2022/07/01 - 2022/07/10
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nichiさん
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天橋立に来たら、高台から見下ろしてみたい。
でも、北側の傘松公園がいいのか?
それとも南側の天橋立ビューランドがいいのか?
時間的に北から南を眺めた方が光の加減で綺麗に見えるのでは?
という独自の勝手な判断と、成相寺にも行ってみたいことから北から天橋立を眺めることにしました。
傘松公園までリフトで上がり、お約束の「股のぞき」で天橋立を眺めます。
そのあとはバスで成相寺まで登って参拝。
そこには大きな池や五重塔まである険しい山の上とは思えない別世界が広がる成相寺でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
さあ散策スタートです。
先ほど下船した観光船乗り場を背にして歩き始めます。 -
古きお土産屋さんが並んでます。
-
元伊勢籠神社の鳥居が見えてきました。
-
7世紀の創建という、ふるーい神社です。
7世紀と言うと、大化の改新とかですね~ -
手水舎
コロナ対策で柄杓がありませんね。 -
重要文化財の狛犬です。
-
鎌倉時代の作と言われる狛犬です。
こちらは阿吽の阿。 -
阿吽の吽。
-
広き大きな神社ですね~
これより先は撮影禁止です。
中でお参り。 -
元伊勢籠神社の境内の左奥から外に出ると、こんなお土産屋さんが並んでます。
-
ケーブルカー・リフト乗り場に到着しました。
-
ケーブルカーとリフトが並走しています。
これに乗って笠松公園まで行きましょう。 -
ケーブルカー出発時間までまだ10分以上あったので、リフトに乗ることに。
-
それにこういったシングルリフトは最近スキー場でも見かけない貴重なリフトですね。
-
スキー以外でリフトに乗ることは滅多にありません。
-
約6分で到着です。
-
おーっ!
リフトを下車してすぐ後ろを振り返ります。 -
こんな展望台がありました。
-
なるほど、これが天橋立ですね。
よくテレビや雑誌で見ていた「絵」が目の前に。
近くで見ると単なるまつはやしですが、こうして見ると綺麗ですね。 -
先ほど下船した一宮の港が見えます。
ちょうど、船が出港したところのようですね。 -
そのすぐ隣には、今晩お世話になるお宿「神風楼」が見えます。
-
こりゃあ綺麗だな~
陸地と陸地が砂州でつながり、そこに松が植わって奇跡の美しい景色が生まれました。 -
右側は阿蘇海。
思ったより広いですね。
地図で見るより広く見えます。 -
今いる所と、成相寺ほかこれから行く所の場所確認。
-
ココがあの有名な、、、、
-
そうです!
「股のぞき台」
です。
早速に家内がチャレンジ。 -
家内が見た景色です。
ふ~ん。。。。
「昇り龍」
「海が空に見える」
まあ見えなくもないか・・・ -
それにしても自然ってすごいなぁ~
天橋立を北側から一望できるんですね。 -
隣のあった冠島沓島遥拝所。
この鳥居の奥に見える2つの島が、冠島と沓島なんですね。 -
右の島が冠島。
左に背の低い島が沓島。
2島とも無人島です。 -
この2つの島は神宿る島です。
天照大神の孫といわれる元伊勢籠神社ご祭神彦火明命と市杵嶋姫命が天くだり、夫婦となった神聖な島なんだそうです。
この2つの島は、元伊勢籠神社の海の奥宮なんだそうです。
海の奥宮は九州によくある話ですよね。 -
改めて美しい天橋立をじっくり鑑賞です。
この時、他に誰もいない貸し切り状態。
そしてこの景色。
ラッキー! -
なんで空いているんだろう。
ほとんど観光客に会いません。 -
そうか。
ココ傘松公園は「股のぞき」発祥の地なんですね。
明治33年、ココに展望所を造った際に始まったのが「股のぞき」なんですね。 -
ココ傘松公園からさらに山の上にある成相寺に行くには、バスか徒歩。
成相寺登山バスが運行されています。
バスなら7分。
徒歩なら30分弱。
30分に1本のバスですが、次は12時発であと5分です。 -
はいはい
乗りま~す!
