2020/11/03 - 2020/11/03
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旅人のくまさんさん
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見晴台考古資料館の紹介です。見晴台考古資料館は、名古屋市南区の笠覆寺(通称笠寺)を中心に、南北に広がる笠寺台地に位置する公園に立地しています。旧石器時代の石器や弥生遺跡などが見つかった場所です。
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名古屋市地下鉄桜通線の鶴里駅で下車し、歩いてやってきた笠寺公園です。手前に見えるのが、その公園の石標です。約15分ほどの距離でした。笠寺公園は、名古屋市南区の笠覆寺(通称笠寺)を中心に南北に広がる笠寺台地に位置します。くさび形の南北長さ約3キロメートル、高さ約10メートルの笠寺台地の一角に名古屋市立の見晴台考古資料館があります。
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イチオシ
麓から見上げた笠寺公園の光景です。笠寺台地には、柏畑、市場、櫻田、東郷梅、山崎、戸部など、古代遺跡が多く残り、また、本星崎、笠寺、櫻、山崎、新屋敷などの古い集落が所在することから、尾張地方の文化の発祥地の一つともいわれます。また、見学先の見晴台考古資料館は、縄文遺跡や弥生遺跡が発掘された場所に建てられました。
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笠寺公園で咲いていた赤い花の紹介です。『ヒャクニチソウ(百日草)』は、キク科ヒャクニチソウ属の1年草です。原産地はメキシコとされ、属名からジニアと呼ばれることも多くなりました。花の寿命が長いことから、『ウラシマソウ(浦島草)』や『チョウキュウソウ(長久草)』の別名もあります。
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同じ花壇で、オレンジ色の花を咲かせているのは、『キバナコスモス(?花コスモス)』のようです。キク科コスモス属の多年草または一年草です。普段、コスモスはオオハルシャギクを指しますが、同属別種になりますので交配することはできません。
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赤色のグラディションの可愛らしい花を咲かせていたのは、『ケイトウ(鶏頭)』です。インド、熱帯アジアを原産とするヒユ科ケイトウ属の1年草です。この花には見られませんが、ニワトリのトサカに似た赤い花をつけることが名前の由来となっています。
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笠寺大地の上から眺めた、名古屋市街の光景です。やや北寄りの東側方面になるようです。笠寺台地は、政治的・軍事的にも重要な場所であり、戸部城、戸部一色城、櫻城、山崎城、星崎城、市場城、笠寺寺部城など、歴史上多くの城が置かれました。戦国時代には、織田氏と今川氏の勢力が衝突する地点となりました。
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『笠寺公園』のタイトルがあった説明看板の光景です。右側に『散歩の途中で考古学・見晴台遺跡と笠寺公園』のタイトルで、歴史を踏まえた説明文がありました。冒頭に、『1941(昭和16)年、見晴台遺跡は全国で二番目に銅鐸型土製品が見付かったことで有名になった』とも解説されていました。
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『見晴台考古資料館』の正面玄関光景です。見晴台(みはらしだい)遺跡の保存活用を目的として、1979年(昭和54年)に開館した施設です。この資料館では、見晴台遺跡で見付かったものだけではなく、名古屋市内で見付かった出土品の調査・研究と展示を行っていることも紹介されていました。
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正面入り口脇にあった、『名古屋市見晴台考古資料館』の表札です。その下は、見晴台遺跡展と、見晴台の守り展の常設展示の案内でした。その右の緑色のパネルには、『名古屋・歴史文化探訪情報』のタイトルがありましたが、内容は確認していません。
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名古屋市内の小学校などの、課外授業の場所として使われているらしく、フリガナ付きの漫画でいろいろと解説されていました。この漫画は、左が昭和39年(1964年)の一次調査で見つかった『丸窓付土器』です。『用途不明の土器』と紹介されていました。右が2016年の第56次調査で出土した『長頸壷』です。赤い彩色がある細かい模様の丁寧な造りの壷と紹介されていました。
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右列が、『つるつる?ギザギザ?』のタイトルがあった4コマ漫画です。先ほども紹介した『丸窓付土器』です。この漫画の主役のキャラクターです。しかし、丸窓の目的は不明と解説されていました。左列が『ツボとカメ』のタイトルがあった4コマ漫画です。『壷と甕の違い』について、使途や形状について解説されていました。
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右列が『高坏さんが見てる』のタイトルがあった4コマ漫画です。高坏の形状と使途について説明されていましたが、脚にある穴については?でした。左列の『赤い理由?』の4コマ漫画では、この後紹介する『ブランデーグラス形高坏』が取り上げられていました。この後、現物写真も紹介しますが、お洒落な赤色の模様です。
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右列が『溝再現コーナー』、左列が『竪穴住居』を説明した、それぞれ4コマの漫画です。『溝』は、実際にこの場所にあった深さ・幅ともに4メートルの環濠遺跡です。また、『竪穴住居』は、住居跡観察舎』の中に再現されたものです。
