2023/01/02 - 2023/01/04
37位(同エリア890件中)
クマさん
正月の休みを利用し秋田県の「角館」「乳頭温泉郷」と岩手県の「盛岡」を巡ってきました。「角館」「乳頭温泉郷」では連日雪が降り、風も強く、計画通りの観光ができませんでしたが、普段見る事がない雪の景色を堪能でき大満足な旅になりました。
40年前秋田出身の同僚から「乳頭温泉は本当にいいよ。一度行ってみたら」と勧められ「今度行くよ」と軽く返事。約束を果たすまでに40年もかかってしまいました。途中何度か機会もありましたが他を優先しているうちに、人気の秘境温泉地になり、宿も取れにくくなり、半ばあきらめていました。今回、年末・年始の温泉を探していると「乳頭温泉郷」の宿に空きがあり、思い切って行って見る事に。(人気の「鶴の湯」に宿泊したかったのですが、一カ月前では全然無理でした)乳頭温泉郷で巡った温泉はどこも素晴らしくここが人気の理由がよくわかりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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二日目は大人気の「鶴の湯温泉」「蟹場温泉」などの「乳頭温泉郷 四カ所の湯めぐり」を楽しみました。
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8時15分頃、角館のホテルをチェックアウト。歩いて駅まで戻ります。雪の上を歩くと「ギュッギュッ」と音が大変心地良い。
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武家屋敷の通り方面は雪かきが始まっていました。
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駅まで約1Kmの間、多くの方が総出で雪かきをしていました。大変そうです。
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「秋田内陸縦貫鉄道」に乗ってみたいのですが時間も行く勇気もなく、せめてどんな電車か見たかったのですが、電車がおらず残念。
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駅に貼ってあった「あきたびじょん」のポスター。とても綺麗な方です。昭和28年に撮影された写真との事です。
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「特定特急券」を購入し「田沢湖駅」へ向かいます。雪まみれの「こまち」が入線してきました。
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「田沢湖駅」には15分ぐらいで到着。龍神伝説の地らしく駅では竜がお出迎えしてくれました。
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田沢湖観光情報センターで乳頭温泉までのバスのチケットを購入(840円)。今度来た時はきっと「玉川温泉行き」の切符を買うと思います。玉川温泉の岩盤浴に憧れます。
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乳頭温泉郷の巡り用に宿泊者向けの「7カ所の温泉巡り+バス利用」ができる「湯めぐり帖(1800円)」があります。一か所の入浴料が600円なので(600×7+600=4800円)3000円もお得。別に乳頭温泉郷以外も使用できる「たっこちゃん湯めぐり手形(1500円)」があります。ただし、三カ所利用できますがで別途バス代「湯めぐりマップ(600円)」が必要になります。乳頭温泉郷に宿泊される方は「湯めぐり帖」を購入する方が断然お得。
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今回乳頭温泉郷に宿泊しますが、ここはあえて「3カ所の温泉巡り」のみの「たっこちゃん湯めぐり手形」を購入(1500円)。その為乳頭温泉の施設で「湯めぐりマップ(600円)」を購入する必要があります。合計で2100円(1500+600=2100)。100円損しますね。泣きです。「泣く子はいねがー!」となまはげが叫んでいる様です。
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でもね「たっこちゃん湯めぐり手形」には「ミニ桶」が付いているんですよ。かわいい「ミニ桶」が。「一生もん」の品ですよ。角館で買った「なまはげホルダー」を「ミニ桶」に入れて記念撮影。のちにとても便利な使い方を発見する事になります。
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「乳頭温泉郷」まで連れて行ってくれるバスが来ました。雪がどんなに降ろうとも連れて行ってくれる交通手段があり、便数もそこそこあるので「乳頭温泉郷」はもう「秘境」とは呼ばないのではないでしょうか。「バスで巡る温泉地」立派なメジャーな観光地だと思います。
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雪の山の中を走る事約1時間。雪の山の中での離合は大変そう。自分は絶対にできない技です。
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「妙乃湯温泉前」で下車。「妙乃湯前」から晩宿泊する「大釜温泉」まで歩きます。雪さえ降らなければ「蟹場温泉」から「休暇村乳頭温泉郷」までの区間は全然徒歩圏です。
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まずは、今晩宿泊する「大釜温泉」に荷物を預けて「湯めぐりマップ」を購入し湯めぐりへ出発と計画。しかし、バスタオル、タオルを入れるエコバッグを忘れた事に気づき、
