2023/03/19 - 2023/03/20
158位(同エリア586件中)
クマさん
どこか温泉でもと直前になって空き部屋をネット検索。やっぱり秘湯だよね、「山形 秘湯」で見つかったのが米沢にある白布温泉。山形方面はあまり詳しくなく、予備知識がなく出発。今まで経験したことのない温泉文化に触れる事ができました。二日目は、米沢市内を観光。「旧米沢高等工業学校本館」「上杉神社」「東光の酒蔵」を廻ってきました。今回、「ありがとう」という感謝の意味を持つ山形の方言「おしょうしな」「おしょしおしょし」を覚えました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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2階の足音で起床。時計を見るとまだ5時前。上の人は早起きだなと思いつつ、朝風呂浸かりに滝湯へ。
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暖まったところで、朝食までかなり時間があるので早朝散歩。昨日は天気がよかったこともあり、屋根の雪も落ちて、藁ぶき屋根がだいぶ見えてきてます。
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近くの「湯車」からは湯煙が出ており、3月下旬とはいえこの辺りはまだまだ寒い。
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雪に埋もれた「直江兼続の鉄砲鍛造遺跡」。ここ白布に鉄砲師を招き火縄銃を製造したとの事ですが、石碑が立っているだけでなので。。。
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宿に戻るとフロント前に「看板猫」がこちらを見ています。二匹がフロント前に待機中。
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猫関係の雑誌にも掲載されている有名な看板猫の様です。待機している猫は雑誌の猫とは違う様です。
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ちょっとポッチャリ系の日本猫。
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とても大人しく、撫でても、トントンしても、微動だにせず。
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朝食は「ザ・日本の朝ご飯」を頂きました。
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帰りは旅館の送迎バスを利用し、「山形大学 工学部」の近で下ろしてもらいました。「旧米沢高等工業学校本館」を見に行きます。
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建物はキャンパス内にあるのではなく、道路から見える場所にあるのですぐにわかります。
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ルネサンス様式を基調とした木造2階建で、中央玄関には車寄せがついており、その両端に短い翼屋を付けた形になっているとても立派な建物です。
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建物全体が見える様に道路の向こう側へ。全体が見えると米沢駅舎のモデルになっている事がわかります。
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大変立派な建物で、写真では薄いグリーンのパステルカラーに写ってはいますが、残念ながら実際はかなり建物の老朽化が進んでおります。
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早急に補修工事をして頂きたいと思います。貴重な建物がもったいないです。
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緑が濃くなるとまた一段と美しく見える建物だと思います。
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せっかくなので中も見たいですね。
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ネットを見ると館内の見学は事前予約とありましたが、予約無しでも行けそう。守衛の方に確認したら見学できるとの事。
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この時期見学する方も少ないらしく、ドアを開けると名誉館長が来ていただき簡単な説明をして頂きました。
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一階は寄贈された古い蓄音器や歴史のカメラ、大学で使用されていた初期の計算機等の展示。二階は米沢や旧高等学校の歴史が中心に展示されていました。
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どこも歴史ある趣のある部屋です。この「階段教室」で多くの学生が学んでいたんですね。
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2階会議室の立派な事。TVや映画で出てきそうな場所ですね。
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興味深かったのは、1階の展示されている数々。
この手のジュークボックスは初めて見ました。1950年代のものでしょうか。 -
エジソン時代からいろんな種類の蓄音機が展示されてり、その中の蓄音器は回転もし、音楽が聞こえる事にびっくり。味のある音楽が聞こえました。
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憧れのステレオ。お金持ちの友達の家にありましたね。
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1970年代のCANONの16mmシネカメラ。
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「明治時代の公衆電話かな」とよく見ると、ダイアルでなくプッシュだし、非常用の赤ボタン、100円投入口かあります。これは企画もんですね。騙されるところだつた。
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最近「量子計算クラウドサービス」を始めるとのニュースがありましたが、これは最初の頃の「電子式アナログ計算機」。どうやって使用して計算していたのか興味深々。
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この頃の「東芝」は輝いていたなと思う次第です。
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歴史ある建物を見るのはとても楽しく、全室じっくりと見学させていただきました。
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米沢といえば「上杉神社」。ここは外すわけにはいけません。
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参道には「毘」と「龍」という文字が書かれた旗が見えます。
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開運招福、諸願成就、学業成就、商売繁盛のご利益があります。
