初夏の奥会津を巡る（１）。祝150周年！レトロラッピング車両で会津へ。

2022/07/17 - 2022/07/19

年末に雪の会津若松を巡り、雪の中の第一橋梁を渡る只見線を満喫しました。今度は霧幻峡を見に行く事にしました。霧幻峡の川霧は、6月から8月の早朝、夕刻に発生確率が高いとの事なので7月の「海の日」前後で旅行を計画。しかし出発日に近づくにつれ大雨の予報でテンションがた落ちの状態での出発となりました。旅行期間中は雨が降ったり止んだりでしたが、幸運にも霧幻峡では川霜を見る事が出来き、会津宮下では只見線の橋梁１，２，３全てを制覇でき、大変大満足した旅になりました。
一日目は、鉄道開業150周年記念のレトロラッピング車両で会津若松まで乗車し、雨に打たれながらも鶴ヶ城を周り、甘い桃を堪能しました。

エリア 会津若松(福島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

初日は、郡山から会津若山まではラッピング車両で向かい、

会津若松では「 鶴ヶ城」をぐるっと回り、

福島の桃を堪能しました。

大宮から「東北復興弁当」を購入し出発です。「未来へのきざはし（未来への階段）」が副題。聞きなれない「きざはし」を携帯で調べました。なるほど！勉強になりました。

二種類のご飯と東北６県の２１品目ものおかずがあります。買ったときはあまり期待はしていませんでしたが、思いのほかの美味しかった。特に宮城県産の海苔の佃煮、山形県産玉こんにゃくがとても気に入りました。

駅弁を楽しんで、お茶を飲み終える頃には郡山駅に到着。

駅前ではダンスフェス「楽都郡山　ダンスフェス」の準備真っ最中。ＹＯＳＡＫＯＩの雰囲気ですね。

今年は鉄道開業１５０周年記念。各地でいろんなイベント列車が走っており、今回運よく「郡山―喜多方間」のレトロラッピング車両を予約する事ができました。

ラッピング車両が入線してきました。正面から見るとレトロ感はありますね。

近くで見るとラッピング車両なのでチープ感は否めませんが、１５０年前の当時のイメージはでていると思いたいです。

早速乗り込んでみます。ボタンを押せばドアが開く車両です。

２列×２列の４列リクライニングシート、４人掛けボックスシートも付いてました。家族ずれや観光客は少なく、華やいでる感じはしません。定刻通りに出発。

電車は会津盆地を駆け抜けていきます。天気がとてもよく田園風景と青い空、白い雲とても爽快な気分です。（どこかで見たことのある風景だなと思っていましたが、これは「WindowsXPの壁紙」に似てますね！懐かしい。）

前に座っていたお兄さんが「Suicaのペンギンぬいぐるみ」を窓に数体並び始めましたがこれには触れない事にします。

特に車内でイベントがあるわけでもなく、記念グッツの車内販売もなく、車内放送で音楽が流れる事もなく、検札のみです。ただの快速列車でした。

沿線にはカメラを構えている方が何人も遭遇。列車に乗車するより、走る姿の写真を撮るのが正解かもしれません。

そんなことはありませんでした。「会津若松」駅では大変あたたかいお出迎えが待っていました。

レトロ号満喫しました。ありがとうございました！

半年ぶりの「会津若松」です。半年前はすべてが雪景色だったのでとても新鮮です。

前回は故障中で「歌う赤べこ」は聞けませんでしたが、今回は修理が終わっており、念願の赤べこの歌を聴くことができました。ボタンを押すと自己紹介と歌を歌い始めますが、一人で「赤べこ」の前に立って聴くには少し恥ずかしくもあります。

駅にある観光案内所で電動自電車を借りようと思ってましたが全て貸し出し中。「 鶴ヶ城」に行けば別系列のレンタサイクルあるとの事。とりあえず今晩宿泊する「α－１」で荷物を預ける事に。

ホテルで電動ではありませんがホテルの自転車を無料で貸してもらえました。今日はこの自転車で会津市内をポタリングです。

とりあえず食事です。前回行きそびれた元祖会津中華そばの有名店「めでたいや」に行って見ます。１２時前ですが、５、６組は待っていました。しかも「エアコン故障」中の張り紙がありましたが、頑張って待つ事にします。回転は速く１５分位待ち入店できました。

