そうだ！京都へ行こう！　その6 京都らしいスタバから二年坂を降りて高台寺へ。京料理の夕飯を戴いてホテルに戻りました。

2022/07/01 - 2022/07/10

京都在住の家内の親友であるサッチャンの案内で京都を巡っています。

清水寺を出て清水坂から三年坂を降りて、二年坂の途中にあるスターバックスへ。
ココは家内も知っていた座敷スタバとして有名なお店。
スタバで冷たいもの戴いて暑さをしのぎ、さあ次へ。

でもこの時点ですでに16時を過ぎています。
幕末維新ミュージアムか高台寺。
どちらかを選択することに。。。
私たち夫婦は両方とも行きたかったのですが、高台寺を選択。

サッチャンの案内で高台寺をゆっくり拝見しました。
「ねねの寺」として有名ですよね。
夫婦ともに初めて訪れました。

最後はサッチャンの手配で京都料理屋さんへ。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

いいな～～
この風情ある雰囲気。

二年坂を見下ろします。

酷暑の中を歩いていますが、この素敵な雰囲気に酔っています。

サッチャン「京都らしいスタバがあるから行こう」
家内「是非！町屋のお座敷スタバね？」
私「？？」

シアトルでスターバックス1号店にも行くぐらいスタバ好きの家内です。
もう左側に見えてる。

ここ？

本当だ。
スタバのマークがある。

アップで！

スタバの入り口。

ちゃんと館銘板もある。

へ～～
町屋をそのまま利用しているのね～

おっしゃれ～～

メニューは他と同じ。
家内はコーヒーフラペチーノ
サッチャンはキャラメルマキアート
私はトリプルエスプレッソラテ
をオーダー。

混んでたらここに並ぶのね。

3人は飲み物を受け取ってこんな階段を上って２階へ。

こんな階段を土足のまま上がります。

いくつかの和室に分かれています。
部屋ごとに下駄箱があり、そこに靴を入れます。

全体の3割ぐらいお客さんが埋まっている感じでしょうか？？

私たち三人はこの辺に。
この和室、２人用のテーブルが4つあって、8人まで座れる感じでした。
すでに4人のお客さんがいらっしゃいます。

床の間があって掛け軸があって、、

田舎の親せきのお宅の応接間みたいな雰囲気ですね。

暫くスタバでゆっくり。
暑さをしのぎ、体を休ませました。

この街の分別ごみはココまでお洒落。
街に溶け込んでますね。

やっぱ　京都っていいな～～

これが日常だもんな～
自宅も会社もコンクリートジャングルの中で生活している私たち夫婦は、もうキョロキョロ。

おっしゃれ～～

これはもうホテルパークハイアット京都のテナント施設。
カッコいいですね～

パークハイアットも考えましたね～

これがホテル本体ですね。
京都をリスペクトしてますね。

家内「VOGUEの記事で読んだホテルだ～。覗いている時間ないよね？」
私・サッチャン「行くよ～」

高台寺に向かい、振り向きました。

霊山観音が見えます。

観音様を横に見て高台寺へ。

高台寺へ。
600円×３名

ここは私が訪れたかった所。
奥に八坂の棟が見えます。

豊臣秀吉の菩提を弔うために、正室・北政所（ねね）が建立した高台寺です。
ココ、夫婦ともに訪れたかった所です。

丁度、お着物姿の若者2人が訪れたので、そっと撮影しちゃいました。
素敵だったので。。。。


若い女性がお着物召していると嬉しい、、、

いきなり左側にカッコいい茶室。
遺芳庵です。

江戸初期、文芸に優れた遊女であった吉野太夫を、京都の豪商であった灰屋紹益が見受けします。しかし暫くして吉野大夫は若くして死んでしまいます。その吉野大夫を偲んで灰屋紹益がつくったのがこの茶室だそうです。
大きな丸い窓が見えます。
この大きな円窓は吉野大夫が好きだったことから、彼女を偲び、吉野窓と呼ばれているとのことです。

