2021/06/12 - 2021/06/12
882位(同エリア3281件中)
まりも母さん
相変わらずのコロナ禍の中 お出かけと言ったら 人が少なそうな屋外の場所限定です。
今回は今年初 奥日光へ 中禅寺湖畔のクリンソウ見物を目的に出かけました。
新緑の湖畔の道から 花を探しつつ歩きます。
クリンソウは予想以上に花が少なくて残念だったけど
やはり 奥日光は素晴らしい。
素敵な景色にたくさん会えました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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-
昨年は6月初旬と10月末の2回 奥日光トレッキングに来ました。
今日のコースは、昨秋に歩いたのとほぼ同じコース。
季節を変えての景色くらべ。
車は 龍頭の滝近くに停め ここから歩きスタートです。
朝8時。売店営業前。まだ観光客も居なくて静かな龍頭の滝鑑瀑台。 -
緑濃く 朝日に照らされている時間。
滝の水量はいつも変わらない気がする。 -
旧日光プリンスホテルの方へ入り
「中禅寺湖周遊線歩道」へ進みます。
この画像と同じ場所で昨秋も写真を撮っています。
その時は 紅葉景色でしたね。 -
歩道に傾斜がつき始めたあたり
バイケイソウの群落が。
夏に白い花が咲いたらきれいでしょうね。 -
この湖畔を進むルートで「千手ヶ浜」を目指します。
目的地クリンソウ群生地 仙人庵へ行くには
中禅寺湖を観光船で行く、
赤沼車庫から低公害バスで行く この2通りは観光客向けの楽ちんアクセス方法。
後は徒歩(又は持ち込み等の自転車)で行く方法。
徒歩でのコースは色々ありますが
私たちは比較的ラクチンな 龍頭の滝からの歩きにしました。
木漏れ日の道を進みます。 -
湖畔の遊歩道は 少しだけアップダウンしながら進みます。
昨年の6月もここを歩きたかったのですが、おととしの台風で遊歩道が壊れ、通行止めになっていました。
9月に復旧したので、10月 歩きに来て 人も少なく、歩きやすい楽しい道だと知り
今回もここを歩く事にしたのです。 -
ダンナは道々 小さなものまで山野草の花を見つけては写真に撮っています。
うちでは「図鑑製作」と呼んでいます。今日見た花を端から写真に記録していく感じだからです。
ダンナが小さな花の写真を撮っている間
私はちょっと先まで進んだり 鳥を探したり。
私のレンズではあまりにも小さい花は撮り難いのですよ。
上を見上げれば 新緑の葉っぱが日に透けるように。
いろんな形が重なって面白い! -
バードウォッチングも目的なのに 案外鳥の声がしない。
やっと見つけた 小さな小さな鳥は 鳴きながら同じような場所を行ったり来たり。
子育て中なのか クチバシに虫をいくつもくわえていました。
多分エゾムシクイだろう と思います。 -
花や鳥を探しつつノロノロ進んで約1時間。
栃窪の浜に着きました。
もうここで一日のんびりしてもいいや~ な気分になる素敵な景色の浜です。 -
樹齢300年越えとも言われる栃の大木が何本も見える 「栃窪」
栃の大木を見あげていると ウロの中にヒガラの巣があるようでした。
親鳥が何度も何度も飛び立ち 虫をくわえて戻って来ていました。
こちらでも小さな小鳥が子育て真っ最中。 -
そして、今日は遊歩道に入ったあたりからずっと聞こえるエゾハルぜミの声。
真夏のセミの声と違って エゾハルぜミの声はうるさい感じは無く
初夏のさわやかな山歩きの 素敵なBGMに聞こえます。
年に一度はそんなエゾハルぜミの鳴く森を歩きたい。
栃窪の木々には 小さなエゾハルぜミの抜け殻が沢山くっついていました。 -
今日は天気が良く トレッキング日和。