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「湯めぐりマップ」(600円)を購入し、
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そのまま「湯めぐり号」に乗って「鶴の湯」へ。重いリックサックを担いでを湯めぐりするとは想定外。
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約30分程度で大人気の名物宿「鶴の湯」に到着。「鶴の湯入り口」のバス停がありますが、そこで降りたら絶対に遭難します。
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良く写真でみる景色です。白い雪の中に黒い入り口(門?)。入り口には「かまくら」もあり、そこはもう温泉界「夢のワンダーランド」。
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一度は泊まりたい宿ですね。一応一カ月前に電話してキャンセルがでていないか確認しましたが無理でした。ここは半年ぐらい前から準備をする必要があるかもしれません。
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誰が詠んだか「鶴の湯慕情」。「勘助鶴を見たりとて」は、「勘助さんが傷が癒えて飛び立つ鶴を見た」くだりですね。鶴の湯の歴史を歌っているのですね。
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まずは、事務所で日帰り入浴の受付を行います。
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「たっこちゃん」のシールを渡して受付終了。
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この味のある「のれん」は3200円。
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まずは大人気の混浴露天風呂へ。当然ごとく大人気の場所、脱衣所は大混雑。着替えを入れる籠もなく脱衣所をウロウロ。露天風呂から出てきた人に様子を聞いたところ「寒い」が感想。温泉出たのになぜ寒い?
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入って納得。気温が低いので温泉の温度が下がるのが早いのね。乳白色の温泉にはいって「鶴の湯」が人気なのか理解できました。「ランプの光」「舞い散る雪」そして「乳白色の湯」と文句のつけようがない完璧な秘境の温泉でした。
老若男女この白色湯を楽しんでいました。温泉を出た方全員肌がすべすべでした。 -
もちろん「白湯」「黒湯」も入って見ました。こんだけ人がいると「秘湯感」や「ひなびた風情」は皆無ですが、日帰り客が帰ったあとゆっくりと入浴できればまた違うんでしょね。風呂上り後の硫黄の匂いが素敵です。
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温泉卵ではなく秋田らしく「いぶり玉子」が売ってました。「秋田美人」とは玉子のブランド名。遭難した時に備えて「いぶり玉子」と「乳頭温泉どらやき」を購入。
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再び「湯けむり号」にのって「蟹場温泉」へ。
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ここの温泉は「混浴の唐子の湯」が有名。受付で「たっこちゃん」のシールを渡します。
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バスタオル・タオルを持って、長靴を履いて雪の坂道を下りて露天へ行きます。これがまた楽しい。
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見えてきました。雪の中にたたずむ露天風呂。「唐子の湯」。
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申し訳程度の脱衣所がありますが、ここが非常に寒い。外から風がぴゅーぴゅー。靴を脱ぐと雪の上かと思うくらい冷たい。急いで脱いで露天へGO!。
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これは非常に気持ちがいい。無色透明の温泉が気持ちがいい。さすがに女性はいませんでした。長時間入っていたつもりですが、湯船から出たら急激に冷えてきます。急いで服を着ます。風呂上りとは思えない状況です。
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内湯に岩風呂と木風呂があり、露天で冷えた体を温めます。温泉に入る度に「服を脱いで」「体を拭いて」「服を着て」とだんだんと面倒くさくなってきました。写真は岩風呂の方かな。
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「珈琲牛乳」と「乳頭温泉どら焼き」を食べて一旦落ち着きます。「ぬぐだまっていってたんせ」を携帯で調べる。「温まって行ってください」の事でした。
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「蟹場温泉」ここは楽しかった。
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「蟹場温泉」から雪の坂道を下りて「妙之湯」へ。
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「妙之湯」は川沿い立つ少しおしゃれな温泉宿です。
