寺で、後醍醐天皇が五山に入れています。<br />応仁の乱でその多くは消失しますが、江戸時代に入ってから復興が始まりました。<br />明治になって、琵琶湖の水を京都に流すための琵琶湖疏水が南禅寺境内の中に造られ、今ではそのアーチ橋が明治の土木建築の遺産として残っています。<br />後ここで有名なのは、お庭。<br />見事なお庭をゆっくり拝見してきました。<br /><br /><br />

そうだ!京都へ行こう! その8 訪れたかった南禅寺へ。

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2022/07/01 - 2022/07/10

846位(同エリア6663件中)

旅行記グループ そうだ!京都に行こう!

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nichi

nichiさん

京都在住の家内の親友であるサッチャンに京都を案内してもらってます。
朝から雨でしたが、ランチしてたら雨は上がりました。
次は家内のリクエストである南禅寺にサッチャンと3人で行きました。

南禅寺は京都五山の一つである京都を代表する禅宗のお寺の一つです。
鎌倉時代からあるお寺で、後醍醐天皇が五山に入れています。
応仁の乱でその多くは消失しますが、江戸時代に入ってから復興が始まりました。
明治になって、琵琶湖の水を京都に流すための琵琶湖疏水が南禅寺境内の中に造られ、今ではそのアーチ橋が明治の土木建築の遺産として残っています。
後ここで有名なのは、お庭。
見事なお庭をゆっくり拝見してきました。


旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
旅行の手配内容
個別手配

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  • 京都の地下鉄、初体験。<br />普段は毎日のように都内で乗っている地下鉄ですが、京都で初めて乗るのにキョロキョロしちゃいます。<br /><br />烏丸御池駅です。

    京都の地下鉄、初体験。
    普段は毎日のように都内で乗っている地下鉄ですが、京都で初めて乗るのにキョロキョロしちゃいます。

    烏丸御池駅です。

  • 東西線で4駅。<br />蹴上駅まで行きます。<br /><br />サッチャン「東京のPASMO、使えるよ。」<br />交通系の電子マネーはもう全国規模なのね、<br />便利になったな~<br />

    東西線で4駅。
    蹴上駅まで行きます。

    サッチャン「東京のPASMO、使えるよ。」
    交通系の電子マネーはもう全国規模なのね、
    便利になったな~

  • 乗車時間は10分弱。

    乗車時間は10分弱。

  • 蹴上駅から南禅寺に向かう途中、このようなトンネルが現れました。

    蹴上駅から南禅寺に向かう途中、このようなトンネルが現れました。

  • 歩行者専用のトンネルですね。<br />レンガが斜めにねじれています。

    歩行者専用のトンネルですね。
    レンガが斜めにねじれています。

  • アップで!<br />トンネルの内側のレンガが捻じれてます。

    アップで!
    トンネルの内側のレンガが捻じれてます。

  • 「ねじりまんぽ」と言うのですね。<br />ねじりのあるトンネルという意味だそうです。<br />内側のレンガを螺旋状に積み上げることによって耐久性を高めているんですね。<br />明治時代の土木技術を物語る貴重な遺産です。

    「ねじりまんぽ」と言うのですね。
    ねじりのあるトンネルという意味だそうです。
    内側のレンガを螺旋状に積み上げることによって耐久性を高めているんですね。
    明治時代の土木技術を物語る貴重な遺産です。

  • ねじりまんぽをくぐって反対側に。

    ねじりまんぽをくぐって反対側に。

  • まっすぐ進みます。

    まっすぐ進みます。

  • 新緑が綺麗ですね。

    新緑が綺麗ですね。

  • 雨が上がって良かった~

    雨が上がって良かった~

  • いかにも「京都」って感じの道が続きます。

    いかにも「京都」って感じの道が続きます。

  • 南禅寺に到着!

    南禅寺に到着!