日差しが強くなる季節でも 湖畔沿いの遊歩道は木陰が多く 暑くも寒くもなく快適です。
たまに樹木が切れた場所から 現れる湖と対岸の景色が素晴らしい。 -
ヤマツツジの赤い花が咲いています。
この先 熊窪を過ぎればほどなく 千手ヶ浜です。 -
「千手ヶ浜」に到着。
バス停にあるトイレを借りてから仙人庵に向かいます。
遊歩道脇に 結構好きなカラマツソウが咲いていました。
ミソサザイの美しいさえずりも聞こえました。 -
中禅寺湖畔へ向かう道の左右にはびっしりとマルバダケブキ
葉っぱが丸くて名前もフキとあります。しかし、この植物は食用のフキとは属が違う。
毒があるそうで、鹿も食べないそう。
前を歩いていた観光客の奥様達が「おいしそうね。ちょっと折って持って帰って食べたくなるわね」と
話しているのが聞こえたので、つい
「これは毒があって鹿も食べないからこんなに増えちゃったのですよ」と言ってしまった。
余計なお世話だったかな・・・。 -
仙人庵に入る前に千手ヶ浜湖畔から男体山の眺めを。
素晴らしい景観ですね。
湖畔は湖からの風で涼しすぎる位です。
砂浜は やはり昔より狭くなっていると思う。 -
仙人庵入り口へ。
昨年はコロナで遊覧船も低公害バスも休止でした。
湖畔の遊歩道は崩落 通行止めで、
ここへ来るには山越えのルートしかありませんでした。
往復徒歩はかなりキツくて無理でした。
今年は、乗り物と遊歩道も復活して、
山歩きの人、観光の人 思ったより人が来ていました。
それでも、団体の観光客が居ない分通年よりは空いていると思う。 -
最初に目に入ったのはサクラソウ。
-
お目当てのクリンソウは・・・。
今年は花数が少ないとは聞いていました。
今年は春の桜から 通年より開花が早く、どの花も早目の時期に咲きだした、と聞きましたが、
クリンソウに関してはそうでもなくさほどの変化はなかった模様。 -
前に来た時より 花の数自体も少ないように思うし
伸びた感じもまだまだな気が。 -
前回来たのは2015年6月6日
その時以上の景色が見られるのを期待して来ましたが、うーん残念な様子かも。 -
仙人庵は個人の敷地内で
お庭のような 建物周りにクリンソウが咲きます。
小川も流れ その水は清らか。 -
ロープで囲われた中には入る事は出来ず、外から見て 写真に撮ります。
しかし、今年は沢山咲いている場所は、遠くて良く見えないよ・・・。
前に来た時は小川の縁まで沢山花が並び、水面にその花々が映って そりゃ~美しいなんてもんじゃない景色が大展開だったのですけどね。 -
遠くの方にはまぁまぁ並んで咲いているのも見えるが・・・
近くで見られると思い込んでいたので、重いから、とレンズも持って来なくて、
写真に関しては ドボン状態のまりも母でございました。 -
鹿よけのフェンスも設置されているし、理由は判りませんが、今年は多分お花がかなり少ないのだろう。
-
濃いピンクから白までのグラデーションの美しいクリンソウ。
-
お寺の屋根にある九輪のように花の輪が二段以上に伸びると見ごたえがありますが
今日のクリンソウはそういうのも少ないね。 -
まぁ自然のものだから咲き具合が例年とは違う、と言う事もあろう。
ちょっと残念だけど、また、来年以降に期待しよう。 -
仙人庵から千手ヶ浜の湖畔に移動して、お昼です。
今日は、時間をたっぷり取って メスティンでパエリアを炊きました。
最近 お米に混ぜて炊くだけ、という缶詰を見つけて買ってみました。
お米は無洗米で、あらかじめ浸水せずに 缶詰+水煮のツナ缶を汁ごとで
炊きあがったらタオルで包んで逆さまにし10分蒸らしました。
アルデンテのパエリアっぽいのがバッチリできましたー!
ツナ缶分 具も増えてナイス!おいしかったー!
