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青塚古墳の約3.5キロ東にある尾張二宮の大縣(おおあがた)神社では、『青塚古墳は大縣神社の御祭神である神裔大荒田命(おおあらたのみこと)の墳墓である』と伝えられています。毎年、中秋の名月に近い週末の夕刻から日没にかけて、『墓前祭』が執り行われます。

2020秋、青塚古墳・楽田城跡と断夫山古墳(2/6):青塚古墳(2):仁所野遺跡出土品

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2020/11/04 - 2020/11/04

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

青塚古墳の約3.5キロ東にある尾張二宮の大縣(おおあがた)神社では、『青塚古墳は大縣神社の御祭神である神裔大荒田命(おおあらたのみこと)の墳墓である』と伝えられています。毎年、中秋の名月に近い週末の夕刻から日没にかけて、『墓前祭』が執り行われます。

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  • 青塚古墳からの出土品の展示光景です。壷形埴輪や、円筒埴輪などの出土品の一部が纏めて展示してありました。

    青塚古墳からの出土品の展示光景です。壷形埴輪や、円筒埴輪などの出土品の一部が纏めて展示してありました。

  • 青塚古墳からの埴輪の出土品の展示光景です。全部で6種の埴輪が展示されていました。壷形3種、円筒形2種と、樽形1種のようです。

    イチオシ

    青塚古墳からの埴輪の出土品の展示光景です。全部で6種の埴輪が展示されていました。壷形3種、円筒形2種と、樽形1種のようです。

  • 名称:『壷形埴輪(A類)』<br />出土:青塚古墳<br />年代:4世紀中葉(古墳時代前期)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:二段の口縁で、長い同部を持つタイプです。

    名称:『壷形埴輪(A類)』
    出土:青塚古墳
    年代:4世紀中葉(古墳時代前期)
    材質:土器(須恵器)
    その他:二段の口縁で、長い同部を持つタイプです。

  • 名称:『壷形埴輪(B類)』<br />出土:青塚古墳<br />年代:4世紀中葉(古墳時代前期)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:下膨れの胴部を持つタイプです。

    イチオシ

    名称:『壷形埴輪(B類)』
    出土:青塚古墳
    年代:4世紀中葉(古墳時代前期)
    材質:土器(須恵器)
    その他:下膨れの胴部を持つタイプです。

  • 名称:『壷形埴輪』<br />出土:青塚古墳<br />年代:4世紀中葉(古墳時代前期)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:A類にもB類にも分類しにくいタイプの壷形埴輪です。

    名称:『壷形埴輪』
    出土:青塚古墳
    年代:4世紀中葉(古墳時代前期)
    材質:土器(須恵器)
    その他:A類にもB類にも分類しにくいタイプの壷形埴輪です。

  • 名称:『円筒埴輪』<br />出土:青塚古墳<br />年代:4世紀中葉(古墳時代前期)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:横に穴が開けられた円筒埴輪です。

    名称:『円筒埴輪』
    出土:青塚古墳
    年代:4世紀中葉(古墳時代前期)
    材質:土器(須恵器)
    その他:横に穴が開けられた円筒埴輪です。

  • 名称:『円筒埴輪』<br />出土:青塚古墳<br />年代:4世紀中葉(古墳時代前期)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:同じ円筒埴輪を、撮影場所を変えての撮影です。

    名称:『円筒埴輪』
    出土:青塚古墳
    年代:4世紀中葉(古墳時代前期)
    材質:土器(須恵器)
    その他:同じ円筒埴輪を、撮影場所を変えての撮影です。

  • 名称:『円筒埴輪』<br />出土:青塚古墳<br />年代:4世紀中葉(古墳時代前期)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:撮影場所を変えての撮影です。

    名称:『円筒埴輪』
    出土:青塚古墳
    年代:4世紀中葉(古墳時代前期)
    材質:土器(須恵器)
    その他:撮影場所を変えての撮影です。

  • 名称:『円筒埴輪』<br />出土:青塚古墳<br />年代:4世紀中葉(古墳時代前期)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:ひれ付きの円筒埴輪です。