  • 正面奥に見えるのは、有名な「三問」です。

    正面奥に見えるのは、有名な「三問」です。

  • やっぱりデカいな~<br /><br />国の重要文化財です。<br />日本三大門のひとつだとか。。。<br />そんなのあるんだ~<br />私「あと2つは何処?」<br />サッチャン「京都の東福寺と山梨の久遠寺」

    やっぱりデカいな~

    国の重要文化財です。
    日本三大門のひとつだとか。。。
    そんなのあるんだ~
    私「あと2つは何処?」
    サッチャン「京都の東福寺と山梨の久遠寺」

  • 斜め横から、、、<br />この風格、、、<br /><br />この楼上から石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」という歌舞伎の名セリフ。<br />数年前、TVドラマで市川海老蔵が石川五右衛門を演じ、名セリフを響かせていたのを家内はよく覚えていました。<br />家内「海老蔵、かっこよかったな~」

    斜め横から、、、
    この風格、、、

    この楼上から石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」という歌舞伎の名セリフ。
    数年前、TVドラマで市川海老蔵が石川五右衛門を演じ、名セリフを響かせていたのを家内はよく覚えていました。
    家内「海老蔵、かっこよかったな~」

  • そもそもこの三門は、家康の家来だった伊勢の藤堂高虎が、大阪夏の陣で戦没した藩士の霊を弔うために江戸初期に建立した門。<br /><br />家内は知ってましたが私は知らなかった。

    そもそもこの三門は、家康の家来だった伊勢の藤堂高虎が、大阪夏の陣で戦没した藩士の霊を弔うために江戸初期に建立した門。

    家内は知ってましたが私は知らなかった。

  • 太い柱。。。<br />存在感が凄い!

    太い柱。。。
    存在感が凄い!

  • そもそもなんで三門?<br />三門って何?<br /><br />サッチャン「仏教でいうところの、空、無相、無作の3つの関門で、解脱するための3つの門のことなの。」<br />私「ふ~ん」<br />サッチャン「空はものごとにこだわらないこと。無相は見かけで判断しないこと。無作は欲望のまま求めないこと。この三つね。」<br />私「深いな~」<br />家内「サッチャン、仏教詳しいね。いつ勉強したの?」<br />サッチャン「結婚して京都に引っ越して来てからね。それまで全く興味なかった。」<br />家内・私「ふ~ん」<br />

    そもそもなんで三門?
    三門って何?

    サッチャン「仏教でいうところの、空、無相、無作の3つの関門で、解脱するための3つの門のことなの。」
    私「ふ~ん」
    サッチャン「空はものごとにこだわらないこと。無相は見かけで判断しないこと。無作は欲望のまま求めないこと。この三つね。」
    私「深いな~」
    家内「サッチャン、仏教詳しいね。いつ勉強したの?」
    サッチャン「結婚して京都に引っ越して来てからね。それまで全く興味なかった。」
    家内・私「ふ~ん」

  • 参道の新緑。

    参道の新緑。

  • 綺麗で見事。

    綺麗で見事。

  • これ、秋は真っ赤に紅葉するんだろうな~

    これ、秋は真っ赤に紅葉するんだろうな~

  • 三門を反対側から、、、

    三門を反対側から、、、

  • 絵になるな~

    絵になるな~

  • 新緑が美しい。

    新緑が美しい。

  • 三門からまっすぐ奥にある法堂に着きました。<br /><br />創建当時からあった建物ですが、応仁の乱で焼失。<br />応仁の乱の後、まだ室町時代に再建されています。<br />関ヶ原の後、豊臣秀頼によって大改装が行われましたが、明治に焼失してます。<br />今のこの建物は、明治末期に再建された建物です。<br /><br />「応仁の乱で焼失」との事実を京都の様々な箇所で見かけます。<br />京都全体を巻き込むような戦だったのですね。

    三門からまっすぐ奥にある法堂に着きました。

    創建当時からあった建物ですが、応仁の乱で焼失。
    応仁の乱の後、まだ室町時代に再建されています。
    関ヶ原の後、豊臣秀頼によって大改装が行われましたが、明治に焼失してます。
    今のこの建物は、明治末期に再建された建物です。

    「応仁の乱で焼失」との事実を京都の様々な箇所で見かけます。
    京都全体を巻き込むような戦だったのですね。

  • 法堂というのは禅宗の祖であるお釈迦様をおまつりしたり、お坊様が弟子に教えを説いたりする禅宗のお寺では中心的、象徴的な建物です。<br />中には入れませんが、中を覗くことはできます。

    法堂というのは禅宗の祖であるお釈迦様をおまつりしたり、お坊様が弟子に教えを説いたりする禅宗のお寺では中心的、象徴的な建物です。
    中には入れませんが、中を覗くことはできます。

  • 天井には龍の画。<br /><br />迫力あるな~

    天井には龍の画。

    迫力あるな~

  • 瓦の先には「南禅」の文字。

    瓦の先には「南禅」の文字。

  • 法堂のこの勇姿!