転がっている石を台にしたり風よけにしたりも良い具合でした。 -
1時間ほどお昼休憩して 低公害バスで小田代ヶ原まで移動。
さすがにこの区間歩くのはキツイです。
バスが混み混みだったのが、唯一の難点。
全員マスク着用で、乗車時は手も消毒だけど
窓全開って訳でもなく ちょっとビビりました。
考えたら新型コロナ発生以降 公共交通機関を利用したのはここの低公害バスだけや!
到着した小田代バス停横にはお猿さんの集団が。 -
ここからは龍頭の滝への戻り道。
ここへ来たなら必ず 貴婦人にご挨拶して そのお姿を写真に収めます。
初夏の貴婦人は緑のお召し物。 -
ズミの白い花も見えます。
-
蒼い男体山と白いズミの花 奥日光の初夏の景色です。
-
ぐるりと時計回りに小田代ヶ原の遊歩道を進みます。
木道を歩き、脇の植物を観察し
今日は、やっと通れるようになった 戦場ヶ原方面への木道を進みます。
おととしの台風で木道が 浮いたり流され、1年以上通り抜け出来なかったルート。
全てを完全に直すのは困難な事でしょう。
うねうねと曲がった木道部分もありました。 -
木道脇に すこーしレンゲツツジも。
関東では一番最後に咲くツツジ
そういえば、子供の頃 ツツジの蜜を吸う、というのをやったことがありました。
誰か お友達が教えてくれたっけ。
しかし、このレンゲツツジだけは毒があるので、蜜吸いはやめた方が良い。 -
新しく直された木道と それなりに傷んでいる以前からの木道の接続部分。
車が入れない場所だから 材料を運び入れるのも大変でしょう。
歩きやすくてありがたい木道。
ベンチ部分はまだ直っていない所も多かったです。 -
木道脇に倒れた木の根っこ。
毎回これを見るたびに
深く張れない横伸びの根っこが湿原ならでは。すごいなぁと思っていました。
雨や雪にさらされて、年月が経つうちに すっかりすべすべになった根っこは
もうアート作品みたい。
ここだけ切り取って、美術館に展示されていても不思議は無いと言うか
モダンな建物のガラス張りのエントランスに飾ってあったら
カッコいいオブジェだと思う。 -
戦場ヶ原の広い草地が見えます。国道もあの向こうに。
ワタスゲの白い穂も見えました。
乾燥化が進んでいるのか 湿原感はあまり無くなって来ているように思う。 -
赤沼バス停まで歩き そこから東武バスで龍頭の滝に戻ればいいか、と歩いて来ました。
が、最後の分岐まで来て、バスに乗っても 停留所ひとつかふたつだよね。
分岐から赤沼バス停まで歩くなら、龍頭の滝まで歩いてもほとんど変わらないかも?
と、言う事で全部歩いて戻ることに。
龍頭の滝上の国道に出る少し手前の 湯川の景色が美しいのは
昨年秋に確認してます。
そこを見て歩くのも 良いでしょう。 -
秋の紅葉とは又季節違いの美しさ。
やっぱりバスに乗らないで歩いて来て この景色が見られて良かった。
苔生した岩と湯川の流れ。木漏れ日の森 きれいや~。 -
滑滝のような一枚岩の上を湯川が流れる辺りは
途切れない水音と緑が涼し気。 -
国道に出る道の直前。笹の中に水仙が咲いていました。
もう水仙の季節はとっくに終わったと思ってた。 -
なかなか近くで咲いているのが見つからなかったレンゲツツジも
最後の最後 遊歩道脇にバッチリ咲いていました。
今日は、目的だったクリンソウは残念だったけど
いつ来ても美しい奥日光の景色が沢山楽しめました。
結局、この日は20キロ弱も歩いていましたよ。
アップダウンは少ないから、全然OKだと思ったのに
帰宅後数日して膝が腫れ、痛くて曲げられなくなり、
しばらくは山歩きが出来そうにないまりも母。
まぁコロナは全然終息の兆しが見えないので、ゆっくり その間に直すしかないね。
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