    名称:『円筒埴輪』
    出土:青塚古墳
    年代:4世紀中葉(古墳時代前期)
    材質:土器(須恵器)
    その他:ひれ付きの円筒埴輪です。

  • 名称:『樽形埴輪』<br />出土:青塚古墳<br />年代:4世紀中葉(古墳時代前期)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:

    名称:『樽形埴輪』
    出土:青塚古墳
    年代:4世紀中葉(古墳時代前期)
    材質:土器(須恵器)
    その他:

  • 『壷形埴輪底部』のタイトルがあった説明パネルの光景です。焼成前後に底部に開けられた穴を、実物を提示して解説されていました。<br />(焼成後):上の三例、三つとも小さめの穴です。<br />(焼成前):下の二例、ヘラで丁寧に開けられています。

    『壷形埴輪底部』のタイトルがあった説明パネルの光景です。焼成前後に底部に開けられた穴を、実物を提示して解説されていました。
    (焼成後):上の三例、三つとも小さめの穴です。
    (焼成前):下の二例、ヘラで丁寧に開けられています。

  • 5万分の1縮尺の緑色の地図には、旧建設省・国土地理院の承諾を得て犬山市の古墳が記されていることが紹介されていました。古墳の形を前方後円墳、前方後方墳と円墳に分けて表示してありました。青塚古墳は、下部のやや左寄りの位置です。

    5万分の1縮尺の緑色の地図には、旧建設省・国土地理院の承諾を得て犬山市の古墳が記されていることが紹介されていました。古墳の形を前方後円墳、前方後方墳と円墳に分けて表示してありました。青塚古墳は、下部のやや左寄りの位置です。

  • 名称:『鏃形石製品』<br />出土:青塚古墳(方形段状遺構)<br />年代:4世紀中葉(古墳時代前期)<br />材質:石器(緑色凝灰岩)<br />その他:お祭りに使われたと推測されています。

    イチオシ

    名称:『鏃形石製品』
    出土:青塚古墳(方形段状遺構)
    年代:4世紀中葉(古墳時代前期)
    材質:石器(緑色凝灰岩)
    その他:お祭りに使われたと推測されています。

  • (写真上):メスリ山古墳(奈良県桜井市)の石製の出土品の写真です。鏃などが多いようです。右下が、柄を付けた復元模型のようです。<br />(写真下):大成洞古墳群(韓国・金海)の石製品の出土品です。『金海(キメ)』は、釜山近郊で、現在は国際空港がある地域として知られます。<br />(その他):以上の写真は、青塚古墳出土の石製鏃の類似品として紹介されていたようです。大成洞古墳群の左から2列目の石製品は、穴の位置もそっくりです。また、メスリ山は鉢巻山の別名もあり、『めぐり山』の誤記説が始まりとする説があります。

    (写真上):メスリ山古墳(奈良県桜井市)の石製の出土品の写真です。鏃などが多いようです。右下が、柄を付けた復元模型のようです。
    (写真下):大成洞古墳群(韓国・金海)の石製品の出土品です。『金海(キメ)』は、釜山近郊で、現在は国際空港がある地域として知られます。
    (その他):以上の写真は、青塚古墳出土の石製鏃の類似品として紹介されていたようです。大成洞古墳群の左から2列目の石製品は、穴の位置もそっくりです。また、メスリ山は鉢巻山の別名もあり、『めぐり山』の誤記説が始まりとする説があります。

  • 『鏃形石製品』のタイトルの説明パネルの紹介です。五つの項目で紹介され、『青塚古墳出土の鏃形石製品は、日本の最東の出土品』と締め括られていました。<br />1.鏃形石製品は、碧玉・緑色凝灰岩を使った、銅鏃・鉄鏃の模造品<br />2.ヤマトでは、前期中葉以降の副葬品<br />3.初現は、メスリ山古墳(奈良県桜井)、新山古墳(奈良県広陵)と考えられる<br />4.柳葉形、鑿頭形、無茎形の3種に大別される<br />5.朝鮮半島東南部の大成洞古墳群(金海)で出土