    法堂のこの勇姿!

  • 法堂の右横から奥に進みます。<br />ずっと雨だったせいか、水の勢いが凄い。<br /><br />この時、路上で何か動くものが、、、、<br />なんとサワガニです。<br />えっ?<br />横向きにチョコチョコ歩いてました。<br />可愛い。。

    法堂の右横から奥に進みます。
    ずっと雨だったせいか、水の勢いが凄い。

    この時、路上で何か動くものが、、、、
    なんとサワガニです。
    えっ?
    横向きにチョコチョコ歩いてました。
    可愛い。。

  • 南禅寺の中の水路橋です。

    南禅寺の中の水路橋です。

  • 家内はこれが見たかったみたい。<br />よく、ファッション雑誌の撮影とかで使われる場所だそうです。

    家内はこれが見たかったみたい。
    よく、ファッション雑誌の撮影とかで使われる場所だそうです。

  • そもそも、琵琶湖の水を京都に運ぶために造られた水路の一部で、この部分はアーチ橋です。<br />明治18年から5年かけて造られた明治近代建築の遺産です。<br />元々は発電や灌漑用水、上水道に使われていましたが、今でも上水道の水源として使われているようです。<br />京都の産業発展に大きく寄与した水道橋なんですね。

    そもそも、琵琶湖の水を京都に運ぶために造られた水路の一部で、この部分はアーチ橋です。
    明治18年から5年かけて造られた明治近代建築の遺産です。
    元々は発電や灌漑用水、上水道に使われていましたが、今でも上水道の水源として使われているようです。
    京都の産業発展に大きく寄与した水道橋なんですね。