12時発の成相寺行のバスに乗ります。
乗車しているのは私たちシニア夫婦だけです。 -
往復で400円です。
-
上まで行って成相寺に行ってみましょう。
入山料500円×2枚 -
そもそも成相寺は境内から天橋立が一望できることが有名なお寺。
それだけの知識でココまで来ちゃいました。 -
バスに乗って10分弱。
成相寺に到着。
山門を過ぎて暫く坂を上ったあたりでバスを降ります。
目の前には大階段。
登るしかありません。 -
階段を半分ぐらい登ったところで右側に「撞かずの鐘」。
先ほどバスのチケットを購入した際のブロッシャーを読んでみます。
何やらいわくつきの名前です。
寺に新たな梵鐘を造ることになって近隣住民から寄進を求めたところ、裕福な家の奥様が「子供はたくさんいるけど寄進する金はない」と断ります。
鐘の鋳造の日、大勢の見物人の中、寄進しなかった奥様も乳飲み子を抱いて見物していましたが、誤って鋳造中の堂の壺に乳飲み子を落としてしまいます。
鐘は出来上がりましたが、鐘を撞いてみると子供の泣き声に聞こえるとのこと。
人々は乳飲み子の成仏を願い、鐘を撞くのをやめたそうです。
だから「撞かずの鐘」なんですね。
おどろおどろしいな~ -
階段を登りきる直前の左側には「一願一言地蔵」。
唯一願を一言でお願いすれば、どんなことでも叶えてくれるというお地蔵さん。
650年前の古~いお地蔵さんです。
家内「暑いね~ 降りたら冷たいもの飲みたいね~」
私「えー-っ?それが一願? はいはいご馳走しましょう。」 -
お地蔵さんの奥には巡礼堂。
-
さあ本堂に向かって階段を上がりましょう。
1774年に建てられました。 -
そもそも天橋立を見下ろす景勝地にある成相寺。
真応上人の開山で文武天皇の勅願寺となったそうです。
よって、8世紀には存在していたようです。
元々は山の中の日本古来の山岳信仰の修験場だったようですね。
本尊の聖観音立像は平安時代に造られた仏像です。
ひえ~~ -
ココから先の本堂内は撮影禁止です。
-
本堂内で唯一撮影可能なのが、
左甚五郎作「真向きの龍」。
飛騨の有名な彫刻職人である左甚五郎の作品です。
やっぱ迫力あるな~
雨乞いのため、たまたま宮津に滞在中の左甚五郎に依頼して造ってもらった彫刻だそうです。
右からいても左からも手も目が合う龍です。 -
本堂を出て振り返ります。
立派ですね~ -
鉄湯船
上に龍が乗ってます。
なんと鎌倉時代に造られたんですね。
鉄のお風呂が手水鉢に転用されたのでしょうか? -
本堂から左に回って坂を降りると、「奇怪な話の底なし沼」と言う不思議な名前の池に出ました。
-
池の奥には五重塔。
こんな山奥でビックリですね。 -
ココは弁天山展望台の入り口です。
-
階段を上る途中で五重塔が綺麗に見えました。
-
お~
これは美しい。 -
登りきると視界が開け、弁天山展望台がありました。
-
登ってみると、
お~~~
絶景! -
天橋立を見下ろします。
-
こちらは阿蘇海。
-
左の方は、手前は宮津湾。
奥は若狭湾そして日本海ですね。 -
右は天橋立駅、そして先ほど行った智恩寺方面です。
そして奥は宮津方面です。 -
それにしてもいい天気。
-
こちらは阿蘇海。
船で通過した穏やかな海です。
一部手前に見えている建物は舟屋かな? -
天橋立駅から真っすぐ山の中腹に目をやると、観覧車が見えます。
天橋立ビューランドですね。 -
いや~
綺麗だわ~ -
最後に天橋立をじっくり眺めて弁天山展望台をあとにします。
-
弁天山展望台から降りてきました。
改めて五重塔の前へ。
こんな山奥によく造りましたね~ -
「奇怪な話の底なし沼」に戻ってきました。
-
池の中には弁財天。
-
「奇怪な話の底なし沼」って?
-
険しい山の中腹であるにもかかわらず、ずいぶんキチンとした落ち着く池と庭が整備されています。
-
さらに下って山門へ。
-
これが成相寺の山門です。
行はバスで通り過ぎちゃうました。
仁王像が安置されていました。 -
ココが成相寺の入り口なんですね。
-
下から山門を見上げます。
-
山門の下にはバス停。
先ほどバスに乗った傘松公園まで10分弱で行くことができます。 -
数分待ってバスがやってきました。
またまた私たち2人の貸し切り状態です。
急坂から絶景が開けました。 -
傘松公園にバスで降りてきました。
暑いので冷たいものでも戴きましょう。 -
かき氷??
アイス?? -
家内はアイス。
-
私はかき氷。
-
戴きながら素敵な景色を眺めます。
それにしても観光客が少ない。。。 -
身体も冷えたのでリフト下山しましょう。
-
おー--
これ、絶景だわ~~
天橋立を見ながら降りるんですね~ -
標高が低くなるとこんな感じに。
-
いや~
楽しかったな~
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