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いつも以上に沢山お願いしました。
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よろしくお願いいたします。
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「なぜば成る なさねば成らぬ 何事も」で有名な「上杉鷹山公」。
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米沢の観光地には至る所に「上杉鷹山公」の絵があり、米沢市民の思い入れ方がわかります。半端ないです。
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「うこぎの垣根」がありました。昔食用を兼ねた垣根としていたとの事ですが、この時期は緑でないので「うこぎ」がどんなもんかイメージが湧きませんね。「うこぎ」を食べた事も、見た事もありません。
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お昼は酒造資料館近くの蕎麦屋に入ります。
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蕎麦だけでなくラーメンの種類も充実。本場の米沢ラーメンを食べてみたく「チャーシューメン」を注文。
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意外にこってりスープにびっくり。
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酒造資料を見学しに「東光の酒蔵」へ。
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ここ「東光の酒蔵」は四百年余りの歴史があるとても大きな酒蔵。
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この日は見学用の入り口でなく「蔵元直営店」側から入場との事。
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当時の帳場や台所、お酒の精米からしぼりまでの過程を見る事ができる場所です。
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蔵の中にも神社があるんですね。「三輪明神御分社」
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「仕込蔵入口」とても大きな酒蔵です。
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沢山の酒樽が並ぶ壮観な景色です。
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酒樽一つ一つが大きく、かすかにお酒の香りがするような気がします。
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「仕込水」が試飲もできました。
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もちろん本物お酒も試飲もできます。
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巡回バスで「米沢駅」へ戻ります。巡回バスが本数が少ないし、流しのタクシーも通らないので、バスの時間まで再びうろうろ。
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近くの通りで「無人古紙回収計量装置 現金くん」初めて見ました。ネーミングが直接的でいい。
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「米沢駅」到着。先ほど見た「旧米沢高等工業学校本館」なんとなくは似てますな。(上から目線)
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駅周辺にはカフェがないのでNewDaysでご当地パン「ベタチョコ」と珈琲を買って待合室で休憩。開いたコッペパンにバタークリームとチョコが塗ってあります。ご当地パン大好きです。(米沢では「東京オリンピック」の文字をちょくちょく見ます)
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お土産に米沢肉を思いましたが少しお高いので止めときました。
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そのかわり駅前の「新杵屋」で大人気の米沢名物「牛肉どまん中」弁当を購入。
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カレー味、みそ、塩、しょうゆ、カレー、元祖牛肉と、こんなに弁当に種類がある事知りませんでした。一番ショックだったのは「米沢牛 牛肉どまん中弁当」(2160円)があった事。ポピュラーな「牛肉どまん中」(1350円)は米沢牛使用ではなかった事です。
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今回は初めて「白布温泉」を知り、経験のなかった「温泉文化」を学び、大正文化に触れ、昭和喫茶にタイムスリップもでき、とても充実した楽しい旅になりました。今年の冬は銀山温泉に行きたいな。これで帰ります。「米沢、おしょしおしょし!またね。」(この使い方であっているか不安です)
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駅のホームにはイケメンの牛がいました。マスクをとればかなりのイケメンです。今度来るときはマスク無しの姿を見せて下さい。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 毛利慎太朗さん 2023/03/26 09:54:49
- 再びコメント
- クマさん、こんにちは。
第二章も行ったり、見たりしたところだらけだったので、コメントいたします。
>西屋のネコ
クマさんが写真に収められたネコは「かぐら」と申します。
私達のときはそっぽ向かれましたが、こちらはベストショットですね(=^・^=)
もう一匹の「おんでん」はカメラ目線でお目々クリクリで愛嬌がありました。
女将さんの息子さんがサメ好きで、それから名前をとったとのことです。
>米沢高等工業学校本館
えっ、アポ無しで中にいれてもらったんですか、そりゃラッキーな。
でも意外と劣化がすすんでることに驚き。
国の重要文化財ですから、クラファンとか、有料開放したほうがいい気も…
中も、昔のジュークボックスとか、ふと懐かしさに浸れる感じがしていいですねえ。
大昔の電話(とみえて公衆電話)、あれ会津の東山温泉の「向瀧」でみたことがありますね。
本物のやつは飯坂温泉の「ほりえや旅館」にあります。
>東光の酒蔵
そうそう、蔵のなかに神社があるんですよね。
酒樽が並ぶ光景は圧巻です、私も真似してみよう。
試飲って有料になったんですか!?
私がいったときは全品無料で飲めて、お燗向きの純米大吟醸などを試飲しましたねえ。
毛利慎太朗
- クマさん からの返信 2023/03/26 16:05:16
- Re: 再びコメント
- 毛利様
コメントありがとうございます。
2016年の旅行記、拝見させていただきました。
西屋にご宿泊され私と同じ様に、滝湯に打たれ、看板猫と戯れたと思うと何か嬉しく感じます。
西屋はコロナ前後でいろいろ変わった面もあると思いますが、茅葺き屋根の母屋、たっぷりな湯がドバドバと落ちる景色はコロナ前となにも変わっていないと思います。
米沢を訪れる前に旅行記を読んでいればもう少し違った旅の体験ができたのではと少し後悔です。
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