    『鏃形石製品』のタイトルの説明パネルの紹介です。五つの項目で紹介され、『青塚古墳出土の鏃形石製品は、日本の最東の出土品』と締め括られていました。
    1.鏃形石製品は、碧玉・緑色凝灰岩を使った、銅鏃・鉄鏃の模造品
    2.ヤマトでは、前期中葉以降の副葬品
    3.初現は、メスリ山古墳(奈良県桜井)、新山古墳(奈良県広陵)と考えられる
    4.柳葉形、鑿頭形、無茎形の3種に大別される
    5.朝鮮半島東南部の大成洞古墳群(金海)で出土

  • 『白山神社古墳』の出土品の展示光景です。弥生時代から古墳時代の墓所だったと推定される遺跡であることが確認されたため、現在は地名をベースにした『仁所野(にしょの)遺跡』と呼ばれているようです。

    『白山神社古墳』の出土品の展示光景です。弥生時代から古墳時代の墓所だったと推定される遺跡であることが確認されたため、現在は地名をベースにした『仁所野(にしょの)遺跡』と呼ばれているようです。

  • 『白山神社古墳』の出土品の最上段右側のズームアップ光景です。発掘調査で、土器(須恵器)が大量に出土したようです。直径15メートルの円墳で、その上に白山神社が建っていることが紹介されていました。

    『白山神社古墳』の出土品の最上段右側のズームアップ光景です。発掘調査で、土器(須恵器)が大量に出土したようです。直径15メートルの円墳で、その上に白山神社が建っていることが紹介されていました。

  • 名称:『脚付短頸壷』<br />出土:白山神社古墳(丹羽郡大口町)<br />年代:古墳時代後期(6世紀末)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:埴輪を連想させるような形の土器(須恵器)です。

    名称:『脚付短頸壷』
    出土:白山神社古墳(丹羽郡大口町)
    年代:古墳時代後期(6世紀末)
    材質:土器(須恵器)
    その他:埴輪を連想させるような形の土器(須恵器)です。

  • 名称:『脚付短頸壷』<br />出土:白山神社古墳(丹羽郡大口町)<br />年代:古墳時代後期(6世紀末)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:埴輪を連想させるような形の土器(須恵器)です。

    名称:『脚付短頸壷』
    出土:白山神社古墳(丹羽郡大口町)
    年代:古墳時代後期(6世紀末)
    材質:土器(須恵器)
    その他:埴輪を連想させるような形の土器(須恵器)です。

  • (右側の壷):『脚付短頸壷』は紹介済<br />(左側の説明パネル):鳥つまみの高坏(豊川市の展示会に2か月間出品中)<br /> 高坏の現物代わりの写真パネルが置かれていました。高い台のついた坏形の食器で、縄文時代晩期に一般化し、弥生時代に不可欠な食器として定着しました。

    (右側の壷):『脚付短頸壷』は紹介済
    (左側の説明パネル):鳥つまみの高坏(豊川市の展示会に2か月間出品中)
     高坏の現物代わりの写真パネルが置かれていました。高い台のついた坏形の食器で、縄文時代晩期に一般化し、弥生時代に不可欠な食器として定着しました。

  • 名称:『墓鎮めの甕(左)、提瓶(2点:中)、平瓶(右)』<br />出土:白山神社古墳(丹羽郡大口町)<br />年代:古墳時代後期(6世紀末)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:左側のプレートは、墓鎮めの甕の説明文です。

    名称:『墓鎮めの甕(左)、提瓶(2点:中)、平瓶(右)』
    出土:白山神社古墳(丹羽郡大口町)
    年代:古墳時代後期(6世紀末)
    材質:土器(須恵器)
    その他:左側のプレートは、墓鎮めの甕の説明文です。

  • 名称:『短頸壷(5点)』<br />出土:白山神社古墳(丹羽郡大口町)<br />年代:古墳時代後期(6世紀末)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:中段の展示品の右側半分です。