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まだ、14:00前なのに本日の日帰り入浴は終了の張り紙が。残念です。そのまま雪の坂道を降りて「休暇村乳頭温泉郷」へ。
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ここは近代的な温泉施設です。レストランや休憩するスペース、お土産コーナーも充実しており、秘湯を望まないならここがいいですね。
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ここは秘湯感はありませんが、二種類の源泉があり、お湯の温度も暑く、1か所に露天風呂と内風呂があるので湯冷めする事もなく移動ができます。
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風呂上りに「濃厚ソフトクリーム」を頂きました。温泉に入るたびに、服を脱いだり、体を拭いたりすのが面倒になってきます。今日は6回も風呂に入り、同じこと繰返しましたね。
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再び雪の坂を登り本日宿泊する「大釜温泉」へ戻ります。
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廃校になった学校を移築した温泉宿です。たしか「二宮金次郎」がどこかにいるはずですが見つかりません。
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入り口の「大釜温泉名物 足湯」は雪まみれの状態。冬季期間はお休みです。寒くて足湯どころではありませんしね。
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廃校になった学校を移築したので部屋には学校のイメージがところどころ残っています。
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1月正月の繁忙期ではありますが、宿泊者は4組しかいませんでした。おかげで、壁が薄くても隣の音もせず、風呂も混まず、虫もおらず、静かな寒い夜を過ごせました。
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エアコンではなく灯油ファンヒーター、それとテレビ、電気ポットがあり安心。トイレ、洗面所は共有です。夜のトイレは寒かったな。
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チェックイン後へ部屋で「角館」のコンビニで買ったカップラーメンを昼ご飯としました。ここでたっこちゃんの「ミニ桶」が大活躍。まさかここで役に立つとは思いませんでした。カップラーメンの蓋を抑えるのにぴったり。大変役に立ちました。これからも重宝しそうです。
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ここ「大釜温泉」にも露天風呂があり雪の中の温泉を楽しめます。人が少なかったのでいつでも貸し切り状態で利用させて頂きました。青いビニールシートが風でバタバタと風情も飛んでいきます。
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ここにも温泉は、少し緑がががった優しい湯。硫黄の匂いもありません。
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内風呂は熱めで、露天に行く前にここで暖め、露天が戻り再度体を暖めると大変重宝しました。
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夕食は「鮎の干物」「焼きシイタケ」「きりたんぽ汁」年寄りの私としては十分でしたが、天ぷら系、肉系の料理がないので若い人には少し物足りないかもしれませんね。
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夜特にやる事がないので「大釜温泉」周りを散策。気温は絶対マイナス、すぐに顔、手が冷たくなってしまいます。
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「妙之湯」まで降りてきました。
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「妙之湯」は滝を見ながら露天に入れそうですね。
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今は雪は降っていませんが今晩も寒くなりそうです。
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石油ファンヒータが一定時間経過後「延長」ボタンを押さないと停止します。夜中寒くて目を覚ますと部屋の温度が10度以下になっており、慌ててスイッチをオン。夜中2回寒くて起きました。
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朝食は安定の「ザ・ジャパニーズ 朝食」でした。
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口コミがイマイチの宿だったので心配だったのですが、秘境の場所、値段を考えると妥当なところではないでしょうか。
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ただ、チェックアットの際、宿泊代を請求された事にびっくり。「楽天で精算済ですけど・・・」。ここはとても個性的な宿なので、今後も頑張って頂きたいと思います。
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