2024/03/22 - 2024/03/22
178位(同エリア383件中)
まりも母さん
今年になってからのお出かけは
つくば市に越してきた弟に北関東の案内を兼ねて
私たちが ここは良かったなぁ、と 言う場所への再訪が多いです。
今回もそんな「見たことのなかろう?」な景色を見せに ミツマタ群生地へ。
ただ、前と同じじゃ~私たちもつまらない。
今回は ミツマタ見物と群生地のある焼森山へのプチ登山もあわせてみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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-
まりも母が焼森山のミツマタ群生地を訪れたのは
2015年と2020年。(旅行記掲載済み)
最初に来た時は 見物客MAX20人って感じだったのが
2回目の2020年には シャトルバスまで運行されるようになってました。
2019年時点で15800人もの有料入山者数だったそう。
コロナ禍もありましたが、
2022年に自家用車禁止 往復1000円のシャトルバスのみにするとガクっと入山者が減り
昨年は5979人まで激減(下野新聞情報)
そこで 2024年は 駐車台数を150台分に増やし
自家用と片道100円のシャトルバス両方でアクセス可 が復活しました。
今日は 弟の都合で出発が遅め。現地駐車場に到着したのは午前11時頃。
一旦 1km手前の駐車場に停め 支度をし 歩き出そうとしたら・・・
先の駐車場に空きが出始めたようで そっちに停めていいですよ。と
許可証を貸してくれました。(先の駐車場は群生地から300m手前) -
先の駐車場から林道を300m程進むとミツマタ群生地です。
見えたこの景色の場所は 見学路の出口。
一方通行の表示が出ています。
実はこの辺りが一番の写真撮影スポットで
以前は 写真を撮りに来る人はここから入り
入園料である保全協力金を払っていない人が多く見受けられました。
今日は遅い到着時間で 写真目的の朝日の差し込む景色はとっくに過ぎ
ガチで写真撮ってる人は居ませんでしたが
地元の方の管理の元 この景色が見られるんだから ケチな事しないでちゃんと保全金は払えよ~と思うまりも母です。 -
ミツマタ広場と言う開けた場所に入口があります。
仮設トイレやベンチも。
この小屋で協力保全金一人500円(今年は)を払います。
パンフレットが頂けます。
小屋左の坂道が入口です。 -
ミツマタは 本日七分咲きだとか。
あれ?前回も七分咲きの時だった・・・。
だが、前回は雪の翌日でミツマタの花の上に雪や氷が乗っていたっけ。
この日 ミツマタはうつむき加減に咲き始めてはいました。 -
外側から咲いていくのでまだ中心部分は蕾。
甘い香りがする植物のはずですが
今日は全くその香りは感じませんでした。 -
谷筋に群生している場所です。
谷に沿ってやや登りの道を進み 先で谷の反対側に渡って戻る周回のルート。
上から降りて来るルートの木製手すりが見えます。 -
既にお昼に近い時間で周りは明るく
黄色と白のミツマタはほんわりと柔らかくかがやき見えます。 -
咲ききらないと 花はうつむき加減の為 外側の白い部分が目立つのか
全体が白っぽく見えてしまいます。
谷全体が黄色く見えるようになるのは 満開直前にならないとダメなのかも。
写真に撮ると 実際より白っぽくなってしまい、ミツマタの黄色味は出にくいです。 -
しかし 枝打ちされた杉林の中にびっしりと咲くミツマタの景色は
なかなか見る事のない不思議景色です。
そんな中に作られた散策路を歩けるのは素敵な事。
弟も 初めての景色に驚いた様子です。 -
一番奥の小さな橋を渡り 谷の反対側 高い場所から谷を見下ろせば
木立の中へ差す光に輝くミツマタの花たち。 -
最初に来た時より ずっと歩きやすく整備された散策路。
広くはありませんが、安全に歩けます。
そうそう 木の枝でできた杖も入口にありましたね。 -
ガイドツアーも行われているようです。
おもしろおかしく説明するガイドさんとお客さんたち。
お客さんの写真撮影も行われて 渋滞しちゃったけど~。
急な場所には階段が設えられています。 -
ぐるっと廻って 一番下のあたりまで戻ってきました。
相当ゆっくり進んでも30分はかかりません。 -
最後の方に 沢山 黄色い花が咲いた木がいくつかありました。
きれいな黄色が見られました。 -
前回は あまりの混雑加減で もう再訪はないかな?と思っていました。
人気観光地のオーバーツーリズムと同じ
一気に沢山の人や車が 普段は静かな里山地区に押し寄せては
住民の方には迷惑ですよね。
でも せっかくの素敵な景色を見て欲しいという気持ちも判りますし。
せめて 協力金を払い 地元で買い物などもしようとは思っています。 -
出口付近に一番色づきの良い花がありました。
日当たりもあるのかな?