「会津に来たらなら食ってがんしょ！」「大好評中華そばとミニソースカツ丼セット」一択ですかね。ラーメンは暑そうですが、頑張って食べる事にします。「大名ソースカツ丼」食べている人が沢山いましたが、年寄りには無理ですね。

ラーメンは煮干し出汁ともちもち麺。エアコン故障中の事もあり、かなり汗をかきながら頂きました。ご馳走様でした。

特にどこへ行く計画はありませんが、とりあえず「 鶴ヶ城」へ向かいます。

二ノ丸から本丸へ渡る橋 「鶴ヶ城廊下橋」を通ってお城に向かいます。

青い空を背景にしたと「鶴ヶ城」はとても綺麗です。

天守続櫓（やぐら）を含めた「鶴ヶ城」の風景がお気に入りです。

「鶴ヶ城」を一周回ったり、石垣に登ったりと、いろんな角度から「鶴ヶ城」を見てきました。

城内では「蒲生氏郷公（がもう うじさと）時代の自由市を再現」イベント開催中で覗いていく事に。「蒲生氏郷公」存じ上げておらず失礼いたしました。

再現といっても売っているものは、会津お土産品「ロウソク」「赤べこ」やアイス、かき氷等、特に珍しものはなし。

とは言えまた買ってしまった「赤べこ」。「また買ってきて！」と妻に怒られそうですが、この赤べこは首を振らない大変珍しいものですし、しかも５００円引きだし大変お得ですし、絶対買いですよね！

前回雪で行かなかった「東山温泉」へ行って見る事に。結構な坂道をチャリで駆け登ります。怪しげなバスターミナルがいい味で出しています。「東山温泉」についた頃から怪しげな雲が広がり、遠くの方からカミナリの音が聞こえてきます。

「向瀧」はよく写真で見る会津東山温泉代表的な建物。夜になったら明かりが灯りもっと風情のある景色になるのに違いありません。夜この界隈を歩く会津芸者さんの姿が見てたいですものです。

遊歩道があるので行って見る事に。

涼し気な川の清流を見る事ができました。

雨で道路が濡れ始めましたが、ここまで来たからには足湯ぐらいは浸からないと思い欲張ったばかりに帰りはずぶ濡れに。あれが戻るタイミングだったと後悔する事に。

「足湯処」で足をいれたあたりからから激しい雨が降ってきました。

新撰組副長「土方歳三」に気を取られている暇はありません。とりあえず町の中心部に自転車で戻ります。

ずぶ濡れですが、途中のフルーツショップ「フルーツピークス」で雨宿りです。お店に福島の果物が沢山。やっぱりこの季節は桃ですね。

桃１個５５０円。高いのかどうかはわかりませんが、店内のカフェで食べられとの事。１０組位待っていますが雨が止む様子もないので待つ事に。

入店してから一時間以上待ちましたが、やっと来ました「期間・数量限定」「まるごと桃パフェ」。これは美味しそう。

桃をこんなに綺麗に剥けるなんて天才だと思います。桃がまるご一個、バニラアイス、桃ゼリー、桃シャーベット絶対においしいやつです。(1300円）

甘い桃を堪能しました。旨かった。雨が止む気配がなく、諦めてコンビニでカッパを買ってホテルまで突撃する事にしました。

ホテル着いたときは全身ずぶ濡れ。シャワーを浴びて雨がやむのをまちます。（戻る途中外を監視中の猫二匹を発見。怪しげな人を見つけた目をしています。）

雨がやんで日が差してきたので、ズボンをドライヤーで乾かし出かける準備をします。

レトロな街並みがみられる四ッ角商店街あたりをぶらつきます。

レトロな建物があちこちに。

立派な建物が沢山残っており楽しく散歩ができます。

どこで夕食を食べようかと迷います。ソースカツ丼は昼食べたし、

田楽は暑そうだしと悩みます。

渋い感じの「珈琲館　蔵」に寄って計画を立てます。

店内は昭和の小物からアンティーク、オールディーズ品物等沢山。蔵の方には仏像（？）らしきものが。

結局、明日は朝早く只見線に乗るので、今日はこれまでとし、コンビニで弁当でも買って早めに寝る事にしました。