  • ファッション雑誌の撮影ね。<br />なるほど。。。<br /><br />私なんか下世話だから2時間ドラマかなって思っちゃう。

    ファッション雑誌の撮影ね。
    なるほど。。。

    私なんか下世話だから2時間ドラマかなって思っちゃう。

  • 南禅寺の中の南禅院へ。

    南禅寺の中の南禅院へ。

  • 400円×3名

    400円×3名

  • さあ入りましょう。

    さあ入りましょう。

  • 新緑が綺麗です。

    新緑が綺麗です。

  • 池と緑が何とも言えない。<br /><br />庭園の池には鶴島と亀島という島が配されています。

    池と緑が何とも言えない。

    庭園の池には鶴島と亀島という島が配されています。

  • 鎌倉時代末期を代表する池泉回遊式庭園です。

    鎌倉時代末期を代表する池泉回遊式庭園です。

  • 鎌倉時代の離宮当時の面影を残しているとのことです。

    鎌倉時代の離宮当時の面影を残しているとのことです。

  • 落ち着いた雰囲気が素敵です。

    落ち着いた雰囲気が素敵です。

  • 池には滝も流れています。

    池には滝も流れています。

  • この池は曹源池と呼ばれ、龍の形になぞらえているらしいのですが、ココからではよくわからず。。。

    この池は曹源池と呼ばれ、龍の形になぞらえているらしいのですが、ココからではよくわからず。。。

  • 秋の紅葉に時期は綺麗なんだろうな~

    秋の紅葉に時期は綺麗なんだろうな~

  • 素敵な雰囲気を感じながら歩きます。

    素敵な雰囲気を感じながら歩きます。

  • 風が吹くと心地よい。

    風が吹くと心地よい。

  • 心まですっきりする感じです。

    心まですっきりする感じです。

  • 南禅院の建物の中には入れません。

    南禅院の建物の中には入れません。

  • 徳川の五代将軍であった綱吉の母の寄進により、元禄時代に再建されたってものです。

    徳川の五代将軍であった綱吉の母の寄進により、元禄時代に再建されたってものです。

  • 素敵ないい雰囲気ですね~

    素敵ないい雰囲気ですね~

  • 名残惜しいですが、

    名残惜しいですが、

  • 南禅院をあとにします。

    南禅院をあとにします。

  • 先ほどの水路橋の横を抜けて、

    先ほどの水路橋の横を抜けて、

  • 南禅寺で一番のお目当てである方丈へ。

    南禅寺で一番のお目当てである方丈へ。

  • 600円×3名

    600円×3名

  • 大方丈とその背後につながる小方丈からなる南禅寺方丈は国宝です。

    大方丈とその背後につながる小方丈からなる南禅寺方丈は国宝です。

  • 最初にいきなり

    最初にいきなり

  • 方丈庭園。

    方丈庭園。

  • これ、なかなかすごいお庭です。

    これ、なかなかすごいお庭です。

  • 江戸幕府の茶人としても知られる庭園デザイナー・小堀遠州作のお庭です。<br />

    江戸幕府の茶人としても知られる庭園デザイナー・小堀遠州作のお庭です。

  • 巨石を寝かして配置する構成で、別名「虎の子渡し」とも呼ばれています。

    巨石を寝かして配置する構成で、別名「虎の子渡し」とも呼ばれています。

  • ココで3人はしばらく座ってじっくりお庭を眺めてました。

    ココで3人はしばらく座ってじっくりお庭を眺めてました。

  • 建物の中は撮影禁止です。<br />素敵な和室で、襖絵が見事でした。

    建物の中は撮影禁止です。
    素敵な和室で、襖絵が見事でした。

  • さらに進むと、

    さらに進むと、

  • ここは「如心庭」という、いかにも禅寺のお庭です。

    ここは「如心庭」という、いかにも禅寺のお庭です。

  • 綺麗だな~

    綺麗だな~

  • 蔵と方丈と書院に囲まれた「還源庭(げんげんてい)」<br />苔がすごい。

    蔵と方丈と書院に囲まれた「還源庭(げんげんてい)」
    苔がすごい。

  • 建物とマッチしてます。

    建物とマッチしてます。

  • この雰囲気、最高!

    この雰囲気、最高!

  • 絵になるな~

    絵になるな~

  • 「還源庭(げんげんてい)」を反対側から。。

    「還源庭(げんげんてい)」を反対側から。。

  • 渡り廊下もおしゃれ!

    渡り廊下もおしゃれ!

  • ここは裏手にある鳴滝庭です。

    ここは裏手にある鳴滝庭です。

  • この庭の名前はなんだったっけ?

    この庭の名前はなんだったっけ?

  • 「和」の文化の結晶ですね。

    「和」の文化の結晶ですね。

  • 茶室である窮心亭。<br />素敵な所にありますね~

    茶室である窮心亭。
    素敵な所にありますね~

  • 苔で覆われた「六道庭(ろくどうてい)」。

    苔で覆われた「六道庭(ろくどうてい)」。

  • 見ごたえあるな~

    見ごたえあるな~

  • ここは、「花厳庭(けごんてい)」というお庭。<br />白砂で見立てた大海に、いくつかの島が作られています。

    ここは、「花厳庭(けごんてい)」というお庭。
    白砂で見立てた大海に、いくつかの島が作られています。

  • 最後にもう一度メインの方丈庭園に戻ってしばらく眺めてから、

    最後にもう一度メインの方丈庭園に戻ってしばらく眺めてから、

  • 方丈を出ました。<br />方丈の外の前庭も素敵ですね。

    方丈を出ました。
    方丈の外の前庭も素敵ですね。

  • 少し雨が降ってきました。

    少し雨が降ってきました。

  • 3人は傘をさして南禅寺の境内を歩きます。

    3人は傘をさして南禅寺の境内を歩きます。

  • 南禅僧堂の横から南禅寺の外に出ます。

    南禅僧堂の横から南禅寺の外に出ます。

  • それにしても大きなお寺です。

    それにしても大きなお寺です。

  • 小雨降る中、南禅寺をあとにしました。

    小雨降る中、南禅寺をあとにしました。

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