    名称:『短頸壷(5点)』
    出土:白山神社古墳(丹羽郡大口町)
    年代:古墳時代後期(6世紀末)
    材質:土器(須恵器)
    その他:中段の展示品の右側半分です。

  • 名称:『高坏(左)、高坏脚部(中:4点)、坏蓋(つきふた:4点)』<br />出土:白山神社古墳(丹羽郡大口町)<br />年代:古墳時代後期(6世紀末)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:

    名称:『高坏(左)、高坏脚部(中:4点)、坏蓋(つきふた:4点)』
    出土:白山神社古墳(丹羽郡大口町)
    年代:古墳時代後期(6世紀末)
    材質:土器(須恵器)
    その他:

  • 名称:『坏実(つきみ:4点)』<br />出土:白山神社古墳(丹羽郡大口町)<br />年代:古墳時代後期(6世紀末)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:3点は蓋付きです。

    名称:『坏実(つきみ:4点)』
    出土:白山神社古墳(丹羽郡大口町)
    年代:古墳時代後期(6世紀末)
    材質:土器(須恵器)
    その他:3点は蓋付きです。

  • 犬山市塔野地南ノ切の熊野神社1号墳で出土した土器(土師器)の展示光景です。上部の『埴輪土器からわかる古代の謎』の説明パネルとは、直接は関係しない展示品です。

    犬山市塔野地南ノ切の熊野神社1号墳で出土した土器(土師器)の展示光景です。上部の『埴輪土器からわかる古代の謎』の説明パネルとは、直接は関係しない展示品です。

  • 名称:『高坏(3点)』<br />出土:熊野神社1号墳(犬山市塔野地)<br />年代:古墳時代後期(6世紀末)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:材質は同じようですが、大きさが異なる3点です。

    名称:『高坏(3点)』
    出土:熊野神社1号墳(犬山市塔野地)
    年代:古墳時代後期(6世紀末)
    材質:土器(須恵器)
    その他:材質は同じようですが、大きさが異なる3点です。

  • 名称:『坏身(左)、短頸壷(中)、坏蓋(右)』<br />出土:熊野神社1号墳(犬山市塔野地)<br />年代:古墳時代後期(6世紀末)<br />材質:土器(須恵器)<br />その他:熊野神社1号墳は、横穴式石室を持つ直径15メートルの円墳です。

    名称:『坏身(左)、短頸壷(中)、坏蓋(右)』
    出土:熊野神社1号墳(犬山市塔野地)
    年代:古墳時代後期(6世紀末)
    材質:土器(須恵器)
    その他:熊野神社1号墳は、横穴式石室を持つ直径15メートルの円墳です。

  • 名称:『管玉(3点:左)、勾玉(右)』<br />出土:熊野神社1号墳(犬山市塔野地)<br />年代:古墳時代後期(6世紀末)<br />材質:管玉:緑色石、勾玉(瑪瑙)<br />その他:土岐石が使われているらしいことが補足されていました。

    名称:『管玉(3点:左)、勾玉(右)』
    出土:熊野神社1号墳(犬山市塔野地)
    年代:古墳時代後期(6世紀末)
    材質:管玉:緑色石、勾玉(瑪瑙)
    その他:土岐石が使われているらしいことが補足されていました。

  • 名称:『鉄鏃(3点)』<br />出土:熊野神社1号墳(犬山市塔野地)<br />年代:古墳時代後期(6世紀末)<br />材質:鉄<br />その他:最上部は、3つに分かれて出土した品のようです。

    名称:『鉄鏃(3点)』
    出土:熊野神社1号墳(犬山市塔野地)
    年代:古墳時代後期(6世紀末)
    材質:鉄
    その他:最上部は、3つに分かれて出土した品のようです。

  • 名称:『鉄鏃(4点)』<br />出土:熊野神社1号墳(犬山市塔野地)<br />年代:古墳時代後期(6世紀末)<br />材質:鉄<br />その他:包装に包まれての展示です。

    名称:『鉄鏃(4点)』
    出土:熊野神社1号墳(犬山市塔野地)
    年代:古墳時代後期(6世紀末)
    材質:鉄
    その他:包装に包まれての展示です。

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