今年は3月になってから冷えたり天気の悪い日も多く
植物は なかなかベストな時期に見に来るのは難しいです。 -
出口から再び ミツマタ広場まで戻り
今日はその先 鶏足山と焼森山への山歩きもするのです。
広場の先 林道を沢沿いの進みます。
まずは鶏足山を目指して。
水気の多い場所 こんな 岩のように重なった苔の場所も。 -
沢に造られた堰堤は一見木製。
木製の堰堤なんてすぐに劣化しちゃうし 無いですわ。
やはり コンクリート製のものに木材が張られているものでした。
景観的な目的だけなのか?他にも理由があるのかは判りませんけど
地衣類が生えてたりして コンクリむき出しよりはずっと良いですね。 -
雷神穴の表記のある鳥居はスルーして先に進みます。
林道のような広めの道ですが あちこちに岩が落ちているようになり
オフロード車なら通れるかもしてないけど~な感じに。
道は 治山の作業車などが通るための広さなのかもしれません。 -
しばらく進むと脇の斜面にもミツマタの花が。
こちらの方が日当たりが良いせいか、群生地より黄色く花が開いています。
群生地も 昔植えられた苗が不要になり 忘れられていた時代を経て
杉の間伐により復活 沢山の花を咲かせるようになったと聞きます。
焼森山の他の場所にも ミツマタが植えられていても不思議はないですね。 -
又苔びっしりの斜面が見えました。
ここは岩も板状に重なっています。 -
もう1か所 ミツマタが左右に咲く小さなトンネルのような場所もありました。
ミツマタ広場から15分程の所でしょうか。
この先にはもうミツマタの花は見つかりませんでしたね。 -
そのすぐ先 分岐になりました。左が鶏足山。右が焼森山。
私たちは 鶏足山へ進みます。
ここからは登山道っぽい狭さになります。
稜線まで登り 尾根伝いに進みます。 -
分岐から20分位で鶏足山山頂へ。
ちょっと開けた場所にベンチとテーブルもひとつありました。
ここでランチにします。
今日は買ってきたお弁当。
たまに冷たい風が抜けます。歩いていて軽く汗もかきましたが
ここではウインドブレーカーを着ました。
三角点の看板の下 ポストに登山日記帳って貼ってあります。
ノートと筆記具が入っているっぽい。
ここに来た人が記念に一筆書くのか?
なんか、そういうのむか~し喫茶店とかにもありましたなぁ。
まりも母もひとつポエムでも書くか(うそ) -
三角点がありました。
山頂からの見晴らしはいまいちです。
樹木がじゃまになります。
急な下り道の先に見晴台があると標識があるので食後そちらへも行ってみます。 -
小さな祠のある見晴台。
弘法大師の伝説が残る 茨城県と栃木県の県境になるあたり。
ここからはほぼ360度の眺望が。 -
お~~。ぐるっと景色が見渡せる絶景の見晴台でした。
真ん中あたり 日光の男体山と女峰山が見えます。
右の山塊は高原山ですね。那須連山も見えました。 -
ゴルフ場かな?里の方も。遠くに海まで見えましたよ。
富士山は霞があるからか見えませんでしたが
雪を被った浅間山は見えました。 -
杉林の面白い景色も。
手前は伐採され 奥の残った林が櫛みたいに。
しばし景色を眺め 次の目的地 焼森山へ向かうために 鶏足山へ戻ります。
さっき下った急な階段道をまた登るのか?と思ったら
手前に巻道があって助かった。
低山と言え 登ったり 下りたり 既にばばぁ化激しいまりも母にはキツイもんね。 -
分岐まで戻り 今度は焼森山へ進みます。
だんだん 岩の多い登山道になってきました。
座禅岩という標識のあった所。
岩の上から覗くと大きな岩のてっぺんでした。
ここを下りるのは危ないかも?と一応脇を巻くことに。 -
下から見たらこんな大きな岩だった。
こういうのって登る方が簡単で下りる方が危なく感じますね。
焼森山方面の道は面白い岩質が見られるルートでした。 -
焼森山山頂に到着。
標高423m
焼森山辺りはチャート岩質だとかで、板状になった岩や大きな奇岩が多いのでした。
歩きながら岩を見るのも面白いです。
途中で出会った 常連さんらしいおじさんが
最近焼森山あたりで滑落事故もあった、と言ってました。
低山ではありますが、転んだり、落ちればそれなりな事になる山でもあります。 -
ここからも景色が眺められます。
でも さっきの鶏足山北側の展望地の方が絶景ですね。 -
後は登山口 車を停めた駐車場近くへ下るだけです。
もう一か所 こだま岩と言う見晴らしの良い場所もありました。
正面奥に見えるのは筑波山方面です。 -
このあたりには急角度の岩場も多くなります。
-
ここの所お天気が続いたせいか登山道の土も乾いています。
木の根と土の急坂の下りはすべりますよ~。
岩より危険かもしれん。 -
向かい側から ガイドさんとツアーらしいグループが登って来ました。
登り優先の為 脇に避けて道を譲ります。
ガイドさんが「16名いま~す」と。
後方にも数名の女性とガイドさん。
私たちと逆回りの道は急な登りが多いルートですね。
ご安全に~。 -
登山口に下りるまで結構な急坂続きでした。
降り切る少し手前で 普段着の女性とおじさんの3人組が息を切らせて登って来ました。
その格好でここを登るのか~?と 「焼森山山頂まで行くのですか?」
一応聞いてみました。
すると・・・「ミツマタ見に行くんです」と返事が。
「この先ミツマタ咲いていませんよ!」
「え~~!すぐ先だよサンダルでも行かれるって言われたのにー!」
なんか・・・間違えて登って来ちゃったみたい。
「ミツマタは林道の先ですよ!降りて降りて!」
良かったですねぇ ここで会わずに そのまま登って行ったら
キツイわミツマタ咲いてないわで大変でした。
しかし なんでここを右へ行っちゃったんだろうね。 -
駐車場近くの登山口に下り 無事周回コースで鶏足山と焼森山を踏破できました。
車でいい里さかがわ館へ移動し 産直野菜を買って
栃木県ですからね いちごアイスのバロンドールと言うのを食べました。
(いちご2種とラズベリーアイスの三段重ね450円なぜバロンドール??)
帰宅途中 仏頂山・高峰山遊歩道入口あたりに
素晴らしい梅の木がありました。
山あいで花期が遅いのか 奔放に伸びた枝は満開でした。
体力の衰えと色々膝や腰の不具合もあって
今日位の登山がせいぜいな気がします。花見登山はいつまで行かれるかなぁ?
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