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右列が『効能:ひび、われ』、左列が『そぼくなギモン』のタイトルがあった、それぞれ主役のキャラクターの『まるどん』こと、『丸窓付土器』の紹介の4コマ漫画です。
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右列が『目力(めじから)』のタイトルで、時計回りに弥生以前、弥生、市民発掘、中世、昭和と企画展の順路を紹介したものです。左列は、『弥生時代の場所にいるよ」のタイトルで、この漫画のキャラクターの『まるどん』が展示された場所を教えていました。
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『これは何でしょう?』のタイトルがあった、見学に来たお子さんたちに問いかける、クイズ形式の展示の紹介です。
(左):『台付壷』、年代:弥生時代
出土場所:見晴台遺跡(36次調査で、環濠内から出土)
その他:壷と器台の一体型。
(右):『舟形土製品』、年代:弥生時代
出土場所:見晴台遺跡(51次調査で出土)
その他:遺跡と水の関りを示す出土品。 -
『鳥形土器』
年代:弥生時代
出土場所:見晴台遺跡
その他:鳥をモチーフにした考古品は、須恵器、木製品でも出土。 -
『銅鐸鋳造実験の風景』のタイトルがあった写真パネルと、見晴台遺跡からの出土品の『送風管(部分)』の展示光景です。出土品の背後の写真は、奈良県の『唐古遺跡』から出土の送風管でした。
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『見晴台遺跡のあゆみ年表』のタイトルがあった年表の光景です。約2万年前の旧石器時代から始まり、『近代・昭和戦前期(1942~1945年)』として、『笠寺高射砲陣地が築かれる』との記載がありました。同じように、『遺跡』として高射砲陣地の施設を記載することには、違和感を覚えます。右上の写真は、縄文時代の『角錐状石器」、下の写真が弥生時代の『円窓付土器』です。
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『見晴台遺跡と見晴台考古資料館』のタイトルがあった説明パネルです。『この場所で出土した土器や遺構などを見学することができる、市内唯一の博物館』と紹介されていました。
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名古屋市見晴台考古資料館の目玉展示のようだった、弥生時代後期の『高坏(たかつき)』です。『高杯』とも表記される、高い台のついた坏形の食器です。高坏形の土器は縄文時代晩期に一般化し、弥生時代になると不可欠な食器の器形として定着し、木製のものも使用されるようになりました。現代でも使われる木製品では、高杯の表記が似合うようです。パネルには、『ブランデーグラス形高坏』と『弥生の赤』についての解説がありました。
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イチオシ
『ブランデーグラス形高坏』
年代:弥生時代後期前葉
出土:見晴台遺跡
その他:山中式と呼ばれる様式で、焼成前に丹彩。山中式は、東海地方の弥生時代後期土器とされ、濃尾平野独自のデザインと、そうでないものとがあり、前者の山中型甕・パレス壺およびワイングラス型高坏と器台の分布圏が山中様式分布圏とされます。(赤塚次郎) -
イチオシ
見晴台考古資料館の展示光景です。ガラス戸棚の中に出土品などが展示され、壁面に説明文が表示されていました。
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(手前右):『常滑窯製品の壷』:室町時代、見晴台遺跡出土
(手前左):『土錘と陶丸』:室町時代、見晴台遺跡出土
(奥右):『土師器・羽釜』:室町時代、見晴台遺跡出土
(奥左):『山茶碗・碗と小皿』:鎌倉時代、見晴台遺跡出土 -
(手前右):『古瀬戸・小皿』:室町時代、見晴台遺跡出土
(手前左):『古瀬戸・卸皿』:室町時代、見晴台遺跡出土
(中右):『表示なし』(古瀬戸の陶片?)
(中左):『古瀬戸花瓶(2個)』:室町時代、見晴台遺跡出土
(奥右):『古瀬戸・手付片口』:室町時代、見晴台遺跡出土
(奥左):『古瀬戸・天目茶碗』:室町時代、見晴台遺跡出土 -
『見晴台の守り展』のタイトルがあったコーナーの光景です。見晴台で見つかった、『弥生時代の守り』と『昭和の守り』の展示です。右端の彩色された模型は、弥生時代の守りの笠寺台地の環濠集落です。壁面のパネルには、東海地区の弥生時代後期の主な環濠集落が地図上に記されていました。
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卓上の白い模型には、『笠寺高射砲陣地模型』のタイトルがあり、壁面には『昭和の守り』や『笠寺陣地』の説明文がありました。
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卓上の赤いシートの上に並べられているのは、第二次大戦で米軍が使用した焼夷弾の残骸です。東京、名古屋をはじめ、日本中の主な都市を焼き尽くしました。壁面の写真は、戦時中に撃墜されたB29爆撃機の機体の一部の発掘状況です。
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『笠寺高射砲陣地』により撃墜されたとされるアメリカ軍のB29爆撃機の残骸展示です。瑞穂運動場付近に墜落したと解説されていました。垂直尾翼の一部分のようです。
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『戦争遺跡としての見晴台』のタイトルがあった説明パネルの光景です。上が撃墜された米軍のB29爆撃機のジュラルミン破片と機体の説明、下が、撃墜したとされる笠寺台の高射砲砲座の説明写真です。個人的には、古代遺跡の展示館に現代の戦争遺跡を同列に並べて展示することに関して、違和感を覚えました。
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