素敵な茶室ですね。

それにしてもサッチャンはよく知ってる。

出た！

池の奥に開山堂が見えます。

クランク型の渡り廊下がカッコいい。

渡り廊下と開山堂。

方丈の前庭です。
右に見えるのは勅使門。

葉っぱ一枚落ちていません。

勅使門が出入りするぐらいのお寺なんですね。
で、勅使はここから出入りするん出すね。

庭園越しの開山堂。
綺麗だな～

京都は、こうやって借景を含めて建てられる寺院が多いですね。

いいなぁ～

酷暑の中を歩いているのですが、なぜか清々しい。

綺麗な庭。

さあ奥へ。

ココから開山堂に入りましょう。

いいなぁ～
この雰囲気。

バーンと正面に開山堂。

開山堂は江戸時代中期の1723年（享保8年）に禅堂院跡に再建されたお堂です。

右には臥龍池。

お洒落な渡り廊下。

開山堂からさらに奥に向かって渡り廊下を進みます。

左側には先ほどの臥龍池。

奥の霊屋までやってきました。

そうです。
この霊屋は秀吉の正室であった北政所、つまりねね様のお墓。
北政所が生前から用意をしていた霊廟です。
中は撮影禁止。
中では秀吉の像と並んでいました。

渡り廊下

さらに高台寺の奥に進みます。

高台寺の丘の上にあったのは、傘亭。
秀吉が築城した伏見城にあった建物です。

屋根裏の竹垂木（たるき）が傘の骨に似ていることから傘亭と言われいるんだそうです。

利休好みの建物でもあったそうです。

傘亭と小堀遠州作の高土間廊下でつながっているのは、

時雨亭です。

時雨亭は、珍しい2階建てのお茶室です。

さあ下に降りましょう。

綺麗な竹藪を降りて、高台寺をあとにしました。

ねねの道に出ました。

ねねの道から、

石塀小道へ。

サッチャンの案内で3人でこの道を歩いて行きます。
京都市電で使用されていた石畳を敷いたんですね。

和を感じる風情ある通りですね。

この何とも言えない素敵な路地。
重要伝統的建造物群保存地区として、指定されています。

こりゃ素敵です。

さあ、ディナー。
サッチャンが予約してくれたお店に向かって3人でバスに乗って向かいます。

東山安井からバスで約20分。
府庁前ですぐ。
サッチャンが予約してくれていた「京料理かじ」に到着。

3人はカウンター席に案内されました。
サッチャンはまだ2回目だそうですが、お気に入りだそうです。

お盆が瓢箪！
秀吉だ～～

食前酒が出てきました。

取敢えず食前酒で乾杯！

朝から今日一日、サッチャンにすっかりお世話になりました。

ビールで再び乾杯！

私の横でサッチャンと家内は親友同士の会話で話が盛り上がっています。

板さんはなんと鱧の骨切中。
初めて見た。。。。

前菜の盛り合わせ。
茗荷のお寿司ほか、、、
手前がトマト甘酢漬け
左上は鱧の子が入った卵焼き
右はサツマイモ
モロコの甘露煮

このお吸い物、
ジュンサイ
管ごぼう
が入っています。

上品なお味、、、

ビールの次は、、、

古都　大吟醸　
をオーダー。

3人で飲みましょう。

これ、滑らか～なお酒です。

おー－－
凄いのが来た！

鯛、甘えび、鱧の湯引き、鱧の表面焼き、帆立
左下には汲み上げ湯葉。

美味しくてお酒が進んじゃいます。

古都をもう一合。。。。

話題は今日、見てきたこと。

三十三間堂～養源院～智積院～甘味処でのおうどんのランチ
豊国神社～方広寺～清水寺～お座敷スタバ～高台寺
サッチャンから色々教わりました。
詳しかったな～～
そして楽しかったな～

サッチャンは、家内とは都内の高校の親友。
スラっと背が高く、大学生のころ、雑誌の読者モデルだった面影があります。
理系で研究者ですが、歴史にも造詣が深いです。
お嬢さん一人いらっしゃいますが、昨年ご結婚されたそうです。
数年前、御主人を病気で亡くしていますが、大学で教鞭をとりながら翻訳の仕事もしていて、一人元気に前向きに生きているサッチャンです。

加茂茄子の田楽
赤味噌と白味噌

なんか京都っぽい上品なお味です。
嬉しい～～

長芋豆腐
オクラとラディッシュが載ってます。

炊き合わせです。

南京、スナップエンドウ、子芋、ズッキーニ、新玉葱、椎茸

これもお出しが効いた素敵で上品なお味です。

赤出汁とお漬物と一緒にご飯を戴きます。

デザートです。
大吟醸の酒粕を使ったアイスと紫花豆　サクランボ　ブドウの泡寒天。

最後までお洒落でした。

美味しかった～

サッチャンとはここでお別れ。

私たちシニア夫婦はタクシーで京都東急ホテルに戻りました。

ホテルのバーへ。
カウンターの席をチョイス。

比較的に好いていましたが、だんだんと混んできました。

私はハーパー12年物をロックダブルで。
数杯戴きました。

家内は山崎のハイボールを飲んだ後、ラムベースのカクテルを。。

この後しばらく夫婦でじっくり楽しく飲んでから部屋に戻って寝ました。

つづく